yoshimin+さんのマイ★ベストレストラン 2013

赤坂に勤めている会社員の備忘録としての食べたもの日記。

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yoshimin+ (男性) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

和彩膳所 楽味 (笹津 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2013/01訪問 2014/05/22

衝撃のおいしさ。正統派京料理と富山の海の幸のマリアージュ。記憶に残る食事になりました。料理長の技を見ることができるカウンター席がお勧めです。

注意、料理長だった木田さんは富山を離れ、京都に自分のお店を開いています。宿から楽味は撤退したという手紙が届きました。したがって、現在は全く参考になりません。


このレストランは祇園ささ木の木田氏が料理長として来てから、まるで違うレストランに変身しました。
古いレビューは食事に関しては当てはまらないと思います。ご注意ください。

今まで様々な名旅館に宿泊してきましたが、「食事だけなら東京の方がおいしいね」が多くの場合の結論でした。

今回、富山の郊外にあるリバーリトリート雅樂倶に宿泊し、ホテル内レストラン樂味で夕食をいただきましたが、記憶に残る食事になりました。

京都にあるミシュラン二つ星「祇園 ささ木」のお店です。京都のお店の二番手の料理長だった木田さんが料理長をされてます。

料理は度肝を抜かれました。素晴らしいの一言につきます。

料理は13000円から。お店のお勧めする19000円の料理をお願いしました。

メニューの名前は勝手につけました。すみません。

河豚。白子のお吸い物。
高価な白子を惜しげなく使い、その出汁に美味しさにノックアウトです。

河豚。皮と身のおろしポン酢
河豚の旨さが実感できます。

ナマコ、イワシの酢味噌、13年物の酒粕、カラスミ、牡蠣のオイル漬け
酒粕は苦手だったのですが、これは円やかで素晴らしい。後から日本酒のよい香りがします。カラスミもナマコも牡蠣も完璧。牡蠣は富山産とのこと。

クエのお吸い物。
薄味なのに、しっかり出汁が感じられます。入っている蕪がよいアクセント。クエもこの季節にはびったりの魚ですよね。

刺身。 ボタン海老、氷見のブリ、ひらめのエンガワなど。実は数年前に氷見の刺身を氷見で食べたことあるのですが、こちらのブリの方がずっと上でした。上品な脂の乗りが素晴らしい。ブリは専用の肝醤油を使用。
エンガワは見たことのない巨大なヒラメのエンガワでした。巨大なヒラメは身はおいしくないので、エンガワだけを店では出すそうです。贅沢。

雲丹とツブ貝と海苔。新鮮なツブ貝と濃厚な雲丹と海苔。当たり前のようにおいしいです。

大間産の中とろ寿司。220キロのマグロだそうです。文句なし。唸る美味しさでした。

大間産の赤身漬け寿司。160キロのマグロだそうです。赤身の旨さ。赤身といっても十分にトロです。これにも唸りました。

ズワイガニ。超巨大なズワイガニ。三段階に分けてのプレゼン。
1 ちょっと焼いただけのレア。
カニの生の甘さを実感。

2 焼きガニ。
ちょうどよい焼き具合。ミディアム レアって感じでしょうか。料理長の木田さんは、これ以上火を通すとカニは美味しくない、と言います。

3 蟹味噌と蟹の身。
蟹味噌が上品に濃厚です。怪しい寿司屋の生臭い蟹味噌とはレベルが違います。当たり前ですが。笑

蟹ツメ酒。
初めて飲みました。カニの旨さが日本酒にしっかり移っています。

焼きシイタケ。
超ジューシーです。地元産のシイタケだそうです。

甘鯛の小鍋
甘鯛の旨さ。似たような魚の汁物もすべて味が違います。京料理らしい優しい出汁。さりげなく厚揚げも絶品。

自然薯トロロと古代米。
京料理らしいシメですね。実に良質の自然薯でした。

粕汁。
粕汁を初めて本気で美味しいと思いました。味噌と魚が入っています。

フルーツとデザート。
懐かしい感じのストロベリーアイスです。木田さん曰く、懐かしさを狙ったそうです。

19000円は安くはありません。しかし、これだけの料理を都内で食べたら、一体いくらかかるでしょうか。
値段だけではありません。料理の質は京料理の基本に富山の豊かな海の幸が出会い、素晴らしい料理になっています。

強いていえば、変化球料理が全くなく、基本は魚介だけで構成されてることが欠点なのか。いや、私にとってはとても嬉しいことです。

今回は料理長の木田さんの料理を見たくてカウンター席を予約しました。料理が好きな方ならカウンターが絶対にオススメです。カウンターの場合は7時にすべてのお客さんの料理が同時に始まる仕組みです。

  • ズワイガニ
  • まずはフグの旨さに圧倒されました。
  • ナマコ、イワシ、酒粕、カラスミ

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2位

アピシウス (日比谷、有楽町、銀座 / フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.7
    • | CP 4.4
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥10,000~¥14,999

2013/02訪問 2018/03/22

満足の正統派フレンチと完璧なサービス。ランチの5250円は格安でした。

フレンチは大好きなのですが、最近の科学実験のようなフレンチや、見た目重視のフレンチに飽きてしまいました。

王道の正統派フレンチが食べたくなりアピシウスを選択。ランチタイムは5250円のコースと8400円のコース(サービス料10%別)と夜に比べるとかなりお得です。

5250円のコースを選択。アミューズ+オードブル+メイン+デザート+コーヒーで構成。オードブルとメインは2つから選択です。

○アンチョビオリーブ。
抜群の塩加減。最初からいい感じでスタートです。

霧島豚のハム
ハムらしいおいしい仕上がりです。

○シャラン産鴨肉のコンフィとホタテ貝のムースのガレット
オレンジのソースでした。鴨のコンフィは正統派でおいしいですね。ムースもホタテ貝の味がよく出ています。(もう1つの選択は冬の魚介類のペルシャードでした)

◎国産和牛心臓肉のポワレ アンチョビ風味の赤ワインソース
心臓肉と聞いて迷ったのですが、選択して正解でした。赤ワインソースはフレンチのお手本となるようなソースで完璧だと思います。心臓肉は牛タンのような感触で、癖がまったくない肉でソースによく合っていました。(もう1つのメニューは鰆のポシェとフリット ケイパーソースでした)

◎ワゴンサービスのデザート
タルトタタン、ガトーショコラ、ロールケーキ、アイスクリーム.....その他何種類くらいあったのでしょうか?ワゴンでやってきます。もちろん好きなだけOKで、しかもタルトタタンなどはちゃんと温めてサーブしてくれます。どれも王道のデザートで、大満足でした。

○コーヒー
飲み終わると、すぐに次のコーヒーを持ってきてくれます。とにかくサービスは秀逸です。コーヒーが本当においしく感じました。

オータニのトゥールダルジャンと雰囲気は似ているのですが、サービスはこの店はかなりフレンドリーな感じです。
料理の写真も「ブログ用ですか?もちろんいいですよ」と快諾してくれました。ウェイティングの部屋も充実していて、大満足のランチとなりました。

ランチメニューは週替わりになります。ワインも充実していて、好みのワインを完璧にチョイスしてくれます。(ただし、グラスワインは会計を見たら2000円~3000円でした)

私はこういう昔からあるような正統派のフレンチが大好きだということを再認識させてくれるレストランでした。

会計もとても明朗会計でこういうお店は応援したいです。(最後に合計金額だけが書かれた紙をを渡されるお店は嫌いです)


  • シャラン産鴨肉のコンフィとホタテ貝のムースのガレット
  • 国産和牛心臓肉のポワレ アンチョビ風味の赤ワインソース
  • アンチョビオリーブ

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3位

かえりやま (溜池山王、国会議事堂前、赤坂 / フレンチ)

2回

  • 夜の点数: 3.8

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.3
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 ¥1,000~¥1,999

2018/03訪問 2018/05/02

このお店のパイ包み料理は行く価値があります。お得な女性専用メニューがあるので店内は女性ばかり。料理はおいしいのにサービスがもったいない。

溜池山王にあるフレンチのお店です。「かえりやま」はシェフのお名前。帰山氏のパイ包みの料理を久しぶりに食べましたが、このお店は「パイ包み」を食べるためだけに訪問する価値があります。

赤坂地区のフレンチでは私は「コムアラメゾン」を推しますが、「コムアラメゾン」はメニューも雰囲気もビストロ。「かえりやま」はフレンチのお店で雰囲気も落ち着いていて、このお店ならデートにも使えそう。ただし、サービスに関しては悪くはないのですが、若干改善の余地があるように思います。しかも、サービス料を10%取るのは不満。確かにホールの方は丁寧な言葉遣いですが、もっとちゃんと料理の説明をしなくちゃ料理人がかわいそう。

このお店、夜はレディースコース(3900円)があるのが特徴。名前の通り女性限定のコースで、チョイスは若干減りますが、それでもパイ包みをメインに選択が可能で、これはお得。
実際、私が訪問した日もお客さんは女性ばかり。ちょっと不公平じゃないの??

5300円(税別)のコース
鴨のリエット+アミューズ+前菜+メイン+デザート+プチフール+カフェのコース。
前菜は7種類、メインは6種類、デザートは7種類から選択が可能。プラス料金の料理はメインに若干ありますが(私が訪問した日はメインの2つの料理のみがプラス料金でした)、お店の名物のパイ包み料理はプラス料金ではありません。
2人で訪問したので、それぞれ2つの料理の説明となります。

鴨のリエット

アミューズブッシュ

オードブル
玉ねぎのタルト、フォアグラのポワレ添え
このお店自慢のパイが使われていて、サラダ仕立てのオードブルです。玉ねぎの甘さやフォアグラの旨さが上手にマッチしています。

スモークサーモンとマグロのタルタル仕立て
白ワインに合う前菜。洋風の刺身といった感じでしょうか。といっても、ハーブなどが上手に使われています。

メイン
真鯛のパイ包み焼き
これはめちゃくちゃ美味しい。実はこのお店を訪問するのは久しぶりなんですが、バターのたっぷりきいたパイが真鯛のおいしさを上手に閉じ込めています。

フランス産仔羊モモ肉のオーブン焼(700円プラス)
仔羊の火入れやソースが非常に良く、羊好きの私としては満足。ただし、フィンガーボールが出てこなかったのはなぜ?フィンガーボールがなくても私は最後は手で行きましたが。(笑)

デザート
温かいりんごのタルト
これもパイ系を選択。ただしく美味しいフランスのデザート。

黒ゴマのブランマンジェ
お店の表記は「ブラマンジェ」でした。今回、これが一番普通だったかも。

フチフール
コーヒー(エスプレッソも選択可能。普段はエスプレッソ派なのですが、今回はプチフールがあるので量が欲しくてコーヒーを選択しました)

食後は帰山氏の丁寧な見送りで、満足して退店。

[注]このお店のランチは2200円に値上がり。400円のアップですが、ケチな私には2000円超えのランチはハードルが相当に高くなりました。以下のレビューは1800円時代のものですので、ご注意ください。

2014.5.13に移転。以前の場所から徒歩一分ほどの場所ですが、クリーム色を基調としたお店になり、以前に比べて落ち着いた空間になりました。食べログ情報を変更しようとしたら、食べログ会員の店なので変更できないようです。

新しい住所は
港区赤坂2-12-11シャルマン赤坂101です。
電話番号は 03-3583-5610で以前と一緒です。

4月から消費税が上がり、移転して雰囲気がずっとよくなったのですが、1800円のランチは値上がりしていませんでした。
ただ、たまたまかもしれませんが、メインから和牛がなくなるなど、若干、CPが悪くなったかもしれません。
それでも、円安などで材料費が高騰しているのに、値段据え置きは立派。企業努力を感じます。
お店の名物「マダイのパイ包み焼き」は健在で、1800円ランチで選択可能で、しかも追加料金が不要です。街中の標準的なフレンチの相場を考えれば、本当にお得。
世の中には、マスコミを上手に利用して、安く見せることがお得意なレストランは多いですが、この店の価格設定は本当に良心的だと思う。サービスも相当によいので、デートにもお勧め。年上の方をもてなすのにも向いています。

この店のランチの基本は、前菜に豚肉のジュレ寄せ、主菜にパイ包みですね。

今回はいつもと違うものを食べてみたくなり、前菜にマグロとキノコのサラダ仕立て、主菜にハチノスのトマト煮込みを選択。要するにトリッパです。デセールには濃厚キャラメルプリンとバニラアイスを選択。

トリッパはクリーミーなトマトソースで柔らかく煮込まれたハチノスが美味。トリッパはフランス語ではトリップと言い、ビストロ料理の典型ですが、内臓肉が好きな私は大好きなメニュー。
相変わらずコーヒーが弱いのが欠点ですが、移転して雰囲気がよくなったお店の今後が楽しみです。今回、初めてシェフの帰山氏が全く客席に顔を出さなかったのですが、忙しかったのかな。


以下は前回のレビューです。

私は1000円台でここまで満足できる店を他に知りません。帰山シェフに私は心から敬意を払いたいです。赤坂ランチの一番はこの店です。

フレンチが好きな人ならパイ包みの魅力はわかってくれると思います。フレンチの皿の傑作。料理をパイで包む。ナイフを入れた瞬間に中から香りが溢れてくる。このレストランでは1800円で素晴らしいパイ包みを堪能できます。

ムニュAを選択。

オードブル
 根菜と魚介のサラダ仕立て
  ホタテ、ホッキ貝などの魚介類と根菜が美しくサラダになっています。ランチの1800円のお皿には見えない素晴らしさ。

メイン
 マダイのパイ包み焼き
 日替わりで魚は変わるのですが、マダイの旨さをパイで閉じ込める技術はさすが。マダイと細かく切った人参が入っています。バターをベースとしたソースも抜群。

デザートとコーヒー
 リンゴのタルトとアイスクリーム。これも値段を考えればとても立派。りんごの味が生きています。

オードブルは他にもチョイス(訪問当日は若鶏の低温調理と春野菜 ラビコットソースでした)があります。オードブルをスープに替えることも可能です。
メインは豚タンのトマト煮込みや鰆のポワレを選択することも可能でした。
デザートはココナツのムースを選択することも可能でした。

素晴らしい料理です。1800円はありえないCPの高さ。文句なしに現在の赤坂のランチNo..1はこの店だと断言できます。


以下は前々回のレビューです。

1800円のムニュア(menu A)ですが、前菜、メイン、デザート、コーヒーで構成されています。前菜は3種類、メインは3種類、デザートは2種類から選択ができます。

前菜は「コラーゲンたっぷりの豚のジュレと夏野菜」をチョイス。メインには「和牛のもも肉のソテー」をチョイス。デザートには「ココナツムース」を選びました。

前菜は、豚のコラーゲンのジュレが爽やかで、白ワインが欲しくなりました。夏野菜は野菜の味が濃いです。見た目も味も大満足です。料理はとてもていねいに作ってあります。

メインの和牛は、和牛のおいしい脂を楽しませてもらいました。量はそれほど多くないのですが、和牛ならこの量で十分。つけあわせのポテトも、パプリカを使ってあり実に美味。

デザートのココナツムースはココナツが濃厚で感動しました。安いランチのメニューだと、デザートは手を抜く店が多いのですが、ここのムースはおいしかったです

パンも口に入れてから、パン本来の味わいが口に広がり幸せでした。もちろん、しっかり温めてサーブしてくれました。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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4位

Convivio (新宿三丁目、新宿西口、新宿 / イタリアン)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.8
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥4,000~¥4,999

2013/11訪問 2015/03/04

新宿東口にあるトスカーナ。ランチのCPは驚異的だと思う。

新宿東口。新宿区役所交差点の近くの雑居ビルにあるイタリアンです。雑居ビルは1〜3階がKFC、6階は歌声喫茶、エレベーターは狭く旧式。こんな雑居ビルにおいしいお店があるの?って感じです。ところが、エレベーターが止まると、お店の方が「お待ちしていました」とドアを開けてくれます。この瞬間に不安が吹き飛びます。

このレストランは食べログでは全国トップ500に入るレストラン。得点は4.27もあります。今までに訪問した食べログ高得点レストランの中には首をかしげたくなるレストランもありましたが、このレストランに関してはすべての面で満足でした。

ランチは3500円です。サービスは一級です。落ち度は全くありませんでした。3500円のランチでこんなに丁寧なサービスでいいの?って感じです。しかも、ランチはサービス料を取らないのは太っ腹。

オープンしてまだ1年も経っていないのですが、大人気で予約を取るのは大変です。今回はネットを使って3週間前に予約をしておきました。

このレストランは昼も夜もチョイスがありません。全員同じコースメニューになるので、苦手な食材がある場合は事前に申告することをお勧めします。

11月のランチメニュー

Entrata ボルロッティ豆のスープ
うづら豆のスープです。地中海産のタコが入っています。優しいスープです。

Antipasto misto 前菜盛り合わせ 
どれもおいしくて幸せです。時計回りに「あっさり」「こってり」が交互に並んでいました。
カリフラワーとサラミ サラミが本当においしい。
ラグー パスタが食べたい!って思わせる絶品。
鯛のカルパッチョ 鯛の旨さが軽く炙ることで引き出されています。薄味でgood!
鱈とポテト 鱈をしっかり感じる前菜でした。これもおいしい。
フォアグラ フォアグラはやっぱりおいしい。
椎茸とチーズ この組み合わせは間違いないです。

Pasta secca サーモンとディルのファルファッレ オレンジの香り
サーモンのソースがトマトソースだったのには驚きました。しかもオレンジの香り。ところが、この組み合わせがとてもおいしいのです。

Pasta fresca 自家製スパゲッティニ 地鶏のラグー セージ風味
これはトマトソースかと思ったら違った....これは相当においしく、この店のポテンシャルを強く感じました。

口直し 野菜
ビーツ、れんこん、姫にんじんでした。素敵な演出です。野菜本来の味がおいしい。

Second 豚肉とプルーンの赤ワイン煮込み
肉の煮込みっておいしい!って実感できました。

Dolce グリーンペッパーのドルチェ
ランチのドルチェは野菜系が出るようです。グリーンペッパーは驚きですが、パンナコッタと不思議に合うのです。この発想ってどこから来るのでしょうか。

Caffe カフェ
エスプレッソ、カプチーノ、ハーブティー、デカフェなどを選択可能です。ラテアートが楽しめるカプチーノがお勧め。

小菓子
栗の粉のタルト、メレンゲ、ヘーゼルナッツをはさんだウェハースでした。これもレベルが高い。

パンは3種類。フォカッチャ、バゲット、ジンジャーと胡桃のパンでした。

ワインはグラス1000円〜
発泡水は800円でした。

メニューを選択できないので、好き嫌いの多い方は厳しいお店かもしれません。今回は自分の好みに見事にストライクでした。夜に行ったことがないので、近いうちに夜に訪問したいと思います。
テーブル間隔も広く、落ち着いていて、新宿の歌舞伎町の近くとは思えないような、優雅なランチを楽しませてもらいました。
何度もテーブルに来ていただいた辻シェフ、ありがとうございました。

  • サーモンとディルのファルファッレ オレンジの香り
  • ボルロッティ茸のスープ
  • 前菜盛り合わせ

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5位

ラ・ボンバンス (広尾、表参道、乃木坂 / 日本料理、創作料理、イノベーティブ)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.6
    • | 雰囲気 4.1
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2012/12訪問 2012/12/18

再訪。フランス語でごちそうという名前のお店。しっかり和食の基本をおさえた変化球和食。伝統和食を求める方には勧められませんが、食を楽しみたい人には最高だと思います。

再訪。場所は西麻布のバス停から渋谷方向に数分歩いたところにあります。

階段を下りていくと、西麻布といった感じのおしゃれな雰囲気です。サービスも丁寧で食事を楽しむ空間として優れています。

コースは10500円のみ。一種類しかないので、苦手な食材を予約のときにしっかり伝えることが重要です。メニューは毎月変わります。

今月のメニュー。なお、メニュー名はお店によるものです。

2013も温かい一年になりますように。
最初のお吸い物。金目鯛の骨などな出汁がよくでてます。飛龍頭の旨さ+九条ネギの甘さがまた素晴らしい。

Au逢いたい カワハギキャビアーンキモトリュフ。
カワハギの寿司、フグ、牛ロースとあん肝、炙った鯛、金目鯛。どれも工夫がしてあります。この店の二皿目はいつも印象に残ります。

三冠王
フォアグラ、トリュフ、フカヒレが和風にアレンジされてます。香りも味も素晴らしい。今回、一番好きでした。

ウチコトソトコトB-フン
カニの内子と外子をふんだんに使ったビーフン。白いご飯ではなく、あえてビーフンを使うのがこの店らしい。海苔がよいアクセントになってます。

398き ↑ABイモ
すき焼きと揚げ海老いもと読みます。笑。新潟の牛肉を使っているそうです。和牛と旨さと揚げることで旨さを増した海老芋のコラボ。

たら〜↑
鱈の唐揚げと読みます。揚げた鱈の鍋です。白子がたっぷり。

2UNO831
冬の野菜と読みます。おでん、お浸し、ゴマ和えの根菜。

29福
フグの雑炊。冬の美味。カラスミの塩気がよいアクセントに。いいカラスミ使ってますね。お代わり自由みたい。

デザートは+800円で白いコーヒー&黒胡麻シャーベット、みかんムース、コーヒー。お腹いっぱいなので、コーヒー飲みをお願いしました。コーヒーがおいしく感激。

会計を済ますと、お店からのサービスでヨーグルト酒が楽しめます。前回の濃厚な物ではなく、ポンカン入りのヨーグルト酒でした。

とにかく、楽しいディナーになりました。変化球和食なので10人に2人位の方は拒否反応があるかもしれません。私にとっては、ごちそうでした。

お店の方がとてもよい感じで、ちょっとよいディナーを食べたいときにオススメ。

お客さんは西麻布らしく、比較的若い方が多数です。いかにも勝ち組っぽい若い方々が多いように見えました。

アルコールも充実しています。私はスパークリング日本酒500mlをお願いしましたが、実にみなさん豪快にお酒を楽しんでいました。

全部で二時間半くらいかかりました。


以下は前回のレビューの一部です。


どれも和食をちょっとアレンジしてあって、上級者向きです。純粋な懐石料理を求めるなら向かないと思います。(お刺身とかないし)

個人的には、前菜の「うにと牛肉のお寿司」がおいしかった。この組み合わせはすごいと思います。

店内は大きな長テーブルがあるのですが、お店の雰囲気はその日の客によって大きく変わるかもしれません。

安くはないですが、高くもないので、日常的に使える店だと思います。サービスもいいです。

  • 三冠王 フォアグラとトリュフとフカヒレ
  • 牛ロースすき焼きと揚げ海老芋
  • 揚げた鱈の鍋

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6位

鎌倉山 本店 (西鎌倉 / ヨーロッパ料理、ステーキ)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.9
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥8,000~¥9,999

2012/12訪問 2012/12/02

極上の鎌倉山のローストビーフ。「ローストビーフ」を超越しています。最高のロケーション。サービスも秀逸。唯一の欠点はアクセスのみ。

鎌倉山って地名があるって知りませんでした。

ローストビーフで有名な鎌倉山本店を初訪問。感激しました。
今まで数多くのローストビーフを食べてきました。ロンドンでも老舗を訪問したことがあります。でも、このローストビーフは、あまりにも違うんです。

ランチは6300円から。6300円のコースでは、オードブル、和牛ローストビーフ、パン、サラダ、デザート、コーヒーで構成されています。

アンティークな雰囲気。二人で訪問したのですが、大衆食堂なら10人は座れるような大きなテーブルを用意してくれます。庭園もきれいです。

オードブルは、エビのカクテル、スモークサーモン、鯛のお刺身です。箸がついてきて、和洋折衷。まずは序曲っていったところです。

和牛ローストビーフ。めちゃくちゃおいしいではないですか。
本当に上質な和牛です。脂が上質で全く臭くない。マグロの大トロをイメージすると近いかもしれません。コンソメスープをかけていただきます。コンソメとは意外ですが、野菜の旨みが微かに加わり、なんとも言えないおいしさ。目の前で牛肉を切ってもらうパフォーマンスも素敵です。
最初は「えっ、これだけ」と思ったのですが、この量で充分ですね。
思い出に残るローストビーフでした。

パンはフランスパンでオリーブオイルとともに提供されます。オリーブオイルが、とても上質なものでびっくりしました。(お土産で売っていたのですが、1ビンで1万円弱で売っていました。)
バゲットはメインを邪魔しないさっぱりした感じです。見た目よりもずっとおいしい。

デザートは多くのものから2つ自由に選ぶことができます。私はチーズが好きなので、ミモレットチーズとショートケーキをお願いしました。
マンゴーとかフルーツの選択もできます。洋酒の効いたザッハトルテもとてもおいしかったです。

コーヒーはポットサービス。

唯一の難点はアクセスでしょうか。HPには鎌倉駅からタクシーで20分と書いてあります。最寄駅は湘南モノレールの西鎌倉駅なのですが、20分以上上り坂を使うことになります。実際に歩いてみたのですが、スマホがないと着くのは不可能だと思います。鎌倉山というバス停があり鎌倉駅からバスで行くこともできるのですが、鎌倉山のバス停からも10分ほど坂を上がることになります。

本当にお屋敷街で、お金持ちの大邸宅の中を抜けながら、お店に到着しました。
銀座にもお店があるのですが、鎌倉山のローストビーフを食べるなら、本店を訪れることを是非お勧めします。

  • 和牛ローストビーフ
  • オードブル(海老のカクテル、スモークサーモン、鯛の刺身)
  • サラダ(これ二人分です)

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7位

シニフィアン シニフィエ 日本橋タカシマヤ店 (日本橋、東京、京橋 / パン)

2回

  • 昼の点数: 3.9

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2018/09訪問 2018/09/20

こだわりのパン。芸術作品とも言えるパンだと思います。ただし非常に高価なので賛否が分かれるのは理解できます。

日本橋高島屋地下にあるベーカリー。本店は三宿にあります(最寄りは三軒茶屋駅)。高島屋のお店は販売のみ。イートインコーナーはありません。

このお店の食べログの点数は 。都内のパン屋のトップクラスの点数です
シニフィアンシニフィエのパンは非常に高価。皆さんのレビューを拝見すると否定的なレビューも少なくありません。確かにパン・オ・ヴァンは驚きの高価格ですからね。パンだと思うと許せない金額なのですが、小麦粉を使った料理だと考えると許せるかも(許せないですかね?)。
ちなみに私はこのお店は高く評価しています。
高島屋店の特徴は「お試しセット」1000円(税別)があること。それぞれの袋に入っているものは異なりますので、よくチェックして自分の好きな組み合わせのものを選ぶとよいでしょう。この「お試しセット」なら私にも簡単に手を出すことができますから。

パン・オ・ヴァン
水の代わりに赤ワインを煮詰めたものを使っています。シニフィアンシニフィエを代表するパンの1つでしょう。イチジク、洋酒、クランベリー、ピスタチオ、くるみ、アーモンド、カシューナッツ、マカデミアなどが入っています。軽くトーストしてチーズを乗せて食べるのが私のお勧め。1本で4104円(税込)もするパン。この値段を法外と受け取るかは価値観の問題でしょうね。以前より味にインパクトがなくなった気もします。(最近は都内に素晴らしいパン屋が次々とオープンしているからかもしれません)

パン・オリーブ
自家製マリネした2種類のオリーブを使用しています。オリーブの旨さを楽しむパン。

パン・スリーズ・ミルティーユ
ブラックチェリーのパンです。ブルーベリーやチェリーも入っています。ブラックチェリーがたっぷりの贅沢。

パン・ピカン
カシューナッツ、マッシュポテトのパンです。ピカンはフランス語で「刺激的な」という意味ですが、それは粒胡椒が使われているため。


再訪:相変わらず素晴らしい。パンを芸術のレベルに高めたお店。特にパン・オ・ヴァン(pain au vin)は、水の代わりに煮詰めた赤ワインを使ってあるのですが、イチジクやクランベリーやピスタチオやカシューナッツなど、贅沢に入っていて、これは立派な料理の作品です。

三宿の本店と異なり、1000円のお得なセットがあり、ここのパンを食べてみたいけど、高くて.....と躊躇されている方は、是非高島屋でセットを買ってみてください。
セットの内容は、パックによって異なるので、好みのパンをしっかりお店の方に伝えることが大切です。

以下は前回のレビューです

東京でパンの順位を検索すると、事実上1位になるのが「シニフィアンシニフィエ」です。(1位はパティスリーなので、ブランジェリーとしてはここが事実上の1位です)
シニフィアンシニフィエがデパートに唯一出店しているのが、日本橋の高島屋なんです。
家とは逆方向なので、日本橋にはめったに行かないのですが、今日はおいしいパンが食べたくて、わざわざ日本橋の高島屋に来ちゃいました。

一応、先に言っておきますが、信じられないくらい値段が高いです。1000円を超えるパンがたくさんあります。

バゲットプラタヌ(ハーフ)241円と1000円のお試しセットを購入しました。

バゲットは本当においしかったです。口に入れると、バゲット本来の味が時間がしばらくしてから、口の中であふれてきます。店のこだわりを感じます。
あまりにも美味しくて、HPをチェックしたのですが、フランスはデコローニュ社認定オーガニック小麦粉と、ユシュデ社のフランス産小麦をブレンドし、室戸海洋深層水と天然水で作った究極のバゲットです。小麦粉の旨味を最大限に生かしているそうです。


1000円のお試しセットは多くの種類のパンを食べたい方にお勧めです。

パンオヴァンは一番感動したパン。
ヘーゼルナッツアーモンド、クルミ、、カシューナッツなどが入った赤ワインが入っているワインです。赤ワインを使っての発酵は本当に大変だと思います。「パンでありながら、まるでフルーツケーキを食べているような印象です」(HPからそのまま引用)。これ絶対に食べる価値ありです。◎

パンコンプレは小麦、はちみつ、モルトなどが入った小麦の胚芽、ふすまがたっぷり入っているパンです。◎

パンノワゼットブランはヘーゼルナッツ、はちみつ、レーズン、じゃがいもが入っています。◎

パンドブランは小麦の他に大麦を使いレーズンを使ったパンです。

パンチャバタバタ柚子胡椒ポテトは、もっちりとしたチャバタに柚子胡椒とポテトを入れて焼き上げたパンなのですが、これはごめんなさい。私は評価できません。柚子コショウとパンはあわないと思います。でも、ポテトとパンの相性は素晴らしいです。

非常に値段が高いですので、評価が割れるのは仕方ない気もします。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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8位

シニフィアン シニフィエ 世田谷本店 (三軒茶屋、池尻大橋 / パン)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999

2014/02訪問 2014/03/25

最高峰のパンであることは間違いない。ただし値段は高い....

再訪、シニフィアンシニフィエ。ウンチクを語る必要はないでしょう。
日本橋高島屋のデパ地下にお店があるので、食べたいときは日本橋に行っていたのですが、今回は三宿の本店に行ってみました。気分は聖地を巡る巡礼者。

最寄りは三軒茶屋なのですが、駅から遠い。昭和女子大を通り過ぎ、三宿の交差点を右折。徒歩15分くらいでしょうか?
ガラス張りのモダンな建物です。イートインも可能です。

シニフィアンシニフィエのパンの良さは誤魔化さないこと。小麦と水と発酵という基本を大切にしています。

パン・オ・ヴァン(1/4)900円
シニフィアンシニフィエの最高傑作。コンビニのあんぱん程の大きさですが900円もします。ずっしり重い。赤ワインが練りこまれているパンには無花果やアーモンド、カシューナッツなどナッツがたくさん入っています。パンというより、一つの芸術作品。

パン・オ・ルヴァン(1/4)375円
小麦全粒粉から作った酸味のあるパン。ルヴァン種が入っています。クリームチーズをのせてたべました。

ヴァン(vin)はワインを意味するフランス語。ルヴァンは全くの別物ですが、混同する人っていそう....

フィナンシエ(250円)
財務大臣を意味するフランス定番のお菓子。他店よりもしっとりしています。バターの香りでごまかしていない旨さがあります。

ポルチーニのバゲット800円
ポルチーニ茸の香りを楽しむバゲットです。口に入れて噛めば噛むほど、パンのおいしさが口に広がります。肉料理に相当合うのではないでしょうか。

オニオン。ハーフ500円
普通はオニオンの甘さを活かすのですが、ここではオニオンの苦さを活かしています。微かに感じるオニオンの苦さが心地よいです。

値段は高いです。普通に小さめなバゲットが1000円近いのですから。買い物に来ていた隣の若いカップルは値段の高さに驚き、何も買わずに帰って行きました。

最近のパン屋の中には、バターを過剰に使ったり、チーズなどの旨味を利用してコクを出したり、中には香料を入れてるパン屋もある。そんな中、実直にパンの原点を大切にするシニフィアンシニフィエを私は高く評価したいのです。

  • ヴァン
  • ルヴァン
  • フィナンシェ

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9位

Giglio (汐留、御成門、大門 / イタリアン、パスタ)

1回

  • 昼の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.3
    • | 雰囲気 3.1
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥5,000~¥5,999

2013/04訪問 2013/04/07

再訪、シェフお勧めランチコースに感動。トスカーナを感じるランチに満足。新橋にある優良イタリアン。

先週、訪問したときのピーチの味を忘れられず、再訪。今回はランチタイムに予約をとりました。ランチタイムは予約が可能ですが、コース料理を選ぶことが予約の条件になっています。

シェフのおすすめのランチコース3780円の料理の質の高さに驚きました。結論、この店はピーチだけでなく、どれもしっかりと料理がされていて、食事を本当に楽しむことができます。グランドメゾンのようなサービスは期待できませんが(サービス料はランチタイムはありません)、総合ではかなり満足できたお店です。

○アミューズ
水たこ、桜肉、冷たいリゾットの3点。どれも素晴らしい。桜肉はほとんど生ですが、少しだけ火が入っています。リゾットはサフランの香りが素晴らしい。

◎イタリア産サラミの盛り合わせ
サラミの盛り合わせとありますが、生ハム、サラミ、ハムの3点でした。どれも切り分けしたばかりのものです。特に生ハムは高級な生ハムでした。噛めば噛むほど旨みが口に広がります。

◎イタリア産グアンチャーレを乗せたシエナ伝統のパスタ「イ・ピーチ」カーショ エ ペーペ(+315円)
ピーチは相変わらず素晴らしい。極太麺でコシがすごく、小麦の旨さを強く感じます。グアンチャーレが上質で、これも噛めば噛むほど肉の旨みがします。カーショはチーズのこと。ペーペは胡椒のことです。

グレープフルーツのシャーベット
これはお口直しですが、グレープフルーツの酸味がメインへの口直しにぴったりです。

○メインは肉または魚の選択です。
フランス産ひな鶏のパルマ産プロシュットとトレヴィスを包んだインヴォルト

○産地直送鮮魚と旬野菜のフリットミスト
メインにフリットは珍しいですが、良質なシーフードを完璧にフリットに仕上げています。

○ドルチェ
プリンにはオレンジピールが乗っていたり、チョコのケーキの上のアイスクリームがおいしい。

カフェ
コーヒー、エスプレッソ、カフェラテなどから選択できます。

ありがとうございました。


以下は前回のレビューです。


仕事で近くに来る機会があり念願の初訪問。シェフの佐藤氏が提供するのはトスカーナの郷土料理です。

ランチタイムに訪問しました。午後2時頃の訪問だったので、すんなり入店。この店はラストオーダーが午後2時と比較的遅いのも便利です。

ランチは日替わりで3種類のパスタ(自家製パン、オリーブオイルつき)が登場。訪問した日は次の3つから選択でした。

1 北海道産蝦夷豚もも肉を白ワインで煮こんだソース シエナ伝統パスタ「イ・ピーチ」
2 パルマ産プロシュート、トマト、ズッキーニのラグ―ソース プーリア産スパゲティ
3 グリーンアスパラとパルミジャーノのマルタリアーティ 白金豚パンチェッタのクロッカンテ添え

この店の人気No.1の「イ・ピーチ」をお願いしました。前菜盛り合わせ(+315円)ドリンク(+315円)も合わせてお願いしました。

○ 北海道産蝦夷豚もも肉を白ワインで煮こんだソース シエナ伝統パスタ「イ・ピーチ」
小麦粉と硬水を練り、数日間寝かせたパスタはうどんのよう。食べてみると、うどんよりコシがあり、パスタは小麦からできていることが実感できるようなパスタです。ラグ―ソースと実によく合うと思います。このラグ―ソースは味が深く、街中のチェーン店の「ミートソース」とはレベルが違います。久しぶりに、本物のパスタに出会えた気がします。

◎ 前菜セット(+315円)
これは絶対にオーダーすべきです。315円はありえない立派な前菜です。1つ1つがしっかり調理されていて、本当においしかったです。

エスプレッソ(+315円)IZZO社コーヒー豆使用
確かにおいしいエスプレッソでした。ただし、ランチで+315円は割高に思いました。ケチな客でごめんなさい。隣の女性が頼んでいたのですが、ドルチェ(+315円)は盛り合わせで、逆に得な感じがしました。

パンはオリーブオイルつきでした。

第一京浜の近くなのですが、地下のお店なのでとても落ち着いています。決して安くないのですが、私はこの店は評価したいと思います。

  • イタリア産グランチャーレを乗せたシエナ伝統のパスタ「イ・ピーチ」カーショエペーペ
  • アミューズ(水だこのマリネ、桜肉、一口リゾット)
  • イタリア産サラミなどの盛り合わせ

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10位

やげんぼり 赤坂店 (赤坂見附、赤坂、永田町 / 日本料理)

4回

  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.3
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 3.1
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2022/06訪問 2022/06/11

上品なだし巻き玉子のランチが1300円。赤坂にある京都。

赤坂見附駅(東京メトロ銀座線、丸ノ内線)から徒歩3分ほどの場所にある和食のお店。「やげんぼり」は京都に本店があるお店で、赤坂で京都の味と雰囲気が楽しめるお店です。赤坂のビルの谷間にある一軒家レストラン。わかりにくい場所にあるので初めての方はスマホのナビを使って訪問することをお勧めします。

お店は靴を脱いで入るスタイル。コの字型のカウンターとテーブル席があります。落ち着いた雰囲気が私は気に入っています。

ランチは基本は3種。「八坂」(出汁巻玉子)「嵯峨野」(湯豆腐)「鴨川」(とろろ飯)の3種で1300円。単品で刺身や焼き魚をつけることも可能。おまかせコースもあります。

このお店はお勧めは「八坂」です。出汁巻玉子は優しい味わい。小鉢、京漬物、じゃこ、赤出汁、ご飯がついてきます。

「八坂」1300円
まずはお櫃に入ったご飯、じゃこ、京漬物、赤出汁、小鉢(今回はひじきの煮物でした)が出てきます。どれも正しく美味しい。じゃこや漬物だけで満足できちゃうほど。しかも小鉢も含めて、塩分が控えめ。
そして、出し巻き玉子が到着。出汁をたっぷり含んだ卵焼きは非常に上品な味わい。優しい味に胃袋だけでなく心も癒されます。大根おろしと一緒の卵焼きも美味しいですね。
お櫃に入ったご飯はお代わりできます。私はしませんが、多くの他のお客さんがお代わりをしていました。

これはもう価値観の問題だと思います。卵焼きのランチに1300円は高いと思う方もいると思います。でも、私はホッとするようなランチで、赤坂のお勧めのランチです。
今までずっと4.0をつけてきたのですが、1300円に値上がりしたので、若干点数を下げて3.8でレビューをしたいと思います。
赤坂見附から徒歩3分ほどの場所にある和食のお店。「やげんぼり」は京都に本店があるお店で、赤坂で京都の味と雰囲気が楽しめるお店です。
ランチは「八坂」(出汁巻玉子)「嵯峨野」(湯豆腐)「鴨川」(とろろ飯)の3種で1100円税込。小鉢、京漬物、じゃこ、赤出汁、ご飯がついてきます。

一軒家レストランで引き戸を開けると、よい意味で古民家のような雰囲気があります。靴を脱いで入るシステム。
コの字型のカウンターとテーブル席があります。12時から13時は非常に慌ただしいので、可能ならこの時間を外すと、このお店の雰囲気を楽しむことができます。

このお店はお勧めは「八坂」です。出汁巻玉子は優しい味わい。私が赤坂で最も食べてるランチの1つかもしれません。

今回は「鴨川」を注文したので、久しぶりにアップしてみました。
「鴨川」1100円税込
とろろにはブリ(店頭には鮪と書いてありました)やイクラなどに加えて卵黄が入ってます。
とろろは優しい味わい。ご飯との相性は抜群。
実はこのお店、じゃこや漬物もおいしいんですよね。
漬物でご飯を食べるなんて若い頃はその良さがわからなかったのに、今では本当においしいと思います。

スタッフは女性スタッフは笑顔が素敵でよい感じです(といっても雑な面もある)のですが、カウンターの中の調理スタッフが職人気質なのでしょうが全く愛想がありません。
それでも、私は味の良さで、通ってしまうお店なのです。


京都のお店の支店。赤坂にありながら京都気分を味わえるお店。引き戸を開けて靴を下足箱に入れて店内に入ると、京都が広がります。
調理場を囲むカウンター席と、まわりはグループ用のテーブル席、さらには二階席もあります。

ランチタイムは雑然としていて店員の方も忙しそう。無口な料理人たちもお客さんには冷たく映るかも。
それでも、このお店、今、赤坂の和食ランチでは個人的には一番好き。以前は詠月のランチが一番でしたがランチ営業はやめてしまったし。

八坂 だし巻き卵
嵯峨野 湯豆腐
鴨川 とろろめし
いずれも税込1100円です。鯛やイクラの入ったとろろ飯の鴨川も好きですが、やはり、このお店は八坂のだし巻き卵がお勧め。

だし巻き卵がやって来る前に、京漬物とちりめんがご飯と一緒にやってきます。
この山椒ちりめんが絶品。京漬物も旨く、これだけでご飯が進んでしまう。
お櫃に入ったご飯自体もおいしいので、ご飯の食べ過ぎ注意。

そして、だし巻き卵。ふわふわの玉子巻きには出汁がたっぷりと染み込んでいて、口に入れたときの食感がなんとも言えない。
これはご馳走。質素なご馳走です。

ちょっと雑なサービスに目をつぶることができれば、味も雰囲気もすごくよいお店。
夏には夏季限定のメニューもあり、夏の暑さにぴったりです。
再訪。このお店は好きで、この夏も何度か訪問しています。

現在のランチメニューは八坂、山科、嵯峨野。価格は1100円税込。京都の祇園にお店があります。赤坂で京都の味をリーズナブルに楽しめるお店。

八坂は出汁巻き卵、山科は冷やし胡麻汁、嵯峨野は湯豆腐です。とろろ飯の鴨川は現在お休みのようです。現在、赤坂でリーズナブルな和食としてナンバー1だと思います。(私が大好きだった詠月のランチはお休みし、鈴よしは閉店してしまいました。

質素なのですが、上質なランチ。これだけのレベルのランチを安定的に出すのは素晴らしい。
お店は風情ある京都を彷彿させる一軒家レストラン。引き戸をあけると中は京都のようです。

調理場を囲むようにあるカウンターと、半個室のテーブル席があります。

私のお勧めは八坂で、実際、お客さんの半分以上は八坂を注文しています。初めての訪問なら、八坂をお勧めします。

八坂
だし巻きたまごはフワフワのトロトロ。非常に上品な出汁がいい感じです。口に入れると上質な出汁の香りが口にひろます。
これぞプロが作る出し巻き卵。

出し巻き卵、ちりめんじゃこ、漬物、お櫃で出されるご飯、味噌汁、小鉢というシンプルな食事なのに、高い満足度。
一見すると少しの違いですが、他店には追いつけない大きな差なのです。

山科。夏季限定メニュー。冷やしゴマ汁茶漬けなんですが、宮崎の冷汁をもっと上品にした感じかな。ミョウガの薬味やキュウリなど、夏らしいメニューです。
ごはんは冷水にさらして、粘り気を取ってあります。暑い日にはこのメニューはたまらない。夏の一番人気のメニュー。

鴨川 とろろ飯
とろろにはイクラとマグロが入っています。周囲を観察すると、二番目人気のメニューで、若い女性に特に人気があるように見えました。
優しい味のとろろと一緒で、ついご飯を食べ過ぎてしまうので要注意。


やはり、赤坂のリーズナブルな和食なら、やげんぼりが頭抜けていると思います。

職人肌の料理人は決して愛想がよくないですし、サービスも雑なのが玉に瑕ですが、それでも赤坂の1000円程度なリーズナブル和食ランチならNo. 1だと思います。

  • 八坂1300円の出汁巻き玉子
  • 八坂1300円 これに出汁巻き玉子がつきます
  • 店内

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