食べログ グルメレビュアー
ねあるこのひとりランチ
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Nearco(ITY) (30代前半・男性・神奈川県) [携帯電話番号認証済]
標準点: 2.0
口コミ: 1,109件 / 13,658票 | 写真: 9,655枚 / 25,823票 | 読者: 499人 | 訪問者数: 461,332人
「元々私は外食が好きではなかった」外で食べてもあまり美味しいと感じなかったから、と言うのが一番の理由なのだ寿司も天ぷらも鰻の蒲焼もオムライスもハヤシライスもあまり好きでは無かった味覚障害なのでは?と思うくらいに外で食べるものが美味しく感じられなかった。そんな私が外食をするようになったきっかけは歌舞伎を観に銀座へ出かけるようになってからだと思う。歌舞伎座近くの天ぷら店『銀座しのはる』で初めて本物の天ぷらを食べて感動した。そして、『銀座 久兵衛』で初めて本物の寿司を食べて感動した。美味しくないと感じた私の感覚は正しかったのだと思う。世の中に出回っている寿司、天ぷら、鰻の蒲焼は殆ど偽物で今まで本物に出会ってこなかったのだ美味しいと感じないのも当然だった。正に目から鱗の落ちるような感覚だった。それから一年半、こんなことになろうとは・・・食に興味を持ち始めたちょうどその時に現れた「赤いガイドブック」。発売日に手には入れたがまさかこんなに訪れるとは自分でも想像だにしなかった。「食べログ」と「ミシュランガイド」を両輪にして突き進んだこの1年間、財布の負担は大きかった。私はこの分不相応な贅沢を無駄遣いだとは思ってはいない。優れた食材と優れた料理人から生み出された料理を体感する事によって今まで気付かなかった食材本来の味や香りを知り出会うことが無かった新たな喜びを知ることが出来た。これは贅沢な体験ではありこそすれ無駄ではない。新たな刺激は脳に新たな感覚を呼び覚ます。これから挙げる店はそんな喜びと刺激に満ちた店ばかりであった。『すきやばし 次郎』その20分は夢のようである。研ぎ澄まされた古典と、膨れ上がる創意、そして爆発する官能。仕事に自分を合わせてきた男の人生の結晶がそこにある。『カンテサンス』10数皿の独創的料理は一見奇抜でありながらどれもしっかりと美味い。旨いものを追い求めているから奇をてらわぬ核心を突いた料理が生まれるのだろう。ずっと通いたいお店だ。『Maison d'H』食べる喜びを感じさせてくれるお店、皿の上は食材で溢れている、そのどれもが美味しい。「美味しいものを食べさせたい」そんな気持ちが皿の上からビシビシと伝わってくる。やりすぎ感のある付け合せ、僕は大好きだ!『ラノー・ドール』夫婦で営むフレンチレストランはその夫婦の人柄を表すかのように安心できる美味しさを伝える。それでいて創造的な皿にまた通いたくなる。肉の旨さを伝えてくれるお店、特にジビエは素晴らしかった。『キュイジーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ』唯一ランチでのベスト10入り、爽やかで華やかな皿の上。特に前菜の「春の野菜の庭」は素晴らしかった。小さな一品一品からも素材の風味がしっかりと伝わってくる質の高さには感服。『ナルカミ』精悍なシェフの創り出す魚料理は魚の旨さをしっかりと捉えている。こちらの魚料理はどれも今年食べたフレンチの魚料理としてはトップクラスのものだった。『ピエール・ガニェール・ア・東京』なんと独創的で創造的な皿の数々なのか、仔牛にイカを合わせる発想には恐れ入る。沢山の食材を組み合わせた作品に食事がおのずと楽しくなる。特に「黒トリュフのリゾット」は格別の一皿となった。『てんぷら 近藤』魚介野菜全てにおいて素材の風味を引き出す抜群の揚げお腹一杯食べても全く油を感じない。二つ星おめでとう!『レ・コントアール・ド・ラ・トゥールダルジャン』カフェとしてと言うよりワインカーヴとしてこの店も忘れられない。毎月開催されるワインのテイスティングイベントは手頃な価格で一つのテーマに沿ったワインをソムリエの考え抜かれた説明と共にいただける至福の時間。皆さんの接客がすこぶる良い。『パティスリー ピエール・ガニェール 高島屋新宿店』 青山のグランでセールにも劣らない質のデセールを気軽に頂ける。更にはお手軽なデザートワインを数種類揃えている貴重なカフェ。レストランのような接客も魅力。恐ろしいことに全て一人での訪問、タイトル「ねあるこのひとりランチ」の面目躍如といったところだ。11位以下は『ジョエル・ロブション』、『天ぷら深町』、『ロオジエ』、『小笠原伯爵邸』、『タダシヤナギ』各部門賞の発表!!【最優秀肉料理】『ラノードール』〈肉料理二品〉2品共に素晴らしかった『ラノードール』を選んだ。肉食の喜びを感じさせる素晴らしい〈マダムビュルゴーの鴨〉と〈雷鳥〉に心が野生に還る。《次点》『Maison d'H』の〈窒息鴨〉単品としては最優秀賞と同等かそれ以上の旨さを持っている。【最優秀魚料理】『すきやばし次郎』の〈鮨〉これは別格、素材の素晴らしさそれに対する手当ての的確さ一貫の鮨が一皿の料理となっている。《次点》『天ぷら 深町』の〈魚介の天ぷら群〉これまた素材のよさと絶妙な火の通し加減が素晴らしい。【最優秀魚料理・和食以外部門】『ナルカミ』〈一連の魚料理〉もう少しで該当無しとなるところだったが最後になって滑り込む。魚の魅力をしっかりと伝えてくる魚料理が続く。西洋系の魚料理として出色の出来にある。【最優秀野菜料理】『キュイジーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ』〈春の野菜の庭〉見た目の美しさ、個々の際立った風味野菜料理の傑作である。《次点》『てんぷら 近藤』〈野菜の天ぷら群〉野菜の持つ魅力を引き出した天ぷらの数々はいくら食べても飽きが来ない。『Maison d'H』〈付け合せ野菜群〉こちらの付け合せに出される野菜の種類の豊富さとその量には圧倒される。大地を食べる喜びを味わえる。【最優秀リゾット】『ピエール・ガニェール・ア・東京』〈黒トリュフのリゾット〉トリュフの香り一杯で官能的だった。【最優秀アミューズ】『Maison d'H』〈一連のアミューズ〉ここのアミューズはもはやアミューズの域を超えて立派な前菜の一皿となっている。一品のシンプルな料理でこれから始まるコースへの期待を盛り上げるのがアミューズなのかもしれないが、期待を盛り上げると言う点でもこの店のアミューズは素晴らしい。【最優秀アイスクリーム】『カンテサンス』〈メレンゲのアイスクリーム〉このアイスクリームの香ばしさには度肝を抜かれる。様々な店で色々な種類のアイスクリームが出されるがこれほど個性的でこれほど印象に残るアイスクリームは無い。【最優秀プチフール】『Maison d'H』〈焼き菓子〉そのできたての暖かさは素晴らしい食事の最後を飾るにふさわしい最後の驚きを与えてくれる。《次点》『ラノードール』〈レーズンチョコ〉このレーズンチョコは誰もがお土産に持って帰りたいと思うはず。『ロオジエ』の〈ワゴンプチフール〉言わずもがなのワゴンで登場するプチフール、このために胃袋は開けておきたい。【最優秀デザート】『パティスリー ピエール・ガニェール 高島屋新宿店』の〈青山「ピエール・ガニェール・ア・東京」スタイル3皿構成のデザート・春シーズン〉この品を含めてこの店のデザートはどれも品良く安心していただける。特に人参のデザートの出来が出色だった。《次点》『ラノードール』〈イチジクのボジョレー赤ワイン煮〉品の良い甘さ、スープの一滴まで残したくなくなる、2度食べても美味しいと感じるのだから見事。『ロオジエ』の〈プレデセール〉デセールよりこっちの方が美味かった!家族で顔を見合わせる美味さ!【最優秀グラスワイン】『エメ・ヴィベール』〈4杯のグラスワイン〉特にサービスだった〈マルサネロゼ〉が普段飲まないロゼだけに印象的。 【最優秀ボトルワイン・レストラン部門】『ロオジエ』〈Chateau Lyonnat 1978〉私の生まれ年のワインを両親と飲んだそれだけで何も言う事は無い。【最優秀ボトルワイン・カーヴ部門】『レ・コントアール・ド・ラ・トゥールダルジャン』〈Ch.Coutet 1980〉妹の結婚式に妹の生まれ年のワインをプレゼントできました!【最優秀建築】『小笠原伯爵邸』これは断トツの素晴らしさ、洋館を模したレストランは都内に幾つかあるが洋館を使ったレストランは模したものとは段違いの素晴らしさである。きしむ床板均一でない窓ガラスに雰囲気を感じる他建築としての空間設計、ディテールの美しさは採算を考えては作れない。同時受賞【最優秀シャンデリア】【最優秀BGM】シャンデリアに関しては私のレビューの写真を見ていただければ納得していただけると思う。BGMに関してはピアノの生演奏である上に大好きなエリック・サティの「Je te veux」を聞けたのが嬉しかった。ほろ酔い加減で天にも昇る心地であった。【最優秀店員さん】『パティスリー ピエール・ガニェール 高島屋新宿店』の小柄な女性店員さん。とにかくセンス抜群、フロア中に目が利き対応もスマート、嫌味なところ無くそれでいてメニューの内容を熟知している。グランメゾンで働いても十分活躍できるレベルのサービスをカフェで提供している事に驚く。ただし最近見かけないので他の店に移られたのかもしれない。あれだけの才能、きっとステップアップされたのだろう。【ベストひとりランチ】『キュイジーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ』新緑が風になびく様を眺めながらのランチは至福の時間となった。もちろん料理も素晴らしいものばかり。サービスも暖かい。来年はもう少し数質共に落ち着くだろう、でもそろそろ「ひとり」は卒業したい・・・多分無理。
1位
口コミ:154件
②濃密な30分を味わう、やはり楽しい。 《No.0339》
'08/12/06 ('08/12 訪問)
夜の点数:5.0
使った金額/1人(夜) ¥30,000~ / (昼) -
| おすすめ用途
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5票 [大きな写真]
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2位
口コミ:347件
⑨カンテサンスは変わった?《No.0200》
'11/11/30 ('11/11 訪問)
昼の点数:5.0
使った金額/1人(夜) ¥20,000~¥29,999 / (昼) ¥10,000~¥14,999
12票 [大きな写真]
4票 [大きな写真]
3位
口コミ:66件
④一人貸切(状態)にて《No.0115》
'09/08/07 ('09/08 訪問)
使った金額/1人(夜) ¥6,000~¥7,999 / (昼) ¥2,000~¥2,999
4位
口コミ:38件
②雷鳥食らふ 《No.0319》
'08/10/26 ('08/10 訪問)
使った金額/1人(夜) ¥20,000~¥29,999 / (昼) -
1票 [大きな写真]
5位
口コミ:217件
⑲青は藍より出でて藍より青し《No.0242》
'12/03/05 ('12/03 訪問)
使った金額/1人(夜) ¥20,000~¥29,999 / (昼) ¥15,000~¥19,999
20票 [大きな写真]
2票 [大きな写真]
6位
口コミ:44件
②広尾に移転、随分と大きなお店になりました!でもちょっと寂しくもある《No.0400》
'09/10/10 ('09/10 訪問)
夜の点数:4.5
7位
口コミ:87件
①ピエールに会いたくて「夏!」a Tokyo 《No.0317》
'08/07/17 ('08/07 訪問)
8位
口コミ:256件
①おまかせはお腹と財布に余裕をもたせて 《No.0180》
'08/01/30 ('08/01 訪問)
使った金額/1人(夜) ¥15,000~¥19,999 / (昼) -
9位
口コミ:8件
⑭きっとまたどこかで!《No.0280》
'09/07/25 ('09/07 訪問)
使った金額/1人(夜) ¥3,000~¥3,999 / (昼) ¥3,000~¥3,999
10位
口コミ:24件
【閉店】⑩ランチの料理をたべてみた。 《No.0264》
'09/03/16 ('09/02 訪問)
昼の点数:4.5
使った金額/1人(夜) ¥1,000~¥1,999 / (昼) ¥2,000~¥2,999
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「元々私は外食が好きではなかった」
外で食べてもあまり美味しいと感じなかったから、と言うのが一番の理由なのだ
寿司も天ぷらも鰻の蒲焼もオムライスもハヤシライスもあまり好きでは無かった
味覚障害なのでは?と思うくらいに外で食べるものが美味しく感じられなかった。
そんな私が外食をするようになったきっかけは
歌舞伎を観に銀座へ出かけるようになってからだと思う。
歌舞伎座近くの天ぷら店『銀座しのはる』で初めて本物の天ぷらを食べて感動した。
そして、『銀座 久兵衛』で初めて本物の寿司を食べて感動した。
美味しくないと感じた私の感覚は正しかったのだと思う。
世の中に出回っている寿司、天ぷら、鰻の蒲焼は殆ど偽物で今まで本物に出会ってこなかったのだ
美味しいと感じないのも当然だった。
正に目から鱗の落ちるような感覚だった。
それから一年半、こんなことになろうとは・・・
食に興味を持ち始めたちょうどその時に現れた「赤いガイドブック」。
発売日に手には入れたがまさかこんなに訪れるとは自分でも想像だにしなかった。
「食べログ」と「ミシュランガイド」を両輪にして突き進んだこの1年間、財布の負担は大きかった。
私はこの分不相応な贅沢を無駄遣いだとは思ってはいない。
優れた食材と優れた料理人から生み出された料理を体感する事によって
今まで気付かなかった食材本来の味や香りを知り
出会うことが無かった新たな喜びを知ることが出来た。
これは贅沢な体験ではありこそすれ無駄ではない。
新たな刺激は脳に新たな感覚を呼び覚ます。
これから挙げる店はそんな喜びと刺激に満ちた店ばかりであった。
『すきやばし 次郎』
その20分は夢のようである。
研ぎ澄まされた古典と、膨れ上がる創意、そして爆発する官能。
仕事に自分を合わせてきた男の人生の結晶がそこにある。
『カンテサンス』
10数皿の独創的料理は一見奇抜でありながらどれもしっかりと美味い。
旨いものを追い求めているから奇をてらわぬ核心を突いた料理が生まれるのだろう。
ずっと通いたいお店だ。
『Maison d'H』
食べる喜びを感じさせてくれるお店、皿の上は食材で溢れている、そのどれもが美味しい。
「美味しいものを食べさせたい」そんな気持ちが皿の上からビシビシと伝わってくる。
やりすぎ感のある付け合せ、僕は大好きだ!
『ラノー・ドール』
夫婦で営むフレンチレストランはその夫婦の人柄を表すかのように
安心できる美味しさを伝える。それでいて創造的な皿にまた通いたくなる。
肉の旨さを伝えてくれるお店、特にジビエは素晴らしかった。
『キュイジーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ』
唯一ランチでのベスト10入り、爽やかで華やかな皿の上。
特に前菜の「春の野菜の庭」は素晴らしかった。
小さな一品一品からも素材の風味がしっかりと伝わってくる質の高さには感服。
『ナルカミ』
精悍なシェフの創り出す魚料理は魚の旨さをしっかりと捉えている。
こちらの魚料理はどれも今年食べたフレンチの魚料理としてはトップクラスのものだった。
『ピエール・ガニェール・ア・東京』
なんと独創的で創造的な皿の数々なのか、仔牛にイカを合わせる発想には恐れ入る。
沢山の食材を組み合わせた作品に食事がおのずと楽しくなる。
特に「黒トリュフのリゾット」は格別の一皿となった。
『てんぷら 近藤』
魚介野菜全てにおいて素材の風味を引き出す抜群の揚げ
お腹一杯食べても全く油を感じない。二つ星おめでとう!
『レ・コントアール・ド・ラ・トゥールダルジャン』
カフェとしてと言うよりワインカーヴとしてこの店も忘れられない。
毎月開催されるワインのテイスティングイベントは手頃な価格で
一つのテーマに沿ったワインをソムリエの考え抜かれた説明と共にいただける至福の時間。
皆さんの接客がすこぶる良い。
『パティスリー ピエール・ガニェール 高島屋新宿店』
青山のグランでセールにも劣らない質のデセールを気軽に頂ける。
更にはお手軽なデザートワインを数種類揃えている貴重なカフェ。
レストランのような接客も魅力。
恐ろしいことに全て一人での訪問、タイトル「ねあるこのひとりランチ」の面目躍如といったところだ。
11位以下は『ジョエル・ロブション』、『天ぷら深町』、『ロオジエ』、『小笠原伯爵邸』、『タダシヤナギ』
各部門賞の発表!!
【最優秀肉料理】『ラノードール』〈肉料理二品〉
2品共に素晴らしかった『ラノードール』を選んだ。肉食の喜びを感じさせる素晴らしい〈マダムビュルゴーの鴨〉と〈雷鳥〉に心が野生に還る。
《次点》
『Maison d'H』の〈窒息鴨〉
単品としては最優秀賞と同等かそれ以上の旨さを持っている。
【最優秀魚料理】『すきやばし次郎』の〈鮨〉
これは別格、素材の素晴らしさそれに対する手当ての的確さ一貫の鮨が一皿の料理となっている。
《次点》『天ぷら 深町』の〈魚介の天ぷら群〉
これまた素材のよさと絶妙な火の通し加減が素晴らしい。
【最優秀魚料理・和食以外部門】『ナルカミ』〈一連の魚料理〉
もう少しで該当無しとなるところだったが最後になって滑り込む。
魚の魅力をしっかりと伝えてくる魚料理が続く。西洋系の魚料理として出色の出来にある。
【最優秀野菜料理】『キュイジーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ』〈春の野菜の庭〉
見た目の美しさ、個々の際立った風味野菜料理の傑作である。
《次点》
『てんぷら 近藤』〈野菜の天ぷら群〉
野菜の持つ魅力を引き出した天ぷらの数々はいくら食べても飽きが来ない。
『Maison d'H』〈付け合せ野菜群〉
こちらの付け合せに出される野菜の種類の豊富さとその量には圧倒される。大地を食べる喜びを味わえる。
【最優秀リゾット】『ピエール・ガニェール・ア・東京』〈黒トリュフのリゾット〉
トリュフの香り一杯で官能的だった。
【最優秀アミューズ】『Maison d'H』〈一連のアミューズ〉
ここのアミューズはもはやアミューズの域を超えて立派な前菜の一皿となっている。一品のシンプルな料理でこれから始まるコースへの期待を盛り上げるのがアミューズなのかもしれないが、期待を盛り上げると言う点でもこの店のアミューズは素晴らしい。
【最優秀アイスクリーム】『カンテサンス』〈メレンゲのアイスクリーム〉
このアイスクリームの香ばしさには度肝を抜かれる。様々な店で色々な種類のアイスクリームが出されるがこれほど個性的でこれほど印象に残るアイスクリームは無い。
【最優秀プチフール】『Maison d'H』〈焼き菓子〉
そのできたての暖かさは素晴らしい食事の最後を飾るにふさわしい最後の驚きを与えてくれる。
《次点》
『ラノードール』〈レーズンチョコ〉
このレーズンチョコは誰もがお土産に持って帰りたいと思うはず。
『ロオジエ』の〈ワゴンプチフール〉
言わずもがなのワゴンで登場するプチフール、このために胃袋は開けておきたい。
【最優秀デザート】『パティスリー ピエール・ガニェール 高島屋新宿店』の〈青山「ピエール・ガニェール・ア・東京」スタイル3皿構成のデザート・春シーズン〉
この品を含めてこの店のデザートはどれも品良く安心していただける。特に人参のデザートの出来が出色だった。
《次点》
『ラノードール』〈イチジクのボジョレー赤ワイン煮〉
品の良い甘さ、スープの一滴まで残したくなくなる、2度食べても美味しいと感じるのだから見事。
『ロオジエ』の〈プレデセール〉
デセールよりこっちの方が美味かった!家族で顔を見合わせる美味さ!
【最優秀グラスワイン】『エメ・ヴィベール』〈4杯のグラスワイン〉
特にサービスだった〈マルサネロゼ〉が普段飲まないロゼだけに印象的。
【最優秀ボトルワイン・レストラン部門】『ロオジエ』〈Chateau Lyonnat 1978〉
私の生まれ年のワインを両親と飲んだそれだけで何も言う事は無い。
【最優秀ボトルワイン・カーヴ部門】『レ・コントアール・ド・ラ・トゥールダルジャン』〈Ch.Coutet 1980〉
妹の結婚式に妹の生まれ年のワインをプレゼントできました!
【最優秀建築】『小笠原伯爵邸』
これは断トツの素晴らしさ、洋館を模したレストランは都内に幾つかあるが洋館を使ったレストランは模したものとは段違いの素晴らしさである。きしむ床板均一でない窓ガラスに雰囲気を感じる他建築としての空間設計、ディテールの美しさは採算を考えては作れない。
同時受賞【最優秀シャンデリア】【最優秀BGM】
シャンデリアに関しては私のレビューの写真を見ていただければ納得していただけると思う。
BGMに関してはピアノの生演奏である上に大好きなエリック・サティの「Je te veux」を聞けたのが嬉しかった。ほろ酔い加減で天にも昇る心地であった。
【最優秀店員さん】『パティスリー ピエール・ガニェール 高島屋新宿店』の小柄な女性店員さん。
とにかくセンス抜群、フロア中に目が利き対応もスマート、嫌味なところ無くそれでいてメニューの内容を熟知している。グランメゾンで働いても十分活躍できるレベルのサービスをカフェで提供している事に驚く。ただし最近見かけないので他の店に移られたのかもしれない。
あれだけの才能、きっとステップアップされたのだろう。
【ベストひとりランチ】『キュイジーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ』
新緑が風になびく様を眺めながらのランチは至福の時間となった。もちろん料理も素晴らしいものばかり。サービスも暖かい。
来年はもう少し数質共に落ち着くだろう、でもそろそろ「ひとり」は卒業したい・・・多分無理。