これらの口コミは、singlemaltさんの主観的なご意見・ご感想です。あくまでも一つの参考としてご活用ください。
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一昨日、仕事帰りに一杯飲もうと溝の口で降りたところ生憎どこの飲食店も満席、新入社員の多い4月そして給料日の週末とあれば混雑は当然でこちらのお店も満席だったため諦めて帰ることにしました。
そして昨日出直しを期して再び溝の口へ、電車を降りて小雨の降りしきる中を歩いたところ駅前を離れるにつれ前日の喧騒とはうって変わった土曜の夜とは思えないほど静かな雰囲気の飲食街でした。
午後6時30分ごろ到着、店内に入ると先客は1組のみ、諸氏のレビューのとおりカウンター席テーブル席合わせて10人程で満席になるこじんまりとしたレイアウトでした。狭いながらもカウンターには山形の地酒がぎっしりと並べられ、客席ごとに陶器製の受け盆と塗り箸がしつらえられたいかにも小料理屋らしい佇まい、注文しやすいようにとカウンター席へ着席しました。
店の主人は還暦を過ぎたと思われる年齢の料理職人らしい風貌の方、1人でお店を切り盛りしているので注文から品が出てくるまで時間がかかるのは止むを得ないかもしれません。
メニューを見てまずは白魚の梅肉和え、豆腐のみそ漬と日本酒の初孫を注文。
お通しに蜆の味噌汁が出てきました、一口飲んでみると味噌のもろ味がコクの深い味わいを感じ、う~ん!この味はなかなかのもの、腕の立つ料理人と見受けました。
その後注文の品が次々と、大きめの白魚に梅肉の酸味と滑らかな食感は烏賊の塩辛にも似た味わいで日本酒の肴にはぴったり。豆腐のみそ漬も風味が良くカマンベールチーズを思わせる内容。
二杯目は亀のヰの辛口純米吟醸を、そして豊後水道産鯵の刺身を注文。
醤油はおそらく魚醤油と思われる、付け合せの生姜を塗していただきました。色合いと鱗は明らかに関鯵ではないものの、佐賀関近隣の鶴見か対岸の愛媛県佐田岬半島周囲の水揚げと思われる適度に締まった肉質でした。
日本酒の消費量が減っているご時勢の中、こちらのように地酒にこだわった品揃えがあるお店は貴重な存在。狭いレイアウトと単価的には安くはないものの日本酒の良さと旨い肴が好きな客にはたまらないお店ではないでしょうか。