ウィーンの森の物語さんが投稿した鷹匠壽(東京/浅草)の口コミ詳細

美食考察記:科学的見地・文化的見地、双方による美食の考察

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ウィーンの森の物語 (男性・東京都) 認証済

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鷹匠壽浅草(東武・都営・メトロ)、田原町、浅草(つくばEXP)/鳥料理

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.2
      • |雰囲気 4.2
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2005/02 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.2
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

浅草・雷門にある青首鴨を用いたお狩り場焼きの店


浅草・雷門にある青首鴨を用いたお狩り場焼きの店。
ここは一見さんお断りの店なので、
紹介者なしに入店することは出来ません。

料理はおまかせのコースのみで、
予算は20000円前後(飲物代別)みておけば大丈夫と思います。
ちなみに飲み物の持ち込みは自由です。

メインの御狩場焼の前に蒸した雲丹と空豆、
鳥わさ、雉の刺身、たかぶの塩焼き、すずめ姿焼き、
軍鶏のレバー串、鷹斑焼きなどが供されるのですが、
どれもこれも絶品で、この時点でノックアウトされます。
御狩場焼の番になると、若旦那が登場し、
玉鋼という日本刀の製作にも使われる鉄板を用いて、
頬で温度を計りながら、鴨を部位毎に焼き分けてくれます。
焼いた鴨肉は、お醤油がかかった大根おろしの入った
小皿に入れてもらって食べるのですが、
これが柔らかく、臭みも全くなく、今まで食べて来た鴨肉は、
一体何だったの?という錯覚を覚えるほどウマイです。
ちなみに、大根おろしにつけて食べるのは理由があって、
御狩場焼は、昔、殿様料理で火傷をせぬようにという
心遣いからきているようです。
御狩場焼の後、雑炊か鳥飯を選択出来るのですが、
どちらも甲乙付けがたいほど美味しく、
ハッキリ言って究極の選択と思います。(笑)

確かに、最初の鳥わさの出汁が少し甘いだとか、
御狩場焼は、大根おろしでなく、何も付けずに食べた方が
絶対旨いに決まっている!だとか、
そういった不満は無きにしもあらずですが、
自分にとっては、鴨を食べるなら日本最高峰の一軒です。
皇室関係者のみならず、世界のVIPが来るそうですが、
それも何となくわかる気がします。

接客は良い意味でも悪い意味でも下町的。
大女将は、言葉遣いが荒く、ぶっきらぼうな態度で
一見怖そうですが、実は人情味溢れる
いいおばちゃんだったりしますし、
若旦那も独特の語り口調で会話の内容も面白く、
食事の席を盛り上げてくれます。

ちなみに、店名で「鷹匠」とあるように
昔は、鷹が取った鴨を使っていたそうですが、
今現在は、猟師が撃った鴨を使っているそうです。

繰り返しになりますが、完全紹介制の店なので、
この店に行く機会に恵まれる方は
本当にごく僅かと思いますが、
もし、そういった幸運に恵まれたなら、
何よりも優先して行くべき店だと思います。

2007/02/02 更新

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