これらの口コミは、harukaさんの主観的なご意見・ご感想です。あくまでも一つの参考としてご活用ください。
また、おすすめメニューとその金額はharukaさんが任意で登録したものです。お出かけ前は、必ず電話等でご確認ください。 詳しくはこちら...
- :料理・味、
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初めてこのお店を訪れた時の驚き。。。
最初は何でもない街中の普通のレストランのように見えたから、
ここが本当に噂のあのレストランなのかと少し訝しく思ったほど。
でも噂が真実である事は、一度お料理をいただいただけで十分に納得できた。
お店の雰囲気とお料理とのこれほどのギャップ。。。
改めて浅草という街の奥深さを知った気がした。
何度か予約の取れない事が重なって、約一年ぶりの訪問になった。
いただいたのは8,400円のプリフィクスのコース。
「いらっしゃいませ」の印のように、メニューを選ぶ前にいきなり素敵なアミューズは供される。
サレ系のプティマドレーヌとグリーンオリーブ、それに小さなグラスに入った茄子のピューレ。
アミューズはさらにフォアグラのフラン、小魚の素揚げへと続く。
。。いろいろな素材、温度、食感のものを取り揃え楽しくアレンジしたこれらのアミューズをいただいてみれば、シェフのセンスの良さは十分に実感できる。
隠し味的にナッツ?のコクが効いていた茄子のピューレ、それにイチジクの入ったジュレの甘味がアクセントのフォアグラのフランが特に素敵。
前菜一品目、私の選んだホワイトアスパラには白ワインのソースとタプナードが添えられる。
タプナードのアクセントは楽しかったけれど、でも正直ホワイトアスパラそのものの風味は少しだけ弱かったような気がする。
。。こちらでは素材そのものを直截的に楽しむようなお料理よりは、
手間隙かけて作られたお料理の方にシェフの個性はより発揮されるように思う。
その事は続く前菜二品目のお料理によって、よりはっきりと証明された。
前菜二品目は春野菜のヴルーテ。
グリーンアスパラを泡のようなムースに仕立て、そこへモリーユ茸のクーリー、温泉卵、アカザ海老のポワレをあしらったもの。
これは本当に素晴らしかった!
素材達のダイナミズムから生まれる魅惑的な混沌。。。
目を閉じていただいていたら、まるでグランメゾンに居るような錯覚さえ起こした(笑)
お魚は尾長鯛のポワレ。
ひたひたに注がれているのはお魚のダシから取ったスープ、このスープのお味が最高!
このスープをすっかりいただきたかったから、リゾットがここに欲しいと思ったほど。
お肉は前回少し凝ったものをいただいたので(豚頭肉のクロケット)、今回は普通に豚肩肉のローストを。
脂がほどよく乗った豚肉は、もちろんそのものの美味しさもあるのでしょうけれど、
素材としての豚肉そのものを味わわせるようなスタイルと言うよりは、
完璧な焼き加減やしっかりと煮詰めて旨味が十分詰まったソースによって、
。。つまりはその多くは加えられた手間隙によって、
これは素敵なお料理になっているのだと感じた。
そしてデザート、私はオレンジとグレープフルーツにキャラメル風味のジュレをスープのようにたっぷりあしらった冷たいデザート。
この日に限って言えば、以前いただいたデザートほどの強い印象は無かったけれど、
それでもとても爽やかな一皿であり、十分に満足できた事は確か。
(ツレの選んだイチゴのガスパチョ仕立てはとても美味しいと言っていた)
プティフールをいただきながら、ハーブティで締め。
ハーブティは鉄瓶ではないのですね、残念。(よく考えると当たり前ですね・笑)
せっかちな人の多い?下町らしく、お料理はテンポ良くサーブされた。
せっかちなツレもご満悦(笑)
帰りは以前と同様、シェフがお見送りしてくださった。
「とても美味しかったです!」と言ったら、
「本当ですか?良かった~ありがとうございます。」なんて。
人気店のシェフとは思えないほどのその謙虚さに、さらにファンに(笑)
もうすぐ改築するのですね、改築後も今からとても楽しみ。
。。実は私、その時にこそは!と、このお店には期待している事があるのです。
(それは内緒です・笑)