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これらの口コミは、東京食道楽さんの主観的なご意見・ご感想です。あくまでも一つの参考としてご活用ください。
また、おすすめメニューとその金額は東京食道楽さんが任意で登録したものです。お出かけ前は、必ず電話等でご確認ください。 詳しくはこちら...
初めて「マイペンライ」を訪れたのは、四年ほど前に遡る。当時は大学生で、総合格闘技のジムに通っていた甥っ子から、多くのプロファイターが集まる、美味しいタイ料理店が町田にあると教えられた。その店の関係者がUWFに所属したムエタイボクサーであったという噂もきいた。これを切っ掛けに二度ほどレストランを訪れたのだが、或る理由により暫く足が遠のくことになる。 「食べログ.コム」の東京タイ料理部門を見... 続きを読む
歌舞伎座の六月大歌舞伎は「新薄雪物語」を上演していた。「親の愛」が描かれた作品は、我が子を助けるために二人の父親が命を投げ出す筋書きである。ここは幕切れの「三人笑い」が最大の見せ場となる。三人の父母が苦悩のどん底で、泣きながら笑いあってみせる仕種は、観客の涙を誘い、我々を深い人生の洞察へと引きいれる。 歌舞伎芝居が跳ねたあと、銀座の街をあてもなく連れと歩き回った。どこかで早めの夕餉を済ま... 続きを読む
ターミナルの新宿駅から東京メトロ丸の内線に乗り換えて、銀座に向かった。階段を昇って地上に出ると銀座の街は本降りの雨である。松屋銀座で買い物を済ませてから、予約してある「古拙」に向かった。銀座二丁目、昭和通りは富士火災ビルの手前で曲がり、二本目の裏通りの辺りに店はある。一階がイタリア料理店のある建物なので、掲げられた国旗を目印にされると良い。古びた雑居ビルの出入り口の内壁に「古拙」と書かれた小さな... 続きを読む
(08/06/07) 六月になるのを待ち侘びて「鮎正」を訪問した。絶品の「うるか茄子」は舌を蕩かすほどの味わいである。ここより優る鮎料理などありはしないだろう。 新橋の再開発事業により「鮎正」の店も来年には移転することになった。「鮎正 のれん春秋」の中に女将が次のような一文を書かれている。【電話が鳴ると、もう鮎の時期の予約が入る。まだやっていますか、場所はかわりませんか、とい... 続きを読む
「あひ鴨(合鴨)」とは、真鴨の雄(青首)と家鴨(あひる)の雌をかけ合せて作り出された鴨をいう。東日本橋に明治五年に創業し、百三十年以上も暖簾を誇る合鴨料理の老舗がある。都営浅草線を東日本橋駅で降り、清洲橋通りから御幸通りを隅田川に向かって歩いていくと、大川沿いに杏子色の高塀をめぐらせた「鳥安(とりやす)」の建物がある。一本松の緑が蓋う黒竹の御簾垣に沿い、打ち水された石畳の向こうに、「細輪に木瓜」... 続きを読む
團菊祭五月大歌舞伎、歌舞伎座の花道より現れ出た喜撰法師・十代目三津五郎は、瓢箪のついた桜の枝を手に、お家の芸である「喜撰(きせん)」をユーモラスに踊ってみせた。その先々代にあたる、坂東流八代目三津五郎の元邸宅を利用した、高名なすきやき屋が赤坂にあるという。 赤坂見附駅から五月雨が降る黄昏の街を連れと二人「すきやき よしはし」を目指した。あの茶懐石料理辻留の近くに目当ての店はある。鈍色... 続きを読む
ゴールデンウイークの中日、上海料理でもと連れに予約を入れてもらうと、目当ての中国飯店 富麗華は一時間十分という食事時間の制限である。慌ただしい夕餉は真っ平御免と、本店の「六本木 中国飯店」に向かった。大江戸線六本木駅で降り立ち、六丁目交差点を目指して十分ほど歩いていくと、古ぼけたビルの袖看板に、白地に紅柄で大きく書かれた「中國飯店」の文字を見て取ることが出来る。 店に入ると愛嬌を振り... 続きを読む
東急東横線を都立大学駅で降り、タクシーで目黒通りを越えて自由通りに入ると、建物の一階にイタリア国旗を掲げた「ラ・ピネータ」がある。最寄り駅から徒歩十数分というという情報もあったが、私にはかなり遠くに感じられ、やはりタクシーで向かわれた方が無難であろう。連休狭間の四月末日に、「気分はイタリアン」という連れと訪問した。 予約した午後六時の開店時間に合わせて扉を開けると、シェフとマダムの二人が... 続きを読む
蕎麦は好物の一つである。仕事帰り小腹がすいたとき、馴染みの店で酒をひっかけ蕎麦を手繰るのは、日常の楽しいひと時である。恵比寿に「蕎麦が名物の日本料理店」があると聞いた。予約した土曜日の夕餉は、そば会席「翁」を訪問してみた。 恵比寿の駅で降りたって、風吹く鈍色の街を五分ほど歩いていくと、八代目松之助と添え書きされた「翁」の看板を見つけることができる。開店時間の六時を待って暖簾を潜った。建物... 続きを読む
昨年の末に、新橋にある和食店の御主人から「フランス料理では、この店は美味しいと思いますよ。」と教えて頂いた。気にかかっていたレストランを、桃の花が盛りの四月上旬に訪問する機会に恵まれた。 銀座一丁目、ホテル西洋銀座の近くに赤テントで飾られたフレンチレストランの建物を見つけた。そこは一階では系列店のブラッスリー・ドン・ピエールが営業され、二階に目的の「レストラン ペリニィヨン」がある。... 続きを読む
三月の下旬、早春に咲く大島桜は今が盛りで、染井吉野の花は五分咲きとなった。吹き抜ける風に春の匂いを感じながら、お台場海浜公園から水上バスで浅草を目指した。浜離宮恩賜庭園を越えて東京湾から隅田川を上ると、浅草までは十二もの橋が架かっている。船上からの隅田公園は白い桜の花が遠く霞み連なって見える。くり出した隅田公園で花見に興じ、少し早めの夕餉に雷門の辺りに向かった。 浅草といえば「すき焼き」... 続きを読む
鰻が食べたくなった。思い立ったら我慢などできない卑しい性分である。お酒も切れないので、みつくろった肴でお神酒も少しは頂いてから、鰻重を掻っ込めたら幸せだ。土曜の午後、連れに鰻屋「コース料理」の予約をとってもらった。 夕暮れ時、京王線は調布の駅で下り立って、愛想もない街並みを三分ほど歩いていくと、マンションの一階に「鈴木」と書かれた看板を見つけることができた。スタイリッシュなガラス張り仕様... 続きを読む
(2008年3月) 名店「四つ葉(よつは)」は創業二十九年を迎える。長谷川新氏の「すっぽん料理」は、ますます円熟の境に入られたようだ。このように「優美な立ち居振る舞い」のできる料理人を私は知らない。 (2006年11月) 十一月の初旬、ふぐ料理店福治の宴席で、友人の常務とスッポン談義に花が咲いた。本日は、その常務を案内して荻窪にある「四つ葉」を訪問した。久し振りの訪問... 続きを読む
(2008年3月) 今シーズン最後の河豚は「赤坂 鴨川」ときめた。 掘り炬燵式の和室は、六名ほどの女性の先客があり、テーブルの個室となった。格別の満足に浸っていると、同窓会だという御婦人達の歓声の余韻が伝わってくる。 (以下は、2007年3月のレビューである。) タクシーを降りると、夜の暗みの中、白地の袖塀の看板に「下関ふく 赤坂鴨川」の灯かりがぼんやりと見えた。家紋... 続きを読む
サイクリングロード沿いは、今を盛りの梅の花が満開である。頬を吹き抜ける風は春の匂いがする。三月の初旬、名残の河豚を味わおうと、赤坂にある「めうが」を訪問してみた。「めうが」と書いて「みょうが」と読ませる店名は、家紋の「茗荷」(ミョウガの古名「めが」)に由来している。土曜日の昼下がりに電話をすると幸い当日の予約が取れる。店は乃木坂の駅が一番近いようであるが、当日は大江戸線青山一丁目駅で降り立ち、浅... 続きを読む
(2008年3月) 盟友である建設会社常務との会食に出向いた。最高のふぐ料理に、居ずまいのよい持て成しをうけ、酌み交わす酒も大いにすすんだ。七十五年の伝統を守る銀座「鳴門」は、西麻布臼杵ふぐ 山田屋と並ぶ、東京ふぐ料理屋の双璧である。(是非個室の利用をお薦めしたい。) (以下は、2007年1月のレビュー) 一月は白子も一層膨らんで、河豚(ふぐ)が一番美味しい季節となる... 続きを読む
(2008年3月) 「ミシュランガイド」東京版で二つ星を獲得した河豚料理店は、今は西麻布と名前を変えた旧の霞町にある。土曜日の午後、思いがけず当日の予約が取れた。三万円のコース料理に「焼き白子」を追加する。舌を蕩かすほどの「臼杵ふぐ」の刺身に思わず溜息が出た。これにまさる東京の河豚料理を私は知らない。 (以下は、2007年2月のレビューである。) 大分県臼杵(うすき)の辺... 続きを読む
歌舞伎座二月の芝居が跳ねて黄昏の街に出ると、場内の熱気とは裏腹に銀座の空は冷たい雨模様である。風邪で臥せっていた連れがようやく回復しての外出となった。銀座三越で買い物をすませ、白い息を吹き雨靄の通りを七丁目まで歩いていくと丁度開店の時間となる。 「金田中 庵」は銀座金田中ビルの二階にある。七階と八階には「関西風すき焼き」では東京一と噂の岡半 本店があり、ここも金田中グループの系列であ... 続きを読む
昨年十一月に出版された「ミシュランガイド」東京版には、四店の河豚料理店が掲載されている。西麻布臼杵ふぐ 山田屋、銀座やま祢の選考は納得のいくものであった。六本木味満んは明らかに過大評価な店だと感じた。寒風の吹き下ろす一月の下旬、二つ星を獲得した「つきじ やまもと」を訪問してみた。 昔より河豚の本場であった馬関(下関)や豊前(福岡・大分)では「ふぐ」は「不遇」に通じると「ふく」... 続きを読む
正月の休み明け、新春の大歌舞伎が跳ねた後、銀座六丁目にある中国薬膳料理「星福(シンフウ) 銀座本店」を訪問してみた。銀座通りに面した建物の六階にあるレストランは、エレベターを降りるとすぐエントランスとなっている。医食同源を標榜するこの料理店では、芳しい漢方薬草の香りが私達を出迎えてくれた。 案内されたのは二人で落ち着いて食事を楽しめそうな半個室である。この店に来たからは、先ずは五臓六腑を... 続きを読む