ダヤンテールさんが投稿したシェ・モンピエール(静岡/静岡)の口コミ詳細

ダヤンテールの 年柄年中お出かけ日和♥

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シェ・モンピエール静岡、春日町、音羽町/フレンチ

1

  • 昼の点数:4.2

    • ¥3,000~¥3,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 3.8
      • |CP 3.6
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2013/09 訪問

  • 昼の点数:4.2

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.8
    • | CP3.6
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥3,000~¥3,999
    / 1人

ランチコースで約3時間!提供は間延びしたが、味・サービス共に大満足のヘルシーフレンチ♪

9月○○日…この日は云回目の結婚記念日。

この日サプライズで夫が記念日ランチ予約を入れてくれていた【シェ・モンピエール】は、私が今年2月にBMしていたレストランだった。

行きたい場所を片っ端からBMしているので、マイBM店舗は軽く100件を越えている(笑)

よって、私自身『一体ドコをBMしているのか知らない』と言う本末転倒な事になっているのだが、『ここ、行って見たいなぁ…』とぼやいていたのを、ちゃんと覚えていてくれていたらしい。


【シェ・モンピエール】は、東名高架と国道150号線を結ぶ、石田街道の少し東寄りの住宅街の中にある。

レストランの両隣のお宅は、本当に一般住宅!
洋風のお洒落な佇まいなのだが、住宅街の雰囲気も壊さずに自然に溶け込んでいる。


予約は11時半から、『ラ・セゾン3650円』のランチコース
予約時間より10分程遅れて到着(遅れる旨を事前に連絡)したが、笑顔でギャルソンが迎え入れて下さった。


【シェ・モンピエール】は、東京のフレンチの名店【シェ・イノ】で修行をされたシェフが腕をふるう、静岡の朝採り野菜をふんだんに使ったヘルシーフレンチの店

大人な雰囲気で小さなお子様連れには向かない様にも見えるが、実は個室が一つだけあり其方の利用ならば子供用の椅子・料理も対応でき、小さなお子様連れでも利用できるのだとか
(※実際に私が小さな子供を連れて行った訳では無いので、実際に連れて行かれた方のレビューや事前確認をお忘れ無く!)

店全体の雰囲気や料理に非日常感を出しつつ、カジュアルさも感じる事の出来るこの店ならでは…といった所だろうか。


軽やかなピアノ曲が流れる店内、テーブルに着くと『メイン』を選ぶ様説明がある。

本日は肉が『朝霧高原豚』『鴨』『ウズラのパイ包み』の3種。
魚は『真鯛のポワレ』。

その中から夫は『ウズラのパイ包み』、私は『真鯛のポワレ』をチョイス。

別オーダーの食前酒として『季節のカクテル(早生みかん)』と『シードル』をお願いした。


本日のコース内容は以下の通り。

◆自家製ブリオッシュローズマリー風味うさぎとフォアグラのバロティーヌ
 ルブローションのパンナコッタ・トリュフ風味のピューレ
◆ボロネギのフラン ずわい蟹とお野菜のナージュ
 フォアグラのプリン・林檎の軽いピューレ
◆サーモンマリネとチーズのラヴィオリ
◆季節のお野菜とハマグリ・すだちの香り
◆本日のメイン
◆ちいさなデザート&ワゴンデザート
◆食後の珈琲
…これに自家製の温かいパンが付く。

アミューズ・アントレが2種?・スープは無し?
創作フレンチなのだろうか。
テーブルセットの『お箸』を見ても納得するように、提供方や形態など型に嵌ったお料理では無い。

どれも『何処でも口にした事の無いもの』

独創性の在る楽しい料理で、次にどんな形でどんな料理が来るのか…最後までワクワクする。


一品一品の料理の説明は長くなるので、写真を参照して頂きたい。

料理の説明もレストランでよくありがちな、聞き取りにくい話し方で説明をする様なことはせず、女性も男性もハッキリと丁寧。

場合によっては、シェフが直に料理の提供や説明をしてくれたりもする。
例えば『ナージュ』なんて余り訊きなれないお料理に関しては『洋風の茶碗蒸しの様なお料理』と判り易い説明も一言添えてくれる。


唯一残念だったのは、アントレの2皿を下げた辺りから満席となった為か、料理の提供速度が格段に鈍くなり間延びした為に、トータル時間が思いもよらず3時間近く経ってしまった事

私達はこの後の予定が時間に縛られる様なモノではなかったから良かったが、そうでない場合は困る事態があるかも知れない。
利用する時にはその辺り、考慮しておいた方が良さそうだ。


料理はどれも美味しく、全体的に薄味で素材の美味しさ色合いの美しさを充分考慮したものだった。

その中でも私が特に気に入ったのは『フォアグラのプリン・リンゴの軽いピューレ』
卵の殻を使った独創的な入れ物のの中に甘いリンゴ風味のプリンが入っていて、風味は…フォアグラ?
この不思議な取り合わせが、不思議とマッチしていて癖になる。
この『卵の殻に入る微妙な量』が、良いのかも知れない。
カッティングボードの様な板を使った盛り付けも面白い。

もう一品は『季節のお野菜とハマグリ・すだちの香り』
ヘルシーフレンチという名の通り、新鮮な野菜が15種以上…たっぷりと使われている。
最初に提供された時には、何処にも『ハマグリ」は見えなかったし、ただのグリーンサラダの様だったのだが…。

生野菜の山を退けてみると下から、軽くソテーされ綺麗に敷き詰められた温野菜と、大粒のふっくらとしたハマグリの身が出てきた。
時々、ふっと香る『すだち』の効果も名脇役だ。
用意された『箸』で頂くと、ナイフフォークを使うより文字通り『箸が進む』(笑)


長い時間をかけてコースを頂いたので、デザートに辿り着くまでにかなりお腹は一杯になってしまっていたのだが…。

こちらのデザートは、なんと!
ワゴン2台で常時15種以上のデザートをテーブルサービスして下さり、利用者は好きなデザートを其処から選ぶという…なんとも贅沢なドルチェデザート。
実は厳密に言うと、デザートのミニデザートと云う形で『チコリの根の珈琲風味のムース』という…これも変わった品が先に登場していた。


ワゴンのスイーツ一品一品の説明を受けながらも、目は(どれをお願いしようか…)とどれも美味しそうなデザートを品定め。

「1人、一品ですか?」
と、迷った末に尋ねると、
「お腹と相談で何品でもどうぞ。小さなカットになりますので。」
…うわ~、余計迷う♥

目は幾らでも欲しがるので、お腹と相談して2つ何とか選ぶと…
「もう一品いかがですか?」と、困るやら嬉しいやらの申し出。

折角なので3品お願いしちゃいました。
頂いたお皿を見るとやはり、3~4種はお願いした方が豪華なドルチェになりますね。

デザートと一緒に頂いた美味しいエスプレッソのデミタスカップは…渋めの柄の『マイセン』♪


最後に、
「結婚記念日だそうですね。おめでとうございます」
お店側からのサービスで特別デザートを頂いちゃいました。


帰る際には、シェフ・スタッフ…厨房の中にいる人数が判る程元気な見送りの挨拶を頂き、お店を後にしました。

価格以上の満足感を得られるサービスと料理内容の、素晴らしいお店でした。


自由奔放でワガママ三昧の私にとって、結婚記念日は毎年夫へ改めて感謝する日でもある。

…と、毎回一番最初に私のレビューを読んでいる『ダヤンテールの第一ファン』(しかし、読者ではないとは…ナンデヤネン!)の夫に、感謝の意をWEB経由で伝えつつ本日のレビューを締めてみようと思う。


  ヾ(=゚・゚=)ノニャン♪

  • ランチコース『セゾン』のメイン:ウズラのパイ包み

  • アントレ?サーモンマリネとチーズのラビオリ。ラビオリはジャガイモで作られており、周りには多くの海鮮が散りばめられている。

  • 一般住宅に挟まれた場所に建つ、洋風な外観。

  • 季節のお野菜とハマグリ・すだちの香り。(崩して、敷き詰められた温野菜を撮影)

  • 綺麗なテーブルセット

  • 本日のセゾンメニュー(¥3500)内容。(ワゴンデザートサービスが無いコースもある)

  • パンに付ける、バター・オリーブオイル・岩塩バター

  • 焼きたてふっくらモチモチのパン

  • (左)自家製ブリオッシュローズマリー風味うさぎとフォアグラのバロティーヌ(右)ルブローションのパンナコッタはトリュフの風味。

  • ソーセージの様な料理バロティーヌ。熱々のブリオッシュと共に。

  • (左)フォアグラのプリンは、甘塩っぱく不思議な味(右)ずわい蟹のナージュは蟹の身とエキスたっぷりの洋風茶碗蒸し

  • イカ墨と柑橘系のソースがマッチ。色味も綺麗。

  • 季節のお野菜は『箸』で頂く

  • 一見ただのグリーンサラダの様だが…その下には、軽くソテーされたお野菜の数々!

  • ウズラのパイ包みは、ナイフを入れた瞬間、お肉の芳香が…凄い!贅沢な品。

  • 大好きな真鯛のポアレ。いい塩梅で皮がパリッと仕立てられている。

  • デザートの前のミニデザートは、チコリの根の珈琲風ババロア。

  • 食後のお楽しみ♪ワゴン2台で運ばれるデザート。

  • 好きなものを好きなだけ…お腹と相談。目が…迷う♪

  • 渋い!マイセンのデミタスカップ。美味しいエスプレッソ。

  • 夫の選んだデザート

  • 私の♪どれもハズレ無し。

  • シェフからのサービス♪

  • 落ち着いたアールデコ調の調度品

2013/09/23 更新

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