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これらの口コミは、trattoria-Kさんの主観的なご意見・ご感想です。あくまでも一つの参考としてご活用ください。
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四条河原町の一本西側に、北に上る裏寺町という名の通りがある。そこにはかつて、「はなふさ」という珈琲屋があった。のれんをくぐると、蝶ネクタイに黒のベストの男が二人、いつもカウンターから客を見定めた。 常連の顔をしてカウンターの前に坐れるようになったのは、何回目のことだろう。それでも、近所の店主のように、気軽に野球や競馬の話などはできない。 メニューを見ずに、「モカブレ」と言ったり、ちょっと... 続きを読む
じっくりと美味しい珈琲と落ち着ける環境を手に入れるのは簡単なことではない。煙草の煙が空調の関係で流れてきたり、席の間隔が狭くて隣の会話が気になったり、淹れてから時間の経った珈琲が出てきたり。納得な条件を満たす店はそう簡単には見つからない。 よって、お気に入りの店には何度となく足を運ぶことになる。 ここはそんな店の一つだ。 幾つものブレンドがあり、行く度に色々と試せる。 今日は「山... 続きを読む
宝塚は武庫川が山地を抜け出たところに開けた温泉地だ。小林一三が電鉄とともに、歌劇と街を作り、今に至った。宝塚温泉の名を掲げて、安藤忠雄の建物が川沿いに建つ。岩盤浴と温泉のスパの地階にそのイタリアンはあった。コンクリートの打ちっぱなしの狭い階段を川に向かって下りると、一面ガラス張りの開放的な店が現れる。 ホールからは吹き抜けの一面のガラスを通して、高い空と山、街と川が眺められる。雲の動きと川の... 続きを読む
駅からエキスポロードを少し歩いたところに、その店はある。以前は逆さまのピエロが店の前にはあったと思う。 昼は11時30分から、ランチを求めるサラリーマンが次々と入ってくる。メニューはパスタランチはあるものの、洋食が並ぶ。注文の大半は日替わるランチのようだ。ボリュームをみて、なるほどお得であろうし、食べ終わった顔をみれば、なかなかに美味しいのだろうと気付く。 敢えて、パスタランチを選択する... 続きを読む
北浜レトロはまるで、時代の流れに抗うよう。真新しくなった証券取引所を前に、土佐堀通りに面して立つその洋館は、周りを背の高い建物に囲まれる。変わり行く北浜の景色の中で、そのレトロだけが気丈に佇んでいるようだ。 二階に上がると、窓からは川面が臨め、逆の窓では車のライトが映る。路に面した大き目のテーブルで仕事にかかる。若干の客(みんな女性だった)も静かで、程よい人の気配に集中が増す。これが喫茶店な... 続きを読む
当初の目的通りでないことにも、幸運の女神は微笑むものかもしれませんよね。 ランチのラストオーダーが近付く時間に、表の看板を一瞥して、パスタの文字を確認しただけで、僕は勘違いしてそのドアを開けた。席に座ってみて予想とは違う雰囲気に気付く。ホテルの一階にはあるのだが、外からは立派な入り口のあるリストランテだった。ここは暢気さが幸いするもの。イタリアンには間違いないのだから、じっくりと味わってみよ... 続きを読む
京の町屋は間口が狭い。ゆえに通り見過ごしてしまいそうになる。綺麗に並んだ一文字瓦の下の麻暖簾には、フィレンツェでは最古の薬局という店の紋章が染め抜かれている。軒上の屋根に鎮座されたしょうきさんにご挨拶してから、静かに格子戸を開ける。中に入ると二枚の扉があって、間違って開けた右手の格子の内は様々なアロマを販売するショップで、明るい店にたくさんの容器が並ぶ。奥のリストランテの引き戸の向こうはやはり奥... 続きを読む
若者が集うアメリカ村の近くに、喧騒とエネルギーの混在する通りに面して、硝子張りのモダンなその店はある。カジュアルな店内だが、きっちりとしたランチには奥のリストランテに招かれる。3200円のランチを頂くことにする。謎の始まりとなった。 まず初めに先付け?が出る。ほうれん草のキッシュとデミタスのニンジンのクリームスープ。初めに出される料理とは、口を湿らす、食欲を湧き上がらせるものであるべきなので... 続きを読む
実際はバールとしてのコンセプトだが、ランチのそれぞれの皿もなかなかのもの。コースはなく、アラカルトを依頼。 前菜はタコとセロリのマリネ。生蛸の弾力がセロリの堅さとルッコラはじめ他の緑野菜との食感が楽しめる。前菜の意味合いも理解されているよう。塩とビネガーとオイルの単純な味付けだが、その岩塩の美味しさときつめの酸味の取り合わせが美味しい。 プリモは豚の軟骨とゴボウのピリ辛トマトソース。軟骨... 続きを読む