この口コミは、hongo555さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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夜の点数:5.0
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¥10,000~¥14,999/ 1人
訪問時点の為替レート換算での金額になります。
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料理・味 5.0
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サービス 3.5
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雰囲気 3.5
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CP 5.0
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酒・ドリンク 5.0
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昼の点数:5.0
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¥8,000~¥9,999/ 1人
訪問時点の為替レート換算での金額になります。
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料理・味 5.0
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サービス 4.0
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雰囲気 3.5
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CP
4.0
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酒・ドリンク 4.0
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[ 料理・味5.0
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| サービス3.5
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| 雰囲気3.5
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| CP5.0
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| 酒・ドリンク5.0 ]
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¥10,000~¥14,999
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/ 1人訪問時点の為替レート換算での金額になります。
2017/05/23 更新
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[ 料理・味5.0
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| サービス4.0
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| 雰囲気3.5
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| CP4.0
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| 酒・ドリンク4.0 ]
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¥8,000~¥9,999
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/ 1人訪問時点の為替レート換算での金額になります。
行列嫌いの地元の人が並んでも食べる ビステッカが抜群に美味しい店
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フィエーゾレからの眺め
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肉の玉手箱とはこういうことを言うのです。
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肉肉しいブルスケッタ
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コントルノには野菜を食べましょう
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人のいないところを見計らって店内を撮影
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秋にはポルチーニと一緒に焼いてもらうこともできます。あればですけど。
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屹立する背骨が見る者を圧倒する(笑)ビステッカ これで1kg50euroなら誰も文句はないでしょう。
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この店のオーソブッコは世界一美味しいので、お腹に余裕があったら締めにどうぞ(笑)
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2021/04/02 更新
フィレンツェは京都と並び称される美しい古都ですが、中心部から外れても楽しいところ、見所がいっぱいです。
特にフィエーゾレは標高がフィレンツェ市内よりも高いので、ミケランジェロ広場よりもフィレンツェという街全体が見渡せて大変美しいですし、古代ローマ劇場がいまでもそのまま使えそうな状態で保存されており、もちろん見学することもできます。
ちょっとフィレンツェの街中散策に飽きてきたら、バスで20分程度ですから(しかも終点だし)足を伸ばすのに良いと思います。
ただ、フィエーゾレにはたいして美味しいものを出す店がないので、フィレンツェ遠景(16世紀からほとんど何も景色が変わっていないことがよくわかります)を堪能したら、とっととフィレンツェに戻ります。
で、PERSEUSはフィエーゾレからの帰りに途中下車して行くのにぴったりのリストランテです。
これまで何回も通っていますが、いつ行ってもお店の外にはイタリア人とは到底思えないほど(失礼)辛抱強く順番を待つ列ができていますし、いつ行っても期待を裏切らないビステッカを食べさせてもらえます。
地元の人は予約すれば良いのになんでしないんだろう。突然ビステッカが食べたくなったりするのかな。
帰りは必ずお腹がはちきれそうになっていますので(笑)、歩いてホテルに戻るのにもちょうど良い距離です。
このお店に行くのには、2つ条件があります。
まずは、お腹を空かせて行くこと。それも「もう腹ペコで死にそうだ、今すぐなんか食べないと!」くらい減っているのが理想です。
とにかく何を食べても美味しいので、しかもボリュームそこそこありますから、隣のテーブルに運ばれてきたお皿を横目に「ああ、あれも食べたいのにもう入らないよ〜」とならないように準備しましょう。とにかくメインはビステッカです。
目移りしてしまいますが、お腹と相談しながら注文して下さい(お腹が減っているから難しいけど)。
もう一つは、4〜5人で行くこと。料理をシェアすればたくさんのお皿を楽しむことができますし、美味しいものを食べると会話も弾みますからお腹がこなれて普段より食べられます(すいません、食い意地張ってます)。
私は初めはワイフと2人で行っていましたが、悔しい思いを何度か経て(笑)、ホテルで同宿になった人でフランク&よく食べそうな人(笑)に、1人どれくらいの予算かなどもお伝えしてお声掛けしています(それと日本人はお皿をシェアする習慣があるのでそれでも良いかも忘れずに聞きます)。
前菜もなかなか美味しいものが揃っているのですが、あくまでも狙いはメインのビステッカですから、胃が刺激を受けて広がるくらいに止めましょう(でも難しいんですよ、これが)。
この店はビステッカだけでなく、サルシッチャとサルーミがとてつもなく美味しいので、antipastoで(少量、無理か)是非味わっていただきたいです。
程よい酸味と旨味がどーんと出た素晴らしいサルーミとジューシーで噛むほどに味わいが増してくるサルシッチャは、伝統的な薦被りのキャンティで流し込んで下さい。
お腹に余裕のある方は、プリミにManzoのフィレをたたいたタルタルも是非。まさに肉づくしのコースが楽しめます。
ゴルゴンゾーラをたっぷり効かせたサルシッチャのニョッキも非常に美味しいですが、これを食べてしまうと私でもビステッカのお腹がわずかになるので・・・(笑)。
もちろんプリミをすっ飛ばしてビステッカに行くのもありです、というか基本みんなそうしてます。
そしてお待ちかねのビステッカ。
ここ数年、狂牛病やその他の病気でキアニーナの出荷が大変厳しくなり、普通のルートで卸から入手するのはほぼ難しくなりました。真正のキアニーナを扱っている店は、以前から扱えるように契約してある店だけですし、きちんと商標も張り出してあります。
キアニーナは大型の牛なので、育てるのが大変で頭数が限られるというのも扱える店が少ない理由だとか。
で、ビステッカは正確に言うとステーキではないので、焼き加減の指定は基本的にできません。
まさに血も滴るようなという表現がぴったりの赤いお肉の塊が登場します。
表面を強火で焼いて、塩を振って食べるのが一番美味しいという信念が地元にあるので、もっと焼いてくれとか、脂はないのかとかワガママは通りません。
ひたすら口に放り込んでもぐもぐ、むしゃむしゃ、わしわし食べ進めてください。
肉は固くはありませんが、弾力があるので噛み応え十分です。噛めば噛むほど旨味が口いっぱいに広がって、幸せな気持ちになりますよ。
できるだけ大きな塊のままお皿に移して、冷めないうちにどんどん食べましょう。肉汁の甘さと旨さが堪能できます。
大抵の人はビステッカを食べ終わると、満足感と満腹感と達成感(?)で軽い放心状態になるのですが、お店はそれを許しません(笑)。
ドルチェはどうか、チーズは食べないのか、ディジェスティーヴォはいらないのか、カフェを飲まないなんて調子悪くなっても知らないぞと畳み掛けてきますので、お腹の状態に合わせてご判断ください。
私はなぜかグラッパをサービスでいただきます(たまにレシートに書き込まれていたりしますが、そういうときは必ず主張しましょう)。きっと締めにオーソブッコなんか注文するので、バカな奴と思ってくれるんでしょうね。グラッパはイタリア人の消化薬ですから。
食後にお腹をさすりながらグラッパをちびちびやっていると「どこから来たんだい?」とよくカメリエーレに聞かれるのですが、その時は日本からとか東京からという言葉が咄嗟に出てこず、フィエーゾレからバスできたと言ったら「あれ、うちの店はフィエーゾレにもあるんだよ、知らなかった?」と言われてびっくりしました。
フィエーゾレにはインド料理店とか小さいバールしかなかったと記憶しているのですが、きっとどこかに隠れているんですね(笑)。今度行ってみよう。