これらの口コミは、Mumpsさんの主観的なご意見・ご感想です。あくまでも一つの参考としてご活用ください。
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5月に銀座井雪に行った際に"是非とも京味に行かねば"と思いつつ、なんやかんやで7月までずれ込むことになった。ただ、ちょうど鱧と早松茸の季節ということでいいタイミングだったようだ。
私たちがお伺いした時はカウンターは先客1組様のみで、それも早めの時間からだったようで前菜を食べ終わる頃にはカウンター独占状態になった。
"なんせ量は多いですからね"と念を押されていたので飲み物は最初から「飛び切り(飛騨・天領の大吟醸)」をお願いしスタートすることに。本日のメニューは以下の通りだった。
①鱧蒲焼きの手毬寿司・鱧の肝(フエ乗せ)・胡瓜と賽の目椎茸の胡麻味噌酢和え
②じゅんさいのすり流し
③芋茎(ずいき)の含め煮
④鱧おとし(湯引き・生)~梅肉山葵ソースと醤油で
⑤穴子の湯葉巻き焼き~葱味噌風味
⑥鱧白子と浮き袋(フエ)の煮こごり
⑦鱧皮の天麩羅と銀杏の油いため
⑧鯛・鰈・トリ貝のお造り
⑨鮎の塩焼き
⑩鱧シャブと早松茸の丸鍋
⑪あこうの兜煮
⑫賀茂茄子の田楽味噌焼き
⑬スッポン雑炊
⑭鮭ハラスご飯
⑮プラム
まず①前菜~鱧の肝とフエは初めて味わうもので結構濃厚な味。胡瓜と賽の目椎茸の胡麻味噌酢和えは"うーん"と唸らせる味。サッパリしているが胡麻の風味が食欲を増進させアテには最高。このあたりで頬がゆるんでくるのを実感する。
小鉢の中で"おーっ"と思ったのは⑤穴子の湯葉巻き焼き~葱味噌風味と⑥鱧白子と浮き袋(フエ)の煮こごりの二つ。穴子の湯葉巻きは間に葱味噌が挟まれて、湯葉部分を焙っているというもの。食感・風味とも今までに味わったことがない物だった。また鱧白子とフエの煮こごりも食感を十二分に楽しめる逸品。
⑩鱧シャブと早松茸の丸鍋は本日のメインで早松の香りの中で鱧シャブを頂くという贅沢な料理で、想像を超えた味わい。だいたいこの辺りで皆さん無口に変身(笑)
⑪あこうは関西では高級魚として珍重されているものでキジハタとのこと。兜煮なのに身はしっかりとした食感でビックリ。またこの魚の場合はそう煮込まないとのことで供されていた。煮汁は思っていた以上にサッパリとしたもの。
⑫賀茂茄子の田楽味噌焼きは素揚げした茄子に、白味噌ベースで5時間湯煎したという田楽味噌をトッピングして焼き色を付けたもの。茄子のしっかりとした食感と味噌の風味が絶妙だった。
本来は〆は鮭ハラスご飯のみなのだが、特別にスッポン雑炊もあるというので花板さんに作って頂くことに。スッポン雑炊は丁寧な下拵えもあり雑味なし、素晴らしい味わい。その後に名物鮭ハラスご飯も頂いたのでお腹はパンク状態。本来であれば葛切りなのだが、山梨産のプラムがあるというので口直しに頂く。これはこれではんなりとした上品な味で満足至極。
食べ終わった後に"次回はいつくらいがいいでしょうかね?"という話題になり、「丹後の松茸が出回る時期だよ」との貴重なお言葉を頂戴し"ではそのあたりで予約を"とお願いしておいた。次回の再訪が本当に楽しみである。