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| 店名 |
ジーナ&ジョーエル (Gina & Jo-el) [HP |
|---|---|
| 最寄駅 | 北新地 |
| ジャンル | イタリアン、ダイニングバー、炭火焼き |
| 住所 | 大阪府大阪市北区堂島2-1-40 新堂島ビル 1F・2F (地図を見る) |
| TEL | 06-6346-7707 |
| 営業時間 | [月~金] 11:30~15:00 17:30~翌2:00 [土・日・祝] 11:30~15:00 17:30~翌2:00 |
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その店の立地はいい。ちょっとしたおしゃれな感じもする。敷居の高い高級感はないものの、落ち着いた店内とインカムを付けた給仕の方々のサーブもまずまず。ランチにしても、ディナーにしても、新地の近くということもあって、客は間違いなく入る。実際私が行った時もほぼ満席に近い状態だった。しかし、それが災いする。
ランチの前菜は3種のミスト。生ハムで巻いた鶏のトマトソース掛け、キングサーモン、キノコ類のマリネ。トマトソースは薄く、必要性が感じられず、サーモンは塩加減が不足し、キノコは酢のいやな匂いが鼻についた。納得できる品がなかった。
プリモは豚の煮込みのトマトソースのパスタ。トマトソースは濃厚さがあってまずは落ち着いてはいるものの、若干の塩加減が不足か。簡潔さはいいのだが、レッジャーノをふんだんに使ってもよかったかもしれないと思った。
セコンドはサーモンのグリル。これは、表面が焦げすぎ。中身はそれほどの堅さにはなっていないものの、これではせっかくの皮が楽しめない。ソースはバルサミコで、エリンギ、トマト、アスパラとともに綺麗な絵が描かれているが、味わいは少したるんだ感じで、バルサミコの酸味や甘み、香ばしさがあまり感じられなかった。
ドルチェはパンナコッタ、ガトーショコラ、コンポート。
全体を通しては、どれも現状に甘んじている感じがある。前菜の三種にしても、ちょっとした一手間だけで大いに印象は変わるだろうし、プリモやセコンドにしても同様であろう。このままでは新規の客はいても、再来する客はいなくなる。それだけでも、場所と店構え故にやって行けるのだろうが、基本的な部分がひどいわけではないので、このままの皿を出し続けるとすればこれは残念である。場所が災いしてしまって、美味しいものへの追究がおざなりになっているような気がする。食事にはそれなりの場所と景色が必要である。しかし当然美味しい皿が登場してこそであり、それで初めて食事をする場と言えるはずなのだから。