4回
2023/10 訪問
「食という字は、人を良くする。人が良くなる。と読み書きする。@ とり匠 いし井」
"私的〜日本最高峰の焼鳥・両横綱は「かさ原」、そして「とり匠 いし井」"
やっと、やっと再訪できました。
今年初です。お盆の予約が台風で臨時休業となり、スライドしての2ヶ月後となりました。
第二部・21時スタートの会です。
しかし、待ったかいがあったようです。
「いし井」は10月からメインの鶏が、親交ある「かさ原」同様〜"高坂鶏"に変わったのです。
これは吉報というか、食べないわけにはいかない理由が出来ました(^^)
今や、高坂鶏を使うお店はあちこち増えましたが……
「かさ原」の高坂鶏が別格級ならば、当然「いし井」もそれ相応の物を仕入れているでしょうから、期待値が上がります。
【いし井*本日のお任せコース内容】
↓↓↓ツマミまたは一品物※
◉※高坂鶏のお造り(ささみ(昆布締め)、白肝、胸のたたき)。※別料金3500円。
◉※先付き(玉子のカステラ、レバーのパテとイチジクの最中)。
◉※高坂鶏・白肝のお造り。
↓↓↓串
◉せせり。
◉高坂鶏・手羽元と松茸(高野山)。
◉食道(さえずり)。
◉新銀杏。
◉高坂鶏・かしわ。
◉※高坂鶏の胸肉のカツレツ。アンチョビとオリーブ。
◉高坂鶏の葱身。
◉なめこ。
◉砂肝。
◉※京都七谷鴨のロースとモモ肉(塩漬け)。
◉ハラミ。
◉抱き身(胸肉)。
◉つくね。
◉※高坂鶏の親子丼。
◉※アールグレイアイスのマカロンと、シャインマスカットとかぼすのグラニテ。
↓↓↓追加
◉※カチョカバーロチーズ焼き。
◉ちょうちん。
全20品。うち串が追加1本入れて計11本。
やはり、コース仕立ての焼き鳥ならせめて串は10本の構成が僕的理想だったりするので、その点でも、「かさ原」「いし井」は言う事なしです。
高坂鶏らを扱う人気店、高級店など含め、串が6本しか出てこなかったりするお店があったりしますが、、、さすがに鮨屋でツマミばかり10品以上出てきて、握りが6カンしか出てこないのと同じような感覚を覚えてしまいますw
やはり、焼鳥は串❗️、鮨は握り❗️が本道の評価であるべきです。
「いし井」大将の"紀茂登"出身による技巧と豊富な食べ歩きからもインスパイアされた?であろう、ツマミや一品物が実に秀逸かつセンスある物ばかりで毎回感心します。
今回も、高質一流鮨屋並みの"カステラ風の玉子"や"カツレツ"が登場したりと、私的ツボでした。
ツマミもかなりのバリエーションを有していると思われます。それらが串と調和するように見事な出来色のコースとして昇華しています。
今日の串の一番は文句なしに、"抱き身"でした。実に色気あるキツネ色の焼き上がりで、名店レベルを感じさせてくれる、瑞々しくジューシーに極上の脂が溢れ出しました。
他、葱身やツクネなども絶品でした。
やはり……
焼鳥の串部門・日本一は「かさ原」。
焼鳥のツマミ✖️串部門・日本一は「とり匠 いし井」。
で、今年も終わりそうな2023年の焼鳥シーンであります。
今日も極上の焼鳥タイムでした。
ご馳走様でした-
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2023/10/31 更新
2021/09 訪問
「食という字は、人を良くする。人が良くなる。と読み書きする。@ 鳥匠 いし井」
「とり匠 いし井」へ再訪です(^^)
今回も楽しみです。
なかなか、いし井さんのところのようにテンション上がる焼鳥屋もそうはないですからねぇ★
【とり匠 いし井・本日のお任せメニュー内容】
(※)は一品物。
⚫︎(※)鶏ミンチの肉巻き。
⚫︎(※)砂肝のえんがわと梨のユッケ。
↓ (串物)
⚫︎胸肉。
⚫︎せせり。
⚫︎(※)今月のハンバーガー。チキンカツのサルサバーガー。
⚫︎砂肝。
⚫︎ぼんじり。
⚫︎(※)お口直しのキャベツ。
⚫︎銀杏。
⚫︎うずら。
⚫︎手羽。
⚫︎(※)とり胸肉のかき揚げ。
⚫︎ネギミ。
⚫︎ハラミ(横隔膜)。
⚫︎(※)比内地鶏のチキンコンソメスープ。
⚫︎つくね(タレ)。
⚫︎肝。
⚫︎(追加)ちょうちん。
⚫︎(※)親子丼。
⚫︎(※)デザート:葡萄のゼリー寄せ。
全21品。
前回と大幅に内容が変わってきて、今回も非常に満足できました★★★
串物のレベルは総じてハイレベルですが、1品物もどれも、しっかり仕事が成された味わいばかりで、焼鳥屋レベルを凌駕しているようです。
締めに、今回は"親子丼"を注文したんですが、、、
これがまたイケてて期待以上で素晴らしかった★
玉ねぎ入りが嫌いな私にドンズバな、玉ねぎなしのシンプルかつ上質な出汁を効かせた玉子だけで、白ごはんには刻みのりを混ぜた小サイズでした(^^)。やはり「紀茂登」出身の石井店主にかかれば流石であります。おかわりのリクエストしようかと思っちゃいました(笑)
ここ何日か、牛肉の凄まじさで胃が支配されていましたが、「いし井」の焼鳥ならスイスイ〜いけちゃいます(^^)
やっぱり、「とり匠 いし井」の焼鳥食べになら、新幹線でサクッと行っちゃう位です(^^)
ご馳走さまでしたー
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2021/09/26 更新
2021/07 訪問
関西屈指の予約困難な焼鳥店にして確固たる名店。
近年、各地で名だたる焼鳥店にも足を運んだりしていますが、、、TOKYOの「鳥しき」をはじめ、「鳥しき」から独立されたお弟子さん(一門)達のお店、他に「バードランド」、神戸「かさ原」、大阪「市松」、福岡「とりら」と言った人気店、名店、予約困難店らにはほぼ行かせてもらいましたが……バッドタイミングらで予約が取れず、行けずじまいになったままの名店も僅かに残っています。
その1店が、今回伺った〜大阪「鳥匠 いし井」であります。関西No1の呼び声も高い、予約難な超人気の名店であります。
カウンターのみ10席の争奪戦は年中〜止む事はありません。
大阪の西天満にある、漆黒の1軒屋である「鳥匠 いし井」は、夜と同じメニューでの昼営業から行っています。
着座し、まずドリンクメニューを見ますと……何故か?、烏龍茶類が"1100円"と、ビールより高いですw
これ、謎が解けました(^^)。何と!オリジナルボトルに茶葉を漬け込んだスペシャル版でして、ボトル口の内部には茶葉が外に出ないように特殊栓が装着されている優良なデザインであります。注文した、"白桃烏龍茶"は、ほのかにフルーティなテイストを感じさせる上質な味わいで焼鳥に良く合います★
【鳥匠 いし井」のお任せコース内容は、串が10本、一品物4品にデザートで締めるラインナップとの説明です】
●→ 一品物 ◎→ 串物
●砂肝の縁側と白木耳の胡麻浸し。
●燻製の枝豆。
【↓ 串物】
◎ふりそで(やま山葵で)三重。
◎せせり(信州)。
◎手羽。
◎オクラ(梅肉醤油)。
●今月のミニハンバーガー(タンドリーチキン)。
◎砂肝(秋田)。
◎葱身(腿は天草大王)。
◎鶏ムネ肉のおかき揚げ。
◎抱き身(天草大王)。
◎ハラミ(秋田)。
◎ハツ(三重県熊野)。
◎比内地鶏(秋田)のコンソメスープ。
◎つくね(タレか塩でチョイス可)。
【↓ 串の追加】
◎鶏皮
◎ちょうちん
【↓ 締め物】
●ハヤシライス(他にラーメン、TKGら5種からチョイス)
●お吸い物と漬け物。
●桃のフラマンジェ。
※結局、トータル(追加は別)で串物は12品出てきました(^^)
串物は、1本目の"ふりそで"でバッチリな、火入れと皮の旨さ、風味も素晴らしく、思わず唸りました。
※串自体も部位によって使い分けています。
「いし井」のスタンス・スタイルは、産地を絞り込まず……天草大王を始め〜三重、信州、東北など全国各地の銘柄を大将の秀逸な目利きと味覚で厳選しています。
かく〜鳥の匠(鳥匠)に偽り為し。
串物以外は、一品物の完成度や調味料らにもレベルの高さが容易に伺えます。
大将が串物を一通り出し終え、お話をさせて頂いたら、、、何と、大将はあの和食の名店「紀茂登」のご出身だそうです(^^)
これらの話を聞いただけで、「いし井」のレベルに納得であります。
「紀茂登」クラスの和食店出身なら、「唐島」のように、鮨屋でも瞬く間に高評価される飲食シーンにあって、"「紀茂登」出身の焼鳥屋"というのは反則的〜禁じ手的アプローチにすら感じたりするほどです(^^)
結果、「鳥匠 いし井」は噂に違わぬ〜関西に収まらない、全国区の名店と言っていい内容と満足度で、心底楽しませて頂きました(^^)
牛肉続きだった為w、後味も余韻も軽やかで素晴らしい。
また更に焼鳥が好きになりました(^^)
お弟子さんもよく気を掛けてくださり、帰り際には大将もわざわざお店の外まで見送りに出て来てくださり、名店のスターシェフらしからぬ〜気さくな人柄にも感心しました。
2021/08/30 更新
"毎回、新メニューも楽しみな問答無用の名店"
今回の大阪ステイ時のタイミングでは、年に1回あるかないかの「とり匠 いし井」のキャンセル枠がラッキーな事に舞い込んできました(^^)
※私は過去に、いし井のキャンセル枠がゲットできた為、名古屋から抑えていたフライトを却下して、そのまま大阪に移動して伺った事もありますwww
今や、「かさ原」と「とり匠 いし井」は年に2回づつくらいキャンセル枠をゲットできれば良い方ですので。
今日も10席のプラチナシートで宴の始まりです。
予め、"高坂鶏のお造り3種"も注文させていただきました。
【鳥匠いし井*本日のお任せコース内容】
↓↓↓一品物。
◉高坂鶏のお造り3種(むね肉・ササミ(昆布締め)・肝)。
※高坂鶏らしい澄んだ旨味がのっけから最高。肝も絶品的味わい。
◉高坂鶏のもも肉(風干し)。
※こちらもお初見えな一品。この3月からの新作。言えばジャーキーのような仕上がり。七味と山椒で。
↓↓↓串。
◉フリソデ。
※皮の色から、肉厚でジューシーな火入れがバッチリな旨味良し。
◉せせり。
※全く雑味らがなく、歯応えから文句なし。
◉食道(さえずり)。
◉砂肝。
※断層を噛むような独特な食感から印象深い。
◉高坂鶏・胸肉の磯辺焼き。
※こちらもお初見えな一品。この3月からの新作。海苔が格上げに一役買っています。
◉手羽中。
◉ハツモト。
◉おたふく(りんぱ)の煮込み。
◉かしわ(もも肉)。塩山葵で。
※本日のMVPな1本。
◉ハラミ。
※これも素材自体の質の高さを物語っている。
◉つくね(タレ)。
※つけダレも絶妙。
↓↓↓追加。
◉ペタ。
※これも脂が高坂鶏らしさで美味すぎ。
◉ササミ。
◉あか。
◉高坂鶏と山菜の炊き込みご飯。
※にんにく、山うど、花わさびらを合えて。さっぱりと滋味を感じるように締めにピッタリ。
◉デザート。
※イチゴのグラニテとピーチパイン。甘さとやや酸味感のような絶妙なフランスの氷菓子。ティファニーの器で(^^)
焼鳥って、焼肉同様になかなか季節感が出しづらいと思いますが、石井大将は毎月毎月、ツマミで高質な新メニューを投下できる引き出しの多さに感心します。紀茂登出身は言うまでもなく。
その点では、焼肉では「YORONIKU」も同様の評価が出来たりします。
現状やはり、日本最高の焼鳥・両横綱を語るなら、串で「かさ原」。ツマミと串のバランス、レベルなら「とり匠 いし井」であります。
両店ともに、焼鳥という概念を1つ2つ上げてくれながらも、いし井に関しては、遊び心やセンスでも格上げ感があります。
近年、高坂鶏ら高級焼鳥店のコースやお任せながら、串が6本しか出てこなくてメニューも全く変わり映えしない予約困難店も福岡や東京らで見受けられますが、その点、「かさ原」や「鳥匠 いし井」は、追加で高坂鶏を串で食べれるのも有り難い限りであります。
またぜひ、プラチナシートをゲットして伺いたいと思います。
ご馳走様でした-
◾️追記:
今日、私の席の横にいた韓国人カップルが石井店主と話していましたが、今回の大阪・食べ歩きは今日が「鳥匠 いし井」、明日が「ぬまた」(天ぷら)、明後日が「鮨 三心」なんだそうです。
恐れ入るような錚々たるラインナップ店のハシゴであります。。。こういったインバウンドな方々とも予約困難店のせめぎ合いを強いられる時代になるとは、、、w
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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