2回
2016/08 訪問
泪橋から学大へ。至福のメイさんワールドを堪能。「タイ食堂 バーン・メイ」-<カレー細胞>-
南千住山谷、泪橋の近くに突如現れたタイ料理店「バーン・メイ」。
美人シェフメイさんが作る料理の美味さに感激していたのも束の間、なんと学芸大学に移転との報。
「タイ食堂バーン・メイ」
「バーン」は「家」、つまり「メイさんち」。
たった8席ほどの小さなお店であることに加え、
「メイの家」という店名通り、メイさんの自由闊達な料理世界が繰り広げられる世界観。
とにかく素晴らしい。
けれど、食べログの点数に釣られただけの冷やかし客でお店が埋まらないよう、ネットでの宣伝もどうぞ控えめに。
そっと暖かく応援していきましょう。
詳しい記事はこちらを参照
http://currycell.blog.fc2.com/blog-entry-3092.html
2017/10/10 更新
泪橋のほとりで鮮烈にデビュー、その後学芸大学へと移った「バーンメイ」。
圧倒的クオリティを誇るこのお店ですが、実は今までグルメ情報サイトを含むメディア露出をかなり抑えていたんです。
いわゆる、屋台風タイ料理でもなく、
ローカリティを売りにしたタイ料理でもなく、
もちろんエスニック&パクチーブームに乗っかったお店でもなく、
シェフであるメイさん自身のクリエイティビティに基づくタイ料理レストラン。
10人にも満たないキャパシティの小さなお店だけに、純粋にタイ料理を楽しみたいファンだけに来て欲しいとの想いがあり、露出を控えていたのです。
が・・・!!
メイさんのタイ料理のあまりの美味しさ!
このまま伝えずにいるのは勿体なさすぎる!
なんとか、グルメな方々にこの素晴らしさを伝えたい!
ということで、rettyのイベント機能を使ってささやかな貸切食事会を開いてみました。
学芸大学駅から徒歩2分ほどの場所にありながら、知らなきゃ見つけられない店構え。
「愛」と「花」の間にあります。
こちら夜は基本予約制(当日でも大丈夫です)。
facebookページのメッセージで事前に好みや必ず食べたい品だけを伝え、あとはメイさんお任せがGOOD。
日本人の旦那さんが丁寧にやり取りしてくれるので安心ですよ。
まずは乾杯。
こちらタイビールの他、日本酒なんかも色々揃っているのが嬉しいところ。
★ソムタムトード
こちら唯一事前にお願いしていたメニュー。
「トード」は「揚げ」、つまり揚げソムタムなんです。
ソムタム特有の酸っぱ辛さと揚げた衣の食感が絶妙で、感動すること請け合い。
★ナンガイトード
鶏皮揚げ。
どこか今治みたいですが、ソムタムトードとあわせて食べると食感変化が楽しい!
★ヤムカイトム
茹で卵和えサラダ。
普通にメニューにあってもなかなかオーダーしないであろう品の、意外な美味さが発見できるのは、お任せコースならでは。
★豚豆のラープ
タイ東北イサーン式豚豆(豚の腎臓)の挽き肉サラダ。
くわーっとした辛さの中に豚豆のコリコリ感、これは面白い!!
★ギョウナーム(トムチュウギョウナーム)
タイで日常的に食べられている「ワンタンスープ」。
ヒリッとしている舌をここでリセットして次へと進む流れ。
★ガイタクライ
鶏肉のレモングラスレタス包み。
これがまた素晴らしかった!!
レタスに包まれたかなーりジューシーな具材。
汁をこぼさぬよう、そっと齧ると・・・
レモングラスの突き抜けるような酸味、そのあと爽やかな甘辛さと鶏の旨味がやってきます。
思わず笑顔になる美味さ!!
★ガパオ餃子
同様の名前のメニュー、巷のいわゆるオリエンタルバルとかにもあるかと思いますが、メイさんのは全然違います。
本来のガパオ、つまりホーリーバジルのシャープな香り。
餃子なのに食後感スッキリという面白さ!
★塩ココナッツアイス
食後のデザートまで抜かりなし。
メイさんの料理の特徴、辛い・甘い・酸っぱいの三位一体の振り幅に加え、食感の変化が存分に楽しめた、素晴らしいコース構成。
実に、実にヤバいです。
クリエイティブな本格タイ料理をいただくなら、東京随一、昇天モノのこのお店に改めて注目ですよ!
●「カレー細胞」Facebookページ
https://www.facebook.com/CurryCell
●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell