これらの口コミは、ノバンディさんの主観的なご意見・ご感想です。あくまでも一つの参考としてご活用ください。
また、おすすめメニューとその金額はノバンディさんが任意で登録したものです。お出かけ前は、必ず電話等でご確認ください。 詳しくはこちら...
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「そういえば最近、美味い魚を食べてないなぁ・・・。」
と、ふと思った。思ったからには、即行動。
食べ物に関しては、えらくフットワークが軽い私。銚子港を目指した。
ただ漁港に行っても必ずしも美味い魚にありつけるという訳ではないのだが、
面白げな魚を楽しむにはやっぱり漁港なのだ。
というわけで、車で銚子へ。
銚子港に着いたのは、途中寄り道したこともあって夜も6時半過ぎ。
どこで食べるか~、と色々と店をあたってみたところ、このお店に
「あぶらぼうず」という深海魚があるという。「白身のトロ」と表されており、
これが気になってしまった。
そんなわけで、このお店に決定。
店内はシンプルな内装で、家族経営風のこじんまりとしたお店。
メニューには、イワシやアジをはじめとする銚子港水揚げの魚介を使った料理が並ぶ。
定番料理は少なく、日替わりのオススメメニューの方が豊富。
そりゃそうだ、季節によって美味しい魚は違うし、日によって揚がる魚も違う。
魚自体の善し悪しもある。良心的な店ならば、オススメメニューが日によって違って
当然なのだ。
そんなこの日は、40キロの「あぶらぼうず」が揚がったとのことで、
あぶらぼうずを使った料理がオススメメニューに並んでいた。
ちなみに、このあぶらぼうずはこのお店の名物になっているようだ。
さて、頂いたのは、
「あぶらぼうず煮付けと刺身2点盛り定食」(1600円)、
「あぶらぼうず刺身」(1500円)、
「イワシの白子」(500円)。
あぶらぼうずの煮付けは、骨の周り(いわゆる、あら)を使ったもの。
皮の部分にはゼラチン質が多く、ネットリして美味しい。骨周りの身は
脂が適度でシットリ。ただ、味付けが少々濃い。白身の魚だけに、
煮付けは非常に難しいはず。作り置きの場合はタイミングによっては
味が薄かったり濃かったりするはずなので、味を安定させるのは難しいと思う。
定食に付いてきた刺身は、地のものということで、目鯛と鉢マグロ。
これは正直言って凡庸なものだった。
あぶらぼうずの刺身は、確かに「白身のトロ」と呼ばれるくらいに多くの
脂分を感じて舌触りはトロリとしているが、繊維質がしっかりあるので、
マグロのトロと言うよりもブリのカマトロの部分の食感に近い。
味は極上とは言えないが、魚に対する世界観を少し広げさせてくれた。
所謂珍味の部類に入る刺身ではなかろうか。よい経験になった。
イワシの白子は、恐らく季節もの。初めていただいたのだが、思いのほか
淡白で美味しい。さわやかな白子、という印象だ。量もたっぷり。
これだけの白子を取るのにどれだけ多くのイワシを捌いたのだろうか。
気になる。(笑)
ただ、予めかけられているポン酢が美味しくないので、これがなけりゃ
もっと美味しく頂けたと思うのだが。
接客は、若い女性店員さんが、一所懸命に。忙しなさそうにされていらっしゃるが、
お声掛けするとニッコリ。^^