【大阪・堺】堺東駅周辺のカレー・7選【ガシ】

【大阪・堺】堺東駅周辺のカレー・7選【ガシ】

南海高野線・堺東駅の駅前、堺市の中心繁華街周辺にはカレー店急増中。競争によって全体のレヴェルが上がっています。無類のカレー好きなる「バスde温泉」主宰が実際に食べ歩いたカレー店(洋食系・エスニック系)の中から、お薦めできるお店をピックアップ。ここにご紹介します。

更新日:2023/04/05 (2018/02/11作成)

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる314の口コミを参考にまとめました。

カレー激戦区に成長した堺東

 南海高野線・堺東駅の駅前、堺市の中心繁華街のいわゆる「ガシ」界隈では、カレー店が急増していて、各店の切磋琢磨によって全体のレヴェルアップを果たしています。カレー好きにとっては面白いエリアになってきました。
 無類のカレー好きなる「バスde温泉」主宰が実際に食べ歩いたカレー店(洋食系・エスニック系)の中から、お薦めできるお店をピックアップしました。
 各店の食べ比べを楽しんできてはいかがですか?

サンマルコ 高島屋堺店

サンマルコ 高島屋堺店

 堺東駅直結の百貨店「堺タカシマヤ」1階、食品売り場にある、「インデアン」「ピッコロ」と並び大阪の代表的なカレーショップとなっている「サンマルコ」です。
 KYKのとんかつ、サンマルコのカレーのテイクアウトのショップの奥がイートイン。く字型のカウンター席が10席程度、KYKと共通の厨房を使っているようです。

サンマルコ 高島屋堺店

 秋野菜カレー(781円)は、サツマイモのチップス、マシュルーム、ジャガイモ、ニンジンなどに加え、栗がライスのてっぺんに乗っています。実に秋らしいですね。
 カレーソースはまさしく欧風カレーの風合いで、スパイシーながら辛すぎない。そして、酸味と甘みも押さえ目ながらしっかりコクを出している、サンマルコらしい優等生的なカレーです。 老若男女、誰からにも好かれる理由が判ります。各野菜との相性もいいですね。

秋野菜カレーでビタミンをチャージ

サンマルコ 高島屋堺店

 もうひとつの名物、キャベツのピクルスも相変わらず美味しい。それに加え、サンマルコの名物はナッツ、レーズン、パイナップル、キュウリ漬の4種の薬味です。これとキャベツのピクルスとで、カレーの口をリセット。満足感に包まれながら食事を終えることができます。

シィータイ

シィータイ

 東駅の西口を出て横断歩道を渡った正面、堺銀座通り商店街を進み、セブンイレブンのところを北方向に3分ほど歩いたところにあるタイ料理店です。
 外観もさることながら、店内もエスニックな雰囲気になっていて、入ってすぐのところにカウンター席が4席、奥がテーブル席の全30席足らずです。

ココナツミルクの効いたマイルドなレッドカレー

シィータイ

 日替わりカレー&ご飯(1,040円)は、本日のカレーはレッドカレーとのこと。
 カレーは「レッドカレー」とはいえやや淡い色。タケノコと鶏肉が具材のメインで、ココナッツミルクの風味が強く、ハーブやニンニクの匂いが豊かです。反面、ピキーンと来るような辛さがまったくなくてマイルドな口当たり。子どもでも食べれそうなこのカレーは日本人向けに寄せてきてるのかなと思います。

シィータイ

 ご飯はもちろんジャスミン米。独特の香りとパラっとした食感が汁気の多いカレーとよく合います。
 平皿には何と、蝶の形をしたショートパスタ「ファルファッレ」を使った炒め物で、これも優しい味わい。イタリアの素材を使うなんて斬新。もう一つの器にはさつま揚げの様な揚げものがふたつ。これはスイートチリでいただくのかな?素材はイカのようです。

堺東カレー専門 タベルー

堺東カレー専門 タベルー

 堺東駅~南西方向、堺市役所や裁判所の裏手の通りにあるカレーショップです。
 店内はL字型のカウンター席が8席ほどと2人掛けのテーブルがひとつあるだけの小ぢんまりしたお店で、キッチンの店主おひとりで営業されています。

甘辛カレーとトンカツのハーモニー

堺東カレー専門 タベルー

 トンカツカレー(800)は、店名の書かれた楕円形のお皿にライスとトンカツが盛られ、カレーが天掛けされています。
 カレーを一匙口に運ぶと一瞬にして甘みが広がってくる。そしてその後にスパイスの辛さがやってきます。この甘辛な風味はインデアンカレーに近いふうあいだが、それよりコクが深く味付けも濃厚な感じです。

堺東カレー専門 タベルー

 トンカツはサクッと揚がっていて肉も分厚い。そしてスプーンで切れるほどの柔らかさもあります。このトンカツと濃厚な甘辛カレーとの相性は実にいいですね。

DEVI

DEVI

 堺東駅から堺銀座通り商店街に入り、次の角を左に折れて堺市役所に向かうところ、大小路に至る手前のビルの2階にあるインド・ネパール料理のお店です。
 店内はテーブル席ばかり全30席ほど。ダンサブルなインドのミュージックビデオの流れる実に明るい空間です。

ほくほく長いものカレーと甘くて辛いチキンカレー

DEVI

  Bランチ(920円)は、ターリ皿には2種のカレー(日替わり・チキン)とサラダ、ライス、そしてライスの上にタンドリーチキンが配され、ギーでテカる大きめのナンがバスケットに収まっています。
 トマトソースのかかるタンドリーチキンは身が大きくジューシー。身離れもいいですね。ナンはパリッとした仕上がりで、甘みが少なくバターの風味が強いですね。

DEVI

 本日のカレー「ながいもとチキン」は、長いもがジャガイモに近い風味で多少ねっとり感がある。野菜の自然な風味とスパイシーな辛さが調和して実に美味しいですね。
 チキンカレーはさらにピーキーな辛さがある半面、蜂蜜かな?じわっと奥深い甘みがある。甘くて辛いカレーは大阪人好みです。なのでライスとよく合うのかな?

ゴーゴーカレー 堺東スタジアム店

ゴーゴーカレー 堺東スタジアム店

南海高野線・堺東駅から目の前の通りを南方向、堺市役所高層棟の南側にある金沢カレーのお店です。

店内は対面式のカウンター席とテーブル席の並ぶ全30席ぐらいです。

堺にも進出した「金沢カレー」

ゴーゴーカレー 堺東スタジアム店

 ロースカツカレーカレー(中盛・800円)は、ライスを覆い尽くすように上層一面に色黒のカレーソースが掛かり、一端にキャベツの千切りが盛られ、そしてロースカツが乗せられています。実に金沢カレーらしい風体。
 カレーソースは辛さが控え目、スパイス感よりコクが勝る、なんだかもっちゃりした味わい。昔の洋食屋のカレーともちょっと違う独特の味わいです。ノスタルジックな感もあります。

ゴーゴーカレー 堺東スタジアム店

 ロースカツはやや薄めで脂身がほぼありません。細切りに包丁が入っていて、フォークで食べやすくしてあります。
 ライスは柔らかめの炊きあがりで、ややベタッとしている。途中、カウンターに置いてある福神漬を加えたら、さわやかな風味となりました。

スリランカカレー マーネル

スリランカカレー マーネル

 南海高野線・堺東駅のすぐ近く。バスターミナルの南にある踏切を渡り切って10歩ほど進んだところの辻を右に曲がってすぐにあるお店です。
 お店は実に狭小で10人も入るかどうか。壁や扉の無いビニールシートで囲われただけの半ばオープンエア―です。

癒やしのスリランカカレー

スリランカカレー マーネル

 チキン・アサリ・ポークの3種の組み合わせ(980円)は、ライス型で盛りつけられたサフランライスを中央にし、その周りに3種のカレーとパパド、ハーフのゆで卵、ポルサンボル、アチャールが添えられています。
 どのカレーも日本人の口に合わせたような刺激の少ない優しい仕上がりで、香味の中、出汁の旨みが感じられる。特にアサリが旨み際立つ仕上がりです。

スリランカカレー マーネル

 一通り味見をしたらスリランカカレーらしく全部をぐちゃぐちゃに混ぜていただきます。大雑把に混ぜたらひと匙ひと匙、虹色のように味が変化して実に楽しい。海老のふりかけを掛けると辛さとともに旨みがさらに増します。

無添加スパイスカレー ItaL

無添加スパイスカレー ItaL

 堺東駅から南方向に歩いて5~6分ぐらいのところ、堺中央線とフェニックス通(大阪中央環状線)が交差する一条通交差点から東にすぐのところにある、スパイスカレーのお店です。
 店内はキッチンに面したカウンター席と、その背後のテーブル席からなる20席ほど。バックバーにはさまざまな種類のお酒を置いてられるので、アフターコロナにはバー営業をされると想像できます。

スパイスカレーと欧風カレーのいいとこどり

無添加スパイスカレー ItaL

 スパイスカレー(1,000円)は、大きめの平皿の中央にライスが盛られ、カレーソースが横掛けされています。そして周囲に4種のアチャールとマッシュされたポテトが添えられています。
 スパイスの香味は立たせつつ、万人受けするオーソドックスな仕上がり。ドロッとしたテクスチャーはスパイスカレーらしくない風合。お肉がたっぷりなので欧風カレーみたいな感もあります。

無添加スパイスカレー ItaL

 アチャールはキャベツや玉ねぎなど。あっさりさっぱりと仕上がっています。最後は全部を混ぜて口に運ぶと、口の中に色彩豊かな風味が広がります。

※本記事は、2023/04/05に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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