yasukawaさんが投稿したビストロ ヒルマン(静岡/第一通り)の口コミ詳細

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ビストロ ヒルマン第一通り、遠州病院、新浜松/ビストロ

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 3.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2016/03 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP3.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

バイカーのフレンチ、「ヒルマン」復活。シェフとお客のコミュニケーションがメニュー

お店が移動したと聞いていたフレンチのお店「ヒルマン」に行ってきました!

移転先はヒルマン2号店「ビストロ2e(ドゥジエム)」のあった高架下です。
ヒルマンに関連した人たちはバイク好きでもあるのですが、そんな関係性から、浜松に進出したドゥカティの店長さんになったそうです。
ヒルマンのあった場所は、本屋コオロギと一緒になっていたのですが、「あらかたやりつくしたところで実際に店に立ちたくなった」とのことで、ドゥジエムの方を「ヒルマン」に改めてシェフとして立ち始めたとのお話でした。
いずれにせよ、佐藤シェフのフレンチがまた食べられるのは嬉しいですね!

まずは烏龍茶(ホット)。ちゃんと茶葉から入れてくれる本物志向のものです。

お酒も。

「銀河高原ビール」。ドイツビールに近いのだそうです。

まずは、水牛のチーズ。
滑らかで臭みがなく、チーズが苦手な僕でも美味しく食べられます。
これ食べながらお酒呑めたら幸せですね。

お手拭きが、僕好み。

ヒルマンですが、いわずとしれたフレンチのお店。
しかし、メニュー表は存在しません。

基本的に、その日仕入れた美味しい食材や自分の好きな料理をやりとりしながら、お客さんとシェフのコミュニケーケーションをとりながら料理が出てくることになります。

なので、注文する前も後も自分が注文した料理がいくらなのかとか素人には全然わからないんですよね。
しかし安心、フレンチ初心者でも例えば「5,000円くらいで」と予算をお伝えすれば、その中で上手にメニューを組んでくれます。花束とかと一緒ですね。

ちなみに僕は、支払い時に確認したところ、4万円でした。(食べすぎ・・・)
では、その内容を見ていきましょう。

まずはバターでしたが、その内容は先日の記事に書いた通り。

■【塗ってる場合じゃない】ボルディエ(LeBeurreBordier)の高級バターを食べ比べ!
http://yasukawa.hamazo.tv/e6743659.html

シャルキュトリー。
豚肉のテリーヌみたいな感じでした。

バゲット。
ここのお店は「Baguette(バゲット)」さんから仕入れるものだそうです。
皮がパリパリと硬くて、塩っぽくなくていいんですよね。

料理に合うお酒もいただきます。

まずは白ワイン。

これらを使って調理しますね、まずは食材を見せていただきました。
いずれも立派で、期待が膨らみます!

この貝はお刺身でも美味しいから、とまずスライスしたものを出してもらいました。
コリアンダーで香りづけされていますが、甘みを感じられて美味しい。

店内に美味しそうなトマトがあったので、それを所望。スライスしただけで出してもらいました。
果物のように甘い。

塩は前は、沖縄の塩「ぬちまーす」が美味しいと聞いていたのですが、今はこの「ちきゅうの雫」というのが良いそうです。
なんと、2年半もの間、天日で熟成させて作るのだそうです。凄すぎる…。

シャンパンのロゼも。

先程の貝をグラタン風に。
少しカレーが入っていてスパイシー。
貝殻をお皿にしてくれるのも、特別感があっていいですね。

魚料理は、こんな感じ。
ちょっと骨をとるのが面倒ですが、柔らかい部分とパリパリな部分の両方を楽しめていいですね。

ヒルマンの時からの名物、レモネードを作るレモンを見せていただきました。
素人ですが、これだけ見ても立派で美味しそう。
こういう風にディスプレイで見せてくれるっていいですね。

で、これが熟成させたレモネード。

さっき準備したばかりだけど、と漬けこんだばかりのレモンも見せてくれました。
フレッシュなレモネードが好きな人は、こちらを飲むこともできるのだそうです。

僕は当然、この店ならではの熟成レモネード。
砂糖を使っておらず、蜂蜜を使って甘みをだしています。
熟成されているので酸っぱさがなく、甘いです。
フレッシュなレモネードを想像していると、全くの別物といってもいいですね。

佐藤シェフのご厚意で、「ただ熟成レモネードを飲んでもつまらないと思うからフレッシュなものと比べてみて」と、漬けこんだばかりのほうもいただきました。
フレッシュな方は刺激的な酸っぱさがあり、やっぱり全然別物です。比べてみるとよく分かります。
ただフレッシュな方も、これはこれで美味しいですね!

この日は平日の夜でお客さんが居ないタイミングを見計らって、ご厚意でワンコも店内に入れていただきました。
本当は店の外にテラス席があるので、そちらでワンコと一緒に食事をと思ったのですが、対応に感謝です。
他のお客さんがいたら無理だとは思うのですが、こういう風にワンコも家族として扱ってくれるのは人間的にも魅力的で嬉しいですね。ワンコも大人しくしてくれていて大助かりです。

メインのお肉。フォアグラです。
乾燥ものではなくフレッシュフォアグラなので、これ高いですね。

お肉のほうは、天竜川の鹿のジビエ。
天竜って野鹿がいるんですね。
有名なプロの漁師さんがいて、そこで仕入れるのだそうです。
野性的な味と言うか、エネルギーを感じますね。

地元のジビエって、かなり魅力的。
季節や土地を感じます。

パスタが欲しい、と注文して作ってもらったのは、牛ほほ肉のラグー。
こちらもお肉感というか、繊細でワイルドな味付けです。

自由なめにぃーといっても、実はスパゲッティ系はお店で出してないのだそうです。
たまたま用意していたものがあったそうなので、それを調理していただきました。

焼きチーズカレー(風)。
僕の勝手なヒルマンの勝手なイメージは、「サーモンのポーピエット」と「焼きチーズカレー」。
今回も注文したのですが、残念ながら両方とも現在はメニューとして出してないそうです。

ポーピエットの方は、今回は食材であるサーモンそのものが用意できてないので断念。
焼きカレーの方は、急遽、まかない用の食材を使って作っていただきました。
お米とかも店に置いてないので、自分たち用のを出してくださったみたい。

「カレーっぽい料理になって申し訳ない」と恐縮されていましたが、僕にとっては、昔の食べた美味しいヒルマンの味でした。
味って不思議に記憶に残っていて、食べた瞬間に「あぁ、これこれ」とフラッシュバックする感じがすごかったです。

デザートには、フレンチトースト。
フレンチトーストも美味しいけど、この周りの紅ほっぺもめちゃくちゃ甘くて美味しかった!
前回食べた時もそうだけど、良い苺を仕入れてきますね。

食材に関しては、地元のものを使うというポリシーでは無く、土地にこだわらずに、その時に美味しい全国の物を使うというポリシーなのだそうです。

最後にコーヒーを飲んで、おしまい。
充実した、良いディナーでした。
いろいろ話を聞けて面白かったし。

店内のフィギュアとかディスプレイが、バイクに関連しているものが多く、バイク好きはぜひ行ってほしいです。


旧店舗の情報
http://yasukawa.hamazo.tv/e4740409.html

移転前の情報
http://yasukawa.hamazo.tv/e4244342.html

2016/04/26 更新

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