2回
2019/08 訪問
日本一?
金沢に行った目的でもある「片折」さんへ。
事前に予約を取って行きましたが、ほとんど埋まってしまっています。
こちらのお店は人生最高のレストランという番組で知りました。
二回転で20:00〜の部で伺いました。
まずは少し前に到着し、待合室で待つことに。
店内はカウンター6席のみのお店です。
待合室でお茶を頂き、いざ店内へ。
店内は拘りがしっかり伝わってくる木を基調に落ち着いた雰囲気です。
コースで6人同時にスタートとなります。
まずはドリンク、今回はペリエを注文。
コース内容は
金沢の青梅の水煮
玄米を煮出した物
加賀野菜ヘタ紫茄子唐津の赤ウニ乗せ
黄金蟹の寄せたもの
氷見のオコゼ
富山県の新港でとれる青バイ貝
赤いかの子供の上に白海老
氷見の岩牡蠣
氷見の天草を使った自家製のトコロテン
福井の鰻
鮎の骨
焼きトマト
ご飯
アラの漬け丼
胡麻豆腐
だったかな?
美味しくてメモするの忘れて抜けあるかもです。
全ての料理に言えるのは無駄な調味料など使わず、これ以上ない程素材の味が引き出されている料理。
一番印象的だったのは岩牡蠣。
茹でた牡蠣でも臭みゼロ、味わい深い、茹でただけ?と思うほど、雑味無しの自然の味。
大将、女将さんもかなり良い方で、本当に料理が好きなのが伝わってきます。
優しい味わいで食材への拘りが、この味を引き出している様に思います。
ここまで美味しい料理を食べられるとは思いませんでした。
和食で日本一なのでは?と思うほど絶品でした。
しっかり次回予約もさせていただきました。
ご馳走さまでした。
2019/08/12 更新
もう今ではほとんど予約困難店になった片折さんへ。
これで三度目の訪問です。
初めてのランチでした。
内容は
ふきのとうのおかゆ
カリッと焼き上げたふきのとうの香りがするおかゆで中には焼き餅入りで優しい味でした。
出汁
昆布を2日間水出しして、カツオを加えて煮出した出汁
アンコウのお吸い物
氷見で揚がった物をその場で締めるので、普段クセが強いアンコウも一切臭み無く、箸で切れない弾力のある食感
うしつの毛蟹
揚がりたての毛蟹直前で締めているので、クセもなく蟹味噌と和えて美味しく頂けます。
カンビラメ刺身
エンガワはお腹側が白く背中側が黒いらしく、身と白黒のエンガワをそれぞれ塩わさびで、エンガワは程よく脂のっておいしいです。
鮪刺身
朝揚がったばかりの鮪で自家製醤油で頂きましたがトロけるおいしさです。
あん肝の酒蒸し
取れたてなので、甘辛ではなく酒蒸しで食べれるらしく、フワフワ食感で白い卵のこうと一緒に食べると絶品です。
すずの星ぜんまいの篠田巻きと壬生菜
出汁が染み込み食感も良く、ぜんまいがこれほどの食材と知らされた逸品でした。
富山の山田村の網どりの鴨の炭火焼
網取りだと血が回らずストレスがかからないため、猟で取るのとは全く味が違うそうです。
自家製の柚子胡椒も辛過ぎず程よい絡みと風味がおいしいです。
たらの白子
おでん風に仕上げてあり熱々フワフワで白子のいい部分だけが感じられる仕上がりでした。
カブラ蒸し
中に甘鯛が入っていて、上には生姜が添えてあります。蓋を開けた瞬間生姜の良い香りがフワッと。
ご飯は富山県さんのコシヒカリで水々しく柔らか食感で甘味がある米でした。
鮪の漬け丼
漬けといっても漬け過ぎておらず、魚の旨味と脂が惹き立たされているような味で、ふわふわで柔らかく絶品です。
鱒ご飯
川で獲れる鱒と海で獲れる鱒では脂ののりが違い、やはり海のものは脂がしっかりのっていて美味しいです。
大将、女将さんの対応がどの人気店よりも丁寧でお客さんへのおもてなしが素晴らしいです。
何度行っても常に満足度最高点です。
ご馳走さまでした。