DIAMONDさんが投稿した米倉(神奈川/鎌倉)の口コミ詳細

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米倉鎌倉、北鎌倉/日本料理

1

  • 昼の点数:4.5

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 3.5
      • |CP 3.0
      • |酒・ドリンク 3.5
1回目

2012/10 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.5
    • | CP3.0
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

北鎌倉の星

鎌倉宮の薪能を観るついでにと、鎌倉散策を計画 してみた。 瑞泉寺近くのミシュラン★「米倉」にお邪魔した。 1ヶ月前、男一人、大丈夫かと思い予約してみたが、快くOK 。
何しろ、テーブル×3とカウンター3人のみだ。 このような、薪能のあるハレの日に至福の限りである。


予約は正午。鎌倉駅に着いた頃は、微妙な時間でしたが、歩こうと決めていたから徒歩にした。
しかし、秋の匂いを感じるようになったが、昼間は暑い、、 ゆっくりも何も目的の米倉に着いたのは11時58 分ギリギリでした。


お店は、民家の中のコジンマリとした感じ。

超冷たいオシボリがありがたい。

日本酒は久保田と同じ酒造の「参乃越州」(新潟 県・朝日酒造・無濾過純米)を注文 二杯目は、「醇辛 天の戸」(秋田・浅舞酒造・ 特別純米)

キンキンに冷えた錫の徳利とお猪口
マイ徳利として、欲しい素材のひとつだ。重量感がたまらい。更に冷やしたら、錫の魅力は倍増する。

さて、お待ちかねの先付から

先付)牛肉と茄子とろめごま豆腐

牛肉の焦がしを強めにして、ごまの香ばしさとの相性はバツグン。最初の一品に相応しい。
プロロ ーグからやってくれます。

八寸)筋子の土佐漬け・海老しんじょう、鯛のふ くさしんじょう・河豚の唐揚げ・鱒のとろぼ焼き ・木香菊の甘酢漬け・湯葉のオランダ煮・鰺の握り寿司

一足早い秋の演出。稲穂はそのまま揚げているので食すことも可能。

海老のしんじょうの衣に菓子の柿ピー(柿の種)を使ったそうだ。
とろぼ焼きとは、赤味噌と西京味噌の合わせ味噌のこと。
また、オランダ煮とは一度揚げてから煮ること。

飲兵衛にはもうこれだけで充分楽しめる。

椀物)鱧と松茸の土瓶蒸し
造り)車海老、ひらめ、ヤリイカ、鰆

更に飲兵衛好み、秋の定番「土瓶蒸し」 鱧も綺麗に処理されて、何よりも鱧の出汁がよく出ている。

刺身は、至って普通でした。 わさび醤油だけでなく、紅葉おろしならぬ、柚子こしょうおろしを梅酢と酒で煮詰めたタレに付けていただけたのは初めて。

焼物)左上 甘鯛のコンフィーを茸餡で

酢の物)炙り〆鯖、トンブリ、菊の花のお浸し(酢の代わりにすだち酢)

煮物)ホタテ入り里芋饅頭、鯛、ほうれん 草をずわい蟹餡で

酢の物は酢の代わりにすだちを使用。
少し火に充てた〆鯖は旨味を増し、トンブリの触感がアクセントに、また、菊の花の処理が非常に上手い、ジューシーで食用花をこれほど、美味いと感じたのは初めてだ。
このすだち酢は今日のような秋晴れにすごくいい。
菊が青空に咲いた光景が広がりました。

煮物の里芋饅頭は、ホタテと白味噌を葛でソースにしている。手間暇をかけたものはやはり美味い 。ずわい蟹自体の香りや旨味が飛んでいたのは少し残念でした。

80℃でじっくり仕上げた甘鯛のコンフィーに茸とソースを絡めて、スプーンに一緒に運ぶと贅沢な味が広がりました。

蕎麦が来るのを待つ間、しばし食器の絵を見ると 寂昭法師が石橋に立ち、ずっと先にあまりの高さ に滝の水が途中雲に変わる文殊菩薩の浄土・清涼山が見える。

能にも使われる「石橋(しゃっきょう)」のストー リーだ。

ボクも少しは能がわかってきたなあ、、と ちょっと嬉しい思いでした。

二八蕎麦

少し多めに盛ってくれた感じでした。通常よりも 細く、喉ごしがよく、江戸っ子きどりで咬まずに喉ごしで味わってみました。

そば湯は、粉足しタイプで少しとろみがあります 。

水菓子)梨と巨峰のヨーグルトムース

秋の果物で仕上げでした。

米倉、店主は多分米倉さんなのだろう。 多分、40歳にはなってない若い方でしたが、基礎はしっかり学ばれていて、料理に探求心があります。

カウンター席で楽しいひとときを過ごさせていただきました。 次回は、写真も撮らず、メモもせず、食と向き合いたいと思います。

2012/12/12 更新

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