6回
2020/10 訪問
唎き松茸・・。
2020年10月上旬 再訪。
写真を8枚追加しました・・。
北嶋親方から、秋田産の松茸が入ったので如何ですか?と連絡をいただき伺いました・・。
今年は松茸の当たり年で全国的に豊作らしいですね・・。
ちょうど岩手産、青森産、信州産も入ったとの事だったので、人生初の唎き松茸をしてみました・・。
写真を見てください・・壮観でしょ・・(^_^;)
個体差なのか地域差なのか、一本ずつだったので判別できませんでしたが、全て味の特徴が違うんですよね・・。
ちなみに秋田産は味が濃く、青森産は薄め、岩手がその中間で、信州産には松茸特有の高貴な風味を感じました・・。
どのみちなかなか体験出来ないことをさせていただきました・・ご馳走様・・。
2020/10/13 更新
2020/06 訪問
職人のプライド。
2020年6月上旬 再訪。
「みはからいコース」の写真17枚を追加しました。
天ぷら屋とか蕎麦屋にいくと、たまーにカルキ臭いというか漂白剤っぽい味がするキス天が出てきたことはありませんか・・?
他の食材がどんなに美味くても、コースの中でアレ(通称カルキスというらしい)が一つ出て来るだけで、一気に興醒めすることが何度もあったんですが・・アレって別に職人が魚を漂白したり洗い忘れたりしてるわけじゃなく、キスの棲んでる海域(餌)によって自然とそーいう味になるのが居るらしいんですよね・・。
そーいうのを事前に排除したり、より状態の良い魚を確保するために、北嶋親方は最近市場ではなく信頼に足る漁師を独自に見つけ、そこから直接魚を買い受けるようにしているそうです・・。
秋田でそこまでやってる職人って、なかなか居ないと思うんですよね・・。
今回は珍しい食材である50年物のツルニンジンの天婦羅が印象的でした・・。
ご馳走様・・。
2020/06/04 更新
2020/02 訪問
良い天ぷら屋です・・。
2020年2月中旬 再訪。
写真を6枚追加しました・・。
最近は兄ちゃんの店(天ぷら醍醐)にばかり伺ってましたが、昨晩は久々に弟さんのお店へ・・。
当日夕方直前予約ということもあり、カウンター席は満杯で入れず、ひとつだけだけ空いていた小上がりに通されました・・。
天ぷら専門店で鍋から離れた個室ってのは、料理の特質上ちょっと厳しい感じもしますが、此方のお店のスタッフは非常によく教育されていて、僕が目線をちょっと上げただけで要望に気付いてくれるので、親方と離れて座っているというストレスを微塵も感じさせません・・。
今回は今が旬のダダミ(真鱈の白子)や、走りのバッケ(フキノトウ)が絶品でした・・。
「秋田てんぷら みかわ」は四年前の開店日当日に伺ってるんですが・・看板が看板なんで、あれから秋田県内外の清濁併せたいろんなお客さんに揉まれたんでしょう・・。
客の好みを掴んだ微妙な揚げ具合も、酒のチョイスも接客も、益々進化してるように思いました・・。
ご馳走様でした・・。
2020/02/15 更新
2018/01 訪問
一白水成 × てんぷらみかわ。
2018年1月下旬 再訪・・。
写真を10枚追加しました・・。
現在、秋田のみならず全国の日本酒ブームを牽引しているといっても過言では無い
若手?酒蔵集団「NEXT5(新政、白瀑、ゆきの美人、一白水成、春霞)」が、
同日同時刻一斉に秋田の一流処と言われているレストランとコラボ&ペアリングをするという
企画に参加してきました・・。
僕の体が五つあるなら全部を体験してみたかったんですが、そーいうわけにも行かないので
迷った挙句、今回は「てんぷらみかわ×一白水成」へ・・。
よくこーいう会に参加しても、実際料理が酒に勝ったり、その逆だったりと
現実的に1+1が3になるようなペアリングの会ってのは、
あんまりお目にかかったことが無いんですが、今回は違いました・・。
一白水成の渡邊社長(写真参照)が直々に説明及びサーヴする希少酒と、
日本酒を熟知し、東北でもトップクラスの感性を持つ天麩羅職人北嶋親方のコンビは絶妙で、
西洋料理(withワイン)じゃなくても、ペアリングって出来るんだなって事を改めて感じました。
なかなかこーいう機会に巡り合う事って、無いんじゃないでしょうか・・。
当日の参加者は幸せ者ですね・・。
それにしても・・こーやって全国的にも抜群の知名度を誇るNEXT5の面々が、
東北随一の食都(僕調べ)の実力があるにも関わらず、宣伝下手で未だ知られていない
地元秋田の飲食店とコラボし、その良さを発信することによって得る相乗効果って
数字では計り知れないものがあると思います・・。
同じ秋田県人として、ありがたい事だなと思いながら天麩羅を食べていました・・。
2018/01/30 更新
2015/10 訪問
名店「みかわ」の唯一の暖簾分け店・・。
2015年10月下旬 再訪・・。
写真を6枚追加しました・・。
前回は、開店祝いに東京から応援に駆け付けた親方の親方(天麩羅界の人間国宝級 早乙女哲哉)が
揚げてくれてたので、今回が独立して初めて北嶋親方に揚げてもらう事になります・・。
九州の車海老二種、バチコ、松茸と、食材によって揚げの強弱が明確で絶妙・・。
「みかわ」の看板に相応しい天麩羅だなあと感じました・・。
点数を上げておきます・・。
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僕が東北一だと思ってる天麩羅屋「醍醐」の親方の弟さんが、修行先だった「てんぷら みかわ」
から暖簾分けしてもらい、すずらん通り(すし匠跡地)に新店をオープンさせるという話を
聞きつけて昨晩お邪魔してきました・・。
江戸前天麩羅には三大流派(みかわ系・山の上系・天一系)があってその一つの「みかわ」
から正式に暖簾分けされたお店は、たぶん全国でもココしかないはずです・・。
オープン初日という事で流派の総帥であり「日本一の天麩羅職人」の誉れ高い、早乙女親方が
東京から応援に駆け付けてくれてたようで、僕らも直々に揚げてもらうことが出来ました・・。
醍醐もそうなんですが、秋田にこーいうレベルの高い天麩羅屋が増えるって・・揚げ物マニアの
僕からしてみたら嬉しい限りです・・。
2015/11/02 更新
2021年3月上旬 再訪。
写真を10枚追加しました・・。
僕は今まで秋田県内の飲食店レビューを516件書いています・・。
当然もっとたくさんの店にお邪魔してはいるんですが・・どう慮ってもちょっと良い事は書けそうもないなぁと思う店は載せてないので、この516件は全て僕のお勧めになります・・。
その中でも特にというか、全国に誇れる秋田の宝とも言うべき店は5点満点を付けています・・。
過去には「日本料理たかむら」「すし匠」「エッフェ」「心粋厨房 獬」「匠」「スシュ」「炭火焼肉久」の7店を挙げてたんですが、今回此方のお店も加わりました・・。
僕も揚げ物マニアなもんで、ここ30年かなりの天婦羅屋を食べ歩いて来たつもりですが、東北で北嶋大地さんと彼の兄である北嶋正一さん(天ぷら醍醐)に敵う揚げ手には未だ巡り合えてません・・。
今回は秋田県にかほ市産の良い型の本ズワイ蟹が入ったと北嶋親方から連絡をいただき、友人達と伺いました・・。
ここに来ると、店のホスピタリティこそ最高のご馳走なんだという事がよく判ります・・。
秋田のレストランが全国的にみても評価が高いのは、そこあたりへんの事をしっかり認識している店が多いからなんじゃないでしょうか・・。