これらの口コミは、東京食道楽さんの主観的なご意見・ご感想です。あくまでも一つの参考としてご活用ください。
また、おすすめメニューとその金額は東京食道楽さんが任意で登録したものです。お出かけ前は、必ず電話等でご確認ください。 詳しくはこちら...
おすすめ!!
冷たい桃のスパゲッティーニ (\1,300)、 赤海老とアランチャ(オレンジ)のフジッリ (\1,600)
| 店名 | グットドール・クラッティーニ (Goutte d'or Crattini) (HP) |
|---|---|
| 最寄駅 | 二重橋前 |
| ジャンル | イタリアン |
| 住所 | 東京都千代田区丸の内2-2-3【2006年9月港区西麻布4-10-7より移転】 丸の内仲通りビル 1F (地図を見る) |
| TEL | 03-6212-6882 |
| 営業時間 | 12:00~14:00(L.O) 18:00~22:30(L.O) |
'07/07/31 ('07/07訪問)
この口コミに投票する
[ 有効 25票 / 25票 ]
- :料理・味、
- :サービス、
- :雰囲気、
- :使った金額(夜)/1人
- :使った金額(昼)/1人
- :おすすめシチュエーション












七月に入り桃の美味しい季節となった。「栗、芋、南瓜」に目がない連れは、「桃」も大好物である。二十年近くも前から「桃のパスタ」を提供してきた元祖のイタリア料理店がある。そんな夏の涼麺を味わいに丸の内にある「グットドール・クラッティーニ」を訪れてみた。汗ばむほどの陽気となった土曜日の夕暮れ、東京駅から人通りもまばらなオフィス街を十分ほど歩いていくと、くだんのレストランがある。
カジュアルなデザインのダイニングルームのキャパシティーは三十席ほどである。全席禁煙はとても有り難いのだが、案内された二人席は隣席との間隔が狭く圧迫感を受ける。
この店のディナーは、コース料理はなく全てアラカルトとなる。担当の女性スタッフに私達が健啖家である旨を伝え、注文数について尋ねると「前菜二皿、パスタ二皿、主菜一皿を二人でシェアすれば十二分に満足する」との話である。グリーンとブラックのオリーブを摘まみシャンパーニュ(千五百円)を舐めながら、連れと相談してメニューを決めた。
白のグラスワイン(九百円から)は五種類の銘柄が揃えられており、辛口のしっかりとした味わいのワイン(千二百円)を貰った。本日供された料理はつぎのとおりだ。
アミューズの「コーンポタージュ」は、かなり濃厚で粘りが強くコーンの甘みに山葵がアクセントとなっている。「リコッタチーズとオレンジのパン」は、器に盛られた「ほろほろ鶏のリエット」と共に運ばれた。
アンティパスト(前菜)①「冷たい桃のスパゲッティーニ」(千三百円)シェア
酸味のきいたトマトソースを細めのスパゲティーニに絡めてある。涼麺の具は、たっぷり一個分の旬の白桃である。噛みしめてみるとトマトソースの酸味、ほのかな桃の甘み、白胡椒の刺激、添えられた紫蘇の爽やかさなどが絡み合い味覚をそそる逸品であった。
アンティパスト(前菜)②「金華鯖のマリネ、アボガド添え」(千四百円)シェア
宮城金華山沖の脂ののった鯖が、毎朝届けられるという有機無農薬栽培の野菜と共に供された。たちまち日本酒が恋しくなり、富山の淡麗辛口の酒「満寿泉(ますいずみ)大吟醸雄町(おまち)」(グラス千円)を貰う。
パスタ①「とっておき生うにのスパゲッティーニ」(二千円)シェア
生ウニの甘さに赤唐辛子のピリッとした辛さが際立った一皿だ。
パスタ②「赤海老とアランチャ(オレンジ)のフジッリ」(千六百円)シェア
魚介類の出汁をベースにした温かいフジッリ(ネジのようなペンネ)の具は、車海老とオレンジやトマト、オレンジとトマトの風味が素晴らしい。唐辛子で辛さをきかせてある。
まだ他のパスタも味見したくなり通年のスペシャルメニューから、パスタ③「キャベツ畑のスパゲッティーニ」(千二百円)シェアを追加した。たっぷりのキャベツの具に、これも唐辛子で辛さをきかせてあった。
口直し「グレープフルーツと山葵のシャーベット」
セコンド(主菜)「鴨ロースのあぶり焼き」(二千四百円)シェア
野菜も十分に添えられた鴨ロースのあぶり焼きは大変に美味しく感じられた。スタッフお勧めの赤のグラスワインと合わせてみる。食後の飲み物はエスプレッソを貰う。
料理全体の印象は、「パスタが一番得意。」という倉谷義成シェフの言葉とおり、鼓舞して作り上げた四種類のパスタは、どれもが塩味や香辛料をきかせた、しっかりとした味わいの料理であり美味しく感じられた。和食からイタリアンに転じたというシェフの経験も、運ばれた料理のそこかしこに生かされていたように思える。
スタッフのサービスレベルも先ず先ずと感じたが、二人席のテーブルは狭苦しい上に、隣席との空間に余裕もなく、ゆったりと寛いで食事が楽しめなかった事が誠に残念である。連れが秋には「栗のニョッキ」があると楽しみにしているので、実りの秋の頃に再訪してみようと思う。
ホームページの「東京食道楽記(極上の味を求めて)」では、男女二人が、それぞれの視点から、食べ歩きの原稿を書き上げております。興味のある方はご覧になってください。
http://www18.ocn.ne.jp/~gokujyou/