GLOBE-Tさんが投稿した銀座 結絆(東京/銀座)の口コミ詳細

GLOBE-TROTTER

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銀座 結絆銀座、内幸町、新橋/日本料理、かに

1

  • 夜の点数:4.2

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2020/06 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

これが銀座!こだわり特選食材を眼の前で。眼でも舌でも楽しめる 日本料理 銀座結絆(ゆいな)@銀座  : GLOBE-TROTTER

4月に集まろう!と話していたのが、今回延期になってしまったので、
仕切り直しで選んだのは、去年銀座7丁目にオープンした日本料理「銀座結絆」。

この自粛期間中、つくづく思ったのは自分の中で外食の大切さ。

 特に、この期間中私の仕事は自粛ナシ・むしろ毎年忙しい期末期初が
今回の事でいつも以上に繁忙になっていたのに、友達には会えないわ、
美味しいものは食べられないわで本当にストレス溜まっていたんだなぁと、
こうして外食出来るようになってみて、改めて思います。

特に目利きが選んだ生産者から直接仕入れたこだわりの食材を
キッチンを囲むカウンターで眼の前の繰り広げられる職人技を
味わえる…

この経験は今まで当たり前だと思っていたけど「銀座結絆」でのちょっと
贅沢な時間は、大げさかもしれないけど、この数ヶ月のモヤモヤは
コレだったんだ!と素敵な空間で過ごし時間の内に浄化されていくようでした。

「銀座結絆」は銀座・有楽町(新橋・日比谷からも)すぐのTOKYUPLAZA銀座から
外堀通りを新橋方面へ 銀座WESTの先、この辺りにたくさんある丸源ビルの”14”の手前
1階に香老舗松栄堂が入るGinza7thPlace6階にあります(お店のサイトの道案内も
テキスト表記されていて、Googlemapだけより分かりやすいのも好印象!)。

エレベーターを降りると、そこは降りた瞬間別世界。

広いキッチンをぐるりと囲むように設えられたカウンター席は特等席!
カウンター席以外にも奥に2つと入り口近くにも特別個室あり(エレベーターを降りて
すぐの個室は、お忍び?!利用にも??)。

席に着くと早速「今日はとっても良い蟹が入りましたよ!」と
見せていただいたのは、木桶に入った立派な蟹!!

北海道産の特大毛蟹と青森産のとげくり蟹がお出迎え。
こんなに大きな毛蟹、初めて見たー!!!

この日は、『夏の活蟹食べ比べコース』。あぁ、これはテイクアウトじゃ
食べられないわぁ(当たり前)。

コースは第一幕、第二幕の二幕制で、第一幕では毛蟹、第二幕ではとげくり蟹を
余すことなく堪能させていただけます!

スタートは、シャンパーニュ♡
大好きなHENRIOT

私のホムパ持参率ナンバーワンのお気に入り
銀座の夜にふさわしい泡が、凝り固まった気持ちをふわっと
解きほぐしてくれます。

"和製キャビア(MIYAZAKICAVIAR1983)"

元気な蟹と美味しいシャンパーニュにすでにうっとりしていたら
サーヴされたのは、1人1瓶づつのキャビア!!

なんと国産キャビア(初)!

ブランド名にもなっている1983年にキャビアの本場ロシアから送られた
チョウザメを宮崎県の水産試験所で導入・研究が始まったことに起因し、
30年もの研究開発の末、2013年に商品化に成功。

G7伊勢志摩サミットや国内三つ星レストランはもちろん、海外のレストラン
でも採用されている実力派。

塩気が日本人にも程よくて、繊細なシャンパーニュから日本酒まで
もちろん和食にもよく合う!

さらに一緒に出されるシェル(貝)のスプーンも金属のスプーンでは出せない
キャビアの美味しさをそのまま味わってほしいとのこだわり。

私は、このあと日本酒飲む気満々だったので、大事に残して日本酒とも
美味しくいただきました。

そんなキャビアに興奮している間に、目の前ではさっきまで元気に動いていた
北海道産特大毛蟹があっという間に捌かれています。

"文佳人 春純吟(高知:アリサワ酒造)"

 初夏にぴったりの夏限定の純米吟醸。この可愛いラべル、酒屋さんで見て
気になっていたので飲めて嬉しい!やや甘口とのことでしたが、しっかり
キンキンに冷やしてサーブされるので爽やかで今の時期にピッタリな1杯。

第一幕【北海道産特大毛蟹】
"昆布出汁洗い氷締め"

あっという間に丁寧に食べやすくなって出てきてくれました。

通常蟹を捌いた後、冷水で締めることが多いですが、昆布出汁で作った氷が
入った昆布出汁で締められるので、蟹の味が薄まることなく美味しい出汁が
ほのかに香ります。さっきまで元気だったぷりっぷりの身は新鮮で、小豆島の
だし醤油と酢橘塩で。

極太の足は、1本でも口がいっぱいになるほどのボリューム。
こんなに立派で美味しい毛蟹は初めてかも。。。

こちらお料理好きな方には、有名な本わさび専用おろし板鋼鮫(はがねざめ)。
可愛い〜。

"伯楽星 純米吟醸(宮城:新澤酒造)"

「究極の食中酒」と言われる"伯楽星"。間違いなく食事に合う!
ほのかに甘くフルーティーな香りと程よい酸味と爽やかさが、
食事の味を邪魔しないのがそう言われる所以かと。

"第一幕:鉄鍋焼き 和風ブールブランソース"

分厚い鉄鍋で丁寧に焼かれた毛蟹は、最初はじっくり焼きから蒸し焼きへ。
ソースは、バリバリ日本料理店なのに、まさかのフレンチのソース!
蟹の出汁にエシレバターや生クリームのイイ香り〜。

蟹の身はもちろん、ソースだけでもエンドレスで食べたいっ!!

"第一幕:黄金揚げ カレー塩で"

お次は、卵黄で纏われた黄金揚げ カレー塩でまたまた蟹を新しい味で

料理長は、日本料理の枠にとらわれず、こだわり食材をとにかく美味しく
食べてほしいという想いで積極的に、他の日本料理屋さんでは食べられない
味でTHE和で続くかと思ったら、この変化球が面白くて美味しい!

"よこやま純米吟醸SILVER超辛7(長崎:重家酒造)"

壱岐島にある酒蔵で一時途絶えていた日本酒造りが約30年ぶりに復活し、
誕生したという"よこやま"。香りは華やかだけど、すっきりとした酸味と
喉越しが飲みすぎちゃう危険な美味しいお酒

味変のコースにピッタリな食中酒!
この後の、濃厚蟹味噌ソースとも最高だった!!

"第一幕:マデラ蟹味噌和え"

大ぶりの毛蟹に、たっぷり詰まった蟹味噌はいつ登場するのかワクワク
していたら、やっぱり(毛蟹の)トリです!

ポルトガルのマデラ酒と合わせて、濃厚な蟹味噌の甘みをさらに引き立て
すでに解されたたっぷりの毛蟹の身と一緒に口に運べば、またうっとり。

あの大きな毛蟹を余すことなく、今まで食べたことのない味で堪能出来て
新しい発見がたくさんありました。

【第二幕:青森県産とげくり蟹】
"白味噌大根鍋 モエ・シャン仕立て"

いよいよここからが第二幕!毛蟹よりも旨みが詰まっているというとげくり蟹。
特に青森県で取れるとげくり蟹は、寒流と暖流が混ざり合う最高の漁場という
ことで最高に美味しい!と蟹好きには昔から有名なのだとか。

一品目は、そんなとげくり蟹の出汁を存分に味わえる白味噌仕立てのお鍋。
さらに味を締めるのは、モエ・シャンというからなんとも贅沢ー!

 まずは、蟹味噌を入れる前のお出汁をたっぷり吸った大根をいただき、
次にたっぷりの蟹味噌と身の入ったお汁を。王道だけど、蟹のコースでは
1回は食べたい蟹味噌の味を堪能できる逸品。

"新政 No.6 R−type "黎Rei"(秋田:新政酒造)"

言わずと知れた新政様。"秋田県産のお米を六号酵母で醸す"という新政ならではの
醸造方針で醸し続けられているNo.6。う〜ん、やっぱり美味しい!!

"第二幕:フカヒレスープ" 

贅沢な蟹の出汁とフカヒレのスープ この贅沢な共演がさらっと出てくる
コースがすごい。。。

さらに正面からは、イイ香り〜

"第二幕:黒トリュフうどん" 

あの香りの正体は、黒トリュフ!!しかも蟹の出汁のスープと稲庭うどんに
ちょい足しの贅沢 あっさりしたお出汁と喉越しの良い稲庭うどんに
黒トリュフのアクセントで只者ではない〆1
 
"第二幕:いくら雑炊 揉海苔"

いくら雑炊も料理長らしい小技が効いていて、とげくり蟹の出汁ベースに
チーズが入ってリゾットのような風味が面白い!揉海苔を加えて和の
アクセントも計算され尽くされてます。

"みむろ杉 ろまんシリーズ(奈良:今西酒造)" 

デザートと一緒に〆日本酒。今回、日本酒は料理長のオススメで
お願いしましたが、この日の料理を知り尽くした料理長のペアリングは
最高!の一言。みむろ杉は元々大好きなお酒ですが、今回のグラスは
日本酒好きな中田英寿さんデザインの日本酒用グラス。

陶器の優しい口当たりと香りを閉じ込める形状にキリッと冷えたお酒の
温度感が感じられるグラスでとても良かったです。

ちなみに"日本料理のペアリングといえば、日本酒"の概念もコース料理の
変化球と同じく、ワインのペアリングコースもあり。

日本料理=日本の味・お酒という固定概念に縛られず、今日のお料理を
個人の好きなお酒で合わせられますよ。という提案型なのもゲストファーストな
おもてなし。ワイン好きな友達は、ワインのペアリングをとっても気に入ってました。

そんなみむろ杉を味わいながら、香りにつられてみれば!!!

【第三幕:涼感余韻】
"香り結絆 2020夏" 

デザートには、酢橘のゼリーに白餡生クリーム寄せと濃厚な宮崎県産マンゴーに
丁寧に温められた黒トリュフを添えて。

グラスを炙り始めた料理長を見て、一体何が始まるんだろう??と
興味津々でしたが、温めてより香ばしくなった黒トリュフとねっとり
甘い完熟マンゴーの組み合わせは新しい!(組み合わせのよってはNGな果物も
あったそう。どこまでも研究熱心)

最後の最後まで、これまでどこかで食べたことがあるかも?なんて思う隙も
なかったコースのお料理の数々は、暫く外食出来てなかった私に久しぶりの
食の幸せを感じさせてくれました。特に「蟹の食べ比べ」コースがこんなことに
なるなんて!嬉しい驚きばかり。

3時間以上、ずーっとお料理だけでなくその技で楽しませてくれた料理長、
共に長年一緒にやられているという総括料理長(お若い!)。

仕事の会食はもちろん、お友達同士や家族利用はもちろん、両親や特別な日の
会食にも間違いないお店(いや、久しぶりだし…という大義名分で今回みたいな
ご褒美普段使いもあり!)

今後離れて住む家族との久しぶりの集合にも良し、とにかくワクワクさせてくれる
ライブキッチンは海外の方にも喜ばれるはず。お昼に提供されているこだわりの
朝ごはんのコースも気になる!

また季節を変えて訪れたくなるお店でした。頑張って働くぞー笑

  • 本わさび専用おろし板 鋼鮫(はがねざめ)

  • 伯楽星 純米吟醸(宮城:新澤酒造)

  • 鉄鍋焼き中

  • "第一幕:鉄鍋焼き 和風ブールブランソース"

  • "第一幕:鉄鍋焼き 和風ブールブランソース"

  • "第一幕:黄金揚げ カレー塩で"

  • よこやま 純米吟醸 SILVER 超辛7(長崎:重家酒造)

  • "第一幕:マデラ蟹味噌和え"

  • "第一幕:マデラ蟹味噌和え"

  • 【第二幕:青森県産とげくり蟹】"白味噌大根鍋 モエ・シャン仕立て"

  • 【第二幕:青森県産とげくり蟹】"白味噌大根鍋 モエ・シャン仕立て"

  • 新政 No.6 R−type "黎Rei" (秋田:新政酒造)

  • "第二幕:フカヒレスープ"

  • "第二幕:黒トリュフうどん"

  • "第二幕:いくら雑炊 揉海苔"

  • "みむろ杉 ろまんシリーズ(奈良:今西酒造)"

  • 【第三幕:涼感余韻】"香り結絆 2020夏"

  • 料理長と統括料理長

  • 北海道産の特大毛蟹と青森産のとげくり蟹

  • 北海道産の特大毛蟹と青森産のとげくり蟹

  • HENRIOT

  • "和製キャビア(MIYAZAKI CAVIAR 1983)"

  • "和製キャビア(MIYAZAKI CAVIAR 1983)"

  • 北海道産の特大毛蟹

  • 北海道産の特大毛蟹

  • "文佳人 春純吟(高知:アリサワ酒造)"

  • 第一幕【北海道産特大毛蟹】 "昆布出汁洗い氷締め"

2020/06/29 更新

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