ミヤマヤさんが投稿した尾花(東京/南千住)の口コミ詳細

酒がなくても ご飯はおいしい

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尾花南千住、三ノ輪橋、三ノ輪/うなぎ

2

  • 昼の点数:4.4

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 4.4
      • |サービス 3.8
      • |雰囲気 3.8
      • |CP 3.3
      • |酒・ドリンク -
2回目

2018/12 訪問

  • 昼の点数:4.4

    • [ 料理・味4.4
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気3.8
    • | CP3.3
    • | 酒・ドリンク-
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

今年の締めを飾るうなぎは 尾花にした

今月のうなぎ屋巡りは、今年の締めということで南千住の尾花に行った。
何回か食べているが、今回は久しぶり。
予約はとれないので、朝の開店前に行って並ぶ。

日比谷線南千住には10:40に着いた。
友達とは改札で待ち合わせだが、どんな様子か見に行ってみた。
徒歩3・4分なのでとても近い。

線路際を歩いて行くと、すでに10人くらい並んでいた。
これは今並んでしまった方がいいと思い、そのまま列の後ろに並んで友達にはメールした。

友達もそう遅れることなく数分で到着。
11:00の時点で行列は16人くらいになっていた。
我々のように先に来て並んで待っている人もいるため、見た目よりも多くが並んでいる感じ。

やがて店の女性が出てきて、一組ずつ何人かを確認する。
そして、1回目に入れるのがここまでと決まったようで、それより後ろの人には1回目には入れないということを伝えている。
我々とはほんの20数分の差だ。

以前来た時は、一度に40人くらいは入れると思っていたので意外に少ないと思った。
聞いてみると、1回目に入れるのは最大22人だとのこと。
どうやら席の数が減ったらしい。
10月から変わったとのことだった。

ということで、午前中の1回目に店内に入るためには、少なくとも11時前には来て並ばないとならないようだ。
今日は寒かったので人が少なかったのではないかと思うと、もっと早くに来なければならないのかもしれない。

シャッターを開けて中に入れてくれるのが11:25だった。
それまでは店の前の道路で待たないとならない。
年配の客などには、かなり厳しいね。

靴を預けて、やっと座敷に上がることが出来た。
広いL字型の和室で、座席はテーブルと椅子になっていた。
以前は畳に座って20卓くらいあったのが、11卓になっていた。
それだけ入れる人数が減ったということだ。
その分、テーブル間の余裕が出来てゆったりと座れる。

でも、椅子よりは直に畳に座る方が趣はあったなあ。
広い空間の壁には神棚があって、雰囲気がある。

4名くらいの女性がお茶を出し、行きかいして順番に注文を聞いている。
まずは飲み物の注文だけを聞かれる。
やっと料理の注文を聞きに来て、うな重6300円(税別)と肝吸400円をお願いした。

うな重は5300円と6300円の2種類だけ。
メニューに並とか上とは書いてなかったのだが、レシートを見たら「うな重 大」となっていた。

調理場は隣の部屋にあり、ガラス越しに中の様子が見える。
4人の板前さんが立ち働いている。
ビールを飲みながら待つ間に焼かれていくようだ。

最初の客のうな重が運ばれ始めたのは、12:10過ぎだった。
我々のものは、12:25に到着した。
店に入ってから55分が経過していた。

こうして、並び始めてからうなぎが出るまで1時間40分経ったということになる。
尾花のうなぎを食べるのは、大変だ。

きれいな塗りの重箱の二重を取ると、隙間なく一杯に広がったうなぎ。
きれいな焼き色。
焦げ目などはない。
うなぎのいい香りが立ちのぼる。

箸で持ち上げると、ふにゃふにゃ崩れるようなことはなく、身はしっかりしている。
裏側も良く焼けているのだが、焦げ目はほとんどない。
身はしっかり厚みがある。
適度な固さが残っていて、とろけるような柔らかいうなぎではないのがいい。

品のいい脂がおいしい。
甘すぎず、辛くもないタレ。
むしろ、濃い味の好きなおいらには物足りないくらいの味。
でも、おいしい。

うなぎが大きく厚いので、一度に口に運ぶ量がそう多くはない。
少しずつ崩して食べていくという感じになる。

肝吸の味も、いい出汁が出てる。
まあ、肝そのものはそんなにうまいものじゃないけどね。

ご飯の炊き加減も、申し分ない。
新香は、白菜漬けと沢庵。
え、沢庵? と思ったが、薄味の上品なものだった。

カニを食べると黙ってしまうというが、うなぎも黙ってしまう。
ただ、黙々と箸を進める。

待つ間は長いが、食べる時間はあっという間。
勘定を済ませて外に出ると、待合にはまだ沢山の人が待っていた。
しかし、出口の所には「本日 お昼の販売分 売切れ」と書かれた札が出ていた。
知らずに来て、食べられなかった人も多いのだろう。

ともあれ、今年最後のうなぎをここにして、正解だった。
まさに口福を感じた1食だった。

  • うな重 大 6300円

  • うな重 大

  • 裏皮

  • 厚み

  • メニュー 2018年12月

  • メニュー 2018年12月

  • このシャッターは11:25に開く

  • 開店前の行列

2018/12/15 更新

1回目

2015/08 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

お江戸で評判のうなぎは、待たされた不満も消えるほどのおいしさだった。

うなぎ屋として東京のトップに君臨する尾花。
昔 会社の同僚と食べに行ったことはあったが、評価をするようになってからはまだ行ってなかった。

予約は出来ず待たされるということと、入れ込みの大部屋ということで、一人ではなかなか行きにくかった。
友達に声をかけたら、3人が一緒に行くとのことで、平日の午前11時に南千住の改札口で待ち合わせて行ってきた。

店の前には11時10分着。
炎天下で列の最後尾に並ぶ。
正確に11時30分にシャッターが開いたが、前に40人以上が並んでいて1回目で入れるかどうか、はなはだ微妙。
我々の前の3人組までが案内されて、我々はそのまま待たされた。
やがて、「次の4名様までお入りいただけます」・・・ということで、ギリギリ1回目の客として案内されたのは、11時45分だった。
もしこれで入れないとまた1時間くらい待たなければならないと思っていたので、正直ほっとした。

靴を脱いで座敷に上がると、左手が広い厨房で、右手がこれまた広い畳敷きの入れ込みの客席。
小さな二人用の座卓を動かして、何人のグループでも対応出来るようになっている。
畳敷きなので足の悪い人には、かなりきついかも。
そういう人用に、低い椅子が用意されている。

うな重は2種類。
4,300円(税込4,644円)のものと、5,300円(税込5,724円)の2種類だけ。
肝吸は432円(税込)で、別に注文しなければならない。

せっかく来たのだからと、5,300円のうな重に肝吸をつけて注文した。
昼なのでビールは控える。
おなかをすかせて、うな重を待ちたいというこころ構えである。

30分くらい経った頃から他のテーブルに料理が運ばれ始め、順調にいけばあと20分かななんて話しながら待つ。

しかし、そううまくはいかなかった。
中居のトップと思しきお姐さんがやってきて、ちょっと不手際があったので申し訳ないがあと20分くらいお待ちいただいてもよろしいか・・・と。
そりゃ、仕方がないでしょうね。

結局 注文してから1時間10分待たされて、やっとうな重到着。

蓋をとると、鼻腔をくすぐるうなぎの香り。
まことに美しく焼けた、蒲焼きでした。
焦げ目などは一切無く、かといって万遍なくきれいに焼けている。
大きさも重箱一杯に広がっていて、申し分ない。
いや、焦げ目はあってもいいんだけどね。

早速一口食べてみる。
うん、おいしい。
長く待たされた不平・不満はどこへやら。

非常にいい塩梅の味加減。
身はさして厚くはないが、外はしっかりと、中はふっくらと素晴らしい焼き加減だ。
ほんのちょっと甘さが感じられるが、からさも同じように感じられる。
とてもいい味のタレなのだ。

次々に口に運ぶが、全くあきのこない味。
いや、最後までおいしさが口に広がる。
さすがに江戸一番のうなぎだけのことはある。

ご飯はどちらかというとやや柔らかい。
でも、このうなぎに合っていて、問題のない範囲だ。

肝吸の味も、上品でおいしい。
肝の処理も悪くない。

お新香は、他の店の方がいいモノが多いかもしれない。
悪くはないが、尾花としてはもう少しいいモノが出せるのではないかと思う。

ともかく、食べながら「さすがに江戸で評判のうなぎだけのことはある」と感心した。
1時20分、勘定を済ませて外に出るとまだ20人近い人が待っていたが、「昼は閉店」との看板が出ていた。

炎天下行列をして待ち、店に入ってからも長く待たされた。
そして、うな重としては別格の高値。
そういった不満を差し引いても、おいしいうなぎ。
あれだけの人が 並んでも待たされても、そして高くても食べたいと思ううなぎ。
尾花には、それがあった。

蛇足:
この炎天下の舗装道路に客を待たせるのは、考えもの。
少なくとも中庭の暖簾の前までは、もっと早くに入れるように配慮してもいいのではないかと思う。
外と中庭の温度は3度くらいは違うように感じられた。
これもサービスだと思うが、どうだろう。

  • うな重 5300円

  • うな重 セット

  • 裏側

  • 厚み

  • ご飯

  • シャッター

  • 開店前でも長蛇の列

  • メニュー 2015年8月

2015/08/06 更新

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