chann20522さんが投稿したルグドゥノム ブション リヨネ(東京/飯田橋)の口コミ詳細

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ルグドゥノム ブション リヨネ飯田橋、牛込神楽坂、神楽坂/フレンチ

2

  • 夜の点数:4.5

      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
2回目

2022/01 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

素材の風味が豊かでくつろげるフレンチ


予約して、アミューズとミニャルディーズ+5品、シャンパン、グラスワイン4杯のペアリングのコースをいただきました。ワイン、詳しくないので、ワインリストから選ぶのはどぎまぎしてしまうのですが、このコースはお料理に合わせて持ってきていただいて説明してもらうのがとっても楽しいです。(そしてお会計が飲み物込みで固定されるので何にも気にすることがなくて心臓にも優しい♡笑)

アミューズはひとくちサイズのレンズ豆の煮込み、豚の皮をぱりぱりに揚げてスパイシーに味付けしたものです。ギュッとしょっぱくしてあってシャンパンが進みます。
前菜1品目は青リンゴのソースのフォアグラ、ブリオッシュ。とろーっと脂のとろけるフォアグラ、バターたっぷりのブリオッシュでまったりしているところにリンゴのソースの酸っぱさがいいです。さっぱりした白ワインが夢にみたいに合います。シャンパンもいただいたしこのあと3杯もあるから…と思って控えめに注いでいただいた1杯目を「もしかしてお強いですか?」と注ぎ足してくれました。お行儀悪でごめんなさい…でもこの気軽な接客が大好きなんだ………。
前菜2品目はお野菜のラビオリ、といってもパスタではなく、軽く塩漬けにしたカブをラビオリに見立てているそうです。水気多めのサラミみたいにぷにっとした食感のソーセージ、つぶ貝、フレッシュのマッシュルームが添えてあるのをラビオリと同じ一口で食べます。ソーセージの豚肉の香り、つぶ貝の磯臭さ、マッシュルームの菌っぽいクセ、そして野菜のフィリングの青っぽさ、それぞれ癖のある組み合わせなんですが、カブの爽やかなパリパリ感と一緒に未知のまとまりを見せてます。樽っぽい香りのどっしりした白ワインといただきました。ラビオリとワインを綺麗に4往復して、あー、ちょっと名残惜しいくらいがいいんですよね、こういうのは…。
お魚はこのお店のスペシャリテのクネルです。これは初めてだ〜〜。ビスクのような海老の殻の香りが豊かなゆるーいムースのなかに、プワプワの白身魚のすり身が入っています。全体が泡のように繊細な中で、そこに少しだけ敷いてあるバターライスの塩気と歯応えもいいです。le jajaという、お店の人曰く"サヴォワ地方の地酒"の白ワインと。甘さも渋みもほとんどなく、飲み込むときに喉もとがすぅっと冷たくなるような爽やかさで、いい意味ですいすい飲めるお酒でした。お料理の味が淡いので本当にいい塩梅。
お肉はほろほろ鳥のバロティーヌ。もも肉でむね肉を巻いてしっとり仕上げたところにキノコのソースがかかっています。追加料金で(ひとり1,500円)で巨大な黒トリュフと一緒にいただけるということで、ぜいたくついでにお願いしました。なんか、すでに完成されたお皿にトリュフを足すの…?みたいに思ったんですけど、これ本当にすごくて、完全に完成されたお皿にトリュフを足すと、本当にちゃんともっと美味しくなるんですよ!笑 赤ワインはしっかりめと軽めどっちがいいですか?と聞いていただき、しっかりめのものを。香り高く、どっしりと渋くて、そうそう、美味しい赤ワインってこういうやつのことを言ってるんですよ〜という味わいのをいただきました。
デザートはババ(焼き菓子にラムのシロップを染み込ませたもの)、モンブラン、メレンゲ菓子をパフェに仕立てたもの。以前は平盛りだった気がしますが、めっちゃ可愛くなっている…。カシスなソースごと下からグッとかき混ぜる楽しみがあっていいですね。すっごく甘い、すっごく甘いんですが、ラム酒の香りやカシスの酸っぱさ、メレンゲのかりかりした食感でメリハリがついていて、最後の一口まで楽しい。4杯も飲まないパートナーの分、私の方にもう1杯分権利が回ってきて笑、デザートワインもいただきました。デザートの甘さで、ワインの方は甘さの奥にあるフルーティーさや酸っぱさが引き立って、本当に夢のように美味しかった、甘いデザートと甘いお酒ってこんなに合うんですね。これだけでも銘柄を覚えとけばよかった…。
最後のミニャルディーズはシャルトリューズを含ませたマシュマロと、塩キャラメル味のチョコレート。飲み物はコーヒーか紅茶ですが、どちらもちゃんとデカフェが選べて有難いです…!ここでカフェイン投入してバキバキにキマったら絶対気持ちいいのでしょうが、眠れなくなっちゃうのでデカフェをいただきます。塩キャラメルとチョコレートの遠慮のない甘さ、シャルトリューズのハーブの香りでコースの余韻が綺麗にシマりました。最後はアミューズと同じで手でつまんで終わりなんですよね。落ち着くな〜。

途中でお口直しのシャーベットが挟まって、牛ホホ煮込みとタンニンバキバキの赤ワインで最高潮を迎えるようないわゆるフレンチのコースとは全然違う世界で、野菜やお肉やお魚の、淡い香りや旨み、苦味やえぐみをお酒でふくらませていただくような、優し〜い味わいの調和したコースでした。いわゆる素材の味を生かしたというやつで、にんにくの香りや塩味、脂はとってもひかえめですね。リヨン料理もブションも全然知らないけど、本場の食べ物もこういう風なのかなあ。なんだか和食に通じるところもあるような気がします。お店も肩肘張りすぎないくつろいだ雰囲気で、楽しい時間が過ごせました。たまの贅沢でまた来たいです。ごちそうさまでした。

2022/01/20 更新

1回目

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

2018/12/30 更新

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