2回
2022/06 訪問
日本料理の醍醐味をため息とともに堪能(ミシュラン三つ星)
20時からのセットで時間ちょうどにお伺いしましたが、まだ前客がいるため、二階のバーでウエイティングの案内を受けました。大概はお店の外で待つか、携帯に電話もらうのが回転営業するお店の定道ですよね。さすが三つ星のお店ともなると、そんな所にも十分な配慮があります。
20時20分頃に同僚と二人で入店です。カウンターは6人掛けとコンパクトですが、狭くはありません。
最初はビールで乾杯し、以降は大将のおまかせで日本酒を合わせてもらいました。
本日お選んだコースは、
季節のおまかせコース+うにとキャビアの素麺(39,600円 (税込) /人)
これに大将の日本酒マリアージュをお願いしました。
総合計 113,400円(2人)
となりました。
一皿一皿が至福の食事です。
【食事】
タコと万願寺とうがらしとカラスミ
⇒まずはあっさり系のスタートですが、カラスミが
絶妙のアクセントになっています。
白子豆腐の海老味噌
⇒海老味噌を塗り、炙ったものですが、海老は
ギュッと凝縮されています。
不明
※ ロストです。すいません。
ヒラメで巻いた白菜・あん肝・海苔(海苔で巻いていただきます)
⇒このマリアージュの絶妙な濃厚さに、日本酒が
一気に進みます。
琵琶湖子持ち鮎
⇒あれ、鮎はこんなにふくよかだったでしょうか。
素麺に雲丹とキャビアとトリュフ
⇒美味しすぎて、語る言葉を持ち合わせません。
トリュフご飯
⇒ああ! どこまでトリュフをかけるんでしょうか。
トリュフの蜂蜜漬けフルーツ
⇒もう感覚が麻痺しています。
ここまでトリュフを贅沢に使った料理を食べるのは初めてでした。
最後はトリュフ4連チャンですが、それが決してくどかったり、マンネリ化することが無いのは、繋がりと組合せを完璧に計算しているからでしょう。
【日本酒】
田酒(2合)
黒龍(2合)
而今(2合)
〆張鶴?(1合) すいません、さすがに覚えきれない・・。
三つ星の条件とは、良く言われるように「料理」「サービス」「器」
だとは思います。かどわきは、ほぼ完璧に全てが至高の水準にあると、思わず断定したくなります。
門脇シェフは寡黙で、料理にかける真摯な態度が我々にもビシビシと感じられます。でもピリピリするのではなく、柔和な人柄も感じます。
大変ご馳走様でした。
2022/08/06 更新
今回は接待での利用です。前回訪問はその下見という意味合いでした。
6月での2回目の訪問となります。個室を6名で利用しました。接待のため、料理の写真は撮っていません。
頼んだコースは、以下になります。
季節のおまかせコース 30,800円 (税込) /人
+ 特選「揚げ物」7,700円(税込) /人)ふかひれのから揚げ
・グリーンピース・干しエビ・黒豆 コシヒカリ
・鯛とトリュフ
・フカヒレの唐揚げ
⇒あれ、フカヒレの細かい繊維を舌が感じることが
出来ます。こんな食感初めての美味しさ。
・蟹みそソースが掛かった食べ物
・琵琶湖子持ち鮎
・さわらの鍋
⇒湯葉、水菜を加えて2杯目も
(黒七味で味変も可能)
・トリュフご飯
・デザート
(漏れがあるかもしれません)
その日の仕入によって料理は変わると思いますが、2週間前訪問時と料理はほぼ入れ替わっています。多分、わざわざ変えて頂いたように思われます。
いわゆる料亭としてのおもてなしは完璧です。
席次への気配り、予約者への気配りなどは、漏れがない。
個室は6人使いをしましたが、一人だけお誕生日席となるので、接待の場合には5人を上限とするのが良いかと思います。
サービスの質の高さを、前回以上に感じることが出来ました。
そうなると、只でさえ美味しい料理が、至福の食事になっていきます。
お客様もとても喜んで頂けました。
大変にご馳走様でした。