ramen151eさんが投稿した牟岐縄屋(福井/西別院)の口コミ詳細

ラーメン一期一会

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牟岐縄屋まつもと町屋/ラーメン、丼

2

  • 昼の点数:5.0

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク -
2回目

2019/11 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

無化調らぁ麺専門店 牟岐縄屋 ~出雲の名店『しじみ処 かみあり製麺』の大粒の蜆を使った限定「シジミらぁ麺(生醤油)」&山水地鶏と阿波尾鶏の2種類の地鶏メインの「縄らぁ麺(醤油)」~

訪問日:2019年11月21日(木)

本日のランチは、福井県坂井市三国町にある「浜地海水浴場」のオン・ザ・ビーチに建つ「海運座」内から福井市内に移転!

福井市大願寺にある「La136山口伊三郎家具」のビル1階のテナントに昨年の7月18日にオープンした『無化調らぁ麺専門店牟岐縄屋』へ!

こちらの店は、カメラを向けると、メロイックサインで応えてくれる陽気な吉田店主の店!

昨年の8月4日に北陸のラーメンブロガーの重鎮であるあみの3さんと女性ラーメンブロガーのわんふるさんの車に乗せていただいて訪問!
「縄中華そば(醤油)」、「煮干し中華そば(醤油)」、「極み煮干しそば(醤油)」、「鶏絞り白湯そば(塩)」という4種類のラーメンを3人でシェアしていただいた。

以前に「浜地海水浴場」に店があったときにいただいたラーメンよりも、驚くほど美味しく進化していて!
この先も楽しみな店だと思ったので♪

その後、二度ほど、福井遠征の際に訪問!?
する予定だったのに、二度とも、スタッフの体調不良とスタッフ不足による臨休になってしまって…

三度目の正直となる今回は、事前に吉田店主に連絡して、営業することを確認の上…
いざ、福井へ!

最短で行けるルートを探索して…
羽田空港から空路、小松空港へ!

小松空港からは空港バスで福井駅まで!
そして、福井駅からは、女性アテンダントが乗務する「えちぜん鉄道」に乗車して「まつもと町屋」駅へ!

そうして、駅から800m徒歩10分の距離にある…
店が入居している「La136山口伊三郎家具」ビルへとやってきたのは10時30分になる時刻。

正面入口から入ると…
左の両開きの扉に店の場所の案内があった。

扉を開けると、すぐ右斜め前が店舗で!
すでに、お客さんが一人、店の前に置かれた長椅子に座って待っていた。

こちらの店は、ファミレスといっしょで、店頭に置かれた記帳スタンドに名前を書いて待つシステムなので!
二行目に名前を書いて、長椅子に座って待っていると…

吉田店主が店の中から出てきて、店頭にあるボードにPOPを貼り出したので…
何だろうと思って、見に行くと…

本日の限定ラーメンの告知だった
島根県出雲にある『しじみ処かみあり製麺』の大粒の蜆を使った「シジミらぁ麺(生醤油)」!

今日は、デフォルトの「縄らぁ麺」に「極煮干しそば」を食べるつもりだった。
でも、こんなタイムリーに限定が出されたら、食べないわけには行かないよね(笑)

でも、一応、吉田店主に何を食べた方がいいのか!?
伺ってみると…

「縄らぁ麺は食べて欲しいです。」
「前に食べていただいたときよりは、だいぶ、美味しくなっていると思いますので!」

「それと、煮干しも食べてもらいといですけど、限定ですかね…」
「スープを濾して、味見するまで、出すかどうかもわかりませんでしたけど…」

「地鶏のムネ肉で濾したら、キレイなスープになって、うま味も強いです!」
そう言われて、注文は決まった

この後、開店5分前になって、吉田店主が再び店の中から出てきて…
「申し訳ありませんが、開店が少し遅れます。」とのアナウンス…

そうして、8分遅れで、11時8分にオープン!
ポールのお客さんに続いて入店して、券売機で「限定B」と「縄らぁ麺」の食券を購入すると…

食券を受け取りにきた超美人の女性スタッフの方から…
「どちらをお先に出しましょう?」と聞かれて…

蜆が先かな?
なんて考えていると…

「限定から食べてください。」
吉田店主からそう言われて(笑)

「では、限定からお願いします(汗)」と言うと…
「縄らぁ麺は、醤油と塩が選べます。」と美人の女性スタッフから再び、聞かれて…

あれっ!?
以前は「醤油」だけだったのに…

それなら、出汁のうま味が分かりやすい「塩」にしようかなと思ったら…
「醤油食べてください。」

吉田店主から、そう言われたら、そうするしかないよね
「では、醤油で(笑)」と答えて注文成立!

席へと着くと…
麺箱から平打ちの太ストレート麺を2玉取り出して、手揉みし始める吉田店主!

そして、よ~く、揉んで、縮れが付けられた麺を茹で麺機のデボの中へと入れると、タイマーをセット!
そして、麺が茹で上がる前にガス台の火に掛けていた雪平鍋からラーメン丼にスープを注いだところで…

ピピッ♪
スイッチを入れてから1分50秒でタイマーのスイッチが鳴った直後に、デボを引き上げて、湯切りされた麺がスープの張られたラーメン丼に入れられると…

最後にスライサーでカットされたばかりの2種類の紅白のレアチャーシューなどの具が盛りつけられて…
2個作りされて、完成した本日限定の「シジミらぁ麺(生醤油)」のうちの1つが吉田店主から、ポールのお客さんに続いて、私にも供された。

スペインのガルシア栗豚の肩ロース肉とロース肉の2種類のレアチャーシューに熊本から取り寄せた味玉、四万十川の青さのり、淡路島の玉ねぎ…
こだわりの食材がトッピングされた美しいビジュアルのラーメン♪

まずは、醤油が芳醇に香るスープをいただくと…
シジミ!しじみ!蜆!

出雲の名店『しじみ処かみあり製麺』から取り寄せたという…
おそらく、宍道湖産のヤマト蜆を大量に使って出汁を引いたと思われるスープは、蜆が、その存在感を主張していて!

蜆って、こんなに濃くていい出汁出してくれるの
濃密な貝の味わいと、ほろ苦さがたまらなくよくて、最高に美味しい

そして、意外だったのは、この濃密な蜆スープと「日本一しょうゆ」のキレッキレな生揚げ醤油と本味醂の甘味と円やかさが共存するカエシとの相性がバツグンによかったこと♪
貝出汁の場合、一見、塩ダレとの相性の方がいいんじゃないか!?

今年、某雑誌の新人大賞を獲った東京の蜆ラーメン店のラーメンも塩ラーメンだから…
そんな気もしたけど…

しかし、昨年ミシュランの1つ星に輝いた東京の店の蛤出汁のラーメンは醤油だし!
考えてみると、濃厚な貝出汁のラーメンの場合は、醤油のコクや大豆のうま味があった方が、より、美味しくいただける気がしたし♪

それに、この蜆出汁のスープといったら、淡麗な味わいのスープというのが当たり前と思っていたけど…
そんな蜆出汁のラーメンの概念を覆す、濃厚で、うま味溢れる逸品だったと思う♪

そして、麺が、また、よかった♪
普通なら、細ストレートか平打ちの細目のストレート麺を合わせるんじゃないかと思われるところを、あえて、平打ちの太縮れ麺を合わせてきた。

しかし、よく手揉みされて、ランダムに縮れが入れられた麺は、プリモチの食感の多加水麺で!
食感が、とても面白いし♪

小麦粉のうま味も感じられる麺で!
それに、不規則に付けられた縮れがスープを、よく拾ってきてくれるのがいい♪

トッピングされたガルシア栗豚の肩ロース肉のレアチャーシューは、火入れがバツグンで!
これ以上、レアだと、噛み切りにくくなってしまうギリギリのところで仕上げてきていて…

しっとりとした食感に仕上がっていて!
肉のうま味も、よく感じられたし♪

もう一つのガルシア栗豚のロース肉のレアチャーシューは、上質な豚ロース肉が使われていて!
やっぱり、豚肉はロース肉が一番美味しいと再認識させられる絶品のチャーシューだったし

熊本から、わざわざ、取り寄せているという味玉は、トロ~リとした、いい感じの半熟に仕上げられていて!
黄身の甘味を感じる美味しい味玉で、よかったし♪

ポリポリとしたメンマの食感が、なんともよくて!
これをつまみにビールを飲みたくなる一品だったし

そして、これらのトッピングの中でも、一番よかったのが、四万十川の青さのり!
さすが、ブランドの四万十川の青さのりだけあって繊細な繊維の食感に豊かな香りが違う!

そして、この蜆スープとの相性もバツグンで!
まず、蜆の風味を楽しんで

終盤になったら、蜆にプラスして青さのりの風味も楽しめて
一度に二つの味を楽しめるのもよかったし♪

最後は、スープの最後の一滴まで、美味しく飲み干して完食
空っぽになったラーメン丼をカウンターの上に上げると…

ちょうど、厨房では、茹で上げられた麺が湯切りされるところで…
それからは、そう待つこともなく、完成した「縄らぁ麺(醤油)」が、再び、吉田店主によって供された。

こちらはガルシア栗豚の肩ロース肉に鶏ムネ肉の紅白のレアチャーシュー、メンマ、九条ネギ、板海苔がトッピングされた…
こちらも美しいビジュアルのラーメン♪

まずは、鶏油がキラキラと煌めき、醤油が芳醇に香るスープをいただくと…
今は山水地鶏と阿波尾鶏の2種類の地鶏と乾物で出汁を引いていると吉田店主が話していたスープは、適正な温度管理と抽出時間で地鶏のうま味が引き出されていて…

昆布と干し椎茸に鯖と宗太鰹と思われる和風出汁を重ねることで、バランスよく仕上げられたスープで…
このうま味いっぱいの出汁スープに、キレとコクのある「日本一しょうゆ」の生揚げ醤油と甘味と円やかさのある本味醂で作ったカエシがマリアージュした醤油スープは絶品

昨年いただいた東京軍鶏と阿波尾鶏のスープも、かなり美味しいスープだと思ったけど…
さらに地鶏のうま味が強く感じられて、めちゃめちゃ美味しい

吉田店主の作る地鶏出汁の醤油ラーメンは、これが3回目だけど…
食べる度にスープが美味しくブラッシュアップされていて♪

鶏清湯醤油スープのラーメンだったら、間違いなく北陸No.1
全国でも屈指の美味しさ

麺は、切刃22番に見える中細ストレート麺が合わせられていて…
つるっとして、モチッとした食感の中加水の麺は、啜り心地がよくて、のど越しのよさもあって!

しなやかなコシも併せ持つ麺で!
麺の芯まで、よく茹でられた麺は、小麦粉のうま味も感じられて♪

それに、スープと馴染んで、スープとの一体感が感じられて…
この麺のおかげで、より美味しくいただくことができるのがいい♪

ガルシア栗豚の豚肩ロース肉のレアチャーシューは、先ほど同様、しっとりした食感に仕上げられたもので!
肉のうま味が、よく感じられる美味しいレアチャーシューだったし

サイコロ状にカットされた鶏ムネ肉のレアチャーシューは、やわらかくて、ふっくらとした食感に仕上げられていて!
ソミュール液に漬けられて、塩加減も、ちょうどよかったし♪

ポリポリとした食感のメンマも、とてもよくて!
もちろん、最後は、こちらも、スープの最後の一滴まで飲み干して完食

2杯のラーメンとも、本当に美味しくて、クオリティの高いラーメンで!
堪能させてもらいました。

前回も帰りがけに同じことを言った覚えがあるけど…
マジで東京進出してください!

お願いします‍♂️
ご馳走さまでした。

メニュー:縄らぁ麺(醤油/白醤油/塩)…850円/煮干しらぁ麺(醤油/塩)…860円/極み煮干しそば(醤油/塩)…900円

【限定】シジミらぁ麺(生醤油)…950円

たっぷり和え玉(単品注文不可)…200円

豚マシ(豚2枚)…250円/肉マシ(肉3枚)…300円/特製…350円
味玉子…100円/温度玉子…100円/生玉子…90円/ネギ…100円/こだわりの海苔(3枚)…100円/メンマ…150円/黒バラ海苔…100円

福井県コシヒカリご飯(小盛)…150円/玉子かけご飯(小盛)…250円/鰹節玉子かけご飯(小盛)…320円/イベリコ豚黒バラ胡椒飯(小盛)…350円/禁断のバターチー油飯(小盛)…300円/ご飯物並盛変更…50円

2019/11/27 更新

1回目

2018/08 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

通常利用外口コミ

この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。

ラーメン一期一会 【新店】無化調らぁ麺専門店 牟岐縄屋(むぎなわや) ~浜地海水浴場のオン・ザ・ビーチにあった店より福井市内に移転した店で「縄中華そば(醤油)」&「煮干し中華そば(醤油)」&「極み煮干

訪問日:2018年8月4日(土)

本日は、北陸のラーメンブロガーの重鎮であるあみの3さんと女性ラーメンブロガーのわんふるさんと福井プチラーメンツアー!

そうして、まず、『麺屋鶏っぷ』で3杯のラーメンをシェアしていただいて!
次に向かったのが福井市内に移転して、7月8日オープンした『無化調らぁ麺専門店牟岐縄屋』!

こちらの店は、福井県坂井市三国町にある「浜地海水浴場」のオン・ザ・ビーチに建つ「海運座」にあって…
そのアクセスの悪さから、なかなか訪問できずにいた…

今回同様、あみの3さんとわんふるさんのおかげで、昨年の4月にようやく訪問。
「醤油鶏そば(生醤油)」、「麗しの中華そば(塩)」、「極煮干そば(醤油)」を3人でシェアしていただいた!

どれも、美味しいラーメンだったので!
そのラーメンがアクセスのいい福井市内で食べられるようになって、本当、よかった♪

「La136山口伊三郎家具」のビルの1階にあった『山頭火』跡地にオープンした店に12時12分12秒にやってきて!
本来なら、まず、店頭にあるウェイティングボードに名前を記入して、待つことになる。

しかし、この日は、北海道から取り寄せている麺が届かずに臨時休業していた(--;)
でも、大丈夫!

店主には、今日、行くことを事前に伝えてあったので…
麺が少量しかないので営業はできないけど、スープはできているので、12時過ぎに来てもらえればラーメンは出せますという連絡があったので♪

入店して、1年4ヵ月ぶりに再会した吉田店主と握手をして!
お客さんのいないカウンター8席の席を3人で占拠(笑)

こちらの店、客席はこの他に4人掛けのテーブル席が2卓に2人掛けのテーブル席が1卓。
広くてモダンで落ち着いた空間にゆったりと客席が配置されているのがいい♪

さて、何を食べようか?
券売機にあったメニューは、「縄中華そば(醤油)」と「縄中華そば(塩)」に、「煮干し中華そば(醤油)」、「極み煮干しそば(醤油)」、「鶏絞り白湯そば(生醤油)」の5種類!

そこで、3人プラス吉田店主と話し合って、この中からセレクトしたのは…
まず、一杯目が「縄中華そば(醤油)」!

二杯目は「煮干し中華そば」、三杯目は「極み煮干し中華そば」!
そして、四杯目は、あみの3さんのリクエストで、「鶏絞りました白湯そば(生醤油)」ではなく、メニューにない塩味の「鶏絞り白湯そば(塩)」(笑)

今回は、すべてのスープをいただくため、4杯をシェアしていただくことに!
そうして、まず、目の前のオープンキッチンで、吉田店主が1個作りした「縄中華そば(醤油)」が着丼!

今回は、気を遣っていただき、取り分け用の丼を2つ出していただいたので…
まず、皆で記念撮影して、後は、3等分して麺とスープを取り分けていただくことができた。

吉田店主!
ありがとうございます。

大判の豚ロース肉のレアチャーシューに鶏ムネ肉のレアチャーシューに!
穂先メンマ、笹切りされた長ネギ、小口切りされた九条ネギがトッピングされた美しいビジュアルのラーメン♪

まずは、「日本一しょうゆ」の生揚げ醤油が芳醇に香るスープをいただくと…
東京しゃも、阿波尾鶏、比内地鶏の丸鶏とガラを使って出汁を引いたと吉田店主が話すスープは、地鶏のうま味が口に中に広がって…

それに、昆布と、少しの鰹と宗太鰹かな!?
節のうま味も感じられて…

これ、めちゃめちゃ美味しいじゃないですか♪
昨年、移転前の店でいただいた、水と地鶏だけで作ったスープの「醤油鶏そば(仮称)」も、かなり美味しいスープだったけど…

こちらの方がうま味が強くて!
これは全国でも屈指の味わいのスープだと思う♪

今回、地鶏の種類を替えたのもよかったと思う。
三国の店のときには、純系名古屋コーチンを使っていたはずだけど…

私は、食べて美味しいのは名古屋コーチンでも、いい出汁出してくれるのは比内地鶏だと思っているし♪
名古屋コーチンは、出汁の引き方によっては、ワイルドで、鶏臭さも感じられることもあるので…

そして、このスープ…
飲み終わりのころになると、鶏が香るようになるのもよくて…

これだけいい鶏の出汁が出せるのなら…
一時、封印していた、水と地鶏のスープを復活させてもいいと思う♪

これなら、尼崎に行って、尼崎のレジェンドに味見してもらったら…
合格のお墨付きをもらえるんじやないかな!?

麺は、北海道の函館にある出口製麺から取り寄せているという全粒粉が配合された中細ストレート麺で!
たおやかな口当たりの、モッチリとした食感の中加水麺で!

しなやかなコシのある麺で!
小麦粉のうま味がよく感じられて…

それに、スープとの一体感があって…
スープとの相性はバツグン♪

豚ロース肉のレアチャーシューは、適度な厚みのあるもので!
いいレア感で!

しっとりとした食感に仕上がっているのがよかったし♪
吉田店主によると…

スペインのガリシア栗豚を使っているということだったけど…
肉質のいい豚肉が使われていて!

肉のうま味が中に閉じ込められたチャーシューは、噛むと、ジュワっと肉のうま味が滲み出てくる絶品のレアチャーシューで!
このレアチャーシューは、全国区でも、かなり上位に入ってくる逸品だと思う♪

そして、吉田店主によって、再び、1個作りされたラーメンは「煮干し中華そば(醤油)」!
こちらは、どんな麺を合わせるのかと興味深く見ていると…

吉田店主によって、取り出されたのは、こちらも、先ほどと同じ函館の出口製麺の平打ちの中太ストレート麺で!
それを茹でる前に、手揉みして、体重をかけて押して、縮れを付け始めた。

煮干しスープのラーメンに手揉み麺を合わせるのは千葉の流山市にある店と神奈川県の横浜市にある店で食べたことがある。
ただし、主流は中細ストレートの低加水麺か加水率低めの中加水麺なのに…

そうして、完成した「煮干し中華そば(醤油)」が着丼!
こちらも、大判の豚ロース肉のレアチャーシューに鶏ムネ肉のレアチャーシュー、穂先メンマ、スライスしたアーリーレッド(紫玉ねぎ)、小口切りされた九条ネギがトッピングされた美しいビジュアルのラーメンで♪

先ほどの「縄中華そば(醤油)」と見た目そっくり!
違いは、長ネギか紫玉ねぎの具の違いと、やや、スープの色が違うところか…

煮干しラーメンのスープとしては、やや、濃いめに感じるスープをいただくと…
あれっ!?

いりこ(白口煮干し)と背黒(青口煮干し)の2種類の煮干しのうま味に背黒のビターさも出たスープで美味しい♪
しかし、このスープからは、鶏のうま味に、鰹か宗太節の節のうま味も感じられたので…

それを吉田店主に指摘すると…
「ええ、極み煮干しそばは煮干し100%ですけど、煮干し中華そばは鶏と煮干しを合わせたスープですから…」

なんて言うんだけど…
知らなかった…

「煮干し中華そば(醤油)」は淡麗な煮干しラーメン!
「極み煮干しそば(醤油)」は濃厚な煮干しラーメンだとばかり思い込んでいた(汗)

「鶏と煮干しスープの比率は50:50ですか?」と聞くと…
「ええ、そうです!」と言うんだけど…

動物系スープと魚介系スープを合わせるダブルスープの店の場合…
醤油ラーメンの場合は80:20!

塩ラーメンの場合は50:50にして…
醤油ラーメンの場合は動物系が強いのが多い。

しかし、この会話を聞いていてたわんふるさんから…
「煮干しと鶏のいいとこ取りですね♪」なんて言葉が出たけど…

その通りで、このスープに限っては、この50:50がいい♪
それは、このバランスじゃないと煮干しが生かされないから…

そして、動物系のうま味の上に煮干しのうま味が乗っかっていて!
「縄中華そば(醤油)」もめちゃめちゃ美味しかったけど、これも、同じくらい美味しい♪

そして、手揉みされた平打ちの中太縮れ麺が、また、よかった♪
手揉みすることによって不規則に付けられた縮れが、スープと適度に絡んでくれて美味しくいただけたし!

カタめのムチッとした食感もよかった♪
ただ、もう少し、茹で時間を長めにして、モチッとした、やや、やわらかめの食感にしてもよかったかもしれない。

何れにしても、この麺はいい!
めっちゃ、気に入った♪

そして、3杯目に着丼した「極み煮干しそば(醤油)」!
こちらは、大判の豚ロース肉のレアチャーシューに豚バラ肉の煮豚が載せられて…

穂先メンマ、スライスしたアーリーレッド(紫玉ねぎ)、小口切りされた九条ネギは「煮干し中華そば(醤油)」といっしょ!
こちらものラーメンもビジュアルは美しい♪

こちらは、先ほどの2つのラーメンとは違う琥珀色したスープをいただくと…
ニボッときた!

白口と背黒を水だしして…
翌日、追い煮干しして炊いたといった感じの味わいのスープは…

いりこのうま味も甘味も感じられるスープで♪
しかし、背黒のうま味とともにビターな味わいもガツンと出たニボラー好みの一杯に仕上がっていた♪

しかし、三国の店で食べたときには、これほど煮干しはきかされていなかったのに…
こちらも、美味しくブラッシュアップされていた♪

そんな感想を吉田店主に話すと…
「背黒の出汁を出すのに苦労しました。」

「水にπウォーターを使うようになって、鶏はいい出汁出してくれるようになったんですけど、背黒が、まったくいい出汁が出なくなってしまって…」
「いろいろやって、最終的には、背黒は水道水で出汁をとるようにしました。」

「ちなみに、背黒は水道水で、白口(いりこ)はπウォーターで水出ししています。」
なんて話していたけど…

こだわってるね!
その分、手間もかかるのに(-"-;A...アセアセ

そして、このニボニボスープに合わされた麺は、金沢の石川製麺の中細ストレート麺で!
つるっとしたのど越しのいい麺で!

しかし、パツっとした歯切れのいい食感の…
加水率低めの中加水麺が使われていた!

三国の店のときには、中太ストレートの麺が合わされていて!
このスープにこの麺のセレクトはないよなと思ったので…

ただ、今、思うと…
もしかしたら、吉田店主は、あのときには、青森の津軽ラーメンをイメージしていたのかもしれないけど…

でも、何れにしても、煮干しスープにはバツグンの相性の麺で、この麺の変更はウエルカム!
そこで、吉田店主に…

「中細ストレート麺に替えたんですね。」
「これ、加水率31%ですか!?」と聞くと…

「30.5%です(笑)」
ニヤッとしながら、そんなマニアックな答えが返ってきたんだけど…

自家製麺の店だって、1%刻み。
0.5%刻みで加水率にこだわるとは(-"-;A...アセアセ

そして、スペインのガリシア栗豚の豚ロース肉のレアチャーシューとともにトッピングされていた豚バラ肉の煮豚は…
脂身の甘味を感じる煮豚で!

めっちゃ美味しくて♪
煮干しスープには、豚バラ肉の煮豚が合うよね!

でも、このラーメンだけに、別にチャーシューを用意するなんて…
本当、こだわりが強いよね、吉田店主!

すると、その吉田店主から…
「これ、イベリコ豚使っているんですよ!」なんて、嬉しそうに話していたけど…

本当、スープにしても、麺にしても…
そして、チャーシューまでも、めちゃめちゃこだわってる(-"-;A...アセアセ

そうして、最後に出てきたのは「鶏絞り白湯そば(塩)」!
こちらも、先ほど、『麺屋鶏っぷ』でいただいたのと同じ、関西で流行りの泡系鶏白湯!

豚ロース肉のレアチャーシューにカイワレ、アーリーレッド(紫玉ねぎ)がトッピングされた!
こちらも、とても美しいビジュアルのラーメン♪

吉田店主によると…
「縄中華そば」の鶏清湯スープをとった後のスープに手羽元も加えて、強火で炊いたという乳化した鶏白湯スープを、最後にバーミックス(ブレンダー)で泡立てたもの!

美白なカプチーノのように泡立ったスープをいただくと…
適度な濃度と粘度もあって、鶏のうま味も感じられる♪

ただ、ちょっと、味がボヤッとしていて…
塩ダレとスープが合っていないような…

あみの3さんが、醤油味ばかりなので、わざわざ、気をきかせて塩味をリクエストしてくれたのに申し訳ないけど…
これは、生醤油のカエシで食べてみたかったかな(-"-;A...アセアセ

麺は「縄中華そば」と同じ麺ということだったけど…
茹で時間が違うのか!?

つるモチのやわらかめの食感に感じられて!
スープがいい感じに絡み付いてくれてよかった♪

しかし、吉田店主のラーメンの進化には、本当に驚かさせられたし…
それで、帰り際に、吉田店主に…

「東京出店してください!」
「マジでお願いします!」と言ってしまったくらい…

堪能させてもらいました。
ご馳走さまでした。

PS あみの3さん
わんふるさん

昨夜の『貧瞋癡』ナイトも!
今日の『鶏っぷ』に『牟岐縄屋』への福井プチ遠征も…

そして、最後は、金沢までお送りいただいて…
本当、お世話になりました。

また、北陸遠征に行くときは、お付き合いくださいませ。
ありがとうございました。

メニュー:縄中華そば(醤油/塩)…820円
煮干し中華そば(醤油)…840円
極み煮干しそば(醤油)…900円
鶏絞り白湯そば(生醤油)…900円

2018/10/26 更新

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