「京都府」で検索しました。
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松葉が美味いんですよ。 一昨年、よしのに連れて行ってくれたお客さんがそう言うので、ぜひにと連れて行ってもらいました。 松葉というの鳥の胸骨の部位のようで、あまりその名を見ない、というかはじめて見たのだけど、やはり見ないだけの事はあって、どうやら非常に捌くのが難しい箇所のようです。 揚げです。 おお、これは、、、某白髭じいさんのチキン屋の胸肉を思わせますが非常に油が少なくて、もたれる事はありせん。 肉質もしっとりしていてカエルの肉を思わせます。食べ終わると写真のように松葉杖のような骨が残ります。 他につくねやたたきなどもいただきました。 朝じめのそれは当然のように歯応え良く臭みもなく、美味しい。 お店の方もとても感じが良くて、毎日でも通いたい店です。 この通りの飲食店のほとんどは昼営業を行っているのですが唯一この店だけがやっていないのも肯ける話です。おそらく必要がないのです。この日も我々が入店した18時過ぎてカウンターを除いて満卓でした。 またの機会に返そうと思います。一人で貪るよう食べたいです。
2020/03訪問
1回
こんな折に京に出張。 東京駅のサウスコート0900にガラガラである。 予想通り新幹線はとても空いていて直前なのに2名がけが空いている状態。 京都駅に着いてまだ時間まで2時間ほどあったので和久傳のランチでも思ったが、兼ねてからの懸案事項であったこちらにお邪魔することにした。 当たり前のように待ち客はなし。 このご時世である。 1日15食限定のばら寿司のセットにデザートをつけた。 さすが今日の玄関、これ食べてしまったら神保町界隈の2000円ランチ霞みます。すべてが期待の上行ってます。 ここで毎日食事したい。 次回の訪問時もランチはここで決まりでしょう。ただこれはコロナの影響で客足が鈍っているからで、平時であれば行列で静かに待つことを強いられることでしょう。
2020/03訪問
1回
先日横田に連れて行ってくれたお客さんに誘われて。 東山に宿泊すると話したらそれではとこちらを選ばれた。 兼ねてから気になっていたとのこと。 口開けで伺うと童顔の亭主がカウンターでお出迎え。 カウンターには色とりどりの魚、お肉まで並んでいます。 お造り3000円〜とおばんざいの盛り合わせ1500円をとりあえずビールで。 この日はちょうど葵祭があったのですが、何年もこの地に通うのにその存在を見たことがない。それもそのはず大体平日の昼間にやってる祭りで、出張者には縁のないイベント。御所から上賀茂神社まで平安衣装の行列が練り歩くらしい。なんたらサイケデリックな。いつか自腹で。 さて、何に驚くと言ってその魚の鮮度と味。 私は港に近い街の生まれなので、とにかく魚ばかりを食べて育った。 たくさん食べているからと言って美味しさの妙がわかるのかといえば決してそうではないと思うが、量を食べてると美味くないものや新鮮でないものが何となくわかってくる(と思う)。 聞けば店主が自ら釣ってくるそうな。 マジかよ。仕事しながら? 「頑張ってやってます」とはにかむ主人が入店時よりも輝いてみえました。 おばんざいも味付けが秀逸で酒が進む。 とくに琵琶湖からいらっしゃったホンモロコの南蛮漬けは秀逸で、お代わりさせていただきました。 酒、酒、と。 大黒政宗、勝駒などもいいかなあと思っていたが、お客さんが迷わず「不老泉 赤ラベル」をチョイスされたのでそこに乗っかることに。 ただしこいつはこの店の最高値でこれには一抹の不安も。 というのは、大抵この価格帯のお酒は単体で飲んでも美味しいほど旨味が強いので、料理に合わなかったり、極端な話、次に飲む酒がなくなってしまう。 その想像は結果から言うと当たってしまったんだけど、それにしても、これで三年熟成酒なんだ?というほどにフレッシュさの残している。それでいて、滋味が深くて、刺身でも揚げ物でも受け止めくれる懐深さがある。 途中何度か他の酒にも手を伸ばしてみたんだけどこいつにはかなわなかった。 お勘定。一人頭8000円強。 ご馳走様でした。
2019/05訪問
1回
東山からホテルがある四条河原町までの帰途、〆を食べていないこともあって、ホテル戻ったらカップ麺でも食べるかと思案していたところ、この近くに21時からオープンする団子屋があるんですよ、とお客様が言う。 蓋し、ステキなお客様である。 なんてステキ言葉なんでしょう? この近くに21時からオープンする団子屋があるんですよ、ですよ。 向かうと既に少し行列ができていて、列に並ぶと、高級車が横付けして団子を大量に購入したりしている。おそらくお茶屋に運ばれるであろうそれらを横目に、寒空のもと、お声がかかるのを待つ。 みたらし、きな粉を一本ずついただき、鴨川のほとりに腰掛けてハイボールで流し込む。 一体どんなものだよ、と思っていたが、それは果たして並んで食べるに値する〆の炭水化物であった。 私の好みは断然きな粉。 忘れられない味になった。
2019/04訪問
1回
また行った。 男の楽園、へんこつ。 今日は珍しくカウンターに女子が。みたところカップルのようだけどどうやって入ったのかしら? 何かコツがあったら教えてほしかった。 サルベージとおでんを酒でやっつけました。 タバコの煙がちょっとアレですが、京都はまだまだ喫煙できる居酒屋がたくさんで、ノンスモーカーにはキツイですね。 まあ臭いは仕方ないにしても、洋服についてしまうので客先から直行できないのが困るんです。 会員制をうたう店で、大変な差別主義であることで、つと有名である。 女人禁制、長居は無用、外国人お断り。 様々な問題を孕んでいる店ですが、良い悪いは別にして空いてて良い。 もう少し禁煙席が増えるとなお良い。 一人で行けばまず断られません。
2019/10訪問
2回
じじばばの魔窟ぶりも大概だが、魔境に在る名店といえばこちら。 この日、お客様とお食事をしようということになってお好みどうですかねー、つって山本まんぼを調べると定休日。 どうしましょっかーねーと腕組んだところ、お客様からの提案で、京都駅からぶらぶら歩いて向かいました。 たかばしの行列を確認右手にやり過ごし三十三間堂へと向かう道すがら、スクロールする景色の中から観光客が消えてほとんど無人となる。 こころなしか空気が張り詰めたように感じる。 時刻は酉の刻、昨日はこのくらいから前が見えないような雨が降り出した。 風が強く吹き、冷気で頬が痛い。 鴨川を渡ったあたりからその異様さがいや増してきて、ひょっとして彼岸を跨いだかと辺りに目をやると庇が引きちぎれたレザーショップ、見るからに凶悪そうな団地、そして漢の夢 100P看板、デイケアサービスの建物の脇に桃色映画を上映してる小屋が現れて、これはいよいよ魔境に入ってしまったか・・・と指先を噛みちぎってお札の用意していたところ、路地の提灯にお好み焼きの文字。 恐る恐る近づくと、これまた伏見稲荷を思わせる長い路地のどんつきに吉野さんは在った。 扉を開けるとすでに7割の席が埋まっている。外国人もいる。こ、このロケーションなのに! すでにこれまでの景観でお腹いっぱいであったが、どて焼き、筋焼きなどをビールやお酒で流し込み、お好みやそば入りオムでキチッと占めて店を後にした。帰る時には店は満席であった。 素晴らしいお店ですね、とお客さんに感謝してタクシーで帰宅した。 帰京の折に新幹線で無聊を慰めるために食べログを開くとどうしてリストから漏れていたのか、吉野さんは百名店。 そらそーかと独りごちたのであった。 予約必須です。セカンドチョイスが周りにないので振られると地獄です(笑)
2019/03訪問
1回
諸般の事情で外をうろつくことができず、職場からタクシーで直行してしまった。 八宝菜とご飯を注文して、再びメニューを検見すると、中華丼がある。 これって八宝菜ご飯と何が違うの?と聞くと、具材も味付けも若干異なるとのこと。値は張るが丼ではなくこちらをいただきました。 素朴ながら思い出の味。こういう皿に底力が出る。付け合わせのスープもニンニクが効いてて美味い。 今度はいよいよ麺もの行ってみようか。 前回は食べそこねた黒ブタ餃子をゲット。普通の餃子も比較で頼んでみる。 食べ比べてみて初めてわかるのだけど肉感と脂。いや、脂だな。脂が美味いのよね。 最後は天津飯を喉奥に流し込む。 幸福な締め。 刺身の後の中華。邪道かもわからないが、堪らない。 後悔の無い味。 もちろん家近にあれば毎晩通ってもよいレベルの品揃え。 餃子が、二段構えだったことを知らずに入店してしまって、普通の餃子を頼んでしまった。 これとて神の悪戯。またくる楽しみが増えたというもの。
2019/05訪問
3回
スペインバルを出るとふらふらと歩き出します。 暗がりで携帯電話に照らされる貸し自転車屋の主人の顔や、ピニョ食堂で一心不乱に韓国おじやをかきこむ背中、なぜか逆さまな焼鳥の文字、薄闇にひかる「ゆ」、飄然に飄然をかけると空腹。 鴨川を渡って木屋町通って二条通りまで戻って橋のたもとにぼやり浮かぶネオンサイン。これはあの伝説の祠ではないかと心中喫驚し、逸る心を抑えつつ暖簾をくぐると酒が好きで好きでしょうがないという人たちばかりが静かに飲んでいる。 パラダイスじゃ。 銘柄のないお酒ととなりのヒッピー風のおじさんが食べていたぶりぶりに肥えた蛍烏賊を三杯酢でいただく。 すべての料理に値段が書いていないが、まあいいでしょう。足りなかったら皿洗いでもすれば帰してくれそうなほど店内の空気は弛緩している。 おでんと地鶏を、追加し、酒をさらに投入。この辺りから凄まじく酔ってきて、最後はどうやってホテルに戻ったか覚えていない。 ただ一つ覚えているのは、また必ずここへ来ようと思ったことだけ。
2019/05訪問
1回
京都に行くとよく泊まるホテルに入っている。とても健康になれる食事。隣のバーもいい感じ。
1回
短期の京都出張。前から狙ってた栄喜知は休みで、予約もないのに絶対無理だろうなと思って電話するとなんとラッキー一席空いておりました。 突き出しが白子とはなんとも贅沢な。 七本槍でこいつをやっつけると、煮蛸、満願寺の天ぷら、蟹の卵、海苔の酒盗、鯖のへしこなど、完全に飲兵衛色満点のラインナップで、田酒各種、山本と酒を飲み進めました。 客筋も良く、店主の人柄が滲み出た人選で、気持ちの良い時間を過ごすことができました。 予約は難しいと思いますが次は是非予約でお邪魔させてもらおうと思いました。 予約すると八寸が注文できるのです。これが明らかにバリュー高しなんです。