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江戸川台駅に近くの住宅街の中にご自宅で美味しい蕎麦を提供されているお店があると伺ってはるばるきました。 車まで来たので、駐車場探し。 これが駅近くなのに大通りにはコインパーキングが見当たらない。。。 Google先生のお力をお借りして、住宅街のコインパーキングを探し当て、徒歩でお店へ。 玄関の引き戸を開けると、そこは完全にご自宅。 中から御主人が登場して、部屋に案内されます。 部屋もカーテンで隠されていますが、仏壇のあるリビング、普段はここで過ごされているのかな? メニューにはつけ鴨もありますが、この日は鴨の入荷がなく、生粉@1,000円に自動的に決定。 蕎麦が来るまで、出していただいた蕎麦のかりんとうをつまみます。 これが蕎麦の素朴な味が引き立っていて、箸がとまりません。 そんな仕草をしているうちに、つけ汁と薬味が運ばれた後に蕎麦が登場です。 ちなみに蕎麦の薬味はわさび、ねぎ、辛味大根です。 辛味大根の薬味はこの辺りでは珍しいですね。 これは期待大です。 肝心の蕎麦はザル上に盛られてます。 全体的には十割らしい色合いで、蕎麦殻の粉も結構で見えます。 そして蕎麦切も綺麗な細切です。 まずは蕎麦のみで一啜り。 外観通りの蕎麦、その風味の強さに完敗です。 しかも十割でこの口当たりとのど越し、もう素敵です。 これが趣味で始めた蕎麦なんですか??と思えるレベルです。 食感といい風味といい、最上の蕎麦です。 つけ汁につけて蕎麦を食べても、蕎麦の味とつけ汁の味が良いコミュニティで美味しいという言葉しか出てきません。 薬味のわさび、ねぎ、辛味大根も交えながら美味しい蕎麦の味変も楽しみました。 最後に濃いめな蕎麦湯で、美味しい蕎麦の〆を取りました。
2023/06訪問
1回
久しぶりの平日休暇、この日は嫁さんと2人ランチでコチラを訪問しました。 御店主の有馬さんは「竹やぶ」で修行をされた方で、御自宅を手作りで改装されたお店もどことなく竹やぶの趣を感じる店構えです。 お店に入り、スタッフの方に2名予約なしを告げると個室へ。 趣のある手作りポップの入ったメニュー帳を見ながら、メニュー選び。 嫁さんとやっぱり思う存分、蕎麦を堪能したいよねと意見は一致して、選んだメニューはこちらで提供される蕎麦3種類が楽しめる蕎麦三昧@2500円、これに単品で旬の野菜の天麩羅@1600円、にしんことこと煮@900円、手づくり豆富@400円、鍋焼き玉子@350円を付けるコース料理を超える贅沢感です。 まずは手作り豆富。 薬味はシンプルな沖縄の天然塩、わさび、金山寺味噌。 まずは豆富のみで一口。 む、むっ、味が濃厚、大豆の風味がしっかりとした本格派、濃厚な豆富です。 塩、わさび、味噌、どの薬味もインパクトありますが、豆富の存在が負けることはありません。 最近は本格的な豆富も増えてきましたが、コチラの豆富はそれ以上の濃厚さです。 続いてにしんことこと煮。 1週間、コトコト煮て仕上げたにしん。 手間暇かかっているのが良く分かる口当たり。 少し濃い目な煮付ですが、にしん独特の小骨も気にならないくらいに煮付けられています。 鍋焼き玉子。 表面はカリッと焼かれて、少し黒めな仕上がり。 でも中はメニューポップに書かれている通り、ふんわり感たっぷり。 砂糖を使っていないので、卵本来の味を楽しめます。 旬の野菜の天麩羅。 この日のネタは安納芋、レンコン、オクラの3種。 どれもカラッと揚がっていて、野菜の旨みを十分に短毛できます。 なかでも安納芋、表面のカラッと感と安納芋の表面カラッと中はねっとりとした味わいはなかなかお目に掛かれません。 秀逸過ぎる品です。 この大きさの安納芋をこんなに仕上げられるなんて、御店主の腕前の確かさに感服です。 蕎麦三昧は粗挽きのせいろ、太打ちの田舎蕎麦、水腰そば。 一品目は粗挽きのせいろ、蕎麦の実を店主が石臼で丁寧に挽いた蕎麦、蕎麦の鬼殻が綺麗に相まっている粗挽きの細打ちは、風味やのどごしを楽しめるように工夫されていて、もう言葉が必要のないレベルの旨さです。 二品目の太打ちの田舎蕎麦は粗挽きのせいろの太目版、太目に仕上げてある分、蕎麦の歯ごたえ、風味が強烈に襲い掛かってきます。 3品目の水腰そば、一品目、二品目よりも加水率が高めに仕上げられた蕎麦、口当たりもしなやかなで、蕎麦の優しさを感じられる蕎麦です。 これは蕎麦好きなワタクシ、完敗です。 本家竹やぶの蕎麦も頂いておりますが、ワタクシ的にはコチラの蕎麦の方が頂いた後の感動が高いです。 これは癖になる蕎麦です。 ごちそうさまでした。