さすらいつばめさんのマイ★ベストレストラン 2017

さすらいつばめの独飯探訪記

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さすらいつばめ (男性・福岡県) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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今年もありがとうございました。

マイ★ベストレストラン

1位

焼とり弁慶 (久留米 / 焼き鳥)

1回

  • 夜の点数: 4.9

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.9
    • | 雰囲気 4.9
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2017/02訪問 2017/03/07

焼鳥の精神

焼鳥の街として名が通る福岡・久留米市。
その久留米焼鳥の代表店として君臨する「弁慶」です。

自分が最初ここに行ったのが15年近く前になります。
最初たまたまこのお店が目について、フラっと入って速攻感動しまして。
それ以降、虜になって良く行っていて、離れた所に住んでも
定期的に行ってしまう大好きなお店。
ちょっと思い入れが強過ぎるかもしれないかな(^^ゞ

「これぞまさに、焼鳥!」という食べごたえたっぷりの美味い焼鳥を
ずっと格安のままこの久留米の地で提供し続けてきた実績があります。
自分が通い出した時は旧店舗で、年季の入った建物が日吉町に
建っていたんですけど、今は新店になって店内も広くなりました。
個人的には新店舗になって客層が広くなったような気がします。
女性客も増えたんじゃないかな、という印象がありますね。

「久留米の」というのはもとより、焼鳥という料理の
ソウル的なお店なんじゃないかなと思っています。
全国的な焼鳥有名店は高級店が多いですけど、
やっぱり焼鳥という料理はここのお店のように庶民的で
気兼ねせずカブりつける食べ物あって欲しいと思うわけでして。

どの串も安くて、CPが極めて良好です。
その上、豚バラや牛サガリなどネタがとにかくデカい(゚∀゚)
「とにかくめい一杯食ってくれ!」と言わんばかりで
焼鳥がもつ本来の精神に溢れている気がします。
値段も自分が通い始めた15年前から変わってないです。
焼きの塩梅も良く、どの串もバクバクイケてしまう、焼鳥の王道。
一品料理もお手頃で、どれでも楽しめてしまいます。
酒を飲めない自分はお腹一杯食べてもいつも3000円かからないです。(^^

先年、代替わりしまして、以前黙々と焼き場で仕事をしていた大将が、
息子さんにその場を譲られて、今はなんと接客をされています。
寡黙な大将が今、焼き場を見守るかのように笑顔で接客をしている…
そして接客の方でも、以前司令塔をされていた女将さんに代わって、
凛とした娘さんが中心になって采配をされておりました。
その厨房と接客の両方の確かな世代交代に、焼鳥店としての強い意志を感じます。

きっとこれからも久留米焼鳥の看板店として在り続けるお店だと信じて止まないです。
焼鳥好きな方は是非一度このお店で煙に巻かれて頂きたいな、と。
焼鳥本来の精神と真髄を紡ぎ続ける久留米の超・名店です。

  • 豚バラ(130円)、とり皮(50円)
  • ダルム(110円)、とりみ(80円)、とり皮(50円)
  • センポコ(100円)、牛サガリ(220円)

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2位

キャラバン (三ツ石、須屋、黒石 / 洋食、ダイニングバー)

1回

  • 夜の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 4.6
    • | 雰囲気 4.7
    • | CP 4.7
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2017/08訪問 2017/09/30

西合志の名店

熊本市の北側に隣接する合志市須屋の隠れ家的洋食店。
「キャラバン」っていうお店の名前がいいですね、さぁ旅に出よう的な(^^
熊本市から菊池市へ抜ける国道387号沿いに建っています。

最近知ったので特に常連というわけじゃないんですけどお気に入りのお店です。
混雑すると困るのでホントはあまり教えたくない、
でも書かざるをえない、個人的にそんなお店です(^^ゞ
今後いろんなメニューを堪能していきたいなとも思っています。

~山梨産桃と生ハムのサラダ1000円
上品な甘さの桃と生ハムを合わせたサラダ。
桃がとろけるように柔らかく「優しく食べなきゃ」という気持ちになります。
それにしても生ハムとフルーツってなんでこんなに合うんでしょうかね。
中央にマスカルポーネチーズが乗っていて、それと合わせると
塩気とフルーツ由来の甘さ、チーズのコクが見事な調和を見せる一品でした。
前菜として食べたので、爽やかさがあり、これからさぁどんな料理が
続くんだろうと、期待が膨らむ一皿です。

~ハーブ鶏のパリパリ焼ジンジャーソース1000円
ナイフで切ろうとすると本当にパリパリと音がします。
焼き方が工夫されています。
このパリパリが鶏料理好きとして食感申し分なしです。
やっぱり皮目はパリパリじゃないといけません。(^^)
香り立つジンジャーソースが食欲をかき立てます。
あぁ、併せて白飯食べたい、となりますね。

~ビーフオムライス800円
ビーフピラフを卵で包んだおすすめメニュー。
結構しっかりした肉がご飯に混ざってました。
ピラフの香ばしさ、卵の優しさ、デミソースの芳醇さが
一体化して口腔鼻腔を充満させてくれる美味いオムライスです。
800円の値段ながらボリュームも申し分なしでした。
皿上の山が完全になくなるまでスプーンを必死に動かさざるを
得ませんでしたねぇ、あぁ罪深し。(^^;)

非常に雰囲気があって美味い洋食が食べられます。
個人的に自分に縁ある土地なので少し贔屓目もあるかもしれないんですけど
通いたくなるオーラ、お手頃な値段、自分好みのメニューの豊富さ、
敷居の高さのちょうど良さ、そしてその旨さ、自分が求めるいろんな要素が
高いところでバランス良くまとまってるお店なんですよね。
ずっとそこに在り続けて欲しい、そんな西合志の名店です。

  • ビーフオムライス
  • ハーブ鶏のパリパリ焼ジンジャーソース
  • 山梨産桃と生ハムのサラダ
  • 店外観

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3位

丸五 (秋葉原、御茶ノ水、新御茶ノ水 / とんかつ)

1回

  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 4.7
    • | 雰囲気 4.6
    • | CP 4.4
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2017/09訪問 2017/09/27

豚かつを全力で楽しむ

週末平日の昼の秋葉原。
臨時休業と重なったりして今まで二回振られている念願の丸五さんへ。
三度目の正直にしてようやく食事することができました。

人気店であることは既に重々承知しております。
休日に大行列が出来ているのも一度見てますので
対策として開店午前11時30分の15分前に到着しました。
ただ平日だし、そんなには混雑しないんじゃないか・・・
そんな自分の甘さをあっさり吹き飛ばすように、既に店前に行列が出来てました。
先頭から数えてみますと自分は10人目のようです。
さすがの人気店恐るべし、平日開店前だからと侮ってはいけません。
ちなみに行列に並んでいた方のプライバシー保護のため
店外観の画像を稚拙ながら少々加工させていただきました(^^

並んで待ってますといきなり雨が強く降り出し始めまして。
先が読めてない自分、当然傘なんて気の利いた物は持ってなくて、ウゲぇ~(-_-;)
うわ~んビショビショになるやん!とちょっと焦りますが、
すぐにお店の方が外に出てこられ、すっと傘を貸してくれました。
う~む、この辺りのお心遣い素晴らしい。
これはやっぱ名店に違いないとテンション上がって待っております。
自分の後方にもどんどん並びが出来ていきました。

11時30分少し前に開店。
店内は2階もあって席数もあるんですけど、
お店の方から説明があり、接客の都合ということで少しづつの入店となりました。
ちょうど自分までの10人目まで1ターン目で入店できています。

ちょっとだけメニューがややこしくなってまして、
最上級の特ヒレ&特ロースは定食メニューに入ってません。
ただ特ヒレも特ロースも450円プラスでご飯と味噌汁をセットにすることができます。
結局定食みたいになるんですけどちょっとだけややこしいかな。
今回は特ヒレカツのセットを注文し、お値段合計2550円となりました。
らっきょうと梅干しがテーブルに置いてありましたので、
それをポリポリしながら、注文後20分くらい待って
豚カツ様のお出ましとなっています。( ^o^)ノ

豚カツながらまるで煮込んだようなほろほろの柔らかさのヒレ肉。
直前まで湯船に浸かっていたかのような汁気たっぷりの豚カツです。
肉汁もうまいし、なんというか初めて食べる食感の豚カツでした。
衣も肉に合わせてなのか柔らか仕上げだなあ。
火の通し方が絶妙だからこんなに肉が柔らかいんでしょうね。
ハードルは上がってましたが、それは確実に越えていました。

ここの食べ方はソースをかけて食べるのがメインなんですけど、
岩塩のみかけて食べるのが自分はとても美味しいなと思いました。
一体何なんだろう、旨味の塊のようなこの魔法の岩塩は?(゚∀゚)
大根おろしとかもあって自分のお好みでいろいろできるみたいです。

ごはんが良く炊けてまして大葉入りのキャベツサラダと併せ
おかわりをそれぞれ1回ずつすることができます。
なめこ入りの赤だし味噌汁も上品でおいしいです。
最後はすっきりジャスミンティーが出てきました。
多分まだ見習い中なんでしょうね、お弟子さんみたいな若い方が
全体見ながら一生懸命接客をされてました。
みんな坊主にされてましたのできっと職人さんの世界なんでしょうねえ。

豚カツ店としては珍しく、お一人様で食事中の女性客も多かったですね。
それを見てましてやはり人気と違わず本物のお店なんだと感じます。
味・技・心と揃った東京豚かつの名店でした。

  • ジューシィー
  • 特ヒレカツ
  • 特ヒレカツセット
  • 店外観

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4位

臥璽廊 (段山町、杉塘、本妙寺入口 / うどん、丼、ステーキ)

1回

  • 夜の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.4
    • | CP 4.6
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2017/08訪問 2017/08/09

ステーキ丼&うどんの優良コンビ

ステーキ丼とうどんで名の知られる臥璽廊さんへ。
休日はかなり混雑するので避けた方が良いよと
こぞって情報が上がってましたので、平日訪問することに。
午後6時過ぎくらいに行っています。
熊本市中心からは少し西側へ外れた場所です。

一見さんならまず入らないような民家というか小屋みたいな見た目。
でも店内は結構広くて綺麗で落ち着く雰囲気になってました。
既に予約の席もあったみたいで自分はカウンターに座りました。

注文したのは最初からお目当てだったステーキ丼。
うどんも美味いよ!って話だったのでセットを頼みました。
ステーキ丼のセットは+200円で吸物をうどんにできます。
自分が行った時は肉が『山鹿和牛』でメニューの値段から250円増しでした。
山鹿は県北にある農業市のブランドです。

注文後20分で到着。
肉丼の見た目の良さにどうしてもウヒヒ。となります。
肉丼の食べ方は店員さんが丁寧に説明をしてくれました。
そのまま刺身醤油をかけるとしょっぱいのでポン酢、岩塩、山葵の
薬味と合わせて少しづつつけながら食べるのがこの店の方式です。

レアにちょうど良く炙られた肉がごはんと非常にあいます。
これは肉の香りがたまりませんね。
そして肉にはやはり醤油なのであります。(^^ゞ
肉とご飯を口の中で踊らせて食べられるのが肉丼の最大の魅力。
この店もとろける味わいの肉が踊るステーキ丼が楽しめました。
ごはんもしっかり炊けているので丼として完成度高いです。
サラダもシンプルな塩ドレがおいしく感じます。

そしてセットのうどんも侮れずうまい。
出汁の旨さが引き立つうどんでした。
九州に多いコシの弱い柔らかうどん。
上に乗っていた肉もなかなか良い旨さしています。
このお店は肉がとてもおいしいですね。

肉とかご飯の大盛りもできるみたいです。
自分は大盛りにしませんでしたが、相当にボリュームが多く
かなり満腹になって満足度は非常に高かったです。

うどんのメニューも多く一品もありました。
ステーキ丼と併せて今度は通常のうどんメニューにチャレンジ予定です。(^^

  • ステーキ丼セット(うどん・山鹿和牛ver.)1850円
  • 店内
  • 店外観

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5位

パザパ (佐敷 / イタリアン、ハンバーグ、パスタ)

1回

  • 昼の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.4
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2017/03訪問 2017/03/04

カウンター前の青海

一歩一歩。
店名「パザパ」を和訳するとそういう意味らしいです。
そうそう、人生においては真面目にコツコツ積み上げることが大事ですから。(^^

こちらはベイサイド芦北という民宿や飲食店が集まる海際の施設内にあります。
芦北は、熊本南西部の海ぎわにあって、のどかな田舎町なんですけども、
なかなかの人気になっていて多少入店しにくいお店です。

特に休日は開店の11時半をまわるとすぐお客さんで一杯になります。
お気に入りになり、待ちたくないので開店すぐかランチ帯終了際に3回ほど行きました。
自分が座ってるとお客さんが次々来店してきて、店員さんに申し訳なさそうに
「満席なので…」と申し訳なく断られている光景を幾度も目撃しています。(゚∀゚)

自分も平日のディナー時間に行ったんですけど、満席で2回断られました。
ディナー時間は宴会の予約が入ってることがあるので事前確認必須のようです。
ちなみに、来月4月以降は土日祝のランチタイムが完全予約制になるそうで。
はるばる行って断られた時のショック大きいので要注意ですね。

店内はカウンターとテーブル、小上がりの座敷があります。
広くはないですけど、海際の冒険小屋みたいな良い雰囲気を醸しています。
特に天気が良い日のカウンター席は目前に芦北大橋と青い不知火海が望める特等席に。

人気店ですがいつも接客は女性が一人で担当されてました。
かなりできる感じで機敏な動きをされてるんですけど、
お客さんの多さからオーバーワーク気味でして、
注文して一品目まで30分以上待つこともあるみたいです。
もうこれは人員増をしないとしょうがないんでしょうけどね。

自分が食べた料理全部美味しかった(^^
おすすめは
 あしきた牛のハンバーグ(1000円)
 不知火海のオムライス(1080円)
 海の幸のちゃんぽん風パスタ(880円)
です。

ハンバーグは他の方もおっしゃるとおり、肉汁たっぷりジューシーハンバーグ。
醤油ベースのおろしだれが美味いです。
プルプルの弾力もハンパないです、これ。
肉に炙り感があって香ばしさもついております。

不知火海のオムライスは芦北エビの旨味濃厚なオムライス。
ふわふわでトロトロな玉子で包まれています。
海の香りがして、この皿の上が不知火海そのものです。(^^)
ちなみに芦北町は、隣接の水俣市と合同で、この春までの間
海老まつりフェアみたいなものをエリア内の各店舗でやってます。
ここパザパの海老フェア料理がこのオムライスですね。

海の幸ちゃんぽんパスタは、エビ、イカ、アサリ、帆立と
具材が豊富に入ったクリームパスタです。
麺は本当にチャンポンのような感じになってます。
八代産トマトとキャベツも入っていて、
こちらも具材の旨味がたっぷりの美味しいパスタでした。

牛肉のいためごはんも、リゾットを炒めた感じの
水分多めの柔らか米粒とカリカリの牛肉の食感が楽しい味の良いご飯です。
チキンとキノコの温サラダも美味しかったなあ。
芦北はキノコの産地としても比較的有名なんですよね。

これだけの味でありながら、イタリア料理屋として比較的低価格です。
何皿か頼んでお腹一杯食べても2000円超えるくらいでした。
割と良CPなんじゃないかなと思います。

熊本南西のお気に入りのお店です。
芦北に来られた際は、是非。

  • あしきた牛のハンバーグ
  • 不知火海のオムライス
  • 海の幸のちゃんぽん風パスタ

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6位

富松うなぎ屋 黒田本店 (大善寺 / うなぎ、郷土料理、海鮮)

1回

  • 昼の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.4
    • | CP 4.4
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥5,000~¥5,999

2017/01訪問 2017/01/04

幸せを呼ぶ煙

新年最初の訪問をどこからにしようかな~ってことで、
意外と鰻屋というのは年始すぐから開いてるお店が多いのに気づきまして。
自分の馴染の街でもある福岡・久留米の有名鰻店「富松うなぎ」に行って
今年の一人飯グルメの口火を切ってまいりました。

お店の場所は筑後川沿支流の堤防沿いで、付近には田んぼが広がってます。
のどかで、いかにも鰻屋があるイメージの場所です。
店の駐車場も大きいのでまぁ車で行くのが一番良いのかなあ。
久留米界隈の鰻と言えばやはりこのお店でしょうか。

年始休日の昼1時過ぎに着いて、なんと自分の前に既に約50組近くが待ちで名簿記載済。(*_*)。
50組待ちってのはちょっと聞いたことがなく、「こりゃ今日は無理だろ」と不戦敗濃厚な感じです。
自分の中の『並びたくない病』が発症して、もはや名簿を書こうとする手がブルブル震えてきますが、
年始で他に開いてる店をそうそうに探せないので、今日は我慢してとことん待つことに。
しかしまあ帰省中が含まれているとおぼしき「〇〇家親族御一行様」が相当多いようで、
名簿をよく見ると1組10名とかなってる大所帯の組もいます。
「これはもう帰りが何時になっても知らんからな。ただとにかく鰻だけは食わせてもらうぞ」と
気をしっかり持たせたいのかヤケクソなのかよく分からない気持ちで待ち始めました。(;^ω^)

この店は行列に並び続ける必要がなく、名簿を書けば付近に聞こえるスピーカーで
呼び出してくれるシステムになってるので、駐車場の車の中とかで待つことができます。
そういえば、こういう待ちの名簿って面白い名前を書く人がいますよね。
自分が知ってるのは「早く食わせて」って名前に書いてた人がいましたかね(*^^)

駐車場で待つ間、鰻を焼くたまらない匂いの煙が店内から流れてきておりました。
待ってる客に目がけてわざと駐車場に向け煙を流してるんじゃないかって思えるくらいモウモウと笑
この時間が幸せに繋がっている…焦りを抑えつつ煙に巻かれてひたすら待ち続けます。

席数が多いからなのか、客回転は相当早いようで、次々にお客さんが店内に呼び出されていきます。
待ちの組の多さから3,4時間は待たされるんじゃないかとも思ってましたけど、
1時間半も待たないうちに呼び出されて座ることができまして、ホッと一安心です。
テーブルと座敷があるみたいで、2階の座敷に通してもらいました。

朝ご飯も食べてないし、鰻焼きの煙に巻かれて待ち続け、もはや腹ペコの最上級にあります。
メニューを見て、一通り食べたいもの全開で注文しました。
セイロむし特上(3000円)、うなぎ塩焼き(1870円)、茶碗蒸し(450円)と。
最初にお茶と骨せんべいが出てきましてそれをポリポリしながら待ちます。
骨せんべいも生臭みが少なく、良い感じの塩気で、続く料理が待ち遠しい。

ほどなくまずはうなぎの塩焼きから出てきました。
レモン、わさび、生姜がのってます。
薬味をつけてもいいですが、シンプルに塩焼きの風味を味わえとてもうまかったです。
ちょうど良い旨味の塩味になってまして、すきっ腹にたまりませんでした。
肉も魚も一番美味い調理方法は結局塩焼きなんだ、と思い返させてくれます。
塩焼きがこれだけ美味いんだから、そりゃタレつけても間違いなく美味いだろうよ、
と思わせてくれる最初の一品に仕上がっておりました。

セイロむしは太めの帯状の錦糸卵がのり、たれの香ばしさにあふれています。
焼いた鰻の良さもちゃんと引き出されてました。
セイロの良いところは鰻とタレとご飯の一体感が高まるところですかね。
特上を頼みましたので、ご飯の中にも鰻が入ってましてボリュームたっぷりでした。
熱々を一気にいただけるこの幸せ、駐車場の煙はこの幸せに見事に繋がってました。

茶碗蒸し、肝吸いと酢物も手ぬかりなくおいしくいただきました。
全品に共通してますけど、鰻の焼きの良さがしっかり出ている店だと感じます。

最後まで満足できて、合計5320円のお支払いです。
鰻をこれだけ食べての値段なのでCPもかなり良いんじゃないですかね。
支払いの時に年始のお祝いの品ということで有田焼をもらえました。
待った甲斐もありまして大満足の食事で帰ることができています。
新年最初の訪問で良い口コミを書くことができるスタートを切れて良かったです。(*´з`)

  • うなぎ塩焼き
  • セイロむし(鰻が2層)
  • セイロむし(特上)

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7位

サイラー (高宮、西鉄平尾 / パン、ケーキ、喫茶店)

1回

  • 昼の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.4
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2017/10訪問 2017/10/26

王様のパン

日曜の朝。
休日にしては早起きになりまして、かなり良い気分で
朝食を採ろうということでこちらのお店に。

福岡のパンの名店。
自分、朝食はどちらかというとご飯よりパン派です。(^^ゞ
偉人が言ってましたね、「涙とともにパンを食べた者でなければ、
人生の本当の味はわからない。」と。(゚∀゚)

店前に立つと、もう既にパンを焼く良い香りがします。
これは、たまりませんね。
匂いで惹きつけられるお店です。
匂いにつられ集まる虫の如く速攻入店します。

人気店でもあり、お客さんの出入りはひっきりなしでした。
パン屋さんらしき雰囲気を保ちつつも、店内はかなり大きく
なにやら重厚な雰囲気を醸し出しております。

おかずパンを中心に珈琲と併せて買ってます。
イートインスペースがあるのでそこでゆっくり頂きました。
会計を済ませると、適宜温めた上で、食べ易いように
カットしてから持ってきてくれました。
店内の雰囲気も良く、並べて食べるとちょいとした
優雅な王様の休日気分が味わえます。(・∀・)

○ヴィエナーカフェ(430円)
 ヨーロピアンブレンドコーヒー
○クノーブラウシュタンゲル(240円)
 ガーリック・バターの風味がしっかりしたハードパン。
 バターのコクと焼いたガーリックの香りが食欲でます。
○チキンカツバーガー(360円)
 チキンのサンド。
 パプリカが入っていてパンの薫りが良いです。
○カイザー・サンド
 胚芽パンとスモーク肉・ハム・トマト、レタス。
 肉の薫りがパンと良く合います。

どのパンも具材との相性が抜群で、一体感が素晴らしく思います。
きっと考え抜かれて具材を合わせてあるんだろうなと思いました。
食べたいパンが山のようにあり、近場にあったら
毎日でも仕事前に立ち寄って片っ端から食べて行くのにo(*≧O≦)

休日に早めに起きて、旨いパンを食らいコーヒーを楽しむ。
ちょっと王様になったかのような優雅な朝の食事でした。

  • クノーブラウシュタンゲル
  • 王様気分
  • 食べたいものが多い(゚¬゚)
  • 入口外観

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8位

田舎庵 小倉本店 (平和通、旦過、小倉 / うなぎ)

1回

  • 昼の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥6,000~¥7,999

2017/01訪問 2017/01/10

「焼き」のなす術

正月三が日に福岡・小倉に遊びに行きました。
そんなに小倉駅に降り立ったことがないのでフラフラしてみようかなと。
食事も当然必要ですから、小倉のエキチカで祝日にも開いている美味い店を
ネットで搾りだした結果、こちらにうかがうことに決定です。
何か連日鰻を食ってるような気もしますが、ま、いいか。(゚∀゚)

小倉駅南口から空中歩道を歩いて行き4,5分の路地にありました。
到着が午後1時ころになりまして、人気の鰻店だしどうせ混んでるんだろ、と
思っていましたが、自分が到着した時点で、ちょうど待ちが解消されたとこでした。
これは新年早々なんという運の良さ、こいつぁ春から縁起が良いや、ってなことで
すぐにテーブル席に一人通してもらえました。
まぁ、新年なこともあってご親族一同が多く店内満席の大盛況でしたけどね。

最初にお茶とみかんがもらえました。
説明はなかったですけど、多分新年だからみかんくれたんでしょうね、めでたい。
それから要求してないのに「よかったらどうぞ」って新聞も持って来てもらえました。
3800円の梅の蒲焼定食、白焼き(2600円)、肝焼き(500円)の定番を
全方位的に注文して待つことにします。
うーん、我ながら隙のない注文ということで。(=゚ω゚)ノ
ちなみにここは松竹梅で竹の方から上級ってことになっています。

新聞に目を通していると、ほとんど待つことなく肝焼きから運ばれてきます。
そう言えば、昔子供だった時、鰻屋って注文してから「待つもの」
ってイメージが相当あったんですけど、今はそうでもないような。
もちろん行列が出来て待たなきゃいけない鰻屋はありますけど、それでも注文後
割とすぐ料理が出てくるお店が圧倒的に多いような気がするんですよね。
ただ単に自分が年取ったから時間の流れが早く感じるようになったのかな?

肝焼きは食感が良く香ばしさにあふれてました。
自分、レバー苦手なんですけど、鰻の肝だけは別なんだよなあ、うまい。
飲めないですけど、好きな人は間違いなくビールが合うんでしょうね。

白焼きは皮目脂のパリッと感とフワフワ感が同居してます。
食感が良く、追加で注文してあぁ、良かったと思える一品。
メインが来る前に繋ぎのおいしい一品としてテンションを高めてくれました。

そしてメインの蒲焼定食が来ます。
ボリュームもあって炙ったタレがパリパリしている感じです。
天然じゃないですけど、ふっくら弾力があります。
こいつをご飯に載せて一緒にすれば最上の美味さと化します。
正直このレベルの美味さになると自分には天然と養殖の差が分からないです。
肝吸いも鰻の焼きの香ばしさが感じられるお吸い物になってました。

それにしてもこの店の白飯は良く炊けてうまいですねえ、米粒ツヤツヤです。
従業員の方がちょうどいいタイミングで「おかわりもできますけどいかがですか?」
と勧めてくれましたので、ためらわずもう一杯。
接客も自分に接してくれた方は目が行き届いていて、おかげで完全に食い過ぎです(*´з`)

「焼き」がなす術の良さが味わえました。
美味い物をみんなで食べて新年スタートしようって
地元の方は知っている、だから新年から満席になっているんだと。
年始から盛況するお店に間違いはないことを確信できました。(^-^)

  • 白飯に鎮座
  • 蒲焼定食(梅)
  • 白焼き

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9位

日田まぶし千屋 (昭和学園前、日田市役所前、林工西口 / うなぎ)

1回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 4.1
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.4
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥3,000~¥3,999

2017/05訪問 2017/07/09

鰻の蓋

ひつまぶしの良さを本場名古屋で知ってからの日田まぶし。
日田の鰻屋といえばここだと思います。
7年ぶりくらいに再訪してきました。

5月連休の開店時刻午前11時の10分前到着。
早くも多少の並びがあります。
店前の名簿に名前を書いて待ちました。
そして11時3分、お待ちかねの開店。
名簿記載の順番で入店していきます。
一巡目で見事テーブル席に座ることができました。
狙い通りの開店前到着で、人気店で待たずに座れるの超うれすぃー。(^^)
すぐに満席状態で、引き続き待ちが発生してます。
恐るべしゴールデンウィークの集客です。
名簿がちょっと分かりにくいところに置いてあったので
「えっ、名簿書いてないよ!」て書かずに待ってたお客さんもいました。

店内では二人がけ様のテーブル席に着席しました。
鰻屋らしいつくりの建物の造りになっています。
がっつり「日田まぶし(大)3200円」の注文です。
注文後15分ほど待ってお目見えとなりました。

桶のご飯に鰻で蓋をしたかのようなこのボリューム。
もともと桶というかおひつに入ってるわけですからねえ。
この量の値段を考えると鰻価格高騰の折、良CPだと思います。
桶を埋め尽くす鰻の地平線、素晴らしいです。(*^-^*)
肝吸いがちゃんと付いてきます。

食べ方は本場愛知のひつまぶしと一緒で四等分方式。
そのまま→薬味→お茶漬け→最後お好みで、の流れです。
じゃぁ日田まぶしとひつまぶしの区別は・・・薬味が違います。
大根おろしと柚子こしょうが薬味に混じっている点が日田のアイデンティティ。

結構ご飯にもタレがまぶしてありますが、濃くはなくちょうど良い感じです。
このご飯が薬味を引き立てる土台となってくれます。
鰻そのものも焼きがしっかりしていて、文句ないです。
薬味から出汁へと変化していく味の移ろいも間違いなし。
大根おろしって鰻にも合うんだなあ、と万能感を見せてくれます。
あっという間にペロリなくなってしまう美味しさでした。

何度でもOKな日田の名店。
日田まぶしならここ一推し!です。

  • 鰻の地平線
  • 日田まぶし大3200円
  • 日田まぶしの薬味のみなさん

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10位

中華そば 四つ葉 (川島町その他 / ラーメン、つけ麺、寿司)

1回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 4.4
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2017/09訪問 2017/10/28

見事な調和

埼玉の本川越駅から路線バスに揺られまして20分ほど。
伊草学校前のバス停で降りてさらに徒歩5分ほど。
休日の路線バスの旅ものんびりなかなか悪くない。(^^)
現時点で埼玉ラーメンジャンルのNO,1に君臨する
このラーメン店を是非とも堪能したくやってきました。
川越方面に来るのは7~8年ぶりです。

国道からは少し入っている所に立っていて、停留所でバスから降りて
ちょっとだけお店を探して付近を回りました。
比較的のどかな感じの田園地帯の際にあるこちらのお店です。
バスは本川越から1時間に2~3本あるので便はそこそこです。

午前11時営業開始となっていたので、人気店だから早めに
着こうと午前10時半の到着にしていました。
しかしながら大きめの砂利敷きの駐車場が既に満車状態に。
「やばい、人気店をみくびり過ぎたか・・・」と思いつつ
入口に行くともう20人ほどが並んでいます。
もう既に開店し営業が始まっていました。

食券を先に購入して自分も列に並びました。
いろんなメニューを変化させつつ、提供し続けているお店のようで
どれにしようか迷いましたが、特製蛤そば(1130円の)と
本日の握り(350円)を一つずつ買いました。
前評価は既に知っているのでどれを選んでも間違いなく旨いだろう、と。
行列の待機所には自動販売機や日除けもあります。

20人ほど自分の前に待っていましたが、
お店が大きいからなのか、たまたまタイミングが良かったのか
客回転が異様に早く15分も待たないうちに入店着席することができました。
カウンターに座り、ほどなく料理が出てきています。

まず本日の握りから。
おにぎりかと思ってたら、寿司でした。(^^ゞ
まさかラーメンと一緒に寿司が食べられるとは。
アジとホタテのお寿司なかなか美味しいです。

そして待望のラーメンに相見えます。
まず、見た目が豪華。
この豪華さなので1000円越えの価格は納得です。
生ハム的チャーシューに蛤、鶏、味玉、海苔、三つ葉、メンマ。
麺はつるっとストレート細麺で出汁を良く吸ってます。
肉と魚介が喧嘩するんじゃないかとちょっと思ったんですけども
これが見事な調和をみせてくれるラーメンでした。
蛤と鶏のスープが日本料理的に上品で出汁が効いています。
チャーシューポークは重ね併せ的にスライスされていて
レアでジューシーでまさにラーメン上に咲く一輪の美しい肉の花。(^^)
これは素晴らしき至高の一杯でした。
あっという間の一気完食です。

接客も柔らかく良い雰囲気です。
埼玉NO、1ラーメンの座は確かでした。
他のラーメンも是非堪能したくなるのは必然です。
このお店の近隣に住んでいる方がうらやましい限りです。(゚∀゚)

  • 特製蛤そば
  • 本日の握り(アジ・サバ)
  • 入口
  • お店全景

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