グアルデリコのレストランガイド
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冬のメニューを食しに行ってきました。
伝説のメートルの方は健在。夏から秋にかけて上高地の帝国ホテルに勤めていたとかで、久しぶりのレセゾンへの帰還とのこと。
今回も、前回同様、素晴らしいサービスでしたが、特に印象に残ったのはフランス料理に対する造詣の深さ。
シェフのティエリー・ヴォワザンさんとのコミュニケーションもよくとれていらっしゃるようで、ここのメニューの食材の選択の仕方や、シェフならでの食材の組み合わせなどを教えていただきました。
ヴォワザンご本人も各テーブルにご挨拶に廻っていらっしゃいました。
彼の印象は、とても気さくで愛嬌のある方とお見受けしました。
今回特に印象に残ったのは、
①スープ「雌雉のヴルテ フランス産栗のロワイヤルと一緒に」
②メイン「お勧めのジビエ(鴨) ソース・サルミ」
スープは、スープと底に沈殿したソースの複雑な食感の中に栗の香りと雌雉のコリコリ食感が絶妙で、小さなカップの中に何種類もの食材の「味」と「食感」が楽しめ、なおかつちゃんとハーモニーになっているという、サッカーに喩えれば好調時の「バルセロナ」や「レアルマドリード」のスペクタルなサッカーのよう。
メインは、鴨肉が特にサプライズでした。皮と肉のプリプリ食感は、今まで食した鴨の中で一番でした。内臓を使ったソースは、癖があってどうかなと思いましたが、決してそんなことは無く、肉の風味が効いたソースに仕上がっていました。
<2006年9月>
妻の誕生日記念に利用しました。
今まで自分が利用したレストランの中で、最高峰のレストランです。
ハイプライスのグランメゾンなので、料理のレベルの高さは当然でしたが、同じ接客業に勤める自分としては、その給仕(特にこの道何十年という雰囲気のメートルの方が最高!!)のレベルの高さには本当に驚きでした。 妻に最高のプレゼントをすることができました。
○料理・味
料理は全般的にオーソドックスなフランス料理。ただし、9月ということでその名「レ・セゾン」(季節)のごとく、秋らしく、フランス産のキノコをふんだんに使った料理でした。特にキノコのスープがあまりにおいしかったので、それをメートルの方に申し上げたら、厨房からわざわざこのキノコをお持ちただき、「このキノコです。香りをかいでみてください」ということで、食材の香りを楽しむことができました。
料理は、日本人が一般的に高級でおいしいと思っている「あわび」「トリュフ」「フォワグラ」「霜降り和牛」が漏れなく使用されており、全て文字通り最高に美味でした。
デザートは、最後にさっぱりということで、酸味の利いた果物を使ったジュレで、これもコース全体を締めくくるものとしてぴったりのものでした。
○サービス
レストランに限らず、接客業全体でみても最高水準ではないかと思います。
彼・彼女らの「給仕の仕事に対する誇り」がひしひしと感じられ、さすが「帝国ホテルのフランス料理店」と思わせるものがありました。
彼らは、席に着いたときから、満面の笑顔で迎えていただき、きちっと私たちの名前を呼んでサービスをしてくれ、キビキビとチームワーク良くタイミングよく動いて給仕していただき、感動してしまいました。
妻がお腹いっぱいでメインディッシュ後のチーズが食べられないと、お腹いっぱいでも果物なら水分が多いから大丈夫ではと、急遽果物の盛り合わせに切り替えてくれたりと、余裕を持って臨機応変に対応していただきました。
私たちの隣のテーブルのお客様が携帯電話を使おうとするとさっとその席に向かい、気持ちのよい笑顔でお客様のご機嫌を損ねることなく別の場所にご案内するなど、その対応は素晴らしいものでした。
後日しばらく経って、再度利用としようと思い、電話で予約した際、満席であきらめたのですが、その際の電話応対もそつがなく、お断りの仕方もスタッフの本当に残念な気持ちが電話を通して私に伝わりました。全てに亘って素晴らしいレストランです。
○雰囲気
グランメゾンらしい雰囲気ですが、他店と比較してもこれだけは「一番」というものはありません。「重厚」というよりも「エレガント」という雰囲気です。
○客質
休日に利用したためか、カップル・家族が中心でした。皆落ち着いて食事しており、客質はよかったです。前述した携帯電話のお客様は、外人(ヨーロッパ系+アジア系)のグループでした。
以上、特に接客業に携わる方なら、奮発してぜひ行くべきレストランだと思います。