~酒は生の象徴だ。その生に一瞬の自殺を孕むのもまた酒だ~
hentaizuru (30代前半・男性・東京都)
標準点: 2.5
口コミ: 77件 / 1,284票 | 写真: 0枚 / 0票 | 読者: 147人 | 訪問者数: 62,832人
これら口コミは、hentaizuruさんの主観的なご意見・ご感想であり、お店の価値を客観的に評価するものではありません。あくまでも一つの参考としてご活用ください。 また、これら口コミは、hentaizuruさんが訪問した当時のものです。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。 詳しくはこちら»
'11/08/16
('11/08 訪問)
'11/05/11
('11/05 訪問)
薄暗い三河島の路地にぽつんと赤提灯が点っている。
情報や時間が都会で蒸留され忘れがちになってしまうが、よく目を凝らすとこのような色濃い御店が残っているものだ。
使い古された「くの字」カウンター、その内側にいる老齢なご夫婦、手書きで「ショーユ」と書かれた卓上瓶、積み上げられたP函…
これらの古典酒場エレメントが揃いながらも、類ちゃんのテレビ取材や雑誌などで取り上げられたことは無さそうである。
つま... 続きを読む»
'10/03/19
('10/03 訪問)
酒場は安くてうまいが良いに決まってはいるのだが、その「うまい」を舌でしか感じられないのであれば悲しい話だ。
御店での流れを考えつつ、それを如何にして壊すかを楽しんで呑む酒はうまいにつきる。
それは献立の妄想でも横に座っているおっさんとの絡みでもいい。考えて感じつつ呑むから、それがただの酒ではなくなるのだ。何とも情けない話ではあるが、素寒貧の私は、居酒屋で頼んだものをひいふうみいと暗算してホっとしな... 続きを読む»
'09/03/03
('09/02 訪問)
まずもって店名に「中国食文化館」なんて大層な名前が付いていること自体、「ウチの店はフツーの御店とちゃいまっせ」と発信しているわけで、その手の天然系な自信は善意重過失から来ているとしか思えない(笑
何れにせよこちらとしては、ただ単にできるだけ安く美味しいものが食べられればいい訳で、例えば、おにぎりをうら若き美女が握ろうが、デフォルトで手に塩がついていそうな梅干老女が握ろうが大差無い。
(…というのは... 続きを読む»
'09/02/20
('08/10 訪問)
上野から徒歩10分弱くらいだろうか。
馴染の酒屋からの帰り道、ときどき立ち寄るいなり寿司屋である。
「いなり寿司専門店」と書かれてなければ通り過ぎていただろう、そんな通りに埋没した店っ面である。暖簾一枚はらりと分けて戸を開けると、そこには昔ながらの職人気質の空気が満ちていて思わず背筋が伸びてしまう。
野球の守備がうまい名手を「職人」とはうまく言ったもので、そういう選手は派手さはないものの堅実... 続きを読む»
'07/12/16
('07/12 訪問)
「○○は美味い肴と銘酒が揃っているから」などと言い訳を託けて飲みに行くことが多いのだが、ナニがどう、ということも無いのについつい足を運んでしまう店もある。
くら島は典型的なそんなお店。
特別グっとくるモツを食べさせてくれるわけではない。
串の打ち方に拘りがあるわけでもなく素材に驚くこともなく、強いて言えば少し大ぶりなくらいで、変な哲学(略して変哲)は何も無い。それが、仕事帰りに久米仙の奴樽蔵を... 続きを読む»
'07/10/16
('07/10 訪問)
聞いたハナシで真偽の程はわからないが、越中島駅は23区にあるJRの駅で最も乗降者数が少ないらしい。東京駅からたった2駅だというのに、である。
確かに、降り立つと大通りがあるだけで辺りはほとんど何もない。猛スピードのダンプカーにつられて舞う落ち葉が、閑寂さを演出しているのかとさえ思えてしまう。
そんな越中島から徒歩3分くらい(門前仲町からだと13分くらい?)だろうか。初乃という秀逸な酒亭がある。
... 続きを読む»
'07/09/27
('07/09 訪問)
新橋の夜。
まだ20時前だというのに、肩を組んでいるオトウサンの4つのつま先が全部あっちこっちを向いていたりする。
勝手に酩亭志ん橋流千鳥足の舞とでも命名しておこうかな(笑)
そんな愉快な新橋で、普段使いとして魚を食べたいときにオススメなのが喜多八である(「喜」は七を三つ並べた草書体)。
店内は、5人掛けのカウンターとテーブルが4つぐらいとさほど大きくなく、泉谷しげる似(失礼!)の親父さんと女将... 続きを読む»
'07/09/02
('07/09 訪問)
美味い魚で酒が飲みたい、そんな気分であった。とはいえ、鮨屋で摘みだと幾らかかるかわからないし、もっとざっくばらんな雰囲気でクイっとやった方が合っている気がする。
となると巣鴨の活魚料理 清や根岸の季節料理 さつきらへんが良いかなとも思ったが、悲しいことにこの両店、お酒のラインナップはあまりよろしくない。
ハテどこがよろしかのぅ~と考えていると、ツーンと鼻腔から涙腺に山葵が突き抜ける記憶がよみがえ... 続きを読む»
'07/08/23
('07/08 訪問)
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一茶庵系である禅味会のお店である。
場所は、西日暮里から道灌山通りを15分くらい歩いて一本入ったところに在る(三河島・新三河島からは5分ちょいくらい)。向かいに心太屋さんがあったり、夜には目を光らせたイタチがすばしっこく走っていたりと、辺りは比較的安穏としている。
店舗はさほど大きくなく、椅子席は一つで、あとは小上がり席が5つといった具合。
安物の百人一首のような衝立に、浅い奈良漬色の土壁... 続きを読む»
'07/08/14
('07/08 訪問)
あまり「とりあえずビール」はやらないタイプである。
どんなに喉が渇いていても、雰囲気やドリンクメニューの構成を鑑みてからお酒をオーダーするようにしている。
なんて書くと、えらい気難しいやっちゃと思われるかもしれないが、これは癖というかリズムみたいなものであって、「とりあえず」が嫌いなわけではない。
事実、アレを見つけてしまうと反射的にファーストドリンクの注文時に口に出してしまう。
「あと、とり... 続きを読む»
【閉店】煌びやかな銀座で、もっさりおでんに宥められる 江戸源
'07/08/01
('07/08 訪問)
そういえば、ずっと店が閉まっているなぁと店の貼紙をろくに見ていなかったのですが、どうやら8月をもって閉店となったようです。
銀座の数少ない提灯の明かりが一つ消えたことは非常に残念です。
店のみなさんがお元気であることを切に願います。。
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暑い。めちゃくちゃ暑い。
ひたすらハンカチ... 続きを読む»
'07/07/14
('07/07 訪問)
今やクラシエと屋号を変えてしまったが、ペンタゴン経営で有名だったカネボウの社名の由来をご存知だろうか?
鐘ヶ淵に紡績工場があったということで、鐘淵紡績と名乗っていた時期があり、略してカネボウとなったらしい。
以前酒場で飲んでいたとき、ご年配の方に、「昔の浅草は渋谷みたいな街で若者が多くてなぁ」と伺って驚いたことがあるが、西へ西へと都市開発が進むにつれ、賑わいも流れていったのだろう。(トーキョー... 続きを読む»
'07/07/07
('07/07 訪問)
料理屋なら咀嚼したり箸を持ったりと手持ち無沙汰にならないが、ことバーに関しては概ねアルコール類をゴクリと嚥下するぐらいしかなく、間が持たないことがある。
そんなときに、スタッフがさりげなくトークに誘ってくれるとうれしくなってしまう。
とはいえ、何処ぞのベッピンサンの熱視線を背中に受けているんだ?とツッコミたくなるような渋くキマッているオトウサンに下手に声かけちゃ悪い。
接客業はホント大変だなぁと... 続きを読む»
'07/06/25
('07/06 訪問)
銀座は京都並に怖いところだ…と思っている。
“外カリカリ・中トロトロ”なんてのは、築地と冠した銀座に憧れるタコ、銀だこであるが(なぜか批判めいた表現になっちまうなぁ)、銀座は”外きらびやか・中おどろおどろ”のような感じで一生ご縁がない場所も多そうだ。
そんなザギンのはずれにも一応こんな店がありますよ~的なお店がタイガー食堂である。
やっちゃった感漂う緑色の引き戸、お肌が荒れまくっている店内の... 続きを読む»
'07/06/15
('07/06 訪問)
日本の伝統色は美しい。
猩猩緋・蒲公英色・灰青・一斤染・烏羽色・弁柄色・鶸萌黄・薄桜・海老茶・・・
これらの色を「色」として認知し伝承した日本人の美意識は本当に素晴らしい。
と、柄にもなく、色について書いたのは、梅好の「京ちらし」があまりにも美しいから。実は、↑はすべて京ちらしの中に在る色である。
(とはいえ、なんとなく思い起こしたものだし、色について詳しくないので実際はだいぶ違うかもしれ... 続きを読む»
'07/06/11
('07/05 訪問)
再訪しました。
変わったのか、なにかとんでもない勘違いをしたのかわかりませんが、東一は純米吟醸でした。ちうことで、↓の合わせ方に関する記述を削除し一部修正。
また、総合評価について、とり喜を☆×3.5、もん家を☆×4としている手前、悩んだ末☆×0.5落とします。
でも、焼鳥は相変わらず150円にしてはやっぱり旨い。
良い卵を使った鳥ユッケ、例のスープがしみ込んだ春雨の鶏麺もオススメです。
... 続きを読む»
'07/06/08
('07/06 訪問)
野方秋元屋・沼袋ホルモン・荻窪カッパ等々のお店でブイブイ云わせているオトウサンが唸るお店が中野に在る。中野駅北口から徒歩7分ぐらいの場所にあるもつ焼き 石松である。
看板がないので、初見の場合は通り過ぎないように注意した方が良いかもしれない。中野の北口は"落としたパレット"のようにぐちゃぐちゃしてますよってに。
古くもなく、新しくもなく、店内は雑然としていて、趣きもへったくれもないカウンターだけ... 続きを読む»
'07/06/01
('07/04 訪問)
大学時代にちょくちょく野毛の武蔵屋に通っていた。
つまっているような、さりとてハードボイルドでもない、しなやかな朽木のような絶妙なバランスの空間でお決まりの摘みと三杯の酒を飲みつつ、「先代は存じ上げないが、きっとその意思は継がれているのだろうなぁ」と思ったものである。
つまり、”店が生きている”というのはどういうことなのか、ということを勉強させてもらったわけである。
そんな武蔵屋で、店のばっちゃ... 続きを読む»
'07/05/24
('07/05 訪問)
「お得意さんが虎ノ門付近」「まだ仕事が残っているものの、どちらかというと忙しくない」「時計が17時より先を示している」
そんな状況が重なれば、仕方なく、否応なく、しかしながら必ず行くのが虎ノ門の鈴傳である。
本当は会社にすっ飛んでも仕事がしたくてしたくてたまらないんだけど(笑)
お馴染みの「うまい酒」と書かれた看板の下にある暖簾を潜ると、開店して30分も経っていないのに、オトウサンたちは顔を... 続きを読む»
日本野球もずいぶん「優雅で感傷的」になってきたものだが、是非ともプロレス的な「味」のある崩れ方をしてほしいと願うばかりだ。
私の野球応援は、皆で熱狂的に盛り上がるのは好きでは無く、テレビの前で塩辛あたりを舐りながら湿っぽい声援を贈る方が性に合っている。「がんばれーー打てーー!!」ではなく、「そや、それでええんや」と頷き杯を傾ける要領。
そのヤキュウの言葉で「緩急つけたピッチング」というものが... 続きを読む»