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La Cime | Osaka, Japan 大阪「ラ・シーム」 2020年度アジアのベストレストラン50で第10位にランクインする、イノベーティブなフランス料理レストラン。同時に、高田シェフはシェフズチョイス賞を獲得した。 ミシュランでも二つ星に輝く高級店ではあるが、高級食材の目白押しではない。日本固有の食材、特にその中でもシェフの出身地である奄美大島の食材に光を当て、違和感のない形で各皿に取り入れている。日本人にとっても馴染みが薄い食材が多いので、新鮮に感じる。 一品一品が緻密に構築されており、技術の高さは一目瞭然。更に、伝統的フランス料理にはない温度のコントラストを巧みに取り入れてコースの流れに変化をつけているのも見事。 大阪、ひいては関西のレストランシーンを牽引するリーダーとして、今後益々注目を集めるであろう一軒。 2020年2月 ブーダンドック ブーダン・ノワールを竹炭で色付けした生地で包んだもの。中が熱々の状態で供される。生地のふんわり、サクサクした食感にムラがなく、秀逸。 百合根のムース、ヨーグルトのコーティング、香川県産オリーブオイル エアリーなムースは均一に仕上げられていて、精密細工のよう。この食感を作り出す技術が素晴らしい。 鰹出汁風味の宮古島産宮古ぜんまい、鰹出汁風味のタルト 宮古ぜんまいの強い個性を、鰹出汁の旨味が包みこむ。 蕗の薹のフラン、アオサ海苔、ウニ + アボカドのペースト、春巻きの生地、蕗の薹のパウダー フランの途中で春巻きを食べる趣向。蕗の薹の苦味を挟むことで、ウニの甘味が一層際立つ。 南瓜のミルフィーユ、南瓜のピュレ、和芥子のクリーム 黄金イクラ(山女の卵)、仏手柑 新玉葱のエキス、奄美大島産花良治みかんの香り + 蕎麦粉のガレット、五島列島産鮪のたたき、オカヒジキ、蕎麦がき + 藁で炙った鮪、新玉葱のスライスとピュレ 新玉葱のエキスは、濃厚な出汁を使っているかと思うほど甘く、旨味が感じられる。鮪にも新玉葱のスライスが添えられているが、硫化アリル臭は強くなく、鮪とバランスが良い。個人的に、鮨以外で鮪を食べたいと思うことはあまりないが、こちらは感銘を受けた。 北海道産鱈の味噌漬け、アンディーブ、酒粕の泡のソース 鱈と酒粕という斬新な組み合わせだが、これが素晴らしい。鱈自体、単体ではそれほど美味しい魚ではないが、アンディーブの仄かな苦味と酒粕の豊かな風味に支えられ、立派な料理に仕上がっている。 クレソンとコシャクのソテー、富山産白海老のフリット、山椒のソース かき揚げのようにしてカリカリに揚げた白海老の香ばしさと油分に、山菜と山椒のソースを対置した一品。 沼津産金目鯛、キャベツ、葉玉葱、玉葱のピュレ、ディル、魚のエキスとスパイスのソース 薄くカリカリに焼き上げられた金目鯛の皮が香ばしい。甘いキャベツや玉葱との相性も良い。 奄美大島産島豚、菜の花、明日葉、ジュのソース 身は水分を湛え、プリプリとしている。皮は噛み締めるとバリバリと音を立てて崩れるくらい、力強い。旨味と甘味が豊か。 奄美大島産ソテツの実のパウダーを練り込んだ麺、島豚の軟骨のエキスと鹿児島産キビナゴの魚醤のスープ、福岡 合馬産竹の子、鮑、花良治みかんの胡椒 砂糖のチップ、ミキ(米を使った伝統的な乳酸発酵飲料)のムース、八朔のゼリー、春菊のソース 春菊が優しく香る。 みかんのラビオリ、鹿児島産紅茶のスープ、オレンジ風味 フリーズドライのみかん、みかんのアイスクリーム みかんを使った温かいデザートと冷たいデザートを交互に口に含み、温度のコントラストを楽しむ。甘味を紅茶が切ってくれるので、しつこくならない。 サネン茶 ホワイトチョコレート、ミックスジュース タルトタタン 林檎のソテー、シナモンの香りのクリーム。 温かいチョコレートのクリーム、シュー生地
2020/02訪問
1回
The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店
食べログ 焼肉 WEST 百名店 2023 選出店
津久野/焼肉、ホルモン
肉の仕入れ、仕事、ホスピタリティが織りなす唯一無二の世界
2017/02訪問
1回
Kashiwaya Osaka Senriyama| Osaka, Japan 大阪「柏屋 大阪 千里山」 大阪でミシュラン三つ星を獲得する、名料亭。 B級グルメで有名な大阪にあって、ファインダイニングを盛り上げたいという趣旨で、大阪商工会議所にご招待いただいた。 普段、割烹には頻繁に行く機会があるが、料亭となると3年に一度程度で、縁が薄い。敷居の高さを感じることもあるが、訪れてみると、改めてその素晴らしさに気付く。 建物の中に一歩入ると、空間や設えから料理が盛り付けられる器まで、料理を取り巻く要素の全てが調和し、統合された体験を作り出している。近年、劇場型レストランと呼ばれる店が世界で登場しているが、その原点は料亭にあるのではないかとすら思う。 二十四節気に基づく料理は、春分から清明に移り変わるダイナミックな季節感を豊かに表現している。走りや旬の食材をシンプルに生かした料理から、料亭ならではの趣向を凝らした料理まで、飽きさせない。 特に印象に残ったのが、関東風桜餅に見立てた麩の焼き。見目麗しく、心を奪われる。伊勢海老の殻盛りも、華やかでこの季節にぴったり。締めのご飯は、筍と鮑を一緒に盛り込むという豪華な一品。力強い締めくくりとなり、大満足。 2020年3月 献立 《春分〜晴明 》 先付 車海老 花山葵 独活 黄身酢 山葵加減酢 木の芽 替 麩の焼き 桜餅見立て 浅蜊 ホワイトアスパラ 田楽味噌 桜花 桜葉 煮物椀 帆立入りこのこ真蒸 筍 椎茸 春蘭 木の芽 造里 鯛松皮造り昆布〆 横輪 烏賊 蕨 三色花弁 紅蓼 山葵 松前醤油 ポン酢 葱おろし 八寸 伊勢海老殼盛り ・黄身酢 こしあぶら ・うるい蕗の薹和え 松前醤油 ・酒盗だれ かんずり 花独活 串打ち 菜の花海苔巻き 車海老黄身寿司 厚焼 蛍烏賊 辛子酢味噌 一寸豆 焼物 筍花山椒焼き 若布 豌豆 強肴 桜鱒塩焼き 人参真蒸 たらの芽 花弁独活 長芋入りおろし酢 鉢物 桜海老飛竜頭 蕗 茗荷竹 木の芽 御飯 鮑と筍の御飯 木の芽 汁 田舎味噌仕立て豆腐 三つ葉 水物 春尽のみつ豆 苺 文旦 アンデスメロン 蓬麩 ひよこ豆 はちみつの蜜 菓子 桜きんとん
2020/03訪問
1回
Yakiniku Kappa Kajioka | Toyonaka, Osaka 大阪 豊中「焼肉 かっぱ梶岡」 豊中の住宅街で40年以上続く、知る人ぞ知る老舗焼肉店。ご夫婦で営む家庭的な雰囲気のお店は、近所の学生さんなど常連がひっきりなしに訪れ、地域に密着して愛されている様が伝わってくる。 そんなカジュアルな店ではあるが、肉の仕入れは本格的。タンもハラミもまるごと一本仕入れ、注文すると目の前で切り分けてくれる。 個人的に一番気に入ったのが、ミノ。小振りだが、風味も食感も素晴らしかった。 2020年2月 タンモト タンシタ タンシタ 厚めのカット。 ミノ オリーブオイルで頂く。 ハラミ 胴の部分と頭の部分の盛り合わせ。 サガリ