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これらの口コミは、馬鹿野 小武左衛門さんの主観的なご意見・ご感想です。あくまでも一つの参考としてご活用ください。
また、おすすめメニューとその金額は馬鹿野 小武左衛門さんが任意で登録したものです。お出かけ前は、必ず電話等でご確認ください。 詳しくはこちら...
上野松坂屋裏にあるヒレカツにこだわる店は、上野とんかつ御三家のひとつ。老舗らしいたたずまいで風格があります。1階のカウンターからは2つの鍋を用いて2度揚げし放置する(蒸らす)過程をしっかり見て取れます。細かいパン粉が特徴のとんかつは独特の俵のような形で中までしっかり揚がっていてその技量はさすが。でもロースではなくヒレだとしても少し肉がぼそぼそで、とんかつのおいしさが損なわれている感じがして残念。
松坂屋南館よりさらに1本南の路地にある、上野とんかつ御三家のひとつですが基本的に洋食屋。訪ねる者を押し返すような木の重厚な扉の奥には、木を活かした空間が現れます。特等席なはずのカウンターは、オープンキッチンなのに良く見えず変なストレスを感じます。定番のとんかつは低温じっくりあげられるので衣が白く味も姿も上品。もうひとつの定番タンシチューはやわらかくて味がべたに濃く、好き嫌いが分かれるでしょう。
鈴本演芸場裏の猥雑な界隈にある、上野とんかつ御三家のひとつ。入口は殺風景で店内も定食屋みたいなので、高価格とのギャップは好き嫌いが分かれるでしょう。メインのメニューはとんかつ(ヒレのようなロース)のみで、以前あったえびコロッケがなくなったのは残念。とんかつは肉のおいしさがガツンとくる感じで、低温で上手に揚げられジューシー。週休3日の昼のみ営業で臨時休業も多く、幻の店になりつつあるのは淋しい限り。
新宿ヒルトンホテルの中華ダイニング。休日の食べ放題はオーダーバイキング方式で3人からですが状況次第で2人でもOKだそうです。伊勢えびやあわびなどわかりやすい高級食材を中心に、食材と料理法の組合せでどんどん注文していきます。どの料理も外れがないのはさすがで、安い食べ放題とは安い料理ほど差がわかります。ふかひれの姿煮は1回だけがわかる質。昔はデザートの定番だった飴だきもパフォーマンス込みでうれしい。
新日本橋駅の上の江戸通りより一つ北の路地にある、明治創業の内装も外観も粋な老舗てんぷら屋。最近減りつつある純正胡麻油で揚げた強い香りで濃いきつね色した仕上がりのてんぷらを供します。ネタは季節を感じさせるもの中心で、パセリやゴーヤなど江戸前らしくないものも上手に揚げます。先代が給仕するご飯とお新香もおいしい。なお名物のあわびは夏の高いコースにしか出ないそうです。このまま永く続いて欲しいてんぷら屋。
新橋駅烏森口の新橋西口通りを徒歩4分、若鮎を食べたら落ち鮎を食べたくなるような鮎の名店。確かにご飯にぴったりのうるか茄子や、香魚の面目躍如の鮎ご飯もおいしいが、なんといっても白眉は塩焼き。石見高瀬川から直送の惚れ惚れするほど美しい鮎が、絶妙の焼き加減で出されます。苦味も香りもエキサイティングで、ドライブインでついでに焼かれている鮎とは月とすっぽん。なおすっぽん料理も予約があればできるそうです。...
銀座通りから高速を越えた警察博物館の路地にある、芳醇な洋酒と酸味の利いたムースが特徴なケーキ屋。色々な素材の組合せからなるケーキは、緻密な計算の上に成り立ち力でねじ込むようなおいしさ。だが(なかなか覚えられない名前の)ケーキを好みで2,3個選んでイートインする至福の空間は、めったに実現しなくなったようです。喫茶スペースがケーキを食べるよりもケーキを待つために使われているのは悲しいことです。...
丸ノ内線銀座駅入口のビル地下1階にある、すし屋の基準水準点的な店。昼の一見さんはおきまりとおまかせのどちらかで、おまかせを選ぶと次から次へ握られすしを味合うことに専念させられます。ネタはどれもホームランというわけではないので過剰な期待は不要ですが、どれも2塁打以上で外れがないのはすごいことです。中でも鰹や穴子など素材と仕事両方重要なネタが特においしい。でも確かにコストパフォーマンスは??です。
すきやばし次郎の隣にあるやきとり屋。豆腐やチーズもコースに出るヤキトリニューウエーブの旗艦店。名手が焼く奥久慈しゃもの各部位は、塩を中心に山椒・わさび・たれと特にひねった味付けをせず、素材のよさを引き立たせあっさりめなのに肉の味に力強さ感じます。評判の親子丼は卵と鶏肉を強調したやきとり屋らしいもの、プリンも卵が濃厚でゴツンとくる味です。コースよりアラカルトで、飲み物とやきとりのコラボを楽しむ店。
南千住駅から三河島へ線路沿いに徒歩5分、常磐線の車窓から行列の並び具合が確認できるうなぎの老舗。立派な門や下足そして入れ込み式の大座敷は古き情緒を感じます。注文からうな重が出るまで40分以上かかるので、卵もうなぎも甘いのにいやらしくないうまきなどを頼み待つことになります。そして肝心のうな重は、うなぎがやわらかく脂がある割にはさっぱりしてさすが。天然か養殖かの疑問を愚問にしてしまう技量を感じます。
変貌しつつある新橋烏森神社脇の路地にある、変貌しつつある勢いのあるすし屋。置屋を改装したというカウンター8席と2階の小上がりだけの小さな店。大きめな握りはたけだけしいのに繊細。こはだのきつい〆め具合など伝統的な江戸前の仕事を基本に、活けたのを茹でた海老、藁でいぶした鰹、炙って七味をかけたたいら貝と、おいしさを追求して止みません。また自家製ガリも秀逸。出入口の席の客にはひざかけを貸す気配りも。
新橋の迷宮たるニュー新橋ビルの2階にあるすし屋。店に入るとそれまでの猥雑な世界から一変します。基本的には札を見て注文するお好みのみですか、近頃はおまかせというお好みも認められたようだ。鶴八系伝統というネタがシャリを覆うような俵形の握りで鯵や鯖こはだなど廉価なネタで仕事をたんのうできるものが特においしい。名物はトロや赤身などいろんな部位を使った鉄火太巻き、赤白重ねててんこ盛りのうにも人気が高い。
浅草でも観光客が少ない馬道通りにある、創業は幕末という老舗のおいしいすし屋。殺風景な外観やガラスのネタケースは意外な感じを受けます。江戸前の仕事を施したすしにこだわり、海老や赤貝までも甘酢で洗って供されます。薄口醤油で白く煮た沢煮の穴子は珍しい。ネタに仕事のできないうにやいくらがなく、東京湾で採れないめかじきやほっき貝があるのは店のポリシーか。極上のネタを楽しむのではなく江戸前の仕事を楽しむ店。