Yehoshua47さんが投稿した別邸KURO(静岡/富戸)の口コミ詳細

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別邸KURO富戸/料理旅館、創作料理

1

  • 夜の点数:4.8

      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.8
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 3.8
1回目

2023/08 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク3.8

記念日を祝う宿

この宿を探し当てて来たのは、例によって家内である。インスタを通じてメッセージのやり取りをするようになった、とある方から情報を提供して頂いて、私のセールスリードで泊まった宿も数軒あるが、大概は家内がどこからか見つけて来て、次はこの宿に…という流れになり、私は黙ってそれに従う。いつも通りである。

今回、少しいつもと違ったのは、このお宿、一階と二階の二部屋しかなく、二階は我々のような二人連れ用。一階は、ファミリータイプで、父母と子供二人を想定した四人部屋になっているのである。家内が予約を済ませた翌日、早くも宿から、階下の部屋には子連れの家族が泊まる可能性があり、時には、子供が騒いで喧しいこともあるが、大丈夫か?という念押しがあった。

大丈夫かと言われても、せっかく予約した記念日を祝う宿なのだから、どうかそのようなことにならないことを祈るしかない。わかりましたと返して、とうとうその日を迎えた。最寄り駅まで車で迎えに来てくれた女性、我々の部屋の係を担当して下さった女性、共に感じが良かった。部屋も、ベッドがダブルであること以外は、まあまあ充分だろう。

さて、異様に長い前置きだったが、この宿は、食事の評判が良いことで、名を馳せているということらしい。夕食の六時までの時間が長かったが、楽しみにしていただけあって、久々に嬉しくなるような一品一品に、確かに前評判通りだこれはと、うなるほどであった。写真にキャプションを添えたので、重複しない程度に認めると、やはり、伊豆の新鮮な魚のお造りは、ボリューム的に食べ切れないと思うほどで、鯵、鮪、稚鰤、鰹、金目鯛、中トロ炙り、カマスのたたき…と合計7品である。まあ、それでもなんとか食べ切ったのと、これは係の女性も、泊り客から好評を博していると言った、ポタージュスープ….このあたりは、今でも舌が感触を覚えていると言えるほど、なかなか記憶に残る味わいであった。

また、金目鯛の炊き込みご飯。これも素晴らしかった。家内もお代わりをするのでは?とさえ思ったが、最後に黒毛和牛のステーキがまだ控えているのを見て、やんわり辞退していた。私は、お代わり志向だったのだが、最近の流行である、夜食に回して貰うことにして、やはり黒毛和牛に全力を注いだのであった。
これ、生わさびに醤油、特製の塩と、六切れあった肉を食べ分けたが、最後の〆に相応しいお味であった。

さて、メインの食事の品評を終えたので、お部屋の様子にも触れておきますか。部屋に入った瞬間から、階下から、どんな物音が聞こえて来るのか、戦々恐々としていたのだが、まるで水を打ったような静けさ。物音一つ聞こえて来やしない。夕食の準備に来てくれた女性に聞くと、一階はキャンセルが出て今日は空室とのこと。嬉しいやらあっけないやらで拍子抜けしたが、静かであることに越したことはない。

夕食前にお風呂を頂いたが、室内の浴室で身体を洗い、ベランダにあるお風呂に入るという流れなのだが、家内は、バスタブが洗い場と至近距離に置かれていることと、シャワーの位置など、若干窮屈だったと呟いていた。確かに室内に設置されたバスタブは、誰がどう見ても使うことの無い代物なのだから、無くてもいいのかな?と私も思ったのは事実。

あとは小上がりのダイニング。掘り炬燵だったら120点つけたのだが、1時間半、胡座をかいたり、足を崩したりと、じっと同じ姿勢でいると脚が痛くなるのは、もう少しどうにかなればと、感じずにはいられなかった。さて、そろそろ10時。今からおにぎり二個食べる?胃がもたれそう….とも思ったが、せっかく作って頂いたので、しっかり二個とも頂いた。願わくば、お茶でも飲みながら頂きたかったのだが、冷蔵庫内のフリードリンクは、缶コーヒー、炭酸水、オレンジジュース、そして水だけだった。東京駅で買ったペットボトルのお茶を飲み切らずに残しておけば良かった。

あとは、Wi-Fi。これがまたなかなか繋がらない。ディバイスを封印して、本でも読み耽るかと思ったが、やはり、スマホを放置プレーするのは難儀である。とうとう家内が、ルーターに書かれていた、別のID/PWで接続したら、万全に繋がることを発見。…と、やや辛口コメントが続いたが、ファシリティーの総合評価としては、それでも80点から85点くらいはつけられるだろう。小豆島の島宿真理、海音真理、小田原近郊の江之浦リトリート凛門あたりには、やや及ばない感はあるが。

さて一晩寝て起きて、朝風呂に浸かり、テラスでコーヒーを飲みながら本を読む。至福のひと時である。8時半になり、朝食が運ばれて来た。この宿の料理の評価が高いことを改めて実感。一品多いとも言わないが、それが無くても誰も文句を言わないであろう、蒸し鮑が、メインディッシュという感覚で、鎮座ましましている。普通の温泉旅館で供される朝食とは、レベルが違う感じであった。

聞けば、この宿はコロナ禍の際も、二部屋しか無いが故に感染リスクが少ないと考えた人が多かったのか、他の周辺の宿が閑古鳥が無く中、堅調な経営を維持したとのことであった。また、今回はたまたまキャンセルが出たが、主には小学生以下の子供が遊べる施設が充実していることから、一階のファミリータイプの部屋のリピート率は、非常に高いのだそうだ。

...と、途中脱線の連続であったが、肝腎要の食事の評価は、過去滞在した宿のベストスリーに入るものであった。食べログの口コミが妙に少ないのが、本当に不思議である。宿の予約はなかなか取れにくいようなので、口コミが少なくても、全く困りはしないだろうが、個人的にはこの宿の、評価の高い口コミが増えるよう願っている。お世話になりました。

  • エントランスには宿泊客を迎えるボードが

  • ウェルカム・ドリンクは夏蜜柑のノンアルコールカクテル

  • 食べログなので、いきなり夕食に飛ぶが、まずは豪奢な舟盛りに驚く。た、食べ切れない...‼️

  • 地金目鯛とズッキーニのミルフィーユ仕立て バジルオイルソース

  • アルコールを断っているので、カクタス・ドリンク( サボテン ) に差し替え。アセロラのような味わい。

  • 温泉栽培レタスと地野菜のサラダーホイップクリームドレッシング…いつもと違って、かなり味わい深い一品でした

  • 大根のポタージュスープ

  • 伊豆金目鯛の陶板焼、玉葱・しめじ・青梗菜、自家製出汁ポン酢

  • 黒毛和牛のつぼみバーグ、ワインとパセリのデミグラスソース

  • 金目鯛の炊き込みご飯、香の物

  • 黒毛和牛鹿児島産 富士の溶岩焼き、わさびと岩塩、醤油たれ

  • お肉だけ、絶品だったので特別再掲

  • 食後のアイスコーヒー

  • うみたて卵の自家製プリン 生クリーム添え

  • 金目鯛の炊き込みご飯が美味だったので、夜食用に、よせばいいのに、2個も握って頂いてしまいました

  • ここからはお部屋の部です。まずは、ドアを開けた瞬間、飛び込んで来たリビング

  • ここは、ドアの右側に位置する、小上がりになっているダイニングルーム

  • ベッドはやはりシングルの方がゆったり眠れるのでしょうか?久しぶりのダブルでした。予約の時点から、分かってはいましたが。

  • 洗面所は、白が奥方様、黒が亭主。アメニティは、まあまあ充実。イソップみたいな豪華な種類ではないものの

  • 浴室。ただ、掛け流しの温泉は、ドアを開けた外にあるので、この大きなバスタブは、やや無意味に配置されている感あり

  • これが、屋外にある、本物のお風呂

  • ベランダには、まず手前に椅子が

  • ただ、後方の椅子の前にはテラスと、それ用の椅子が。普通、こっちに座るでしょうね。

  • 快晴で、大島が良く見渡せました

  • もっと見晴らしのいいスペースが、階段を上がった2階にありました

  • そこに置いてある椅子は、詰めれば2人座れなくもないです

  • 同じ大島でも、やはりここからの眺望の方が上かな?ちなみに、夜の、ここからの星の眺めは、半端ないものでした

  • ふと、階下を見て初めて思い出したのです。一階の部屋はファミリータイプで、子連れの家族用なのだということを。

  • さて、反対側からの部屋の感じも何枚か

  • ダイニングも至近距離から撮るとまた違った雰囲気が

  • 夕方になると、一旦階下に降りて、置かれている浴衣を、自由に取って着るシステム

  • 一応バスローブも有るには有ったが、まるで真冬に着るような分厚さで、放置プレーということに

  • 夕食後ベッドから天井を撮すと、ロッジのような趣が

  • 頂きましたよ…金目鯛の炊き込みご飯のおにぎり二個も。もう、満腹で。でも、お味はナイス。

  • 朝風呂の後は、ゆっくりとコーヒーを

  • テラスで絶景を前に、本を読む手が一瞬止まる

  • 緑に囲まれた窓からの眺めに心安らぐ

  • 鮑の伊豆ぐり茶蒸しと桜海老のまぜご飯を除いた、朝食の主な献立

  • 伊豆豆腐と季節野菜のせいろ蒸し

  • 自家燻製ベーコンとソーセージ...鶏肉に見えた

  • とろけるマッシュポテト

  • 温泉地卵

  • 駿河湾産桜海老のまぜご飯

  • お漬物

  • あおさとふのりの磯味噌汁。手前はポン酢

  • 朝のメイン 伊東産活鮑の伊豆ぐり茶蒸し...絶品

  • オレンジジュース

  • デザートはフルーツヨーグルト

  • アイスコーヒーで〆

2023/08/26 更新

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