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これらの口コミは、東京食道楽さんの主観的なご意見・ご感想です。あくまでも一つの参考としてご活用ください。
また、おすすめメニューとその金額は東京食道楽さんが任意で登録したものです。お出かけ前は、必ず電話等でご確認ください。 詳しくはこちら...
東急東横線を都立大学駅で降り、タクシーで目黒通りを越えて自由通りに入ると、建物の一階にイタリア国旗を掲げた「ラ・ピネータ」がある。最寄り駅から徒歩十数分というという情報もあったが、私にはかなり遠くに感じられ、やはりタクシーで向かわれた方が無難であろう。連休狭間の四月末日に、「気分はイタリアン」という連れと訪問した。 予約した午後六時の開店時間に合わせて扉を開けると、シェフとマダムの二人が... 続きを読む
昨年の末に、新橋にある和食店の御主人から「フランス料理では、この店は美味しいと思いますよ。」と教えて頂いた。気にかかっていたレストランを、桃の花が盛りの四月上旬に訪問する機会に恵まれた。 銀座一丁目、ホテル西洋銀座の近くに赤テントで飾られたフレンチレストランの建物を見つけた。そこは一階では系列店のブラッスリー・ドン・ピエールが営業され、二階に目的の「レストラン ペリニィヨン」がある。... 続きを読む
大晦日は昨年同様に、新橋にある京味まで注文した御節料理を受け取りに出向いた。行路、銀座に立ち寄って昼の食事を取ることにする。本年最後の食べ歩きは、銀座五丁目ソニービル七階にあるイタリア料理店「サバティーニ・ディ・フィレンツェ」を予約してある。この建物の地階には高名なフランス料理店マキシム・ド・パリなどもあるビルだ。 このリストランテは昭和五十五年に創業され、既にこの地で二十八年間... 続きを読む
年の瀬も押し詰まってきた十二月三十日、連れの誕生日の祝いにレストランに出向いた。今日は連れの希望でホテルニューオータニにある「トゥールダルジャン」を予約してある。古典的なフランス料理は私達の嗜好に合わないことが多いのだが、ここがエスコートされたいレストランの代表格だと聞けば連れが望むのも納得できた。その格式の故か予約の時にはドレスコード(ジャケット及びネクタイ着用)を念押しされる。 四百... 続きを読む
現在、ディナーコースは一万円の「シェフお任せ」のみとなっている。林冬青シェフの供される料理の数々は、その美味しさに感動するばかりである。ホールを担当された若い男性スタッフのサービスレベルは高く、七十歳になられたシェフのお母様からは心温まるもてなしを受けた。本日も素晴らしい夕餉の時を過すことができた。ここは私が最も好きなイタリア料理店である。 (以下は従前のレビューである。) 午後... 続きを読む
暮れも押迫った十二月の下旬に、古典芸能が好きな連れと千秋楽の歌舞伎座に出掛けた。歌舞伎芝居が跳ねた後、枯葉を踏みしだき木枯らしの銀座の街を散策してレストランへと向かう。 本日は銀座五丁目にある「銀座うかい亭」を予約してある。フォークとスプーンをモチーフとしたオブジェを眺めながら入店すると、出迎えた熟年女性は、買い込んだ沢山の食料品を手に下げた私達を胡散臭そうに一瞥し、とても億劫で迷惑そう... 続きを読む
師走の頃になると、すき焼きが恋しくなる。すき焼きは割り下を用いて牛肉を煮る関東風と、脂をひいた鍋で牛肉を焼き、砂糖や醤油などで味付けをしていく関西風とがある。巷で東京一と評判の店は、関東風は日本橋「人形町今半」、関西風は銀座岡半 本店だと言われているようだが、「今半流」と称し、割り下で牛肉を焼くように煮ていく中間の調理法をとる「今半」は正確には関東風とは呼ばない。牛鍋の伝統を継承した浅草『ち... 続きを読む
平日休みの昼下がりに所用のため銀座を訪れた。昼食は連れが「資生堂パーラー銀座本店」を予約しておいてくれた。銀座通りを首都高速に向かって、ゆるゆる歩いていくと煉瓦色の外壁に彩られた東京銀座資生堂ビルを見つけることができる。 ビルの四階でエレベターを降りると灰黄色を基調とした垢抜けたダイニングルームが広がっていた。さすがに昼時は、サラリーマンやカップル、女性グループなどの客達で満席の盛況であ... 続きを読む
子供の頃、デパートのレストランに連れていって貰った。余所行きに着替えさせられ、母親の後から体を固くして付いて行くと、デパート内の洋食屋では何時も海老フライが運ばれた。銀の皿に盛られた料理は本当に美味しいものに思えたが、フォークの背でご飯を食べる仕草を真似て、緊張しながら少しずつ口に含んだ覚えがある。 高学年の時、大人達の噂から「マキシム・ド・パリ」というフランス料理店の名前を知った。遥か... 続きを読む
土曜日の夕餉、久しぶりに六本木ヒルズに出向いた。東京メトロ日比谷線六本木駅で降り立ち、雨上がりの街中を十分ほども歩んでいくと、けやき坂の辺りとなる。十一月の上旬、街路樹はイルミネーションで彩られて、銀白色の光が雨に濡れた舗道を照らしている。木々の光の輪の向こうに、クリスマスの化粧をした東京タワーが輝いて見えた。しっとりとした大気に包み込まれて少し幸せな気分となった。 本日予約してあるフラ... 続きを読む
ターミナル駅の新宿に到着すると鈍色だった空が崩れて雨になった。予約してあるレストランは最寄りの恵比寿駅から大分距離があるようで、これ幸いと新宿の街からタクシーを拾う。金曜日の夕暮れ、通りはそこかしこで渋滞し、ひどい混雑が予約時間を気にする私達を苛立たせた。 目当ての店は広尾三丁目、駒沢通りに面した「イル・リストランテ・ネッラ・ペルゴラ」というイタリア料理店である。名前を告げるとエントラン... 続きを読む
私がイタリア料理店の評論で最も造詣が深いと思うレビュアーの方がいる。レビューを拝読するのを楽しみにしていたのだが、その方が退会されてしまった事は実に残念である。くだんのレビューを読んでトルッキオは是非とも訪れてみたい料理店であった。秀逸なレビューhttp://u.tabelog.com/milano/r/rvwdtl/98909/ には、とても及ぶものではないが、以下私の評論を記したいと思う... 続きを読む
住まい近くにある栗の樹は毎年六月の頃に、白く長く見える髭のような柔らかな花を咲かせる。ほとんど手入れもされない荒れた栗林であるが、十月の今は岐枝の裂けた毬(いが)の中に、艶やかな赤茶色の秋の実りを見つけることができる。いつのまにか連れが「栗のニョッキ」に拘る季節となっていた。 連れがレストランの予約がとれたと言う。くだんのレストランは彼女のリクエストに応じて「栗のソースのニョッキ」を提供... 続きを読む
連れと二人で「寛(かん)」を訪れたのは、沖に秋雨前線が停滞し、やっと秋めいてきた九月の下旬である。東京メトロ有楽町線 護国寺駅で降り立つと、いつのまにか陽は落ちて雑司が谷の町は薄暗くなっている。護国寺門前を横切り、地図を片手の連れの影を踏みながら十分ほども歩くと、黒板塀の奥に二張りの大提灯の明かりが、ぽつんぽつんと灯る「寛」に辿り着くことができた。 嘗て、雑司が谷に在住されていた文豪 菊... 続きを読む
何気なく訪れた町の小さなレストランの、思いもかけぬ料理の美味しさに、はっとするような時がある。初めてそのレストランを訪れたのは八月の初旬である。小田急線玉川学園前駅から程近い街道沿いに、フレンチレストラン「レ・ミレジム」はある。 メニューファンタジー(五千七百五十円)と名付けられたフルコースの料理はどれも美味しく感じられ、その盛付けは繊細で艶やかであり芸術的にさえ思えた。一ヶ月ほど経った... 続きを読む
七月に入り桃の美味しい季節となった。「栗、芋、南瓜」に目がない連れは、「桃」も大好物である。二十年近くも前から「桃のパスタ」を提供してきた元祖のイタリア料理店がある。そんな夏の涼麺を味わいに丸の内にある「グットドール・クラッティーニ」を訪れてみた。汗ばむほどの陽気となった土曜日の夕暮れ、東京駅から人通りもまばらなオフィス街を十分ほど歩いていくと、くだんのレストランがある。 カジュアルなデ... 続きを読む
二十七歳で初めて料理人を志したという高名なシェフがいる。現在五十八歳になる、そのシェフの前歴は、体操のオリンピック候補選手であり、日本バンタム級六位のプロボクサーである。その後、新宿の街で屋台を引かれていたこともあったという。その激しい生き様は、その身をもって人生についての洞察を示し、教えてくれている。 土曜日の夕刻、JRの五反田駅で降り立ち、暮れそうにもない黄昏の八山通りを十分ほども歩... 続きを読む
新宿へと向かう小田急線特急ロマンスカーの車中で、一人微睡んでいると、隣席にいた数名の老年のご婦人がグルメ談義に花を咲かせていた。婦人達の饒舌は時折私の癇に障るものであったが、会話の中に度々登場した「四谷のエノテカ・ノリーオ」というレストラン名は十分記憶に残るものであった。 五月下旬、日曜休みの昼下がりに「パスタが食べたい。」と言う連れに促されてレストランブックのページを捲っていたら、くだ... 続きを読む
平日休みの昼下がりに、大崎にあるフランス料理店「おはらス・レストラン」に出向いてみた。五反田駅から曇り空の下、地図を頼りにごく有り触れた街並みを、七、八分も歩いていくとレストランに辿り着くことができる。 階段を下り地下一階にあるレストランの扉を開けると、ドイツ人の熟年マダムが我々を笑顔で出迎えてくれる。アイボリーを基調としたウッディフロアのダイニングルームは、落ち着いて心安らぐような雰囲... 続きを読む
この季節、東京の街の空は、桜並木の花がそこかしこで咲きつづいて、一面が彩かな色に染められているようだ。四月初旬の日曜日、花見途中の昼餉に、新宿の京王プラザホテル四十五階にある日本料理店「みやま」に立ち寄ってみた。 この料理店のコンセプトは「しっとりと、美味があふれる。眺望とともに楽しむ旬の味。」だそうだ。ホテル最上階のレストランに見合った広い窓側は、カウンター席が設えてあり、そこから一段... 続きを読む