串36さんのマイ★ベストレストラン 2015

串36のレストランガイド

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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基本的に、焼鳥・蕎麦・鰻・寿司・・・に偏ったランキングになりますが、これは私の食性です。今年もいろんなお店にお世話になりました。美味しいお食事と空間を提供いただいた数多なるお店に心から感謝申し上げます。
さて、和食に偏った食性を持つ者ではありますが、2015年の衝撃的な出会いは、RAKUDASTORE様でした。類稀なるコンセプト、期待を裏切ることのないお料理、居心地の良い落ち着いた上品な空間、スタッフの温かい心配りあふれる接客サービス。私にとっては文句なく2015年№1の良店でございました。来年度以降も末永くよろしくお願い申し上げます。

高額なお店が必ずしも良店ではないことを身をもって知った年でもありました。高いモノ=万人が旨いと感じるモノとは限りません。人の味覚は人それぞれ。ファンが多いお店が必ずしも自分にとって良いお店ではありません。来年以降も、自分の感性と舌を信じて、新たな出会いを求め、また、微力ながら、良いお店には健全な経営を続けていってもらう一助になればと可能な限り通わせていただきます。

マイ★ベストレストラン

1位

RAKUDA STORE (宮崎 / 居酒屋、バー、創作料理)

3回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2017/05訪問 2017/05/05

路地裏に潜む銘店。味・雰囲気・コンセプト、どれをとっても素晴らしい。

2016/03再訪。

ゼロ次会です。ずいぶんと久しぶりです。
実は年が明けてから、4~5回ほど訪問したのですが、
満席だったり貸切だったりでなかなか。
繁盛するのは良いことです。

今回も4種盛りと赤ワインで軽くゼロ次会。
美味しくいただきました。
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2015/11再訪。

今宵は新たなる境地を開拓すべく、海鮮モノのメニューをいくつか。
当然、ワインは白をお願いします。

ソフトシェルシュリンプと塩サバをチョイス。
先に、シュリンプが運ばれてまいります。
頭ごと&殻ごとバリバリといただけます。
スモークがキレイに入っており、旨いです。

そして、同席した友人が絶賛したのが、塩サバ。
美しい飴色にスモークされた塩サバです。
和食チックなテイストではありますが、しっかりとスモークされており、
その香ばしさといったら、あなた。
ワインにももちろん合いますが、白いご飯にもバッチリでしょう。

今回はちと飲み過ぎました^^。
3人で、ビール3本とワイン3本…美味しかったです。ありがとうございました。
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2015/9再訪。
いつも単独で訪問するのですが、今回は仲間5名でおねがいしました。
初ボックス席です。
単独だとどうしてもオーダーに偏りも出るし、
何より料理をシェアすることができないので、大皿はオーダーできません。
そういう意味では、グループで訪問したことによるメリットが大いにありました。

まずは、ワイン。
私はアルコールはブランデー以外は、
ラムも高粱酒もグラッパも他の全ての酒も大好きです。
ワインももちろん大好きなのですが、だがしかし。
ワインは、産地やブドウ品種や規格が複雑すぎて、銘柄には明るくないです。
せいぜい、ボルドーなのかブルゴーニュなのか…
ドイツなのかフランスなのチリなのかスペインなのか…
カヴェルネなのかメルローなのかガメイなのかシラーなのか…
シャルドネなのかセミヨンなのかムスカデなのかリースリングなのか…
その程度のことしか知りません。

なので、ボトルワインを選ぶときにも、ママさんにお手伝いいただき、
「サンジョヴェーゼ(キャンティの品種がコレだった)で旨いヤツ!」
…というワガママを言ってお勧めを選んでいただきました。
単独でボトル1本はムリなので、やっぱりこういう時にグループはいいです。

そして、初めていただいた、ポテトサラダ。
バゲットに贅沢に乗っけて頬張って噛みしめてみます。
家庭的な味わいながらも、何か他に味が隠してあるかのような旨さです。
バゲットと一緒に供されることもいいですね。
噛みしめることによって、ポテトの味わいが深まります。

やっぱり、ここは…良いです。好き。

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2015/8再訪。
なかなか訪れる機会に巡り合えませんでしたが、やっぱりここはいい。
ここでしか出会えないお料理が多すぎます。

今回は、たまごの燻製をオーダー。
ワインとたまご料理は、オムレツにしろスクランブルエッグにしろ、
どんな調理法にしてもワインとは絶対に合わないものの一つだと認識しておりました。
ワインに合うんですかね・・・?とお尋ねしてみたところ、
割と何にでも合いますよ。とのお返事。
ならば、試してみる価値があります。

頂戴したのは、中身とろとろの半熟燻製たまご。
半熟ですが、黄身はいい具合に熱が入っているようで、適当な粘度の半熟です
真っ二つに割ってあります。
おそるおそる・・・赤ワインと合わせてみましたが、スモーキーフレーバのおかげか、
確かに「合わなくもない」感じです。
たまご自体はほんのりと香ばしい香りが立ち、黄身のうま味がガツンとくる美味しさ。
たしかに旨い。ワインに合わなくもない・・・でもやっぱりチーズや肉のほうが合うかな・・・
貴重な経験をいたしました。

また、今回の訪問ではコスパの良好さを再認識。
燻製チーズは350円という安さですが、1人ではもてあますほどの盛りの良さです。
この価格なら、半分量でも十分に納得するお料理。
まことによろしいです。

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連休初日。ふらりと独りで街に出ました。
そのまま夕方になりましたので、どこかで軽く一杯やって帰ろうと思い、
哲心で蕎麦を手繰ろうか、蛮風で焼きトンをつまもうか…と迷っていたところ、
シンプルながらも趣のある風情のお店を発見。
入り口ドアの覗き窓からのぞいてみると、カウンターが見えます。
カウンターがあるなら単独でもイケるはず!と、意を決して突入です。

ドアを開けると、ふわーっと燻製のスモーキーフレーバーが匂います。
左手にはワインのボトルがたくさん並んでいます。
左手に4人掛けのテーブル席が2つ。右手は軽く仕切られており、プライベートな空間で、
ここにもテーブルがいくつかあります。
その最奥にカウンター。5~6席でしょうか。
厨房はサラシですが、間口はそう広くはありません。
調度品も落ち着いた雰囲気で、BGMも心地よいです。
これはなかなか落ち着いた良店です。
おそらくご夫婦で切り盛りしていらっしゃるのだと思います(違ってたらごめんなさい)。
ホールを奥さんが、厨房をご主人がご担当です。
その他にはスタッフさんはいらっしゃいません。

入る時から燻製メニューを確認しておりましたし、店内のスモーキーな香りから想像しておりましたが、
メニューはスモーク&スモークです。
ドリンクを何にしようかと思案しておりましたら、「燻製ビール」の文字が。
液体を燻煙できるはずもなく、聞いてみると、燻煙麦芽を使ったビールだそうです。
では、それをお願いします。
で、壁のメニューを見ると、「燻製ビールセット¥1,500」なるものを見つけました。
とりあえず、それをお願いします。

まずは燻製ビール。
見た目は普通のビールっぽいですが、麦芽の香りが強くて香ばしい美味しさ。
どちらかというと、スタウトのような風味です。
セットメニューの燻製4点盛りは、チーズ・砂肝・ベーコン・鴨肉。
これにレモンとマスタード、オリーブオイルが付いています。
どれも標準以上の美味しさです。
特に砂肝。これは非常に美味しいです。ビールがすすみます。

その他のメニューを見て少々驚いたのは、日本酒があること。
燻製は煙で燻すわけで、強い香りが特徴です。
そのため、繊細な味わいの日本酒がどこまで通用するのか疑問ですが、
これは試してみる価値がありそうです…が、次回のお楽しみということに。

途中でハウスワインの赤をいただき、追加で何か…と思いましたが、
時間的にケツカッチンだったこともあり、お会計していただきました。

お味も雰囲気も優れたお店ですが、私的に素晴らしいと感じたのは、コンセプト。
燻製というある意味特殊な調理法を主軸に据えた展開は宮崎では珍しく、
また、画期的なコンセプトだと思います。
こういうお店を、宮崎は無くしてはいけません。
そのためにも、ご主人には日々精進して頂きたいし、
私も、またご訪問させていただこうと思います。
とても良いお店を見つけました。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
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2位

新宿うな鐵 (西武新宿、新宿西口、新宿三丁目 / うなぎ)

1回

  • 昼の点数: 3.7

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥3,000~¥3,999

2015/09訪問 2015/09/24

新宿のど真ん中で地焼きのうなぎを喰らふ。

羽田から新宿に移動。
明日は会津に直行なので、今日1日で東京の気になるお店を堪能します。
で。
まずは、うなぎ串焼き。
全国あらゆる地域にあって、うなぎを串焼きで楽しめるのは東京だけではないでしょうか。
うなぎっ食いにはたまらない環境です。

さっそく、訪問。
お昼の開店直後の状態です。
入って左手にカウンター6席程度。その奥にテーブル3っつ。
厨房の奥はお座敷でしょうか。階段があったような気がします。
先客は無し。サラシの厨房では仕込みの白焼きが準備されております。
カウンターをお借りして、ホールのお姉さんにお声をかけます。
お姉さん…さすが歌舞伎町。
20代前半のうら若く美しいお姉さん(バイト?)ですが、お化粧が濃く…派手です^^;
ただ、接客はさすがに大都会の行き届いたレベル。
気持ちよくオーダーを受けてくださいます。

まずはビール。それと、カブト・ヒレ・短尺・バラ・くりからをお願いします。
ビールがとお通しが登場し、最初にカブトと短尺が焼き上がり。
中野の川二郎に「エリ」という部位がありますが、
これは、首の付け根から目の後ろまでの部分です。
羊肉のようなこってりとした味わいで旨いのですが、こちらのカブト。
その一歩上を行くものでした。
ゴツゴツした歯触り、しかし全く触らない柔らかさ…
香ばしさの中に肉の旨みがガッツンとくる旨さ。
エリに近い部分ですが、ちょっと味わいが異なります。
何と表現すればいいでしょうか。本当に旨いです。
短尺は、地焼きの短冊串。
九州の甘めのタレではなく、関東の辛口のタレと相まって、これもまた旨い。
東京にありながら、江戸焼き(白焼き→蒸し→本焼き)ではなく、
串焼きは短尺といえども地焼き(白焼き→本焼き)です。
皮がパリッパリで肉はふっくら。

次に、ヒレ・バラ・くりからが登場。ここでお酒にスイッチします。
ヒレは…美味しいのですが個人的には川二郎のほうがニラが突出していない分好きです。
ニラが自己主張しすぎな感じがします。
旨いですけどね。
うなぎはトロトロの柔かさ。このあたりはさすがです。
バラも、骨のザラザラ感が川二郎よりも気持ち弱め。
ですが、さすがに旨いです。

お酒をひとつ干したところで、お会計をお願いします。
たいへん美味しくいただきました。ありがとうございました。

今日は、うなぎと蕎麦と焼鳥のハシゴをする予定ですので、食い過ぎは禁物。
また、東京のうなぎ・寿司・蕎麦のお店での長居は無粋です。
サッと軽くひっかけて、さあ!次のお店に参りましょう!

次は浅草です。れっつご!

  • (説明なし)

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3位

蕎麦處 しみず (宮崎 / そば)

1回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 2.3
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥4,000~¥4,999

2015/11訪問 2015/12/17

全国レベルの蕎麦屋です。

秋新の新蕎麦が出たら、毎年、土曜日の昼下がりに訪問します。
もちろん、公共交通機関を使って。
そうでないと、蕎麦前が味わえないので。

店構えは、非常にシンプルで、
気を付けていないと通り過ごしてしまいそうです。
店内は、大振りの相席用テーブルと、2人掛けが2卓、
小さな小上がりが1つ。
苦言というわけではないですが、カウンターがあればいいのに、と。
そこだけが残念なんだなぁ。

さて、蕎麦前ですが、
いつもその日の気分によって注文させていただきます。
今回は、浦霞の大きいほうと、鴨抜き、雲丹蕎麦。
いや~、静寂な空間で、しかも昼間っから御酒をいただけるなんて、
なんという贅沢な気分。

しかし、ここは蕎麦屋。長居は無粋。
二杯目を欲しがる気持ちを抑えて、生粉打ちセイロをお願いします。

このお店の特徴とも言えるでしょうが、他店の本格的蕎麦屋と比べて、
盛りがけっこうイイんですよね。
どうかすると、2枚ほど平らげるようなお店もありますが、
結構な分量です。

蕎麦の味は、言うに及ばず。
宮崎随一であることは間違いないうえに、
これ、断言しますけど、全国レベルです。

また来年の新蕎麦の季節が楽しみ。
というか、季節に限らず、
時間が空いた昼下がりに、ふらりと立ち寄ると思います。

今後ともよろしくお願いします。

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4位

寿司添 (宮崎 / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 3.8

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2016/08訪問 2017/01/05

CP抜群の寿司。握りの美しさも特筆ものです。

2016/05、再訪。
集団宴会の一次会から離れて、単独二次会。久しぶりのカウンターです。
いつもの、三千盛を冷やで。
肴は、アユのうるか。
このうるかが。まあ旨いこと。
白子が多めの手作り感満載のうるかです。
工場生産の瓶詰などでは絶対に出ないだろう生うるかの風味が素晴らしい。

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2016/04、再訪。
コース料理です。
焼き物が季節ごとに違ってきます。
夏は鮎、秋は秋刀魚が多いのですが、今回は春。
登場したのは、細魚の一夜干しでした。
軽い干しあがりで、カリっと香ばしく焼きあがっております。
日本酒に合います。美味しいです。

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2015/08、再訪。
娘の帰省に合わせて、家族での食事をこちらでお願いするのが通例になりました。
単独カウンターは前まんべんなく何度かありますが、
コースでお願いするお料理は家族での訪問時のみです。

今回は特に!特に!と・く・に!握りが非っ常ぉ~~~に良かった。
それだけ取れば、光洋の寿司に全く劣らないものでした。
旨かったです。ごちそうさまでした。

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2014/08、再訪。
寿司好きの娘にせがまれて、お座敷をお借りしました。

単独または同僚数名なら迷わずカウンターなのですが、
今回は座敷。
その都度オーダーを出すのもどうかなーということで、
2500円設定のコースをお願いします。

単品でオーダーすれば5000円ほどではないでしょうか。
お造り盛合せ
鮎の塩焼き
天ぷら盛合せ
とっくり蒸し(こちらのお店の看板メニュー)
握り5カン
・・・あと何か忘れた・・・
満足です。

特に、とっくり蒸し。
大振りのとっくりが3段に分れており、とろろの蒸し物。
これを、出汁あんでいただきます。
私、このお料理は初めてでしたが、ダシの上品な味わいととろろのマッチングが素晴らしい。
もっと早い段階で経験しておくべきでした。
和食にウルさい我が嫁と娘の感想は、「感動」。
いい夜を過ごさせていただきました。

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2014/05、再訪。
宴会上がりの独り寿司です。

今回は、土曜日の夜ということで、少し込み合っておりました。
今回はもともと、お寿司をいただくのが主眼でしたので、
お酒をお願いして、特上をお願いします。

特上寿司は2,500円。
赤出汁もつきますし、中トロ・さいまき・ウニ・イクラも入っております。
握りの美しさは前回の訪問で認識しておりますが、
今回もまた、上々の出来栄え。
当然ながら、味も申し分なしです。
恐るべきCPの良さです。

また、感心したことがもう一点。
こちら、全席喫煙可なようですが、私、タバコの臭いがまるで駄目。
そんなところに、握りを楽しんでいるすぐ横で、
お客のオジサンがタバコをふかしはじめました。
ああ、イヤだなぁ・・・と思っていると、煙が流れてきません。
空調換気がうまくいっているのでしょうか。気にならない程度で済みました。
本当は全席禁煙にして欲しいのは山々ですが、
これほど換気が効いているなら、まあ我慢できるかな。。。

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ひょんなことから、夜の9時にニシタチで独りになってしまいました。
平日だし、深酒はしたくないし・・・とっとと帰ろうかと思いながらぶらぶら。
で、こちらのお店の前で足が止まりました。
実は20年も前の、私がまだ若いころ、よく利用していたお寿司屋さんです。
当時はもっぱらお持ち帰りでしたし、何分大昔のことなのでよく覚えていません。
とりあえず、寿司をつまんで帰ろうと、訪問。

威勢の良いお出迎えの挨拶が聞こえてきます。
店内は、黒の石造りのカウンターと、座敷が1卓のみの小さなお店です。
大将はまだ若く、ハツラツとした感じでなかなか鯔背。
さっそくお酒をお願いします。
その後、「メニューです。」と、紙書きのメニューが登場。
お造りのメニューがずらずらーっと。
その他にも、焼き物や和え物などのメニューが並びます。
寿司屋のメニューは時価で単価表示ナシというところも珍しくないのですが、
こちらは安心してお願いできます。
お値段も安心な価格です。

さっそく、鰯の刺身と、茶碗蒸しをお願いします。
すると、お通しが出されますが、
お通しというより、「先付」ですね。
焼きゲソ、ばいがい、お浸しが、綺麗に盛られております。
次いで、茶碗蒸しが登場。
アツアツです。出汁の旨みが効いて美味しいです。

そして、感動したのが、鰯のお造り。
何が感動って、その盛り付けの美しさといったら、あなた。
名のある和食の名店で修業したのでしょうか。
寿司屋のお料理で、この盛り付けが出て来るとは思いもよりません。
もちろん、鰯自体が新鮮でピカピカ光っており旨いのですが、
目でも楽しめるこの皿は、寿司屋のそれではなく、完全に和食の世界です。

2品を堪能し、お酒も2ついただいたところで、お寿司をお願いします。
このお寿司がまた素晴らしい。
私好みの小ぶりな寿司であることも影響しているかも知れません。
特別、珍しいネタや仕込みがあるわけではありませんが、
基本に忠実な寿司、とでも言うのでしょうか。
シャリと握りだけを比較すれば、名店「一心鮨光洋」に似ています。
上寿司に赤出汁が付いて、これで破格の2,000円!!
恐ろしいCPです。

このお店、大将は二代目で、私が若いころに使っていた時は先代だったんでしょう。
目立たないお店ですが、寿司屋としては非常に良いお店です。
今後、またちょくちょく寄らせて頂きます。

  • お通し
  • 手作り。鮎のうるか。
  • サヨリの一夜干し。
  • 前菜。レンコンのきんぴら旨い。

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5位

とり喜 (錦糸町 / 焼き鳥)

1回

  • 夜の点数: 3.6

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2015/09訪問 2015/09/25

雑味も雑香もない洗練された焼鳥。

東京呑み歩き、夜の部。
今回は、ミシュラン取得の焼鳥屋さんにやってまいりました。
予約の電話を入れたのが3か月前という人気店です。

時間通りに来店しますと、「串36さまでいらっしゃいますか?」と、ご丁寧なお出迎え。
カウンターのみ13席の店内は、普通の焼鳥屋さんです。
さっそく席につき、まずはビールをお願いします。
先に予約を入れた時に、メニューはおまかせでお願いしてありますので、
特に何かをオーダーすることもなく、ビールを待っておりますと、
「本日のコースはこちらです。」みたいな感じで、お料理の順番を見せていただけます。
焼鳥屋さんというよりも、どちらかといえば小料理屋さんのような気遣いです。

大将は非常に若い、粋なお兄さん。
捻じり鉢巻きがよく似合います。
さっそく焼き台に対峙し、串を焼き始めるのですが、その所作が美しい。
左手が一定のリズムで大きなウチワをあおぎます。
ぱた…ぱた…ぱた…っと、小気味よい音でウチワが動きます。
焼きは炭火焼であるはずですが、ほとんど煙が上がりません。
普通は肉汁や脂が落ちて炭に当たり、煙が立って肉を燻すものですが、
これがほとんどありません。
焼きの技術の神髄の一つかと感心しておりますと、さび焼きが登場。

さび焼きですから、当然ながら中はほぼ生です。
ですが、焼きがほんの少し、私の好みよりも強い感じです。
もう少し、火から下ろすのを早めにしていただいてもよろしいかな。という感じ。
しかし、さすがに旨い。
煙が立たないせいか、雑味が全くありません。
その後のかしわやちぎもでも驚いたのですが、雑味どころか余計な香りもありません。
肉本来の味わいのみ。そこから何も足されず、何も引かれない、という感じ。
塩もタレも肉の味わいをジャマしない程度の軽めの味付け。
旨いです。

煙で多少燻された焼鳥は、その強い香ばしさがあって、それはそれで旨いのですが、
何と申しましょうか。肉質を味わおいうとするスタンスが圧倒的に違います。
炭火でこれだけ洗練された焼鳥をいただくのは生まれて初めてです。
煙で十分に燻された鶏もまた旨いものですが、あとは、好みの問題です。
どちらが上でどちらが下か、という問題ではなく、あくまでもスタンスの差。
しかし、より繊細に「焼き」を追求すると、こういうスタイルになるのだろうと思います。

ただ、残念なのは、そのテンポ。
焼きあがりのテンポに合わせて提供されるので、いささか遅めです。
串10本すべて堪能するために必要な時間が2時間となると、
これはやっぱり、ちとペースが遅いなぁ、と感じずにはいられません。
それでも、十分に美味しい焼鳥がいただけるならば苦にはならない、と
そう思わせる店でもあります。

  • お通し&箸休めの大根おろし
  • 外観

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6位

並木藪蕎麦 (浅草(東武・都営・メトロ)、田原町、浅草(つくばEXP) / そば)

1回

  • 夜の点数: -

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 3.4

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 2.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2015/09訪問 2015/09/25

さすがの老舗。

東京呑み歩き、昼の部の〆は、お蕎麦。
浅草で蕎麦…といえば、マンガ「美味しんぼ」に「雷門 藪」の屋号で登場する、こちら。
並木藪蕎麦です。
本日、シルバーウィーク初日ですが、このお店の前を通るのは3回目。
常に長蛇の列を形成しておりましたが、さすがに午後3時。
行列は解消されております。
ほっとして引き戸を開けておじゃまします。

行列はありませんでしたが、店内はほぼほぼ満席状態。
当然ながら、相席です。
私の正面のおじいちゃんは、おそらく地元民でしょう。
ちゃちゃっとザルを手繰って、さっさと退席されました。
う~む。粋で鯔背な所作というのは、こういうことを云うのでしょう。
しかし、こちとら南国人。
ホールスタッフのおばちゃんに、「お酒と板わさ。後でざる。」と簡潔に告げます。
おばちゃん。愛想もなく^^;オーダーを繰り返して去っていきます。
こういうところ、ちょっとカチンと来る方もいらっしゃるでしょうね。
ま…おばちゃんだし。いいかな。

少し待つと、板わさとお酒が運ばれてまいります。
酒は、旨みが薄く平べったい味わい…本音を言えば不味い酒です。
本当は蕎麦屋・寿司屋・鰻屋には、本当に旨い酒を置いてほしいのですが、
私の中には、「店が出す酒に拘らないというこだわり」があるのも事実。
ここはこのお酒で良しとしましょう。
板わさは、ブリッブリの食感が楽しめる良いものですが、
これもまた、「かまぼこ」ですので、評価対象から外れます。

お酒をひとつ干してしまうタイミングで、右手を軽く上げてみますと、
おばちゃんが遠くから、「??そば??」と小さな声と目で聞いてきます^^;
うんうんとうなずくと、あっち側でもうんうんとうなずかれ、
ああ、ざるそばのオーダーが通ったな。という安心感を与えてくださいます。

ちょうどお酒が終了するタイミングでざるそば登場。
見た目、普通の蕎麦の出で立ちであります。
2本ほどつまんで頬張ってみますが、香りは薄め。
そりゃそうです。9月のこの時期。
蕎麦がいちばん不味い時期です。
しかし、不味い粉であるはずなのに、香りは薄いのに、それなりに旨く打ってあります。
水分の乗りが本当に丁度いい感じ。
そして、ツユ。
辛い辛いと言われておりますので、それなりの覚悟を持っておりましたが、
本当に…辛い?辛いですか???

私、砂糖文化の九州人ですが、美味しいツユだと感心しました。
確かに辛口ですが、単純に辛いだけではありません。
幾重にも折り重なった複雑な旨みがあります。
蕎麦をどっぷり浸してすすれば、そりゃ味わいはツユの味に占領されてしまって、
残念なことになるとも思いますが、
本当に先っちょだけつけてすすれば、旨みのある味わいです。
蕎麦は音を立ててすするもの、という意味がよく分かります。
空気と一緒にすすりこむことで、ツユの味わいと蕎麦の味わいが増幅される感じです。
九州の甘口醤油では絶対に出ないだろう塩気の強さ。
しかし、きっちりと旨みを出してくるところは、やっぱりさすがです。

蕎麦をちゃちゃっと手繰って、蕎麦湯を頂きます。
蕎麦湯もちゃんとした蕎麦湯。
変なお店だと、蕎麦粉を溶いたんじゃないか?と思えるような
ドロドロで香りの無い蕎麦湯が出たりしますが、そんなことはありません。
蕎麦湯もまた、ツユと相まって美味しくいただきました。

蕎麦自体の出来は宮崎の「しみず」には劣るかも知れません。
しかし、蕎麦ツユの出来は素晴らしい。
しみずのツユも美味しいのですが、全くの個人的な好みの問題でしょうが、
私はこっちの辛口のほうが好きです。
なるほど。関東の蕎麦。堪能しました。

明日からは福島県。喜多方~会津若松を食べ歩く所存です。
本当の蕎麦地域。本当に楽しみですし、東京の老舗を先に味わえることが出来て非常にうれしい。
会津の蕎麦も食い倒してまいります。

  • 午後1時過ぎなのに、この行列。
  • 板わさとお酒
  • ざるそば

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7位

天庵 (高千穂 / そば、うどん、創作料理)

1回

  • 昼の点数: 3.4

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 2.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2015/12訪問 2015/12/21

蕎麦も旨いが、その他も・・・

高千穂のお昼です。
天庵さん。蕎麦好きではありますが、高千穂で今回、お初の訪問。
高千穂高校通りにあります。
30年以上も昔、伝説のおでん屋「てる坊」と同じ立地ではないかと思われます。

引き戸を開けますと、古民家風の店内。
笑顔の女性が丁寧ながらも気さくにお出迎えくださいます。
カウンター5~6席?。5人掛けの掘り炬燵座敷。
4人掛けテーブル3っつ。7人掛けの丸テーブル1つ。
調度品も木のぬくもりを感じるあたたかな雰囲気のお店です。

メニューを拝見し、千穂コースを選択。
相方はかけそば、私はざるそばを所望。
コースには小鉢もついているようなので、蕎麦前も1本いただきます。

お酒は千徳の冷酒300ml。選択肢は多くはありません。
高千穂には蕎麦前という文化はありませんので、致し方ありません。
まず、お酒とほぼ同時に、小鉢といなりずしが運ばれます。
小鉢は手作りこんにゃく。
厚めに切られたこんやくと水菜、里芋。これにおそらく手作りであろう味噌。
こんにゃくに味噌を乗っけてほおばってみますと、これが素晴らしい旨さ。
香ばしいいもの風味と、ねっとり&ざらりとした食感が素朴。
しかも、あくもちのような柔らかさ。
これは私が今まで食してきたどのこんにゃくも持っていない旨さです。

こんにゃくでお酒を半分ほどいただきますと、天ぷらとお蕎麦が登場します。
一点だけ・・・残念なことが。
蕎麦、天ぷらと同時に、蕎麦湯も登場しました。
蕎麦湯はできれば最後にアツアツをお願いしたいところですが、仕方がない。
乾く前に蕎麦を手繰りましょう。

まず、天ぷらですが、野菜の天ぷらです。
からりと揚がっておりますが、油分が多いです。
しかし、だから不味いかというと全くそんなことはなく、
むしろ、多くの油を纏った割にサックサクで旨いです。
当然、揚げたてですが、揚げたてを揚げたてのままいただくことが前提の天ぷら。
油もへんなにおいはなく、香ばしく美味しい天ぷらです。
特に、シイタケ。
肉厚で柔らかく、旨みがぎっしり詰まった素晴らしい素材です。
きのこ類は特に油との相性が良いので、これもまた飛び上がるほど旨いです。

さて。
蕎麦ですが、初っ端の香りはあるものの、戻り香が弱めです。
鹿屋在来?にしては、草くささがありません。が、十分な甘味があります。
蕎麦切りもかなりの細打ちで、加水が少なめの割には喉越しも良く満足です。
ツユも九州で好まれるだらっとした甘口ではなく、すっきりとした辛みがあります。
ダシ引きも丁寧なのでしょう。雑味もなく洗練された旨いツユです。

で。
こんにゃくと共にもう一点の驚きが、おいなりさん。
ちらし寿司を詰めた三角形のいなり。高千穂伝統のいなりです。
これが・・・旨~い!!
お揚げの煮方がほんの少し強い味付けですが、中のちらし寿司の旨さがすごい。
水分量がかなり多めです。人によってはべちゃべちゃのダレたいなりに感じるでしょう。
しかし、このすし飯の柔らかさでなければ、この優しい味わいは出ないような気がします。
夜神楽や祭りで各家庭で作られるおいなりさんとはまるで違います。
綿密に計算された柔らかさのちらし寿司です。ばっちり合います。

これだけのパフォーマンスでありながら、お値段は格安。
1,300円というと、宮崎の標準的な蕎麦屋のもりそば1~2枚のお値段です。
CPも非常に良好&これだけ旨ければ、蕎麦湯のサーブのタイミングが早かろうが、
お酒のラインナップが貧弱だろうが、簡単に許せてしまいます。


  • メニュー
  • 手作りこんにゃくといなり寿司。

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8位

まつをうなぎや (宮崎、南宮崎 / うなぎ)

1回

  • 夜の点数: 3.3

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2015/08訪問 2015/08/29

鰻呑み。

実は、鰻好きの酒飲みにとって、宮崎は微妙な土地柄です。
東京では、美味しんぼにも登場した中野の川次郎や、池袋の巨匠かぶと、また、新宿の名店うな鐡など、
鰻を串焼きにして提供するお店がいくつもあります。
そういうお店は、食事としての鰻はもちろんのことですが、客の前提は呑み客です。
ところが、そもそも蒲焼でさえ鰻に串を打つ文化を持たない宮崎では、
鰻の串焼きなどどこを探してもありません。
宮崎で鰻といえば、それはうな丼であり、うな重であり、食事です。
食事の傍ら、骨やキモやうざくなどのサイドオーダーで、ちょっと引っ掛けるくらいが関の山です。

さて、ところが、こちらのお店。
串焼きこそメニューにはないものの、立派に呑める鰻屋であります。
立地的にもニシタチのはずれという最強の立地です。
実は、先週末にチョイ呑みでニシタチに出かけ、帰宅前にこちらのお店の前を偶然通りがかり、
鰻でシメて帰ろうと立ち寄って、うな重をお願いしたものの、
おなか一杯で、申し訳ないことにずいぶん残して店を後にしたのでした。
今回は前回の反省を基に、1件目での訪問です。

玄関前には「本日の鰻…鹿児島産」と、鰻の産地の宣言があります。
引き戸を開けると、右手にカウンター5席、左手には4人掛けテーブル2宅。
カウンターの奥が厨房です。
一応、サラシの業態ではありますが、カウンター前の壁が高く作ってあるため、
厨房の様子は垣間見る程度です。
奥には座敷があるようで、伺ったところ12名までは入れるようです。
お店は白木作りの非常に清潔感ある店内で、老舗であることを忘れてしまいそうです。

さっそく、ビールとキモ焼きをオーダー。
そのほかにー・・・とメニューを見ておりますと、なんと!
「生ビール1杯+キモ焼き5本」のセットが目に入ります。
焦って、カウンターのお姉さんに、先ほどの注文をこちらに変更!とお願いしますと、
お姉さん、にっこり笑顔で応じてくれます。
そのほかに、白焼きもお願いして、鰻晩酌のスタートです。

まずは白焼きが運ばれてまいります。
肉厚でふっくら。旨いです。
わさびとお醤油が同じ盆で供されますが、この醤油。
甘くて粘度のある九州の醤油ではありません。
さらっと粋で塩気の立った、これは関東風の醤油。
さすがです。鰻にはこのようなキリリと辛い醤油のほうが絶対に合います。

さて、キモ焼き5本が運ばれてきたところで、日本酒にスイッチ。
浦霞ですが…なんとお安いことでしょう。
1合たったの420円です。
これはうれしい。

キモは苦玉(胆のう)が取ってあるようで、苦みが全くありません。
ぷりぷりとした歯触りも気持ちよく、苦みがないことでキモの旨みがよくわかります。
1串あたりのポーションも私が好きな小さ目の串打ち。
タレが好みよりも少々甘めですが、旨いです。

お酒の2つめをいただき、蒲焼のオーダーをお願いします。
蒲焼は蓋つきの器で提供されます。
先ほどの白焼きと同じポーションですが、キモ串が1本ついてきました。
蒲焼もまことに旨い!
あっという間に平らげてしまいました。

宮崎の鰻といてば、西都の入船や、高岡のもりやまがつとに有名ですが、
こと、鰻で呑む!ということであれば、こちらのお店に敵うことはありません。
鰻の旨さも他の名店に引けを取ることもなく、また、コスパも高い良店です。
ぜひぜひ、これからもずっと美味しい鰻を提供していただきたいものです。

  • 白焼

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9位

やきわすれ (春日井(JR) / 焼肉、ホルモン)

1回

  • 夜の点数: 3.3

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 2.5
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2015/07訪問 2015/07/12

肉よし!料理よし!接客よし!・・・あとはネーミング。

春日井初日。
木曜日は海鮮モノが旨い居酒屋「まいど」が定休日なので、
こちらでお肉をいただこうと、やってきました、やきわすれ。
初訪問です。
お店の外観は焼肉屋さんとは思えません。
「創作焼肉」の看板がなければ、ここはパブかスナックか・・・カフェ。
なんとなく隠れ家的な雰囲気を持つ外観です。

ドアを開けると、満面の笑顔の女性がお出迎えしてくださいます。
このお方。最後まですばらしい笑顔での最高の接客でした。
とても気持ちよく食事が出来ましたが、彼女のホスピタリティあふれるサービスのおかげです。

さて、着席し、メニューを拝見します。
女性が2名と、呑んでばかりであんまり食べないオヤジの3人組ということで、
「カップルセット」\8,200をオーダーします。

まずはビールで乾杯。
その後、次々とお料理が運ばれてきます。
サーブもすばやく、間延びがありません。
まずは、キムチ3種盛り。
キムチ、カクテキ、オイキムチですが、どれも標準以上に美味しいです。
サーブされるお料理はサラダ、塩タン、せせりと続きますが、
その後登場したテンダーロインステーキが秀逸。
120gくらい?でしょうか。厚みは1.5cmほどはあります。
両面をカリカリに焼いてキッチンバサミでカットしますが、中はピンクの最高の焼き上がり。
これは必ず食べなきゃもったいないメニューです。

その後のカルビとハラミもとても良い状態のお肉で満足。
石焼ビビンバも美味しくいただきました。
また、別途お願いした「牛モツのさっぱりレモンおろし」も、本当にさっぱりと美味です。

焼肉という概念を良い意味で裏切る、ここは名店です。
しかし、個人的に「やきわすれ」という屋号に違和感があります。
「忘れる」という後ろ向きな言葉ではなく、もっと自身に満ちた屋号でよかったんじゃないか、と。
「やきわすれず!」とか、「やきわすれなし」・・・どうでしょうか?

  • 牛モツのさっぱりレモンおろし
  • テンダーロインステーキ
  • テーブル席は掘りごたつ

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10位

蛮風 (宮崎 / 串焼き、焼き鳥、もつ焼き)

1回

  • 夜の点数: 3.4

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2016/07訪問 2016/09/23

宮崎で焼きトンが食せる貴重なお店。

2016/09
本日は飛び石連休休日前の水曜日。
カウンターは、ほぼ満席です。
9名の客を相手に、マスターの奮闘ぶりは素晴らしい。
頑張ってます。
9名の客のうち、男性はわずかに3名。
女性のお客様が多いです。
こういうところにも、お店の良さが現れます。
安心感・・・でしょうか。

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2016/07。
ここんところ、オーダーが落ち着いてきたような気がします。
レバーを2本、それぞれ塩とタレで。
カシラ
テッポウ
シロ
今回も旨いです。焼きにブレがないところもさすが。
マスター。いいお仕事をなさいます。感謝。
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2016/02再訪。

ゼロ次会です。この後は大人数の宴会なので、軽めに独りでゼロ次会。
そういえば、よく利用する大塚のお肉屋さんのカウンターに、こちらの名刺を発見しました。
このお肉屋さんは、丁寧に処理された良質のお肉を安く提供してくださるうえ、
ぶた味噌なる調理肉がたいへんに美味しいので、かなりの頻度で利用しております。
そうかー。良い仕入先を持っていることも旨さの秘訣かと納得。
今回は、レバーとテッポウとシロでチューハイを1杯いただきました。

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2015/11再訪。

いつも単品でオーダーするのですが、今回は「蛮風セット 1,500円」で。
かしら、しろ、ればー、たん、あげとろ。
満足です。
また再訪時にはよろしくお願いいたします。

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なにやら新店が開店したようで、しかも焼きトンがメインらしい。
では、行ってみねばなりません。
というわけで、さっそく突撃となりました。

場所がちょっとわかりにくいかもしれませんね。
宮崎山形屋裏手の路地に入った場所にあります。

ドアを開けっ放しにしてあるところは好感度アップ。
外から店内がうかがい知れるというのは、初見客には嬉しいところです。
店内はさらしの厨房にⅬ字型カウンターのみ。
カウンター背面のスペースも狭く、カウンター奥行も狭い空間ではありますが、
清潔で明るい店内装飾のためか、そう窮屈さは感じません。

カウンター正面には木札のメニューが。
さっそく、シロ・カシラ・タン・レバーと、豚のセレクトをお願いします。
焼きあがるまでの間につまもうと、もつ煮込みも注文。
もつ煮込みはすぐに登場しました。
大振りのモツに、味染み大根がベストマッチ。
ビールを飲み干し、焼酎ロックへとチェンジします。

そうこうしているうちに、串焼きの数々が登場。
串打ち、私の好きな小ぶりスタイル。
途中、「レバーは塩とタレ、どっちにしますか?」とのことでしたが、
おすすめを聞いてみると即座に、「タレをお勧めします!」とご主人。
お勧めのまま、タレでいただきましたが、甘さが抑えてあってあっさりとした大人のタレ。
甘ったるい、ご飯のオカズにしかならないようなタレが多い昨今、
このタレは見事です。

ついで、紫蘇巻き・つくね・あげとろ・ピーマンチーズなどを追加注文。
特筆すべきは、つくねでした。
ふわふわの食感なのに、こんなに柔らかいのに、なんでこんな細い串に打てるのか!?
普通、この柔らかさのつくねなら、つくね串(竹べらのように平たい串)を使うのに、
通常の竹串1本に見事に打ってあるじゃないですか。
お見事としか言いようがありません。

美味しい串焼きを堪能しながら、残念に思ったこと2点。

①このメニュー構成なら、やっぱりホッピーが欲しいなぁ。
焼きトンにはやっぱりホッピーっしょ。

②串焼きメニューに、豚バラとガツとテッポウが欲しいです。
ま、個人的意見ですが・・・

今回は連れ合いと2名で訪問させていただきましたが、
今後は単独で、寄らせていただきます。

  • レバー。タレ。
  • レバー。塩。
  • (説明なし)

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