これらの口コミは、こだまひろしさんの主観的なご意見・ご感想です。あくまでも一つの参考としてご活用ください。
また、おすすめメニューとその金額はこだまひろしさんが任意で登録したものです。お出かけ前は、必ず電話等でご確認ください。 詳しくはこちら...
- :料理・味、
- :サービス、
- :雰囲気、
- :使った金額(夜)/1人
- :使った金額(昼)/1人
- :おすすめシチュエーション

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私事で恐縮ですが、こだまにとっての「目下の差し迫ったかなり切実な課題」は、「打倒!!デニーズ田端店」――休日に家族で外食でもしようか、というシチュエーションの場合、かなりの確率でデニーズになってしまう――です。
その理由は、
「田端にはデニーズより美味しい店がほとんどない」ばかりか
「そもそも飲食店の数自体がやたらに少ない」ことです。
かような食の「陥没地帯」(※2)において、当店は
「地元客ではなく、遠方からのリピーターが主要な顧客」―店主のご説明によると―というだけあって、なかなか楽しめるのではないかと思います。
4月某日昼下がり、概ね6年ぶりに再訪問。
・ビーフシチュー¥1200+珈琲(ミニデザート付)¥400
を注文
・シーザーズサラダ(人参入り)
・若布入りコンソメスープ
・ビーフシチュー
・ライス
・バニラアイス(小振り)
・珈琲(モカブレンド)
が供されました。
いずれも水準以上と感じられた中で印象に残っているのは、
■人参・・・サラダの端にちょっとだけ小さくカットされていたのですが、野菜本来の甘み/旨味が強く感じられ、少しばかり驚きました。ビーフシチューとの相性も良好。
■ビーフシチュー・・・デミグラスソースは、重くなく、この手(大衆価格帯)のお店にしては珍しく、「洗練」を志向しているように感じました。薄皮つきじゃが芋1個入り。
■コンソメ・・・見た目、「味噌汁じゃないんだから、若布はどうかなぁ」と思いましたが、口に入れると全く違和感なし。淡い味付けですが、美味しく感じました。
■バニラ・・・ビー玉(大サイズ)くらいですが、良質もしくは優秀と感じました。
■珈琲・・・ほどよい酸味が感じられ、動坂下の珈琲専門店「さおとめ」よりは上と思いました。
■サービス/雰囲気/備考
店内はかなり狭い(木目の大テーブルが中央に一つと、壁際に小テーブルが5つほどと記憶します)ですが、ロートレックの絵や古時計、陶器等が程よく配されていて、店主の趣味のよさを感じさせます。なお、夜は予約した方が無難―店主より―とのこと。
次回は、家族を引き連れ、再訪予定。なるか、「打倒!!デニーズ田端店」
※1
サブタイトルは「トリストラム・シャンディ氏の生活と意見」(ロレンス・スターン著/評点★★★★)から拝借。近代小説の祖(「ドン・キホーテ」という説もあるようだ)とされる奇妙奇天烈な作品で、夏目漱石が「我輩は猫である」執筆の際に参考にしたと伝えられる。小説家志望者/文学系編集志望者は、当然読んでいなければいけない。
※2「陥没地帯」(蓮實重彦著/評点★★★★)
漢字/難読文字の使用率が低く、とりあえず読むだけなら小学生でも読めるが、眩暈にも似た陶酔感/恍惚感を伴った本作品の構造は巧妙かつ複雑であり、夏休みの課題に選んでしまうとえらいことになるだろう。なお、食べログの有力レビュアーの一人とお見受けする方が、浜松町を「食不毛の地」とされていたような気がしますが、田端は浜松町と比べ物にならないくらい悲惨な状況だと思う。