まなちんのレストラン&カフェガイド
某食品メーカー営業マンの「ランチとコーヒーと(たまに)スイーツ」
これらの口コミは、まなちんさんの主観的なご意見・ご感想です。あくまでも一つの参考としてご活用ください。 また、おすすめメニューとその金額はまなちんさんが任意で登録したものです。お出かけ前は、必ず電話等でご確認ください。詳しくはこちら»
1票 [大きな写真]
2票 [大きな写真]
ロースカツ松 (\2,400)
『レストラン名』のように、『』で囲むと、レストラン検索のリンクをはることができます。 「http://」で始まるURLは自動的にリンク表示されます。
※トラックバックスパム防止のため、このページへのリンクがないエントリのトラックバックは登録されません。
▲このページのトップへ
お店は浜松駅北口の肴(さかな)町商店街と呼ばれる繁華街にひっそりと建っています。外観は拍子抜けするくらい普通。開店15分前に着いてしまいお店を覗いたらご主人に快く入れて頂けました。いかにもこわそうな方だと思いましたが、お話を伺っていると自分の仕事に信念を持った根っからの職人さんです。しばらくは客は私一人でしたのでいろいろとお話を伺うことができました。
ロースカツ・松2,400円を頂きました。松2,400円・竹1,900円・梅1,600円とありますが松と竹は肉はボリュームの違いのみです。松はリブロース(あばらに近い部位)で300gもあり、男性でも脂が好きでない方・小食の方には重たいかも。そういう方は竹をお奨めします。梅は肉の産地が違うとのことです。当然ヒレもありますよ。
待つこと15分(低温でじっくり揚げるためこのくらいかかります)、揚がったとんかつをしばらくまな板に置き、包丁を入れるとサクッサクッとなんともそそる音が店内に響きます。お肉には予め塩胡椒をふってあるため何もつけずにそのまま食べられます。いや、訂正。そのまま食べるべきだと私は思います。その方が豚の脂の「甘み」がより感じられます。ソースも置いてますが肉の繊細な味や甘みと喧嘩するのでキャベツにかけるだけに留めておくのがよいでしょう。当然「からし」などもってのほかです。
一口食べ自分の「ロースカツ」の世界観が変わりました。豚の脂がこんなに甘いなんて!しかもマグロのトロのように口の中で溶けていきまったく嫌味がありません。赤身の部分もとても柔らかくサシが入っているのかとてもジューシーでした。こんな豚肉は初めてです。「圧倒的な肉の質感」と「40年間の職人の技」がなせる味ですね。
尚、とんかつで2,400円は高い部類だと思いますがこの肉を食べればわかると思います。
どちらの肉かを聞くとご迷惑がかかるので聞きませんでしたが。
つけあわせはキャベツ・トマトとポテトサラダ。ポテトサラダは単体で食べると物足りなさを感じますがつけあわせとしては完璧です。みそ汁は豆腐となめこに吸い口の三つ葉。ご飯もつやつやで光ってておいしい。漬物も大根・白菜・きゅうりの自家製浅漬け。まったく隙がありませんね。
ご主人はこのお店を開いた40年前から国内産の黒豚(※バークシャー純粋種で国内産のもの)に拘っていて、おいしい豚肉を求めて全国を捜し歩いたようですね。当時は黒豚という言葉もなく外国から安価な豚肉が大量に入ってくる時代で、とても苦労があったようです。国内産に拘るのはバークシャー(英国産が多い)を初めとする海外の豚はそもそもハムやソーセージにしておいしい豚肉を目指し交配や餌が与えられているため、日本の豚カツには必ずしも向いてないからだそうです。
※小さなお店を老夫婦(失礼ですが)できりもりされています。営業時間中の電話での問い合わせは避けた方がよいかと思われます。