9回
2024/02 訪問
食べログ・アワードのシルバー獲得、おめでとうございます!
今年初めて「銀座きた川」さんへ訪問しました。
食べログ・アワードのシルバー獲得、おめでとうございます!
「銀座きた川」さんは、油を上手に使いながら重たくならず、日本料理が楽しめます。
北川大将のおとぼけ振りは相変わらず、桜井さん達の繊細な料理の味付けは更に磨きがかかり、楽しい時間を過ごせました。
スタートの蕪と出汁の汲出しが胃を温めます。
「銀座しのはら」さんに負けず劣らずの豪華前菜の八寸は、餅花に柊や裏白(邪気払い)、狐のお面等の豪華に飾り付けられてます。
料理の方も、赤貝と分葱のぬた和えに林檎チップの燻製、紅白なますは安保柿と。
玉子真薯に子持ち昆布、甘く炊いた大豆は節分にちなんで。(今年は子持ち昆布の収穫がとても少なかったそうです。)
海鼠は大根のみぞれ和え、ほうれん草と占地と車海老は白和えで。
海老芋の唐揚げと琵琶湖の本諸子のたれ焼きと豪華。
それぞれ少量ですが、いろいろな味付けのバリエーションが楽しめます。
印象に残った料理は、
まず、湯葉と芋の擦り流しに桜のチップを燻製にし、雲丹と河豚と河豚の皮にコンソメと土佐酢のジュレと花穂。
とてもさっぱりした味で逸品でした。
伊勢海老は、低温で油通し後に炭火で炙って提供されました。
この油通しの一手間で伊勢海老の旨みが濃縮され美味しさが増します。
瀬戸内の鯛も天麩羅にした後で藁で燻しており、下に轢かれた唐墨ととても合っており、絶妙な美味しさでした。
兵庫県津居山産の蟹の心臓とうるいのお椀。
蟹の心臓は初めて食べた気がします。
出汁の味が沁みます。
滋賀県近江鴨の玉鋼焼きと信長葱。
この玉鋼での焼き加減が絶妙でした。
付け合わせの大根卸しと自家製柚子胡椒がアクセントになり、それぞれの味を楽しめました。
その近江鴨をミンチにし淀大根の鍋料理は、近江鴨の玉鋼焼きとの味の違いが楽しめ、淀大根が繊細な味加減で美味しかったです。
大葉で巻いた鮪の脳天の天麩羅が絶品でした!
鮪1kgあたり500g程度しか取れないとの事で、とても貴重な食材をいただきました。
「銀座きた川」さんを代表する食事の一つ、天バラご飯。
今月は、海老・烏賊・牛蒡・アスパラ・三つ葉・モロッコいんげん・大根でした。
味付けは塩昆布と胡麻で、病みつきになる美味しさです。
白米に、朴葉味噌と雑魚も最近の定番。
ご飯が進みます。
「銀座きた川」さんでしか味わえないご飯の一つが天玉丼。
今回も極み卵とアローカナの2種類をいただきました。
削りたての鰹節と胡麻油がアクセントで、天玉丼も病みつきになる美味しさです。
〆の菓子は、雪中花。
外は捏芋で、中が百合根の黄身餡と抹茶。
見た目も綺麗で、ほんのりした甘さがとても良かったです。
ご馳走様でした。
本日のメニューは以下の通りです。
○蕪汲出し
【前菜】
○大豆、海老芋唐揚げ・焼き諸子、車海老・ほうれん草・占地白和え、海鼠酢、あんぽ柿・紅白なます、子持ち昆布、卵真薯、赤貝燻製ぬた和え
【先付】
○雲丹・河豚てっぴ・湯葉・コンソメ・土佐酢ジュレ・シブレット・穂紫蘇
【凌ぎ】
○柚子釜・雲子天麩羅・葱・滑子
【向附】
○伊勢海老・油通し、鯛の天麩羅
【椀】
○蟹真薯・うるい・木ノ芽
【油物】
○河豚唐揚げ
【焼物】
○鴨(玉鋼)、柚子胡椒
【小鍋】
○ 鴨丸、淀大根、柚子
【逸品】
○鮪脳天、山椒醤油
【強肴】
○鼈串焼き
【食事】
①天バラ、香物
②白飯、朴葉味噌、じゃこ、赤出汁
○玉天丼
【菓子】
○金団
○抹茶
2024/02/22 更新
2023/12 訪問
12月の「銀座きた川」さんへ定期訪問しました。
まず、オープンから1年での、ミシュランガイド東京2024一つ星獲得、おめでとうございます!
油を上手に使い、料理との組み合わせもバランス良く「銀座きた川」さん独自の料理が確立されたと思います。
いつもの汲出しは、今回は金時人参でした。
まずは胃を温めてこれからの料理の準備をします。
「銀座しのはら」さんの八寸に当たる、豪華前菜が魅せてくれます。
紅葉の飾り付けや雪がこい、葛屋等の飾り付けに様々な料理が載っています。
炊いた海老芋の唐揚げに燻製キャビアを乗せた一品や、烏賊の塩辛も燻製の林檎チップをアクセントにしてます。
酢で締めた小肌にはラ・フランスと大根を和えたみぞれ和えで、低温で油通しした河豚には北海道余市のあん肝を、一度炊いてから裏漉しして和えた一品、京都大徳寺の麩にクリームチーズを挟んだ一品等、素材の味を活かしながら一手間も二手間もかけて料理として仕上げています。
一人前の量は少量ですがこれだけの手間をかけて造られている料理に感動します。
印象に残った料理は、
先付は湯葉と芋の擦り流しを敷いて、芋は桜のチップの燻製で香り付け、上に雲丹と叩いた甘海老、そしてゼリーはコンソメ(これは銀座大石さん譲り)と土佐酢、和食とフレンチの融合の逸品です。
また、山形県の鞍掛豆が乗っているのですが、この鞍掛豆が非常に濃厚で美味でした。
向付は鰆を天麩羅にしてから、藁で一度蒸してます。
鰆を天麩羅で揚げる事により、油の旨みで包み、その余熱で鰆本来の油を溶かし、鰆がもっちりした食感になりとても美味しいです。
自家製の黄身酢と山わさびがとても合います。
凌ぎの福井県産の鯖の棒寿司も美味しかったです。付け合わせの胡麻味噌との相性はバッチリで、山葵がアクセントとなりました。
逸品は飛騨牛の鳶牛を荏胡麻で巻いた天麩羅とジャンボ滑子の天麩羅も「銀座きた川」さんならではの一品でした。勿論、美味しかったです。
油物は兵庫県豊岡市津居山産、蟹真薯の天麩羅。
三杯酢には蟹味噌が入っております。
本日の食事は3種類(4品)。
定番の天バラ、本日の中身は、海老・烏賊・牛蒡・アスパラ・三つ葉・モロッコインゲン・大根でした。安定の美味しさです。
次も定番化しつつある飛騨高山の朴葉味噌焼きと白飯。今回はじゃこも一緒でした。
そしてアローカナ卵と極み卵を使った玉天丼。削りたての鰹節ともとても合い絶品です。
お口直しは洋梨のアイス、菓子は黒糖で作った葛饅頭。中に百合根が入っており、ほんのりした甘さの菓子です。菓子名は「初雁」。
「銀座しのはら」さんからおられたスタッフのひかるさんが今月末で退職されると言う事で「銀座きた川」さんでお会いするのは最後となりました。
皆、修行時代を経て、ご自身の理想とするお店を持たれる為、独立されていく事は素晴らしい事です。頑張って欲しいです。独立されたらお店には必ず行きます。
「銀座きた川」さん、今年もご馳走様でした。
また来年もよろしくお願いします。
本日のメニューは以下の通りです。
○汲出し
・金時人参
○前菜
①北寄貝燻製ぬた和え
②海老芋キャビア燻製
③渡り蟹ブランデー漬け
④リンゴチップの燻製塩辛
⑤河豚油通しあん肝和え
⑥小肌ラ・フランスみぞれ和え
⑦菊かぶら
⑧大徳寺麩チーズ
⑨卵真薯
○先付
・甘海老、雲丹、コンソメジュレ、土佐酢ジュレ、鞍掛豆
○お椀
・鯛、車麩、柚子、蕪霙
○向付
・鰆の燻製、黄身酢、山わさび
○凌ぎ
・鯖の棒寿司、胡麻味噌酢、山葵
○逸品
・飛騨牛ヒレ荏胡麻巻
○焼物
・鰤油焼き、山椒醤油、レタス
○油物
・蟹真薯、三杯酢
○強肴
・鼈串焼き
○逸品
・栗の渋皮煮揚げ、菊花餡
○温物
・鴨、玉鋼、大根卸
○食事
①天バラ(海老、烏賊、牛蒡、アスパラ、三つ葉、モロッコいんげん、大根)、赤出汁、香物
②白飯、朴葉味噌、じゃこ
③玉天丼2種類(アローカナ、極み)、鰹節
○菓子
・初雁
○抹茶
2023/12/20 更新
2023/10 訪問
10月の「銀座きた川」さんへ定期訪問しました。
料理長の島袋さんが「銀座しのはら」へ戻られたとの事で、桜井さんが事実上の料理長となり店を切り盛りしてました。
北川さん(店長ww)は相変わらずのマイペースでいつもの笑いを届けて頂きました。
いつもの様に、汲出しで胃を温めてからスタートです。本日は南京の汲出しでした。
「銀座しのはら」さんの八寸に当たる豪華前菜は、稲穂や紅葉の葉が飾られ、いつものバリエーション豊かな品々でした。
庄内麩は蒲焼しており挟まれたクリームチーズとの相性もとても良かったです。
無花果の天麩羅は初めて食べた味で、白味噌胡麻餡とも合っており美味しかったです。
先付は、下に湯葉と里芋の摺流しで約70°で油通しした帆立貝に、雲丹と烏賊と大石さん譲りのコンソメジュレと土佐酢のジュレがとても合い逸品でした。
凌ぎは、北寄貝の天麩羅を炭火で油を落とし、飯蒸しの上に燻製キャビアと熊本県八代の青海苔でした。
北寄貝と飯蒸しが絶妙な味加減で、熊本県の青海苔の香りがアクセントとなり絶品でした。
向付は、九州のアラを少し昆布締めし、皮目を炙っており、塩で食べても山葵醤油で食べても美味しかったです。
私はいつもは塩派ですが、これは山葵醬油の方が美味しく感じました。
もう一品の、伊勢海老は低温の60〜70%で油通しされ、伊勢海老の旨みが引き出せていました。
強肴は、秋田県産の秋田ポークでした。
熟成された豚肉で旨みと甘さが引き出されており、玉鋼で焼き、更に美味しさが引き出されており美味しかったです。
食事は今回は3種類(私は4種類食べました)。
定番の天バラご飯は、今日は海老・烏賊・牛蒡・アスパラ・三つ葉・モロッコいんげん・銀杏の天バラで、いつもと変わらない美味しさでした。
白米は、朴葉味噌焼き・牛時雨煮・じゃこで頂きました。
復活した玉天丼は2種類頂きました。青い色の卵アローカナに加え、(国内の産地不明)極み卵の天丼で、私はそれぞれ卵を頂きました。
極み卵の方が濃厚な味で美味しかったです。
この玉天丼と天バラご飯は他では食べれない料理だと思いますのでお勧めです。
〆の菓子は笹巻葛饅頭。甘さ控えめでさっぱりしておりました。
ご馳走様でした。
本日のメニューは以下の通りです。
○汲出し
・南京
○前菜
①赤貝燻製、ぬた和え
②庄内麩チーズ挟み
③バイ貝うま煮
④穴子梅肉・胡瓜・茗荷・土佐酢
⑤鴨ロース
⑥平ら貝フリッター・酢味噌・カラスミ・海苔
⑦鱧子塩辛・烏賊・柚子胡椒、蛸チリ酢和え
⑧鱧棒寿司
⑨枝豆紹興酒漬け、無花果・胡麻味噌
○先付
・帆立貝、雲丹、コンソメジュレ
○お椀
・鼈飛竜頭、芽葱
○凌ぎ
・北寄貝、天麩羅飯蒸し、燻製キャビア
○向付・あら炭火炙り、昆布締め、花穂、長芋、醤油、塩、伊勢海老油通し、木の芽フライ、山椒醤油
○油物
・鮎唐揚げ、餡掛け
○強肴
・豚、玉鋼焼き
○小鍋・鱧、松茸
○食事
①天バラ(海老、烏賊、牛蒡、アスパラ、三つ葉、モロッコいんげん、銀杏)、香物、赤出し
②白飯、朴葉焼き、牛時雨煮、じゃこ
③玉天丼2種類(アローカナ、極み)、鰹節
○水菓子
・シャーベット
○菓子
・笹巻葛饅頭
○抹茶
2023/12/20 更新
2023/08 訪問
2ヶ月ぶりに「銀座きた川」さんへ訪問しました。
スタートの汲出しは、岐阜県飛騨高山の高根で取れたとうもろこしのすり流しで、標高が高く昼夜の寒暖差があり、ここで取れる野菜類は甘味が強く野菜本来の味がとても濃くて美味しいです。
後で、とうもろこしの焼物でも美味しく頂きました。
お盆をテーマにした前菜は「銀座しのはら」さんの八寸並みの豪華さ。
無花果胡麻味噌焼きは、「銀座しのはら」さんとはまた違ったお味で美味しかったです。
湯葉と芋を桜のチップで燻製にし、雲丹と土佐酢ジュレと枝豆の一品は雲丹と湯葉と芋のクリーミーさの中で、みじん切りにした枝豆がアクセントとなり美味しかったです。
全部で11品程あり、様々なお味を楽しめました。
お椀は、甘鯛は勿論のこと、冬瓜が雑味が無くとても美味しかったです。
向付は「銀座きた川」さんならではの、キジハタの油通し。
雉羽太は刺身でも美味しいですが、60°C〜70°Cで油を通すことによって雉羽太の甘味と旨みが溢れ、付け合わせの昆布醤油とのマッチングが完璧でした。
定番になりつつある畳鰯の一口料理は、今回は海老ではなく帆立のたたきに燻製キャビア。
三つの食材の美味しさが口の中でハーモニーを奏でました。
凌ぎの、鮪の握りを敢えて手巻きにする事によって、海苔の旨みと鮪がとても合って美味でしたです。
初めて食べるお鮨の食べ方でした。
試行錯誤しながら新しいメニューを考え出す努力には感服します。
焼物は、鮎の食べ比べ。
「銀座しのはら」さんでもお馴染みの、岐阜県郡上八幡の鮎と滋賀県琵琶湖の鮎で、それぞれの味の特徴が出ており美味しく頂きました。
郡上八幡はほくほく、琵琶湖は身が引き締まっておりサクサクという感じでした。
油物は「銀座きた川」さんならではの一品。
天草の鱧を天麩羅にして、鱧の骨と鼈の骨から取った出汁を使った餡を掛け、間に茄子の擦り流しが入っており、アクセントとなり、鱧の味を引き立てておりました。
進肴の、焼き鼈串も定番の逸品。
「銀座きた川」さんならではの一品で、鼈のあらゆる部位を楽しめます。
逸品は飛騨の鳶牛ではなく、今回は飛来幸(ひらこ)地鶏の玉鋼焼き。
とても珍しい宮崎の地鶏で絶品でした。
食事は、定番の天バラご飯。
今回の具材は、海老・烏賊・牛蒡・アスパラ・三つ葉でした。
塩昆布と胡麻で味付けしてます。
くどくなくあっさり食べれて、私の大好きなご飯で、大盛りで頂きました。
もう一品は、夏の定番となった十割蕎麦。
今回はもずくを使った蕎麦でした。
水菓子は、お口直しの瀬戸内檸檬シャーベット。
〆の菓子は石川県能登大納言の小豆を使った水羊羹とお抹茶で美味しく頂きました。
ご馳走様でした。
本日のメニューは以下の通りです。
○汲出し
・岐阜県高根とうもろこしのすり流し
○前菜
①無花果胡麻味噌焼
②鰻うど八幡巻き
③万願寺じゃこ
④煮蛸
⑤毛蟹胡瓜苦瓜土佐酢ジュレ
⑥鴨ロース夏野菜焼き浸し
⑦烏賊ぬた和え
⑧大徳寺麩黄身酢
⑨ラフテー、
⑩コンソメジュレ、芋湯葉、雲丹、枝豆、すり流し
お椀
・甘鯛、冬瓜、印元、柚子
○向附
① 雉羽太の油通し、塩、酢橘
②畳鰯、帆立、燻製キャビア
○凌ぎ
・鮪握り手巻き寿司
○焼物
①岐阜県郡上八幡の鮎、滋賀県琵琶湖の鮎の食べ比べ
②岐阜県高根のとうもろこし
③鮎骨煎餅
○油物
・鱧の天麩羅、鼈餡
○進肴
・焼き鼈串
○逸品
・飛来幸地鶏の玉鋼焼き、小玉葱
○食事
①天バラ(海老、烏賊、牛蒡、アスパラ、三つ葉)、赤出汁、水茄子
②水雲十勝蕎麦
○水菓子
・瀬戸内檸檬シャーベット
○菓子
・水羊羹
○抹茶
2023/12/20 更新
2023/06 訪問
常に進化を続ける「銀座きた川」さん
「銀座きた川」さんへ定期訪問しました。
今年に入って徐々に独自のメニューが増え、「銀座しのはら」さんとは違う色を出し、常に新しい料理を提供し進化していると思います。
今月迄は、天麩羅が多いとの事でしたが、油を使った料理が多いのに重たくならず、完食出来ました。
北川大将のおとぼけぶりと島袋さんや桜井さんとのトークも磨きがかかり「銀座しのはら」さんと同様、笑いの絶えない3時間でした。
野菜の汲出しは、魚の骨から取った出汁とトウモロコシがとても合い、体を温めてくれます。
先付八寸の中で印象に残った料理は、コンソメジュレ白海老・雲丹・スナップエンドウ・芋すり流し。
芋のすり流しに、コンソメジュレと白海老と雲丹、そこに土佐酢のジュレをかけ、口の中でハーモニーを奏で、上に載せたみじん切りのスナップエンドウがアクセントとなり絶品でした。
向付の福井県駿河湾の障泥烏賊は、包丁で細かい切れ目を入れ、低温の油に通し、紹興酒に漬けた一品。紹興酒が油っぽさを無くし、烏賊の旨みが増して、初めて食べる烏賊の料理で逸品でした。
油物の鹿島の蛤の天麩羅も、絶妙な油通しで、周りはカリッとしてるが、身は固くならずプリプリして、蛤の美味しさを引き出していました。
進肴の鼈は、今回は串焼きではなく天麩羅。
鼈の骨から取った出汁で作った餡が鼈の天麩羅を引き立て、これも初めて食べた鼈の料理です。
この時期の定番である岐阜県長良川の鮎の塩焼きは、身をほぐし頭と骨を取って頂き、ホクホクした鮎が美味しかったです。
頭と骨は、天麩羅にして後程、提供されました。
食事は、定番となった天バラご飯。
おかわりしたい美味しさです。
かき揚げを乗せた丸岡町在来種の十割冷かけ蕎麦は、とにかく蕎麦が美味しい。
島袋さんがお店で蕎麦を打っているとの事ですが、蕎麦屋の蕎麦より美味しいです。
水菓子の瀬戸内檸檬シャーベットは口直しでさっぱりした後に、菓子の甘さを抑えた、周りはつくね芋で中には石川県の能登大納言小豆が入った金団と抹茶で満腹です。
また、島袋さんのソムリエの様な日本酒のペアリングが完璧に料理と合い、料理を引き立てて、より美味しく食べれました。
ご馳走様でした。
本日のメニューは以下の通りです。
○汲出し
・とうもろこし
○先付八寸
①玉子真丈
②明石の煮蛸
③ジーマミー豆腐
④秋田の新蓴菜
⑤庄内麩チーズ挟み
⑥合鴨ロースの黄韮巻き
⑦三河湾の浅利と分葱のぬた和え
⑧コンソメジュレ白海老、雲丹、スナップエンドウ、芋すり流し
○凌ぎ
・一夜干しの笹カレイ飯蒸し、うすい豆、木の芽
○椀物
・明石の赤魚鯛、加茂茄子の油煮、柚子
○向付
①福井県駿河湾の障泥烏賊油通し紹興酒漬け、大葉、防風山葵
②たたみ鰯、牡丹海老、燻製キャビア
○油物
・鹿島の蛤天麩羅、山椒正油、木の芽
○焼物
・岐阜県長良川の鮎塩焼、たで酢
○進肴
・鼈天麩羅、葱、芽葱
○最中
・フォアグラ、マンゴー、パッションフルーツ
○逸品
・飛騨牛玉鋼焼、燻製胡椒
○炊き合せ
・鮎骨、蕗、蓮根、蕨、モロッコインゲン、木の芽
○食事
①天バラ、香物、赤出汁
②丸岡町の十割冷かけ蕎麦、かき揚げ
○水菓子
・瀬戸内檸檬シャーベット
○菓子
・金団
○抹茶
2023/12/20 更新
2023/04 訪問
春を迎えた「銀座きた川」さんへ定期訪問。
開店から半年が過ぎ、メニューにより個性が出て来ました。「銀座しのはら」さん同様に、美味しい料理と笑いが絶えない銀座の名店の一つだと思います。
北川大将のおとぼけキャラが更に磨きがかかり、島袋さんや桜井さんとの漫談が酒のつまみになります。
いつもの様に汲出しで胃を温めますが、今日は新玉葱を使った汲出しで美味でした。
「銀座しのはら」さんに負けず劣らずの豪華八寸で見せます。
桜の花を飾り、照明を落とすと夜桜をイメージした演出でした。
焼き茄子の様に真っ黒になるまで焼いて皮を剥いたホワイトアスパラガスと黄身酢が美味でした。
ザーサイとタイラギ貝とモロッコインゲンの胡麻味噌和えは、胡麻和えが絶妙の味で、それぞれの食材と絡ませて食べるととても美味しかったです。
特に印象に残った料理は、向付の河豚の白子和え。初めて食べる食べ方で新しい発見でした。
瀬戸内の河豚を焼き霜、軽く昆布締めし、河豚の皮と柚子と裏漉しした白子和えに紅葉おろしと芽葱と絡ませて食べると河豚の味が引き立ち絶品でした。
また、タタミ鰯の天麩羅に富山湾の白海老を乗せた一品も工夫を凝らした料理で美味しかったです。
いつも楽しみにしている椀物は、噴火湾(内浦湾)の毛蟹真薯とうるいと木の芽。
毛蟹の塩加減に合わせ、出汁の味を変えており、毛蟹の真薯を崩すと丁度良い塩加減となり美味しかったです。
凌ぎの甘鯛の松笠揚げは、甘鯛の骨出汁で黄韮と甘鯛が絶妙な味でマッチしており美味しかったです。
最近、定番となりつつある鼈の串焼きは、ここでしか味わえない逸品です。
油物の子持ち槍烏賊の天麩羅に燻製キャビアを乗せた一品も、初めて食べる料理で美味しかったです。
今が旬の筍は、シンプルな焼筍。
付け合わせが2種類用意されており、一つは香茸(秋に採れたキノコを粉末にした物)とモンゴルの天外天塩。もう一つは花山椒の醤油で、それぞれ筍の味が引き立てられ絶品でした。
定番の天バラご飯はいつもの美味しさでしたが、今回は新しくかき揚げを乗せた十勝冷かけ蕎麦が提供されました。
福井県の丸岡町の在来種の蕎麦粉を使っており、かき揚げが蕎麦の味を引き立てます。
メニューが変わり、揚げ物が増えた印象ですが、重たくならず、最後は十勝蕎麦で口の中をさっぱりさせるメニュー構成でとても良かったです。
ご馳走様でした。
本日のメニューは以下の通りです。
○汲出し
・新玉葱
○先付八寸
①山菜の天麩羅(タラの芽)
②炭焼きホワイトアスパラガスの黄身酢
③蛍烏賊なめろう燻製
④ザーサイとタイラギ貝とモロッコインゲンの胡麻味噌和え
⑤万願寺唐辛子
⑥ うすい豆摺流し、玉子豆腐、コンソメジュレ、帆立、車海老、雲丹の土佐酢ジュレ掛け、花穂
⑦玉子真丈
⑧赤蒟蒻
⑨蛸
⑩空豆
11.花蓮根
○向付
①瀬戸内の河豚・白子和え
②タタミ鰯・富山湾の白海老と山葵乗せ
○椀物
・噴火湾の毛蟹真薯、うるい、木の芽
○凌ぎ
①蒸し寿司、穴子、有馬山椒、錦糸卵乗せ
②甘鯛松笠揚げ、甘鯛の骨出汁、黄韮
③あんぽ柿、フォアグラ、ウイスキーゼリーの最中
○焼物
・鼈串焼(鼈の身・皮・葱・肝・腸・身)、和歌山の青山椒、飛騨の赤山椒
○油物
・子持ち槍烏賊の燻製キャビア乗せ
○口直し
・瀬戸内レモンシャーベット
○逸品
①玉鋼、飛騨牛のヒレ肉
②京都大原の焼筍(香茸、モンゴルの天外天塩、花山椒醤油)
○食事
①天バラ(海老、烏賊、牛蒡、アスパラガス等)、香物、赤出汁
②福井県丸山町の在来種蕎麦粉を使った十勝冷かけ蕎麦、かき揚げ
○菓子
金団(中は石川県の能登大納言の小豆を使った餡子)
○抹茶
2023/12/20 更新
2023/02 訪問
昨年9月にオープンし、あっという間に予約困難店となった「銀座きた川」さんへ今年初めての訪問。
オープンして5ヶ月程経過し、ようやく落ち着いてきたとの事で、「銀座しのはら」さんとは違った、「銀座きた川」さん流の日本料理を提供して頂きました。
また、「銀座しのはら」さんの営業が終了した後の、午前0時過ぎから、新メニューの試食会を行っているそうで、終了は3時間後とか…翌日ランチが無くても午前10時には出勤するハードなスケジュールから生み出される料理の数々には感服致します!
まずは魚の骨を使ったお出汁の汲出し蕪のすり流しで体を温めて、「銀座しのはら」さんの八寸に当たる前菜の盛り合わせで見せます。
二月の節句の節分にちなんだ前菜〔大豆、柚子大根、蛤と芹の花山葵お浸し、あん肝、卵真薯、煮蛸、数の子海魚漬け(スルメ烏賊、昆布、イクラ、帆立)、海老芋、琵琶湖のモロコしのび焼き〕。
お凌ぎの金子雑炊は、「銀座しのはら」さんと違ったテイストで、蓋の柚子を少し絞って食べると味が変化し美味しさが増します。
ちなみに金子は、海鼠の干した物です。
向附の鯛昆布締め炙りと雲丹塩辛は、鯛を炙る事により雲丹との組み合わせが合い、口の中でハーモーニーを奏でます。
帆立油通しも油っぽさが無く、付け合わせの山葵と昆布醤油の煮凝りと非常に相性が良く、帆立の新しい食べ方としてお勧めです。
椀物の白味噌の中にある鯨コロ(コロ=鯨の皮下脂肪)が美味でした。
京都舞鶴の黒鮑に鯛のすり身を貼り付けた鮑真薯〜焼河豚に続く、強肴の鼈天麩羅は、何と串に様々な鼈の部位(鼈の身、皮、きも、腸)に葱を挟んだ天麩羅で、山椒塩ともとても合いました。
口の中でとろける飛騨牛の玉鋼焼きの後の、炊き合わせ聖護院大根と柚子は、口直しでさっぱりする美味しさです。
ご飯物の一膳目は、定番となりました天バラ(烏賊、帆立、蓮根、牛蒡、アスパラ、三つ葉)ご飯。お代わりしたくなる美味しさです。
二膳目は、白米(滋賀県の大見米)に朴葉味噌焼きとじゃことなめたけの組み合わせ。
朴葉味噌は京都では定番料理との事です。
そして三膳目は、卵天麩羅ご飯鰹節掛け。
南米チリ産の鶏で3日に1回しか卵を産まない希少価値の高い青い卵「アローカナ」を使った卵天麩羅ご飯です。
鰹節との相性も良く前回も食べましたが、癖になる美味しさです。
デザートとなる菓子は、雪中花。
雪に見立てた氷餅の回りにはつくね芋、中には百合根の黄身餡で甘過ぎず、〆のお抹茶共合います。
次の訪問が楽しみです。
ご馳走様でした。
メニューは以下の通りです。
○汲出し
・蕪のすり流し
○前菜
①福豆、海老芋唐揚げ
②もろこ
③河豚あん肝燻製和え
④蛤、せり、花山葵、数の子、イクラ他
○副菜
・コンソメと加減酢の煮凍り寄せ、雲丹、ボタン海老、芋のすり流し
○お凌ぎ
・金子雑炊
○向附
①鯛昆布締め炙り、雲丹塩辛
②帆立油通し
○椀物
・鯨コロ、牛蒡、なめこ、三つ葉
○油物
・鮑真薯、肝ソース
○焼物
・焼河豚
○強肴
・鼈天麩羅、山椒塩
○逸品
・飛騨牛
○炊き合わせ
・聖護院大根、柚子
○食事
①天バラ(烏賊、帆立、蓮根、牛蒡、アスパラ、三つ葉)
②白飯、朴葉味噌、じゃこ、香物
③玉天丼、鰹節
○菓子
・雪中花
○抹茶
2023/12/20 更新
2022/10 訪問
「銀座しのはら」さんの姉妹店である「銀座きた川」さんが先月オープンし初訪問。
「銀座しのはら」さんでお世話になっておりました島袋さんが料理長で桜井さんも。
しのはらイズムを継承しつつ、様々なジャンル(フレンチ、鮨、天麩羅等)を活かした新しい日本料理と出会いました。
天バラご飯は、様々な具材を揚げており、バランス良くとてと美味しかったです。
卵の天麩羅(玉天丼)に削りたての鰹節がとても合い絶品でした。
定期訪問決定です。
ご馳走様でした。
本日のメニューは以下の通りです。
○汲出し
・南京のすり流し
○前菜
①炭焼き鴨ロース、野菜の焼き浸し
②緑茶で燻製した赤貝のぬた和え
③水樽で燻製した焼き穴子
④平貝のフリット唐墨掛け
⑤二種類の土佐酢の煮凍りで和えた毛蟹の酢の物
○副菜
①コンソメと加減酢の煮凍り寄せ
②帆立、鮑、雲丹、山桜で燻製したカリフラワーと小芋のすり流し
○向附
・垢穢、昆布締め、炭火炙り、藁で燻したキャビア添え
○椀物
・鱧、松茸、柚
○お凌ぎ
・黒鮪炭火炙り 握り手巻き鮨
○焼物
・炭焼き太刀魚、竹紙昆布素揚げ、胡瓜餡、茗荷の酢漬け添え
○油物
・伊勢海老天麩羅、荏胡麻、芋と茸の餡、海老山椒塩
○温物
・渋川栗、菊花餡
○強肴
①鼈串炭火焼き、飛騨赤山椒、和歌山葡萄山椒
②小附、柿の白和え
○肉料理
①神戸牛ひれ肉炭火焼き、複数の木を使って燻製した生胡椒
②小附、飛騨ころ芋の天麩羅鼈甲餡まぶし
○食事
①天バラ、香物
②新米、猪肉焼味噌、出汁巻、山椒じゃこ、いくら
③玉天丼、鰹節
○止椀
・野菜出汁を使った赤出汁
○菓子
・水羊羹
○抹茶
2023/12/20 更新
3ヶ月ぶりに「銀座 きた川」さんへ定期訪問しました。
春から初夏にかけての食材を提供していただきました。
北川大将の髪型が大石シェフと同じ髪型になっており、おとぼけ振りも磨きがかかり、桜井さんとのコントの様な会話で、笑いの絶えない2時間30分でした。
まずは、大好きなうすい豆を使ったくみ出しからスタート。
まずは胃を温めて、これからの料理に備えます。
前菜八寸は、今回は①〜④と分けて提供されました。
前菜八寸①は、5月の季節のあしらいという事もあり、菖蒲の花と葉っぱや柏の葉を飾り演出されてます。
浅利と分葱の燻製ぬた和えがとても美味しかったです。
広島の蓴菜は初夏を感じさせます。
玉子真丈、黄韮入り鴨ロース、蛸のうま煮、庄内麩の蒲焼にはクリームチーズが、甘めのタレを掛けた胡麻豆腐とバリエーション豊富の八寸でした。
八寸②は、北海道の寅王椎茸の天麩羅。
超肉厚のどんこ椎茸の寅王は、出し醤油との相性も良く絶品でした。
山独活とアズキ菜の天麩羅は、香茸塩を塗してあり、そのまま食べれて春の山菜は季節を感じます。
特にアズキ菜(本来はユキザサ/雪笹)は結構希少で幻の山菜とも言われ、品薄で価格高騰しているみたいです。
八寸③は、宮崎でよく食べられている深海魚のメヒカリの天麩羅。
メヒカリはアオメエソという魚で、目が大きく光っていることから「メヒカリ」と呼ばれています。
淡白ながら油が乗っておりとても美味しかったです。
八寸④は、湯葉と芋の擦り流しを下敷きに、雲丹と海老を乗せ、コンソメと土佐酢のジュレが掛かっており、その上にスナップエンドウのみじん切りを乗せている一品。
コンソメジュレは「銀座 大石」譲りの美味しさ、スナップエンドウのみじん切りがアクセントとなり、他の食材の味を引き立てておりました。
淡路の鯛を油通しした上に白三つ葉。
塩と檸檬が油通しした鯛ととても合っておりました。
京都の紋甲烏賊の紹興酒漬けが絶品でした。
付け合わせの山葵との相性もとても良かったです。
本日のお椀は、淡路の鱧と賀茂茄子と三度豆に香り付で梅肉。
鱧と賀茂茄子は初夏の到来を感じさせます。
三度豆とは、一年に三度も収穫できるから三度豆で、サヤインゲンでもおなじみの野菜です。
静岡の鰻の天麩羅。
鰻の天麩羅は初めて食べましたが、意外にも天麩羅でもとても美味しいです。
天竜川の鮎の塩焼きは、稚鮎が多いこの時期にしては大振りの身で、骨と頭を外してもらい提供してもらいました。
やっぱり鮎はシンプルな塩焼きが一番美味しいです。
本日の最中は、「銀座 しのはら」さんでもお馴染みのフォアグラとマンゴーとパッションフルーツの最中、定番の味です。
「銀座 きた川」さんの定番の鼈の串焼き(頭から、鼈の身・鼈の皮・葱・鼈の肝・鼈の腸・鼈の身)。
付け合わせの山椒は二種類。
和歌山の葡萄山椒は、山椒の中でも粒が大きく、ほのかに柑橘系の上品な香りがするのが特徴です。
飛騨高山の赤山椒は、青山椒を樹上で完熟させたもので、真っ赤に色ずづいた山椒の実です。
どちらも鼈に対してアクセントになり美味しかったですが、個人的には葡萄山椒の方が好みでした。
讃岐コーチンの玉鋼焼きは、外はパリッと中はジューシーに焼けているのが特徴で、深みのある味がとても美味しいです。
ちなみに讃岐コーチンとは、中国原産のコーチンをもとにして、香川県畜産試験場が長い年月をかけて育成した 脚毛に特徴のある鶏です。
本日の焚き合わせは、淡竹とわらびとモロッコインゲンと木の芽と、先程の天竜川の鮎の頭と骨の唐揚げは、カラッと揚がっており重たくなりません。
ちなみに淡竹は名前のとおり、はちくのたけのこは淡白でさっぱりとした味わいです。
アクやエグみ、苦味が少ないのが特徴であっさりと食べ易いのが特徴です。
本日の食事はニ種類(私は三種類)と十割冷かけ蕎麦。
定番の天バラご飯は、海老・烏賊・牛蒡・アスパラ・三つ葉・モロッコインゲン・大根に、味付けは塩昆布と胡麻と柚子で、病みつきになる美味しさです。
朴葉味噌焼きには白米をいただきました。
これがシンプルで美味しいです。
今回初登場の貝ご飯は、北寄貝は焼いて、蛤は炊いて、青柳(バカ貝)の小柱は天麩羅で揚げ、蛤の出汁を使った餡が掛かった貝ご飯で絶品でした。
店舗で打った十割冷かけ蕎麦には、あの美味しい瀬戸内檸檬を乗せており、瀬戸内檸檬が十割蕎麦に爽やかな味付けと香り付し、お代わりしたくなる美味しさでした。
食事の最後に食べる蕎麦は、揚げ物が多いメニューのお口直しにもなり、さっぱりします。
〆の菓子は躑躅を使った金団。
見た目も綺麗で甘さ控えめの金団は抹茶とも相性が良く美味しかったです。
本日もご馳走様でした。
本日のメニューは以下の通りです。
○野菜くみ出し、うすい豆
○先付八寸①(玉子真丈、蛸、胡麻豆腐、蓴菜、庄内麩チーズ、鴨ロース黄ニラ、浅利ぬた和え)
○先付八寸②山菜の天麩羅
○先付八寸③季節の天麩羅
○先付八寸④(コンソメジュレ・車海老・雲丹・スナップエンドウ・芋すり流し)
○向付①(鯛・白三つ葉・檸檬)
○向付②(紋甲烏賊紹興酒漬け・大葉・防風・山葵)
○椀(鱧・賀茂茄子・三度豆・梅肉)
○油物(鰻天麩羅)
○焼物(鮎塩焼・たで酢)
○最中(フォアグラ・マンゴー・パッションフルーツ)
○進肴(すっぽん串焼)
○逸品(讃岐コーチン玉鋼焼)
○炊き合せ(鮎骨蕗・淡竹・わらび・モロッコインゲン・木の芽)
○食事①(天バラ御飯、香物、赤出し)
○食事②(貝御飯)
○食事③(十割冷かけ蕎麦・檸檬)
○菓子(金団)