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| 店名 | あなご燗酒 はかりめ (あなごかんざけ・はかりめ) (HP) |
|---|---|
| 最寄駅 | 銀座 |
| ジャンル | 割烹・小料理、魚介料理・海鮮料理 |
| 住所 | 東京都中央区銀座5-9-5 チアーズ銀座 6F (地図を見る) |
| TEL | 03-6253-7070 |
| 営業時間 | [月~金] 12:00~14:30 17:30~23:30 [土] 17:00~23:30[日・祝] 12:00~14:30 17:00~23:00 |
'08/04/08 ('08/04訪問)
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- :料理・味、
- :サービス、
- :雰囲気、
- :使った金額(夜)/1人
- :使った金額(昼)/1人
- :おすすめシチュエーション










「名前を思い出せないほどの店だ。評判をこれほど裏切られることも、まれだろう」。
この店で食事をした数時間後に、携帯電話から自分のパソコンにあてたメイルの始まりの文句である。この店を訪れたのは、2008年2月頃だった。
今でも、この店の悪い印象は強く残っている。メイルの続きの前に、思い出せることを箇条書きしてみると、
*穴子丼がうまい店が銀座にある、という評判をもとに訪れることにした。
*1時過ぎに入店した。ほかのグルメサイトで評判がいいのに、各個室のわきを通っている廊下はしんとしていて、店ががらんとしていることを告げていた。評判どおりなら、ランチタイムを過ぎたからといっても、こんなに空いているのはへんだなあ、と思ったのを覚えている。
*サービスがきわめて悪かった。空いているにもかかわらず、呼び出し用のブザーを押しても、従業員がまったく姿を現さなくて、少しいらっとした。
*たのんだ「穴子丼」に乗ってきた穴子は、なんと、小さめの味付け海苔くらいの大きさのものが2枚。しかも、その厚みがわずか2ミリ程度だった。最初に見たときには、穴子ではなく、何かの理由で海苔がトッピングされていて、穴子はごはんのあいだにでも入っているのだろうと思ったほどだった。
では、食べた直後の感想はどうだったのだろう? 自分あてのメイルの続きは、こうなっている。
「その店の、あなご丼が旨いというので出向いた。全室個室。4人部屋に通され、やがてメニューと黒豆茶が出された。店員は、「お決まりになられましたら、このブザーを押してください」と告げて、去った。注文が決まってブザーを押しても誰も現れない。2度目を押しても同じだ。10分以上たち、3度目を押そうとしたところで、ようやく現れた。
僕はあなご丼、相棒はあなご丼とゆばうどんのセットをたのんだ。
今度はやたらと速い。5分ほどで注文の品が登場した。
逆であってほしかった。
単品は840円、セットは1050円だったと思う。セットは200円高いのに、あなご丼の器が2回りも小さい。しかも丼のなかには、幅3センチ長さ8センチくらいのあなごが1枚あるだけだ。
しかし本当の驚きは、その厚みだった。大目に見て厚みは2ミリだ。それは僕のあなご丼も同じだ。ただ違う点がひとつ。僕の穴子丼は、その厚さ2ミリの穴子が、2枚、乗っていたという点。この全部で数十グラムくらいしかない穴子で(重量を計っていないのでわからないけれど、2枚で30グラムくらいだろう)、丼のごはんを食べろというのか?
あなごの味などほとんどわからなかった。いったい僕は何を食べたのだろうと、食後4時間経っても不思議だ。しかも、味噌汁は顆粒を溶かしたもので、飲み切ると、溶け切っていない顆粒が底から現れた。
すごいね。
うわべの接客はていねいだし、店もきれい(個室のなかは、あまりきれいだった印象は、ない)。メニューも、たれ焼きのあなご丼を「赤」、白焼きにあんをかけたものを「白」と呼び、しかも「ひつまぶし」もあるというオシャレっぷりだ。
でも、いくら接客の態度がていねいでも、呼んでから10分も現れないのでは…、そして、料理の呼び名やラインナップをおしゃれにしても、料理があれでは…。僕が受けた印象では、「うわべだけの店」である」。
夜なら、うまいのだろうか? でも、少なくとも昼に一度訪れた僕は、二度とこの店の敷居はまたがないだろう。唯一の可能性としては、断り切れない人に、この店での宴会や接待に誘われた場合だけだろう。
こういう店にごくまれに出くわす。こういう店を訪れてしまうのは、それなりにいい評判の書き込みに出くわしたり、いい評判を聞いたりするからだ。もうひとつの理由は、それを真に受けてしまう僕に、真実を見抜く力がなかったということと、その日の運の悪さだろうか?
あるいは、銀座で穴子丼を800円で食べられるだけで、それがどんな穴子丼であっても、感謝しなくてはいけないのだろうか?(10分も歩けば築地があって、かなりきちんとした穴子丼が食べられるのに…?)。もしくは、銀座に勤める人々にとっての800円の価値は、あれくらいが適当なのだろうか?
納得できないことだらけの、ランチ体験だった。
最後にひとつ、いいところを。
黒豆茶は、香高く、うまかった。