ばすたんてさんのマイ★ベストレストラン 2012

ばすたんての「札幌で食べてます」

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ばすたんて (60代前半・男性・北海道) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

ル・ レストラン・ ドゥ・トーマ (中央区役所前、西8丁目、西11丁目 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 ¥1,000~¥1,999

2011/12訪問 2011/12/12

トーマさん再び・夜のトーマへ

11.12 夜、再訪です。
 豪腕社労士、敏腕税理士、スーパーOLと、テーブルを囲みました。
 一口アミューズ、のあと、小鹿を赤ワインで漬け込んだものにコブサラダのドレッシングをかけ、黒トリュフを散らしたものが出ました。この辺はまだ最初の泡を飲んでいます。
 アミューズの最後はシェフから特別に、ということでカブの一皿。カブを泡とムース、角切りにしたものにいくらが添えてあります。カブの三段活用、という感じ…食感も味も変わって感じられます。もうひとつ添えられていた、かすべのリエットは、ちょこっとわけていただいて家で日本酒のアテにしたいような一品。
 次のお皿がこの日私一番好きだったものです。サーモンとラタトゥイユ温玉のせです。サーモンの柔らかさ、燻製の風味がすごい…泡がなくなったので白ワインを待ち、食してみると…待って正解、のお味です。サーモンの温度が冷え過ぎていなくてちょうどよく、口の中で脂がぱっと散る感じがします。カニとコンソメのジュレもすばらしい。こちらも温度がちょうどよく、こちらも冷えすぎていないのでよく味が解ります。この日のサーモンは今まで食した鮭の中で一番だったかもしれません。次にタラと牡蠣蒸し、約束されたお味、でしょう。タラは厚く切ってあるので食べ応えがあります。ほくほく、ほろり、という食感です。白にばっちり。そして赤ワインに変わってメインの子鹿のフィレ(コンソメスープに浮かせた感じ)です。フィレということであっさりしたコンソメのソースとよく合います。付け合わせのカブもコンソメの風味を吸ってオイシイ。その後、「まだ赤ワインも残っていますしチーズはどうでしょう?」ということでそれぞれチョイスしたものをいただきます。私は北欧のモミの木のフレーバーをつけてあるチーズ。デザートは洋ナシのコンポートのグラタン。熱々のグラタンにアイスクリ―ムという取り合わせです。デザートのあと、お楽しみ、ということで小さなチーズケーキやクッキー、マドレーヌが…エスプレッソ、ここまででお料理4750円は…スゴイCPです。忘年会コースで居酒屋でもとるお値段です。一品一品にここまで手間暇をかけて作ってあるお料理と、スパーク、白、赤三本開けて四人で1万円未満で収まりました。最後、赤が開き切らなかったのが残念でしたが素晴らしいお食事となりました。今度は昼のコース、ワイン付、ですね。
 この日は貸し切り状態で、(「昨日と明日は満席なので戦争です」と)シェフとゆっくりお話ししながら食べることができたのも良かったと思います。

11.10
ご近所なのに中々来れなかった、Le Restaurant de TOMAさん。今日、サグラさんに足を運んだところイタリア研修中でお休み。とほほ、と日曜の昼下がり、雨の中彷徨っていると、なんとトーマさんが開いている!これは行くしかありますまい。傘をたたみ、外に出してあるメニューをじっくり検討して地下のお店へ。

 オリーブオイルにバルサミコ酢を落としたものとパンが先に出ます。

 そしてタマネギとエビの風味のスープ。タマネギの甘味、エビの旨味、それぞれの香りがギュッと詰まった感じのクリーミーなスープです。真ん中の赤いものはダイコン、と。彩りも素晴らしい。今日の様な薄ら寒い日にはピッタリ。アツアツな事もあり、一口いただくとすぐ次を口に入れたくなります。ダイコンの中までアツアツなんです。

 岩手県産あべ鶏のローストポテトピューレと柚子胡椒の香り。胸肉にしっとり熱を通したもの。肉に火を通してから切り分けていると思うのですが切り口の綺麗な事…付け合わせの野菜は、ムラサキニンジン、キイロニンジン、ヤーコン、エノキなど。下にマッシュドポテトが敷いてあります。ポテトは、判然としませんでしたが肉の風味がついています。隠し味は柚子胡椒、と。その周りにはひたひたのコンソメとオリーブオイルです。肉を食べ終わったあと、ポテトとコンソメだけを食べて見ますと塩をきつめにしてあってあっさりした胸肉とバランスを取っています。「〜ですよね?」とお聞きしましたら、「はいそうです」、と。エセフレンチファンの私としてはちょっと嬉しいです。

 キャラメルムース。アイスクリームのようにスカスカでなく、ミッチリとした食感です。周りに飾ってあるのは、洋ナシのコンポート、さらにそれをソースにしたもの。レインボーキーウィ、ベリーをキルシュに漬けたもの。手間がかかっています。上に飾られたものは聞き逃しましたが、食感は、ソバ粉に少しだけ砂糖を加えて焼き上げたような風味を感じました。運ばれた時にほのかに洋酒の香りがします。これだけ定番にしていただいて、もう一度食べたいデザートでした。この辺になるとシェフの味の組み立てを必死に舌の上で分解する事に熱中します。

 これで1800円なら…化け物の様なCPです。(他にも2100円、2800円のランチコースがあります)

 ホール担当の方の丁寧な料理の説明もあり、堪能しました。料理の合間に、「フレンチやイタリアンはお好きですか?」などお話を振っていただきました。最後は当摩シェフともご挨拶をさせていただいて帰路につきました。

 参りました。再訪決定です。

  • ランチ・スープ
  • ランチ・あべ鶏の胸肉
  • ランチ・デザート

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2位

サグラ (西8丁目、中央区役所前、西11丁目 / イタリアン)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 ¥1,000~¥1,999

2012/05訪問 2012/05/26

サグラさん、再び

再訪問 2012.5

 この日は6人で。
 
 相変わらずの腕。野菜中心の前菜、パスタ、最後に豚肉。

 高CPに脱帽です。いままで書いたレビューが相当な分量になっているので今回は簡単に。

 この日のお料理、それぞれすばらしかった…最後の豚肉のグリル、皮付きで味わいが深い…塩味ですが、ワインの搾りかすを粉末にしたものに塩を混ぜています、とのこと。 

再訪問 2011.7 
 この日は弊社創業4年目の記念ディナーということで社員さんと。

 前菜がふた品。黒ガレイのカルパッチョにすりおろしたきゅうりが乗ったもの。自己紹介に書いていますがきゅうりが苦手な私。恐る恐る食べてみましたが、きゅうりの香り(私、普通はきゅうりの「匂い」と書くんですが)が白身にジャストミート。さわやかなひと品になっています。

 二色のパプリカとさんま。黄色いパプリカをピューレにして下に敷いています。

 次にタコを煮たもの(ああ、料理名が…)タコはあくまで柔らかでトマトの酸味と合わさった完成度の高いひと品。確か下にはもろこしのピューレが敷いてあります。自然な甘みとトマトの酸味がまたいい按配です。この辺で赤ワインへ。メルローも入った飲み口の軽いものにしました。

 会食した全員が黙り込んだのがアサリのリゾットでした。上にウニも乗っていますが、この際、ウニはどうでいい、という位アサリの風味が効いています。ウマい…リゾットを食べてワインを飲んでの繰り返し。

 次の花咲カニのパスタも同様、軽い塩味で仕上げた、あくまでもカニの風味だけで食べる一品。これも素晴らしい!

 そして最後は豚肉。
 「これを切り分けますよ」と最初に全体像を見せてくれました。すね肉だったように思います。柔らかで風味豊か。お皿の説明のときに、
 「したにニンジンが敷いてあるんですが…」と聞いて豚肉をよけてみましたら、細いニンジンが。食べてみると葉の苦みが効いてこれもウマい…
 
 デザートの頃にはワインも2本目、完全に出来上がりました。

 2本目は、ラ・スピネッタ イル・ネーロ・ディ・カサノヴァ トスカーナ・ロッソ 2007 750ml、 サンジョヴェーゼとコロリーノ 。樹齢が若いブドウから作っている、ということもあってか、生々しい果実味を感じます。

 ラテン語のrestaurar(回復する、元に戻る)がレストランの語源ですがまさにそれを実感する食事となりました。野菜を多く使っていることで胃もたれしません。村井シェフ、本当に野菜の使い方が素晴らしい…。
 
 帰りにドアを開けたとき、すでに「次回、いつ来れるか」と思っている自分がいまいた。ありがとうございました。
 
再訪問 2011.6.
 この日もランチでした。前菜は、ヒラメのカルパッチョ。ぽん酢のジュレがかかっています。

 二皿目のサラダは、トマトと水菜、下にはソラマメのピューレ。優しい味でまとめましたね?と思いましたら食べ進むとカリッという食感とともに酢の味が。これは一体…?

 足寄・石田牧場の羊のトリッパショートパスタで。ホルモン系のものはなかなかランチに入れるのは勇気がいると思いますが、流石です。食べてしばらくしてもフレッシュかつ濃いトマトの風味が口に残ります。ショートパスタは冷めやすいのにこれもアツアツで最後までいただきました。この点については私の手が止まらず、最後までトップスピードで食べ切ったから、という事情が影響しているかもしれません。 ^_^; 胡椒がほんの少し強めに効いています。

 そしてデザート。レモンのマカロン、(青い)メロンのソース、メロンのシャーベット、角切りのオレンジメロン、下にはバニラアイス(ただしクッキーぽい食味が)とモッツァレラチーズのアイス。メロンの甘みを殺さず、それでいてその甘みだけではパンチ不足になるのを防ぐ、複雑な味の重なり合い。見たばかりの映画「インセプション」を思い出しました。すごい味の階層です(これが言いたかった)。これで1600円。シェフ自ら食器を片付けたり、お客さんに声がけしたり、という接客は相変わらずです。
 ドルチェをいただいてアイスコーヒーを飲み、本を読んでいましたら、

 「すみませんお待ちのお客様が…」ということで最後はいそいでランチを切り上げて帰ってきました。繁盛しています。それも納得のお味です。

初訪問 2011-05 前々から来たかった、Sagra(サグラ)さん。会社の近くなのになかなか来れませんでした。先週、一度ドアを開けてみましたが満席で断念。今日は入れました。ランチです。

 白糠酪恵舎のチーズがかかっています。ラクレットかしらん?トウモロコシのポレンタが下に敷いてあります。トウモロコシ風味のパンのような食感です。根曲がりダケも。チーズの下に苦じよっぱいペーストがちょこっと入っています。アンチョビかしら。野菜主体のお皿ですが手が込んでいます。

 続いて三種のアスパラ。追分産のムラサキアスパラ、細いのはフランス産の野生種、とご説明いただきました。

 上の野菜を食べるとマスが出てきます。その中にアスパラが仕込んでありますね。野菜がみすみずしいのですが、水っぽさはありません。ぎりぎりのところです。緑色のソースはソラマメの味がしました。アスパラとソラマメのあま味が活きる、ほんのちょっとだけ塩がしてあります。むむむ。舌に神経が集中します。脳の中の普段使わないツボを押されているように思います。…午前中の仕事の疲れが抜けます。

 石狩産シャコのバジル風味パスタ。シャコって回転寿司や持ち帰り寿司ではなかなかセットに入らないネタです。名物なのにきちんと食べたのは本当に久しぶりですね。改めて食べてみるとエビとは違う歯ごたえです。シャコの中ほどに見えるアメ色のものは卵なんでしょうか。身とは違ってキシッ、ムチッとした食感です。これは塩味+バジル風味、どんぴしゃりですね。シャコのコースは300円増しでしたがランチメニューは基本1600円で、前菜二種、パスタ、ドルチェ、コーヒーまで。ハイCPです。

 ドルチェ。マカロン、アイスクリーム、付け合わせは、チェリーのコンポート?これだけで十分メニューになる一皿。

 席に着いてすぐ、隣の方が赤ワインのグラスを注文されていたのにつられて。大変おいしゅうございました。

 お店の方がお客様一人一人に声掛けするので自然と話がはずみます。耳に入ったお話しではお隣の方は年に数回美瑛町に癒されにくるという愛知県の方。少しお話ししました。iPhoneで感想を書いていましたらシャコを剥きながらシェフが、「お近くですか?」と話しかけてくれました。

 お料理も素晴らしいですがこの辺がこのお店の人気の秘密、と見ました。

 楽しく、美味しいランチでした。必ず夜に再訪します。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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3位

福新楼 (西鉄福岡(天神)、天神南、天神 / 中華料理)

1回

  • 夜の点数: -

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2012/05訪問 2012/05/15

福岡の老舗中華料理店

 某日。お連れいただいたお店がこちらでした。

 1階から4階?まですべてこちらのお店。自社ビルです。お店を訪れると調度品や空いているスペースにおいてあるテーブル、いすなど、ビルのすみずみまで歴史が染みついている感じです。帰りがけ、歩いて1階までおりましたが2階から1階に下りる階段が軽く左にループしています。施工に手間のかかる曲線の階段、新しい飲食店ではほとんど見ることはありません。

 お料理も伝統を踏まえていますが決して古い感じはしません。逆にエッジの立った感じすらします。

 (この日はお招きいただいたので画像、評点なしで)

 前菜(揚げ物、鶏胸肉のネギたれ、チャーシューなど)、スープ(鶏とシイタケのおダシがすごい)、れんこんとコノハタ?の揚げ物、中華パンに豚角煮を挟んだもの(…辛子をつけていただくと…orz)、鶏肉とクワイ?さといも?を煮込んだもの(これは、さきの角煮サンドとともにこの日の最高の料理…orz) 、海老と野菜の炒め、かた焼きそば、最後はごま団子でした。

 すばらしい味。

 歴史を感じる調度と店内。

 細かいところまで気を配る店員さん。

 すばらしいお店でした…!

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4位

活食・隠れ酒蔵 かけはし 総本店 (すすきの(市営)、豊水すすきの、すすきの(市電) / 海鮮、郷土料理、日本酒バー)

1回

  • 夜の点数: 3.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2012/04訪問 2012/05/02

美味しい驚き

 いろいろな方からお店の名前を聞いていた、「かけはし」さん。お客様にお連れいただきましてついに訪問の日が来ました。
 焼きもの、のオススメではメニューを見せるのではなく、そのものをお持ちいただけます。この日は生椎茸とネギをお願いしました。椎茸を七輪に乗せていると、店員さんのアドバイス通り、ぷつぷつと水気が。笠の部分からいただきますと…ウマーい!気体のダシをいただいているかのような香り。コリコリシャキシャキとした食感。これだけでも満足いったはずです。

  しかし…まだ続きが。

 このあと、お造り、美酒鍋(八海山でなべを煮るとは豪気!)、めぬけのカブト、などをいただきます。美酒鍋は画像の通り、ニンニクに火を通すところから始まり、これも香ばしさの中で調理が進みます。

 鍋とかBBQの楽しさは、調理の様子を見ながら、「もういいか」「まだ早い」などコミュニケーションが進むところでは?などと思っておりましたら火が通り、調理完了。野菜に酒の香り、肉のダシが染みて…これもウマーい!

  この日は長距離歩いたので、ビールも旨く感じました。2杯ほど飲んでその後、食事に合わせる形で日本酒へ。こちらのお店、日本酒を頼むと大きなコップに水を出してくれます。日本酒、のどが渇きますのでこれはありがたい…スペイン時代、当地で食事をするときには、ワインと一緒に水を頼むのが普通でした。アルコールが進んで脱水症状にならないよう、味の濃いスペイン料理の塩気を和らげるための習慣、と理解していましたが、日本酒を飲む時も同様では?これは健康に良いですね。(ん?結局お酒もすすむ、ということかな?)

 定番メニューにも日本酒は豊富ですがメニューにない、所謂隠し酒も豊富でした。

 定番の中に「日本酒度−58」というお酒があり、「どれほど甘いんでしょう?」とお聞きしたところ、「甘い、というんじゃないんです…」という気になるお答え。飲んで見ましたら、白ワインそのもの。甘さに酸味が加わって…似たようなお酒もありますよ、ということで出していただいたのが画像の日本酒でした。

 スタッフさんの接客もフレンドリーで(古い表現か?)宴会が終わる頃にはすっかり打ち解けていました。

 お聞きしていた通り、良いお店です!

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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5位

モントルグイユ (中央区役所前、西8丁目、西11丁目 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 3.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2011/12訪問 2011/12/03

ビストロ風のフレンチ

 某日。ちょっと早いけど本年の忘年会をやろう!ということで会社近くのこちらにお邪魔しました。

 HPで「お店の場所が解りにくい」とのことでしたがiPhoneの食べログアプリからマップ表示しますと迷うことはありません。

 18時の開店と同時に飛び込みます。

 お料理4品+デザート+コーヒー、5,250円をベースにしまして、さてどんなワインを合わせましょう。

 まずはグラスのスパークで乾杯。まだ1か月あるけど今年もいろいろあったなぁ。自分の限界に挑戦しつつ(今まさに)頑張ってきました。

 さてスパークはすっきり辛口ですが飲み口がまるく、甘みさえ感じる味でした。進む~。

 その後、お料理スタート。

 前菜はテリーヌ。これは各人にお皿が出ます。肉とフォアグラを寄せたもの。辛味のあるマスタードとグレープフルーツを煮詰めたソースともジャムともつかないもの、が添えられています。赤カブの彩りがいい感じです。苦手のきゅうりもついていますがピクルスになっているのでぎりぎりセーフ。フォアグラ、やはりウマいです。人間の味覚のツボを押す味…なんかこれを食べるだけでへなへなとなる(大げさか)感じが。

 白ワインはおススメの、「639」。日本人の方がドイツで作っている、というリースリングです。味が濃いのですがベタベタせず、トロリとした感じながらすっきり、という飲み口。これはオイシイですね!

 その後はとりわけスタイルとなり…イカにゴロとアンチョビを和えたもののサラダ(イカは生ではなく、完全に火も通っていない、というあたため方)。これは日本酒でもイケますね。

 アナゴで巻いたご飯にタチのソテーを乗せたもの。ゆっくり飲んだつもりが白が空き、この辺で赤ワインへ。ボルドーで、メルローにシラーをブレンドしたもの。呑みやすいようなく癖のあるような、思った通りの呑み口です。タチの濃厚な味わいと甘く味付けしてあるアナゴとご飯。意表を突く組み合わせですがこれもオイシイ。

 最後はカスレ!鴨のももなどを煮込み、そのうまみをマメに吸わせています。暖まります。ビストロ、って感じですね。肉はほろほろになっています。赤ワインも進みます。

 HPに自らお書きになっている通り、レストラン未満ビストロ以上、のお店でした。カスレなどボリューム感でごまかしたくなるお料理でしょうが、きちんとしたお味に仕上がっています。

 デザートは、ブリュレにラムレーズンのアイスを乗せたもの、でお終い。18時の開店から3時間ほどお邪魔しました。

 季節的にジビエ料理のおススメがありました。ビストロ料理のシュクルートも食べたいし、またお邪魔したい…

 カウンターもありますのでそちらで気軽に飲食するのもいいかもしれません。

 西11丁目界隈、まだまだいいお店がありそうです。次の会社の宴会はどこにしましょう?

 

  • 前菜
  • いかごろのサラダ
  • リースリング、「639」

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6位

茅乃舎 (久山町その他 / 日本料理、カフェ)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥3,000~¥3,999

2012/04訪問 2012/04/19

素晴らしい和食レストラン

 車でお連れいただいたので詳しい径路はわかりませんでしたが、野原を抜け、山を登り…
 文字通り萱ぶきの大きな建物が目に入ります。

 「夏はホタルがきれいなんですよ」

 という言葉そのままに、渓流がわきを流れる、萱ぶきのレストランがそこに。

 前菜(野菜主体ですが食欲昂進のためか肉も多く…たけのこといかの和え物など五品。独活寿司とは…?)、野菜を日干しにして味を濃くした野菜スープ、季節野菜の南蛮漬け(これがオイシイ)、長野さんの一品はおからでした。

 メインは春野菜と鱒のグリル。じゃがいも、プチトマト、さやいんげんなどグリルされた野菜に鱒の切り身(これがベーコンでまいてあります)。

 昼下がり、天井の高い、萱ぶきの和食レストラン。

 どれほど白ワインを飲みたかったことでしょう。

 お連れいただいたかたが、

 「異次元に行きたいときに…」

 とおっしゃっておられたことであきらかなように、車を走らせ、美味しい創作和食をいただきたいときには…

 こちらにお邪魔するべき!

 でも私は北海道在住なんですが。

 お料理、本当においしかったです。

 最後、主菜の鱒を食べずにしばらくまった挙句…

 十穀米の土鍋炊きたてご飯をいただくと…

 たまらんです。日本人に生まれてヨカッタ。


 

  • (説明なし)

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7位

エーオーシー (西8丁目、資生館小学校前、狸小路 / ワインバー)

1回

  • 夜の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2012/09訪問 2012/09/16

高ポテンシャルなワインバー、必ず再訪します

 某日。

 ある会合でワインをいただいたあと、「ちょっとまだ早いかな」という時間帯で大通近辺でフリーになりました。

 それでは、ということで開店のご案内をいただいていた、「AOC」さんへ。二階に上がる階段を上り、お店に入ります。通りに面した側にテーブル席、上がってすぐのスペースはカウンターになっています。カウンターは二人用のシートになっていますね。

 円山クラスのMARUYAMAYAさんにちょくちょく行きますのでその流れでご案内をいただいたんだと思います。店名の通り、「出所のしっかりしたいいワインを出したい」という姿勢が伝わります。

 この日は食事を済ませた後でしたのでグラスのシャンパンとデザートをお願いしました。

 驚きはそのあと訪れます。

 「グラスのシャンパンは『〇〇』か(残念ながら銘柄を失念)『ボランジェ』になりますがどちらになさいますか?」

 ボ、ボランジェですと??最後に飲んだのはもう数年前…

 ではボランジェで、とうことでグラスをいただきます。味わい濃く(普段ニューワールドのスパークばっかり飲んでるからだな)長く残る余韻。

 お通しをいただきながら、

 「もう一杯!」

 グラスのシャンパンを出す、というだけでもワインバーとしては冒険だと思います。

 この日、食事を終えた感想は当然、

 「このお店で出してくれる、白や赤を飲んでみたい…!」

 必ず再訪します。

  • この階段を上がると…
  • ボランジェ…!
  • お通し

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8位

フレンチ流惣菜 Day's Kitchen 創 (すすきの(市営)、すすきの(市電)、狸小路 / フレンチ、ビストロ)

2回

  • 夜の点数: 3.9

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.4
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2017/02訪問 2017/02/27

一杯だけ。

 三年ぶりくらいにおじゃましました。笠原シェフなんと覚えてくださって感激… 
 南フランスの赤をグラスで。「あとなんかお任せで」。パテドカンパーニュをいただきました。
 相変わらず盛況です。手早く料理を繰り出していくシェフ。すごい…前のお店で食事もお酒もたぷたぷだったので今日はこれで。また通いますね。
2012.4 再訪
 この日はお仕事でお付き合いさせていただいている方二人と2次会で。
 食事はしてきたので、
 軽くつまむものとワインをお願いしました。おつまみはパテ、サラダの盛り合わせ。ワインは白とスパークをいただきました。相変わらず高いCP、的確なお料理です!
 男三人、すっかり出来上がってお店を出ました。 

2011.6 再訪
 この日は高校の同期会で相当飲んだあとの3次会。ワイン、お料理ともお任せで。
 ボルドーをお願いしました。2002年、ご説明のあったとおり、酸味も強く残っている感じ。みるみる開いていきます。お料理も、「適当に合うものを」とお願いしましたら、食事を終えた3次会ということでパテとフォアグラのテリーヌを出していただきました。ちょびちょび食べながら、カプカプワインを飲みます。うー、やっぱり赤にはフォアグラだなぁ。「チーズ盛り合わせでも」なんて言っていましたがやはりお任せした方がいい結果になりますね。
 時間も遅いのにカウンターにはふた組のお客様が。
 終電までには…と言いながら結局長居してしまいました。結構なお値段のワインでしたのでお会計の時にはちょっとどきどきしましたがまたまた、リーズナブルなところにおさめていただきました。またお邪魔しますね!

2011.5 再訪
 親しくさせていただいている方の送別会でした。4人で、料理はおまかせ、ワインは二本いただきました。
 最初にシカ肉のテリーヌが出ました。上にはサラミ、オリーブオイルがふってあります。赤ワインの「しっかりしたもの」とお願いしましたところ、銘柄はメモし忘れましたがボルドーの2000ビンテージでした。
 次に野菜と魚のお皿。アスパラとサバ、鮭の竜田揚げにニンジンを乗せたものです。
 フォアグラ。ソースはブルベリーとコーン。この辺、野菜の使い方が上手な笠原シェフの本領発揮です。まだ食べられます?とシェフ自ら聞きに来ていただいて、パスタ。はまぐりをトマトソースで。うーん、ボンゴレロッソとは違うんですよ…オイシイパスタです。このあたりになりますと、
 場も華やいで話しがはずみます。「フレンチはどうしても家では出来ないので食べにこないと」などとお話ししながらいただきます。
 最後は子羊のロースト。バジルソースときちっと合っています。この日はワインのチョイスも笠原シェフにおまかせしました。二本の目のワインはブルゴーニュでしたが、
 「子羊を念頭において、合わせにかかったな?」というのがわかる位、ぴったり。セラーから出たあと、ワインが開くのが待ち遠しかった…
 デザートをいただく余裕はなく、このあと紅茶をいただいてお開き、となりました。

 …次もお任せで、カウンターでお食事をいただきたいな、と思いました。

2011.1
 某日。「Day'skitchen 創-sou-」さんを貸切で新年会がありました。
 こちらのお店は初めてです。
 最初に何皿かお料理がならびます。
 ニンジンを細く切ったもの、きゃべつの煮びたしみたいなお料理(ちゃんとした名前を確かめず、申しわけございません。両方ともきちんとしたフレンチです)
 スペイン料理のトルティーヤに似た具たくさんのオムレツやサフランライス(香りが素晴らしい)
 こういうとき、大人数だと一皿が大きいのでお料理の力がはっきりわかるように思います。
 この日出色だった、ローストポーク。中までピンク色。うま味がしっかり閉じ込められています。
 「肉を食べている」というのが実感されるお料理です。
 画像がぼけたのが残念…!
 こちらのお店はオープンキッチンですのでシェフが腕をふるうのがよく見えます。
 笠原シェフ。
 飲み物も飲み放題でした。白ワインはネブリナ。この日、私はほとんどこちらのワインを飲んでました。
 赤はチリ産。こちらも果実味が濃く、美味しいワインでした。
 創さんのもう一つのウリはこの夜景ではないでしょうか。北海道を代表するネオンですね。
 次はゆっくりとお料理をいただきにお邪魔したいと思います。笠原シェフ、只者ではない感じを受けました。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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9位

キッチン&鉄板バール アンチエイジング (中央区役所前、西8丁目、西11丁目 / バル)

1回

  • 夜の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 昼の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 ~¥999

2012/09訪問 2012/09/08

西11でワインを飲みたいときには

2012.9 再訪。一人でぶらりと。事務所からすぐなので助かります。この日は歩道のテラス席まで満席(しかもお客さんは全部女性)。奥のカウンターが幸い空いていましてワインとつまみにありつけました。

 ギネスビール⇒スパークグラス⇒シャルドネグラス、お料理はスモークチキン、イワシとトマトのアヒージョ。滞在時間は40分ほどでしたでしょうか。こんなようなワインバーというかバルが近所にあるのは心強いことです。

 店名のアンチエイジングバーというのは、メニューの中にお肌によさそうなカクテルがありましてそこから来ているのではないか、と思います。

2012.3 再訪。しばらくお酒を抜いたあと、前職の友人と「軽く行きますか?」。ウチの事務所から300歩弱、アンチエイジングさんへ。夜は初めてになります。ワイン飲み放題スパーク付1850円をお願いしました。お料理は牡蠣のアヒージョ(食べ終わったあと勧められたとおりにオリーブオイルだけをバゲットにつけて食べると…牡蠣の風味が油に移っていて美味!)、ピザ、チーズ盛などをいただきました。お勘定は二人で8000円弱、グッドCPです!

 入り口にはボトルワインもおいてあります。カウンター7席、テーブル席8席(ぎゅう詰めなら…多分4人でゆったり座った方が)という小さなお店です。普段使いをして何度も通うような感じかな?良いお店です!

2012.1 打ち合わせの帰り。「さて、お昼は?」最近立て続けに吉野家だしなぁ。ふと目に入った看板がこちらでした。ワイン飲み放題ですって?お料理もパスタ、ピザなど。おお、バルメニューですよ!そしてランチもやってるじゃないですか。ということでお邪魔しました。

 お兄さんが一人で切り盛りしています。注文はスパゲティボスカイオーラ。キノコとツナのトマトソース、と。
少し前までハンバーガーショップだった場所ですがお聞きすると去年の八月から変わったそうです。
パスタ、トマトの味が濃く、ツナも普通の缶詰ではありません。量も普通のお店なら大盛りじゃ…?という感じです。ソースも、タマネギなど野菜がちゃんと馴染んで一体になっています。口の周りをトマトだらけにして完食です。粉チーズを頼みましたらこれもすごく目の細かいものが出てきました。

 これは夜も楽しみです。次はワイン飲み放題とピンチョスを試したいと思います!

  • イワシとトマトのアヒージョ
  • スモークチキン
  • (説明なし)

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10位

スピエディーノ フッジ (西8丁目、資生館小学校前、中央区役所前 / イタリアン、パスタ、ピザ)

1回

  • 夜の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2012/09訪問 2012/09/14

当たり!なイタリアン

某日。アンチエイジングバーにいったところ、「臨時休業」と。途方に暮れながらしばらく歩みを進め、南2西7のブロックを目指します。
狸小路を挟んでこちらにはイタリアンやスパニッシュバーが密集してまして困った時にはここに行くとなんとかなる、というアリガタイ一角なのです。
この日は西側からアクセス。お腹も減ってましたし、最初に目に入った、フッジさんへ。
地下のお店で全面ガラス張りですので廊下からよく中が見えます。
お通しをいただきまして、いろいろな豚肉のパテ(画像なし)、イワシのマリネ、トリッパ、白レバームースをいただきました。ペースに合わせてゆっくり目に出していただきました。
お聞きしますと開店して2年、とのこと。一見ぶっきらぼうな感じのお兄さんですが話しかけるといろいろ教えてくれます。
トリッパが特に香ばしく、とても美味しくいただきました。
ワインはプロセッコと赤ワイン。CP抜群、良いお店です。
ガラス張りはちょっと気になるけど多分酔いが回るとどうでもよくなります。
再訪決定、良いお店でした!

  • お通し
  • (説明なし)
  • 白レバー
  • トリッパ

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