9回
2020/03 訪問
やっぱりオジリが好き
諸事情で当面アルカラムに来ることができない。
もしかしたら最後になるかも。
お友達を誘ってアルカラム納め。
夜の部は初めて。
といっても、こちらは通し営業でメニューも昼夜同じなので、ディナーの方がお得感あるかも。
土曜日の夜なので、カーテン奥のファミリールームは小さなお子様連れもいて賑わっている。
お友達が一緒だったので、メニューを持ってきてもらったが、初回に見たクリアファイルを渡された。
お洒落っぽい紙のメニューブックは一度も見せてもらえなかったなあ。
結局ホワイトボードのスペシャルをお店の人に説明してもらう。
パヤかニハリを食べようと思っていたが、大好きなオジリマサラ(臓物煮込み)があったのでロティのセットでオーダー。
いつもはロティは丸いままでサーブされるのに、今日は四分の一にカットされていた。
主人と来た時もカットされていたような。
一人じゃないとカットしてくれるのかな。
こういうさり気ない心遣いが嬉しい。
オジリは何の内臓か確認し忘れちゃったけど、和訳するなら「ミックスホルモンのスパイス煮込み」。
色んな部位を柔らかく煮込んである。
スパイスが効いてるからほとんど臭みは感じない。
友達に一口あげたら「辛い」って言われた。
すごく辛いとは思わないけど、塩分濃度は高いと思う。
いつものように甘いチャイでしめる。
前回他店に浮気しちゃったけど、他を見て本命の良さに気付くっていう事もあるよね?
派手なお洒落番長に一時心惹かれても、結局は殺風景でもアルカラムが好き。
しばらく時間がかかると思うけど、必ず再訪する。
2020/03/24 更新
2020/01 訪問
豆とほうれん草
今年初アルカラム。
気付いたら半年ぶり。
今日はいつものウエイターさんは不在。
先客は日本人2組。
食事中にパキスタン系の人たちが何人か入店。
胃が重たいので今日はサグ(青菜)系を食べよう、と思って、ホワイトボードをチェック。
写真を撮ろうと思ったが、近くの席にお客さんがいたので自粛。
アルラジマ(ジャガイモと赤金時豆)がある!金時豆が大好きなので、メチャクチャそそられたけど、炭水化物だらけなのでやめておく。
ダルパラク(豆とほうれん草)をロティでオーダー。
豆のカレーにほうれん草のみじん切りが入ってる。
肉が無いのに、なんでこんなに美味しいのだろう。
豆が多くてモッタリしてるので、結構お腹にたまる感じ。
今日はロティが1枚だけだった。サックリ香ばしく、最高のロティ。
やっぱり1枚だと足らないなあ、と思っていたらおかわりを勧められたので、お願いする。
私の食べるペースが速いせいか、2枚目のロティは中が少しレア気味で残念。
と言いつつしっかり完食。
甘いチャイをいただく。
お会計は1200円(税込)。
消費税が上がってもお値段据え置き。
お腹パンパンで店を出たが、この日は胃もたれしなかった。
ラジマも食べたかったなあ。ロティを1枚で自粛すれば良いのでは?などと次回の作戦を練っている。
次は半年も間をあけずに再訪したい。
2020/01/17 更新
2019/08 訪問
通常利用外口コミ
この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。
「パキスタン&ジャパンフレンドシップフェスティバル」にて。
にわか雨があがり蒸し暑いせいか、思ったより人は少ない。
大好きなアルカラムが出店してるではないか!
物販だけ見て、食事は涼しい場所で食べる予定を急遽変更。
目の大きな社長さんがいらしてて、「あなた、アルカラムに来てくれてる人ね。」と言われてびっくり。
チキンビリヤニ(600円:税込)とサモサ(2個で400円ぐらいだったと思う)を購入。
サモサには甘いシロップのようなソースをかけてくれた。
小ぶりで皮は薄め、パリパリしている。
中の具は結構スパイシー。
ビリヤニは骨付きチキンが入ってた。ライタはなし。
値段も600円だったので、店舗より量は少ない。
味も美味しいけど店舗と全く同じではないような気がする。
また八潮に行きたくなってしまった。
2019/08/14 更新
2019/07 訪問
日曜限定メニュー
平日休みの仕事をしているので、通常土日は出勤日なのだが、どうしても日曜限定のパヤが食べたくて、有休を取った。
日曜メニューを楽しむために、敢えてアルカラム断ちをしてXデーを待っていた。
待ちに待ったその日、主人と二人電車とバスを乗り継いで、八潮の地へ。
11:15頃入店、先客一組がお食事中。
主人と二人だったせいか、ファミリールームの席に案内された。
張り切ってホワイトボード前で仁王立ちになる私に、「今日まだメニュー書いてないから、もうちょっと待ってて。」といつものお兄さん。
メニューチェックはただのポーズで、オーダーはもう決まっている。
「パヤとハリームできますか?」と尋ねてOKをもらったので、ロティでお願い。各1000円
すぐにサラダが到着。割りばしの出現に意表をつかれる主人。
ほどなくしてパヤとハリーム登場。
ロティは1/4にカットしたものが8枚、通常の2枚分。
パヤはオレンジ色のスープに羊の骨の大きいのとバラバラなのが入っている。
赤身の部分はなく、可食部はトロプルのマルチョウみたいな食感。
ゼラチン質が濃厚で、スープは熱いんだけど表面に膜が張っている。
髄の溶けだした旨味たっぷり。
ハリームはなめらかでポッテリというよりねっとりしている。
オクラでも入ってるのかと思えるような粘り気もあるが、目でも舌でもオクラは確認できず。
豆と肉でこんな美味しさを引き出せるスパイスマジック。
トローリとしたハリームをロティに付けて食べるとたまらない美味しさ。
途中でロティのおかわりを尋ねられたので、もう2枚追加してもらう。
食後はチャイ200円とスージーハルワ500円。
スージーハルワ、これも初めて食べた。
予想以上に量が多い。重くてオイリー、かつ極甘。
デザートに炭水化物、砂糖、油ってどうなの?って思ったけど、おはぎとか大福餅、かりんとうを思うと、大体同じ感覚かも。
甘党の主人と二人で頑張って完食。
チャイのカップがお洒落になっていた。
食事が終わる頃は7割の席が埋まっていたが、パヤをオーダーするお客さんが多かった。
人気のあるメニューのようなので、日曜日以外も食べられると良いなあ。
今回初めてお手洗いをお借りした。
清潔ではあるが、男女兼用で1か所のみ。
食材売り場にパキスタン産の黄色いマンゴーを1つ400円で販売中。
私の顔面のごとく、少々小皺が発生していたので購入せず。
後でホワイトボードを見たらフレッシュマンゴージュース500円があった。
これをオーダーすれば良かったと思ったけど、もう満腹過ぎて無理。
スタンプカードで500円割引してもらう。
主人は予想以上にお店が遠かったようで、私のストーカーレベルの執着ぶりに驚いていた。
もっと他にも食べたいお料理があるし、まだまだ通いたい。
評価変更:4.0→4.2
2019/07/29 更新
2019/06 訪問
念願のニハリ
久しぶりに土曜休み。
月イチ歌舞伎で美しい玉三郎を観てきた。
朝早い時間の上映だったので、ランチはアルカラムへ。
我ながらストーカーチックな粘着ぶり。
11:30頃到着。
先客は日本人ファミリーが1組。
先日もお子様連れのご家族がいた。
初回は入り辛いけど、スタッフは親切だし、座席もゆったりして子連れでも居心地が良さそう。
食の英才教育?で良い事だと思う。
数年前、市販の素を使って魯肉飯を作ったとき、子供たちに「昔、魯肉飯食べに行ったの覚えてる?」って聞いたら
「ひげちょう、美味しかったね。」「駅の階段上ったところのお店でしょう?」
と、10年以上前に1,2回行った程度なのに、子供の頃の美味しい記憶は強く残るのだ。
ホワイトボードはまだ記入中だったけど、「今日はニハリあるよ。」と言われて早速オーダー。
初対面のニハリは、大きな骨付きすね肉のスープ。カラヒよりは肉骨茶に近いかも。
まず一口。トロリとしたスープ、ゼラチン系のとろみ。
たぶん冷めたら煮凝り状に固まるタイプ。
上に散らされた、パクチーでない緑色のハーブ、単体で口にいれるとミントだった。
マトンとミントは相性が良い。
あと浅葱も少々。
巨大なマトンもスプーンで簡単に解れる。
辛さはあまり感じない。
うっとりする美味しさ。
パリパリサックリのロティは2枚とも完食。
いつものように甘いチャイで締める。
ここは何を食べても美味しくて、家族を連れて来たいと思う。
自宅から交通費が1000円以上かかってしまうのがネックかな。
2019/06/22 更新
2019/06 訪問
ホルモンも美味
お仕事早上がりの日。
どこでランチを食べようか、頭に浮かぶのはアルカラム。
でも私はそんなにお安い女じゃないのだ。
「べ、別に、行きたいお店はあなただけじゃないんだからねっ!」と謎のツンデレモードを発揮。
しかし今日は主人が出張で夕飯を作らなくてもOKな日。
オイリーなパキスタン料理を食べる+胃もたれ発動=夕飯不要=reasonable!
無理矢理な方程式に導かれて八潮へ。
お店に到着したのは15時少し前。
予想外に先客3組。
ホワイトボードのメニューを確認。
平日なので、ニハリもパヤもハリームもない。
初回に食べて美味しかったマトンカレーをオーダーすると、ホールのお兄さんが、
「マトンカレーもいいけど、もっと旨いものあるよ。」と
まずレバーのカレーを勧められたが、レバーが苦手なのでパス。
すると、オジリマサラを勧めてくる。
「内臓の料理、すごく人気ある。みんな美味しいって言うよ。」
いきなり臓物系ですか?レベル上げすぎじゃないかな?
おばちゃんは人生のベテラン組だけど、パキスタン料理はまだデビューしたばかりのひよっこなんだよ?
でもせっかくなのでオススメのオジリマサラをオーダー。
いつものサラダを食べ終わる頃、内臓とロティが到着。
今日のロティは1枚。
ちょっと不安になりながらもオジリマサラを食べてみると、「オジリ・・・美味しいよ、オジリ・・・」と心が呟く。
もつ煮込みのカレー味みたいなの。
そういえばマジックインディアで食べたブータンも美味しかった。
築地のきつねやのホルモン丼は、関西在住時から何度か食べている。
結構臓物好きだったね、私。
お兄さんが「味どう?美味しい?」と聞いてくるので、「すごく美味しい!」と答えるも、このガツガツした食べっぷりを見たら分かるはず。
ロティおかわりできるか尋ねると、「もちろんです。」
絶妙のタイミングで焼きたてロティ到着。
食後にチャイを追加。甘くするか聞かれたので甘くしてもらう。
茶葉感強めでほっとする味。
今日もここで美味しい食事ができて良かった。
会計時1300円出したら、チャイは食事とセットだと200円になるそうだ。
料金システムの謎解消。
初回は胃もたれが酷かったが、今回は胃もたれせず。
それでも満腹感と幸福感は続いているので、夕飯は不要。
土日メニューも食べたいなあ。
2019/06/17 更新
2019/06 訪問
ビリヤニも美味
マトンカレーを食べた翌日、仕事は連休だったけど朝から野暮用で都内へ。
電車で金町を通り過ぎた時「昨日はアルカラムでマトン食べて、帰りはバスで金町駅まで戻ったなあ。」と思い出すと、何だか胸がキュンキュンした。
久しぶりのこの感情はまるで恋愛のよう。
アルカラムに行きたくて震える。
そそくさと用事を済ませて八潮へGO!
綾瀬駅から東武バス・綾61(八潮駅北口−綾瀬駅)・八潮駅北口行で25分ぐらい、中馬場で降りると、徒歩7分ほどで到着。
田舎者の私からすると、1時間に3本ぐらいあるので、バスの本数はたくさんある感覚。
平日13時過ぎていたので先客は外国人男性二人組、テイクアウトで帰る所だった。
ホワイトボードを見ると、やはり平日なのでパヤもニハリもないが、ビリヤニがあったので大丈夫。
ホールのお兄さんは昨日とは別の人。
念のためマトンビリヤニがあるか尋ねたが、今日はチキンのみとの事。
チキンも大好きなので問題なし。
昨日と同じ、よく冷えた美味しいサラダをお箸でいただく。
間もなくボリュームのあるビリヤニが到着。
スパイスゴロゴロでも辛くはない。
チキンのせいか、昨日のマトンカレーほどは油っぽくない。
今まで食べたライタの中で一番塩が効いていた。
野菜やスパイスもいっぱい入った濃厚タイプ。
好きな味だったので、単体で味わった。
この感じだとソルトラッシーも美味しい飲み物なんだろうな、と思った。
バスマティライスなので、軽く完食。
食後にチャイもいただく。最初から甘くスパイシーなタイプ。
会計時、ホワイトボードにはチャイは300円になっていたけど、ビリヤニと合わせて1200円だという。
1300円じゃないの?と確認しても1200円だと言われたので、1200円支払う。
料金システムはイマイチ謎が残る。
2020/01/18 更新
2019/06 訪問
心に刺さったレストラン
八潮のパキスタン料理のレビューを読んでいたら、無性に食べてみたくなった。
複数のパキスタン料理店が固まっているようなので、それぞれのお店を見てから決めようと平日のお昼に適当に出発。
八潮は意外と距離は近かった。
つくばエクスプレスが開通したことで開けたであろう、比較的新しい街並み。
並木の銀杏もまだ若い木ばかり。
平坦でまっすぐ広い道なので、徒歩20分もさほど苦にならない。
最初に見えたカラチの空、のぼりやら電飾やら賑やかで入りやすそう。
次にチェックしたのがこちら、アルカラム。
間口は広いけど、店内は暗くて電気が点いてないように見える。
入口にイーゼルも無いし「OPEN」とかの表示も無いから、「今日はお休みなのかな?」
と思い店内をのぞき込むと、パキスタン人らしきおじ様方が4~5人お食事中。
突然入口が開いて、店員さんが「どうぞ~、いらっしゃいませ~」と声をかけてくれた。
せっかくなので入店。
店内は広々明るくて、テーブル席がたくさん。
現地のおじ様方の他に、日本人らしきお一人様女性、お一人様男性と3組が先客。
入口はスモークガラスのようになっていて、店内から外は丸見え。
ドアに張り付く私のアホ面も丸見えだったと思うと恥ずかしい。
お店の人がクリアケースにお料理の写真と値段が書いてあるものが何枚も持ってきてくれた。
パヤを頼んだら「パヤは日曜日だけ。今日はできない。」との事。何のためのクリアケースなのか?
今日は何ができるか尋ねたら、ホワイトボードを案内してくれて、10個のメニューを一つ一つ説明してくれた。
何となくマトンに挑戦したくなって、マトンカレーをロティで。
すぐにサラダが来た。ドレッシングのかけ方がきれい。
結構ボリュームがあって、ちゃんと冷えてて美味しい。
ほどなくマトンカレーが来た。
「ちょっと辛いですよ。」ってオーダーした時点で言って欲しかった・・・。
一口目はマトンが自己主張するも、二口目からは臭みは消えて肉の美味しさしか感じない。
骨付き肉はよ~く煮込まれているので柔らかく身離れが良い。
予想より大きなロティが2枚。さっくりと香ばしくてこれも美味。
「世の中にはこういう食べ物があるのか」という衝撃と感動の中、夢中で食べてしまう。
途中、社長さんが来られて少しお話し。
マトンが苦手なのに、ここのマトンは臭みがなくてとても美味しい事、過去に食べたロティはモソモソして好きじゃなかったので、ここのロティの美味しさに驚いている事を伝える。
こちらのお店は自分のところで上質な羊を輸入してるそうで、良いエサを食べている羊は臭みがないとか。
あとお料理も毎日作るので、メニューが日替わりとなり、紙のメニューブックが無くて、参考のために写真のクリアケースを提示してるそうだ。
なるほど、理にかなっている。
口は強烈に辛いと感じなかったけど、食べてる間に汗がでてきた。
完食すると身体が暑くなってきたので、食後にラッシーを追加。
プレーンラッシーはあっさりライトタイプなので、味強めの料理にはバランスが良い。
お腹がいっぱいになって、この日夕飯が食べられなかった。
帰りにスタンプカードをもらったので、また来ようと思う。
2019/06/15 更新
旅行の後半は埼玉ツアー。
まずは必ず再訪すると心に決めていたアルカラムへ。
前回の訪問から1年半開いちゃったけど、やっと来れた!
しかしポイントカードを忘れてくると言う痛恨のミス!
八潮にパキスタン料理の新店ができているという噂は聞いていたけれど、アルカラムとカラチの空のちょうど中間あたりにもパキスタンのお店ができてた。
コロナ禍でもパキスタンパワーはすごいな。
先客数人と、社長さんがお食事中。
「どこでもどうぞ」と言われたので、ホワイトボードが見やすいファミリールームの壁側に着席。
ますだおかだのますだ氏似の店員さんに、一通りメニューの説明をしてもらう。
大好きなオジリ(羊の胃袋煮込み)があるよ!
何度か食べてるけど、やっぱりオジリ食べたい。
もう一品はアルビーゴーシュト(里芋と羊のカレー)どちらも1000円、サラダとナン又はロティ付き。
ここではロティしか選んだことない。
良い香りがするし、厚みとか歯応えとか、今まで食べたロティの中で一番美味しい。
焼き加減は多少ムラがあるけど。
里芋のカレーは初めて食べた。
オクラとか里芋みたいにとろみの出る野菜とカレーは相性が良い。
野菜が入るとあまり油が強くないので、胃もたれしない感じ。
今日のオジリは塩分も強くなかったし、ヘルシー志向にシフトしつつあるのだろうか。
食後はたっぷりのホットチャイ。
ランチタイムには遅めの時間だったけど、後から結構お客さんが来る。
パキスタンの方々や、日本人もちらほら。
社長さんとちょっとだけお話をする。
絶対にまた来よう!と固く決意して退店。