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これらの口コミは、東京食道楽さんの主観的なご意見・ご感想です。あくまでも一つの参考としてご活用ください。
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三月の下旬、早春に咲く大島桜は今が盛りで、染井吉野の花は五分咲きとなった。吹き抜ける風に春の匂いを感じながら、お台場海浜公園から水上バスで浅草を目指した。浜離宮恩賜庭園を越えて東京湾から隅田川を上ると、浅草までは十二もの橋が架かっている。船上からの隅田公園は白い桜の花が遠く霞み連なって見える。くり出した隅田公園で花見に興じ、少し早めの夕餉に雷門の辺りに向かった。 浅草といえば「すき焼き」... 続きを読む
師走の頃になると、すき焼きが恋しくなる。すき焼きは割り下を用いて牛肉を煮る関東風と、脂をひいた鍋で牛肉を焼き、砂糖や醤油などで味付けをしていく関西風とがある。巷で東京一と評判の店は、関東風は日本橋「人形町今半」、関西風は銀座岡半 本店だと言われているようだが、「今半流」と称し、割り下で牛肉を焼くように煮ていく中間の調理法をとる「今半」は正確には関東風とは呼ばない。牛鍋の伝統を継承した浅草『ち... 続きを読む
休日の日曜日、無性に「すき焼き」が食べたくなった。迷わず浅草「すき焼 ちんや」に予約を入れる。今日は、「すき焼」に前菜や刺身なども組み込まれた「すき焼コース」(蔵前・一万二千円)を注文してみる。案内された個室は大正ロマン溢れる瀟洒な洋室であった。 この店の割り下の味付けは私の口には大変に合うものである。夕餉の時、牛肉を頬張っていると、また昔の記憶が蘇ってくる。 (以下は従前のレビ... 続きを読む
仕事終わりの帰路、御茶ノ水駅からタクシーを拾った。高名な湯島神社、天満宮前を走り抜け目指す「江知勝」には五分ほどで到着できる。暗みに呑まれた大通りに「すきやき江知勝」の明かりがともっている。 引き戸を開けると奥の古風な様式な家屋に向かって、しっとりとした庭木の緑が石畳を蓋いつくしている。この店は明治四年に牛鍋屋として創業され、既に百三十五年も営業されている老舗だ。広い玄関で仲居から出迎え... 続きを読む
格段に美味しい焼肉を供してくれる店が新宿にあるという。歌舞伎町にある「眞一館」という炭火焼肉の韓国料理店だ。噂を頼りに花見の帰り道に立ち寄ってみた。 黄昏時、店の近くでタクシーを降りると、街はひっそりと静まりかえって人通りも疎らである。この街に営業本部を設け、居酒屋店舗を展開している堅気の知人経営者は、環境浄化政策で歌舞伎町には閑古鳥が鳴いて、店の売り上げが半減してしまったと嘆く。... 続きを読む
師走の頃になると「すき焼き」が食べたくなる。十二月の初旬に何軒かの料理店に連絡をしてみたが、流石に年内はどこも一杯のようだ。やっと十二月の下旬に予約を取ることができた。暮れも押し迫ってきた晩、銀座七丁目にある「岡半本店」を訪問してみる。 「すき焼き」は、浅草ちんやのように、割り下を用いて牛肉を煮る「関東風」と、脂をひいた鍋で牛肉を焼き、砂糖や醤油で味付けしていく「関西風」がある。そし... 続きを読む
東京は今日も蒸し暑い。そんな梅雨の合間、浅草に「すき焼」を食べに出掛けた。訪れた店は有名な「浅草今半」である。休みの昼下がりに晩の予約を入れてみると、二階の大広間なら空いているとのことだ。 田原町駅から浅草ビューホテルを目指し国際通りを歩いていくと、通りに面して「浅草今半本店」の三階建ての白い建物が見えてくる。この店は明治二十八年に創業され既に百十年間も営業を続けられている老舗だ。現在は... 続きを読む