食べもの漂流記
風のふくまま、美味かったり、不味かったり
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再び小野二郎さんとカウンターごしに再会しました。
2006年1月レビューは変わらずその通りと確信。
ところでこちらの「しゃり」ですが、塩と酢が結構しっかりしているのが特徴です。最初のひとつめはこのしゃりがパンチが強いように感じられるのですが、最後は気にならなくなるのが不思議です。塩と酢の強いしゃりの寿司屋は他にもいくつかありますが、おいしさは雲泥の差です。
具体的に何がどう違うのかわからないです。
しかし明確な差。
また冬に訪問して考えてみたいと思います。
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2006年1月
小野二郎さんに、この1月に握っていただく機会があって食べてまいりました。
こちらのレビューを拝見する限り、賛否両論といったところですが、わたしが経験した寿司のなかでは五つ星に値する寿司と思いました。それは小野二郎さんの仕事しかこの店では見ていないからかもしれませんが、すみずみまで気持ちが行き届いている仕事が楽しめること請け合いでしょう。
ドラマのように展開する鮪三兄弟。
力強い味わいの鯵。
甲殻類の香りただよう蛸。
最後に登場したおぼろも。
どれも絶品でした。
寿司というとネタの良さばかりを取り上げる人も多くいるようですが、実際のところ、「一貫の寿司」に関連するすべての仕事をバランス良く、かつ高い次元で結びつけることができなければ「旨い寿司」にはならないと思います。
オーケストラのプレーヤーひとりひとりが高い技術と演奏の持ち主であっても、指揮者が悪ければ、それ相応のオーケストラとしての演奏にならないように、寿司ひとつとってしても、それは同じことではないでしょうか。
「部分の総和が全体」ではなく、まず全体を包括する高い美意識があって、それがひとつひとつの部分をつくりだしていくのだろうなあ・・・。
具体性に欠けるレビューとなってしまいましたが、あえてそうしておこうと思います。