僕がここまで食というものに対峙するようになったのは、
記憶を取り戻そうとしているしているから。
この美食/素晴らしき時間への《うっとり》を深く突き詰めていくと、いつだって思い当たる場所がある。
この大切な大切な感情である《うっとり》はこの世界を生き抜くキーワード的な感情だと思っている。
すべてを官能的に変えるために、目の前の物と自分自身とを。
ここはいつだって、胎内的空間。
呼び起こされる前の子宮内呼吸。
この美しい一皿達を、来るべき自らの誕生に向けて僕は食べる。
失われた記憶を取り戻すために。
新たな記憶を作り出していくために。
食した瞬間に衝撃を受けるような一皿には、決まって口に入れた瞬間に鳴り響く鐘がある。
香りのついた鐘がある。
僕は生まれ落ちた/生まれただけの横浜の匂いを思い出さんとするかのように、
無くした記憶を必死で探している。
「プルースト効果(現象)」ではないが、匂いが記憶を呼び覚ます現象を待っている。
そしてその行為は惚れ惚れする程に官能的だ。
僕がまだ出会っていない一皿はどんなだろうか。
それを考えただけでも、まだまだ広い世界に放られてもいい。
すべてが揺るぎなく美しすぎる/LES COMPTOIRS DE LA TOUR D'ARGENT
'09/09/28
14票 [大きな写真]
空が近い場所、光に包まれる、マークロスコのシーグラム壁画的空間。
'09/03/07
frisco,ここで69年という時代を感じてみる。
'09/03/01
Cafe Deux Oiseaux
'09/02/28
魅惑のイスパハン、僕はもう何も言えなくなる。
'08/08/11
本質はここにもある、ヴァンヴィーノブリュレ 。
'08/07/24
ワインを心から愛する人達だけがわかり合える共通言語/もはや社交場
'08/05/22
偶然出会い、必然的に通うイブローニュ
'08/05/22
食後感ですべてが紐解かれる。
'08/05/03
ルヴァンホクホクホクホクホクホク、ホクホク。
'08/04/28
キュイジーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ (都庁前、西新宿、西新宿五丁目 / フレンチ)
まぶたの奥で感じる美食、ミッシェル・トロワグロ
コート・ドール (白金高輪、三田、田町 / フレンチ)
壊れる事を予想し、そしてそのまま本当に壊れた。黒トリュフのパイ包み。(アルチュールランボオとオネーギン風、ペリゴールの風に乗せて。革命前夜にて)
ナリサワ (青山一丁目、外苑前、乃木坂 / フレンチ)
美しき比率、そして素晴らしく鳴り響くナリサワ
天冨良よこ田 (麻布十番、六本木、広尾 / 天ぷら)
饒舌さも沈黙も共有する今宵の劇場、天冨良よこ田(隣同士を巻き込み/包み込みながら)
石ばし (江戸川橋、神楽坂、茗荷谷 / うなぎ)
もしも鰻華鏡があったなら、迷わず僕は飛び込むだろう。
ル・パッサージュ (三宮(神戸市営)、三ノ宮(JR)、三宮(神戸新交通) / フレンチ)
本物ここにあり、その日は興奮して眠れなかった神戸ル・パッサージュ。
祇園 さヽ木 (祇園四条、清水五条、河原町 / 割烹・小料理)
祇園 さ々木
ピエール・エルメ・パリ Aoyama (表参道、渋谷、明治神宮前 / ケーキ)
魅惑のイスパハン、僕はもう何も言えなくなる。
シニフィアン・シニフィエ (三軒茶屋、池尻大橋 / パン)
洗練さを纏い、凛としてまったく媚びない。
エディション・コウジ シモムラ (六本木一丁目、神谷町、六本木 / フレンチ)
精美な快感を、コウジシモムラにて
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