2回
2018/04 訪問
ジロリアンへの道 第二百二十三回 -きっと東京でも立派に戦えるだろう、際立つ個性-
山口の別荘から(半分冗談ですので、軽く受け流して下さいませ)車で15分足らず。もちろんマイ味☆4.0店としては最も近い店。なので別荘で過ごす間に当然顔を出す訳で。このお店、何が潔いってメニューは汁無し坦坦麺のみ。マジで単一メニューなんある。今時。で、麺盛り、辛味度合い、トッピング、サイドメニュー群を組合わせ、マイ・フェイバリット・メニューを探し当てる過程を楽しむってのが正攻法だろうか。
【汁なし坦坦麺2玉3辛タレ半分+麺増し1玉+ガーリックチップ+ごはん】800+100+100+50=1050円
今日はデフォルトで最大盛りの麺2玉に更に麺1玉増し。これには100円のトッピング券をどれでもいいからポチって、渡す時に麺マシ1玉とコールすれば良し。感覚的には4玉迄は丼に盛れそうである。それに加えて、新メニューのガーリックチップを50円でトッピング。これ、量の割にはかなりガッツリのニンニク度なので、残り香は覚悟されたし。それと外せない食べ放題ごはん券100円。都合1050円になるのだけれど、これでバッチリ満足できる味&量なのだから、改めて階杉周南店のコスパ高さには満足以外の言葉なし。これは広島ななも製麺打ちの専用麺に依る所と、何度も書くが丼盛り前のブロアリングで茹で汁を極力吹き飛ばす独特の手技、残り具材にごはんを混ぜ込んだ〆の坦坦飯の三位一体が成せる技。麺喰いB食ファンの心を鷲掴みにする計算された実力。因みに薄味好みのマイ仕様は、店長にお願いして何時もタレ半分。個人的には麺の風味がキッチリ残るし、食後の喉乾き感も少なくてベストの味濃さ。この辺りの喰い手我儘にも、ちゃんと耳を傾けて下さるきめ細かい対応も、食後満足度高さの由縁なんである。
【まとめ】
B級麺食に関しては、最近じゃここがダントツ1番。この手の麺食を提供するお店は数多あるけれど、花の東京勢より喰いたくなる旨さ。あ~東京にも進出して来ないかしら。浅草橋あたりどうですか?(x_x) ☆\( ̄ ̄*)バシッ勝手なこと言うな!!
2018/04/30 更新
2017/12 訪問
ジロリアンへの道 第二百二十三回 -遂に我が街にも階杉がやって来た-
らーめん階杉。発祥は広島県に接する山口県東端の岩国市。そのメニューに広島が誇るB級食、汁なし担々麺を取り込んだ山口汁なし担々麺パイオニアの一軒。これまで、隣接する広島県大竹市の階杉で杉二郎なる触発二郎は幾度となく報告してきたけれど、汁なし坦々麺はこれまで未報告であった。そんな階杉が、とうとう県中央部の我が街まで西進して来た。しかも汁なし担々麺専門店として。居抜き入りの小箱で汁なし担々麵オンリー。オペレィションをミニマムにして看板メニューで勝負、そんな割り切った戦術なのだろう。そんな看板メニューのBな魔力を報告して2017年食べログ納めとしたい。
【汁なし担々麺(麺2玉、4辛、ごはんセット)】800+300=1100円
基本的には広島名物の汁なし坦々麺フォーマットをトレースされたレシピ。先ずは、ご飯セットでチョイスしたトッピング3品と温玉を乗っけて、ひたすらグリグリかき混ぜる。POP曰くかき混ぜるほど旨くなるらしいので、握った割り箸を折れそうにしならせながら、ひたすら混ぜて混ぜまくり漸く喰える段取りに。麺は広島汁なし担々麺ブームの立役者「くにまつ」がプロデュースするブランド「ななも製麺」製の汁なし坦々専用麺。中細麺ながら、グリグリ混ぜにもキッチリ耐える剛性があるから手繰って見てもちょっと強めの食感。ななも麺のキャラがハッキリ出てて中々良い。
店内にPOPを参照するなら、香味付け辣油、赤山椒、青山椒辺りがスパイス。机上にはこれらのスパイスが並んでてマシ可能だし、更に辛さはオーダー時に5段階から選択可能と、自分のオリジナルレシピを追い込むには、かなり至れり尽くせり。因みに今回は4辛コール。辛いモノ好きならば、うっすら軽く汗かく程度で水入らずのレベル。具材の挽肉に合わせられるタレも独特の甘さを伴った特濃の味付け。ちょっと感心したのは麺の湯切り。茹で上げ後の余分な水気を吹き飛ばしているようで、前述のスパイシー&濃口の具材が麺の水気を介さずダイレクトに麺に絡みつく。そのゴロゴロ食感も中々ワイルド。
で、一気に汁なし担々麺を手繰り切ってみたら、丼底に残るのは挽肉。と言うか残しておくことを強くオススメする。ここに、お代わり自由の白飯(お代わり自由は今のところ周南店のみ)を思いっ切り大胆に放り込む。今回はほぼ1合ほどを投入。で、また混ぜる。今度は蓮華で。ひたすらカツカツ。前出の机上スパイス達も再度フル動員してカスタマイズ。で、出来上がった坦々丼、これが・・・ちょっとこっそり書くけれど、麺に負けず劣らず旨い。いや、正直に書いちゃうが麺より好きかも、と言うくらい極B級な味わい。麺屋で丼が旨いと書くのもちょっと憚られるので、敢えてここは麺と飯のダブルで旨いって事で。炭水化物の総攻撃だが。とにかく1夏目前後で、ここまで食欲を満足させてくれるモテナシ感は大したものだ。
【まとめ】
担々麺の〆に坦々丼。この際、もうカロリーの事なんて考えてはいない。麺2玉でそこそこ満腹のハズなんだが、それでもスルスルと入って行く坦々メシ。背筋がゾクゾクするようなこの快感は、βーエンドルフィン分泌の証。こうなると満腹感はほぼ麻痺してて、一気にフィニッシュになだれ込む。このB級充足感は、恐らく2017年のベスト。お店の努力が垣間見える。久しぶりに参りました。
2017/12/31 更新
B食として県下有数のコスパを誇る
2017/12/29 更新