ポティーさんが投稿したソノール(青森/八甲田山)の口コミ詳細

ポティーの食べ歩き日記

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ソノール八甲田山/フレンチ

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  • 夜の点数:4.0

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 3.9
      • |雰囲気 3.6
      • |CP 2.5
      • |酒・ドリンク 3.6
1回目

2023/12 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス3.9
    • | 雰囲気3.6
    • | CP2.5
    • | 酒・ドリンク3.6
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

2023年12月16日(土)星野リゾート奥入瀬渓流ホテルで食べる極上のフレンチコース!渓流テラスでの前菜から県産食材を使用した料理の数々♪熟成肉からデザートまで完璧でした!!

2023年12月16日(土)夜訪問

星野リゾート奥入瀬渓流ホテルに宿泊。夕食は中にあるフレンチレストランを予約して訪問です。まずは外にある渓流テラスで、夜の渓流を見ながら前菜と乾杯をするという素敵なイベントがあり、外ですが、カマクラの内部はしっかり暖かくなっています。飲み物は白ワインで乾杯です。

食べ物は手で食べられる一口サイズのおつまみの5点セット。手前からかぼちゃのコロッケ的なもの、佐助豚の自家製ハム、海老のタルタル、イガメンチ、マルメロのサブレとのことで手前から順番にいただきます。どれも美味しくて、すべてお酒に合いますね。佐助豚の自家製ハムは旨味が濃縮されていて、海老のタルタルは下の煎餅と相性バッチリ。イガメンチは蓮根が入っており、マルメロのサブレは上のクリーム含めて少しデザート感覚で。いきなりテンションの上がる味です。このあとは、室内に戻り、通常の席でコース料理に入っていきます。

まずは丁寧にこの日の食材と料理の説明。とても丁寧に説明してくれるので助かります。飲み物は外で飲んでいたものの残りからスタートです。

最初の料理は鱸。鱸はグラタンのような料理になっており(グラチネ)、ソースには鯖が使われており、緑の部分はわさびなと春菊。ふわっとした身にグラタンソースがベストマッチで、ソースの旨味が素晴らしいです。緑の部分はもっと癖があると思いきや、そんなことはなく香り豊かで美味しいです。

次の料理の前にパンが登場。パンは自家製のリンゴ酵母を使ったパンで、ふわっとしており天然の甘みがあり美味。こんな美味しいパンはじめてかもというくらい美味しいですよ。バターもありますが、正直まったく不要で食べ進められます。

続いての料理はマグロ。大間の本鮪を使用し、そこに長芋を合わせています。タレはぎょしょうダレで、長芋には炭オイル。さらに鮪出汁を合わせた長芋もあり、食べてみると鮪の旨味と長芋の食感がよく、炭オイルが香りのアクセントに。炭の香りのするオイルはあまり出会わないですが、香りがいいですね~。鮪そのものも当然上質なものです。

鮪の次は帆立料理へ。帆立は青森の帆立を丸々一個使用し、合わせるソースはマリニエルソースというもの。帆立の出汁にバターと香味野菜を合わせており、白ワインも使用しているとのこと。さらに発酵キャベツのピューレが合わさります。帆立は青森県民なのでよく食べますが、こんな美味しいソースがかかった帆立は初。旨味とコクがすごく、お酒との相性バッチリ。ワインは白ワインの中から「ドメーヌ・ミュッサン クローズ・エルミタージュ レ・アントレクール」を選択。ワインに精通した店員さんに好みなどを話して選んでもらいましたが、ブドウの華やかな香りを持ちつつ、キレのある辛口で、魚料理と相性バッチリです。

次は鮫料理(写真失念。。)。鮫はシャモロックとのつくねになっており、そこに熱々のフカヒレソースをかけていただきます。鮫はアブラツノザメを使用。さらにあかいんげんや枝豆の漬物を合わせて、ポルチーニのパウダーまで。フカヒレは食感よく、つくねはふわっとしており美味。この料理が一番和を感じる一品で、豆がいいアクセントになります。鮫の次は蟹!蟹はトゲクリガニを使用しており、ソースはビスクソース。このビスクは蟹の甲羅ごと使用しているため、濃厚な蟹の味を楽しめます。蟹好きにはたまらない味わいで、XO醤も使われているとのこと。このビスクはそのまま持って帰りたいくらいです。そして、このタイミングで赤ワインに。赤ワインは「ドメーヌ アラン ジャニアール ジュヴレ シャンベルタン」を選択。しっかりタンニンを感じるフルボディのワインで、華やかなブドウの香りを楽しめます。

魚のメイン料理へ。魚のメインは鱈。青森らしく鱈のじゃっぱ汁をフレンチにアレンジしたもので、ソースはあらを使用し旨味をたっぷりと抽出しています。そこに横浜町の菜種油を使い乳化させたとのこと。このソースと鱈だけでも美味しいのに、白子のフリットやネギのエチュベも付いています。濃厚な白子も文句なしの味。

料理の最後は肉料理。肉料理は熟成牛です。秋田の経産牛をしっかりと熟成させており、旨味がすごいですね。まずはそのままいただきますが、最後までそのままでもOKです。脂のバランスもちょうどよく、赤ワインが進みます。ソースは赤ワインのソースで、付け合わせは菊芋のピューレ、ヤーコン、猪ベーコン、牛蒡のキャラメリゼ。菊芋のピューレは菊芋らしい香りを楽しめますが、臭みはなく、猪ベーコンはジューシーで美味。

そして、デザートへ。デザートはまずはプラムを使用したもの。これはデザートの前菜で、次がメインといった感じ。赤しそのゼリーと合わせて食べるとさっぱりとしており肉の後にちょうどいい口直しになります。そしてメインのデザートはカモミールを使用した生地にたっぷりのチーズ。このチーズは白カビチーズとのことで、円やかなコクがあり、サクッとした生地と相性バッチリ。もっと癖のあるチーズかと思ってましたが、クセはなく濃厚な旨味を楽しめます。カモミールも香りもよく、上のアイスもカモミール。

渓流テラスでの前菜からはじまり、県産の新鮮な魚を使った料理の数々、熟成肉を使用したメイン、白カビチーズを使用したデザートを満喫。どれも食材の味を活かしつつ、すべて見事に工夫されており感動の時間の連続でした。フレンチとしてはもちろん、人生で食べた料理で一番美味しかったかもという味。そして接客も親切で優しく大満足の時間になりました。また、夫婦で訪問して、至福の時間を過ごしたいと思います。どうもご馳走様でした&ありがとうございました。

  • 渓流テラスでの前菜(かぼちゃのコロッケ的なもの、佐助豚の自家製ハム、海老のタルタル、イガメンチ、マルメロのサブレ)

  • 鱸のグラチネ

  • 自家製パン

  • 鮪と長芋

  • 帆立マリニエルソース

  • トゲクリガニとビスクソース

  • 鱈のじゃっぱ汁フレンチ風

  • 熟成牛のステーキ

  • プラムのデザート

  • デザート(カモミールと白カビチーズ使用)

  • ドメーヌ・ミュッサン クローズ・エルミタージュ レ・アントレクール

  • ドメーヌ アラン ジャニアール ジュヴレ シャンベルタン

  • 渓流テラスでの乾杯(白ワイン+ノンアルシャンパン)

2023/12/21 更新

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