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'06/01/24
('06/01 訪問)
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餃子(1人前) (200円)
餃子(5人前) (1,000円)
餃子(10人前) (2,000円)
この店を紹介するのは心苦しい。このレビューを見て食べに行っても、食べられない確率が高いからだ。
私も、同居人が人吉出身の上、ご家族が長くこの店を利用している、という強力なコネがあるからこそ、毎回訪れるたびにありつけるのだが、フリで行ってもほぼ、食べられないだろう。
お店の営業時間は、一応15:00~22:00。しかし、営業時間内に行っても閉まっていることもある。定休日は「不定休」。休みすら「思いつき」…
運良く開いていて席に着けても、注文できるとは限らない。なにしろ市内のお得意さんたちの予約分でも毎日何十皿も焼き上げるのだ。焼き担当のじいちゃん、包み担当のばあちゃんは常に黙々と動いていて、オーダーする隙すらない。
オーダーできても、出てくるのは数時間後、ということもあるらしい。また、予約が大量に入っている時にはいったいいつありつけることやら…
それならば電話予約を、と思うかもしれないが、ここにも難関が。このご夫婦、店で見ているとわかるが、なかなか電話に出ないのだ。常に餃子作業で手がふさがっているのもあるが、もはや商売というより、ファンの要望で続けている餃子作りなので、積極的に営業する気はないらしい。というより、早く引退したいらしい。
だから、予約の電話はなかなかつながらない。
よって、この店に「ちょっとドライブがてら、寄ってみる?」
などと甘い考えで出かけるのは無謀だ。できれば、人吉出身者や在住者につないでもらうといい。
そこまでしても食べたい、ここの餃子。私は食べるたびに端で分解したりたれをなめてみたりしてその謎を解明し、自分で再現してみようと試みているのだが、未だにできない。
肉は入っていない。メインはキャベツと玉ねぎ。これを、フードプロセッサーでかなり細かく、ふかふかになるまで粉砕して使っているようだ。だから、サイズの割にぱくぱくいくつでも食べられてしまう。
だから、この店で「1人前」なんてオーダーはあり得ない。最低単位は「5人前」。2人いれば、このぐらいペロリだ。また、5人前だと白い店のプラスチック持ち帰り皿(\100)に1枚分なのだ。家族4人なら、10人前。
この餃子についてくる甘口のたれも、謎だ。けっこうごま油が多くて、九州の甘い醤油を使っているのだと思う。というか、昼間店の裏に捨ててあった一升瓶で確かめた。スパイか、私は。家で再現するときには、ごま油と砂糖・醤油・酢を適当に混ぜると少し近づける。砂糖・油は多め。
市内の人たちは大抵持ち帰りで5人前、10人前、とオーダーしていくが、店で食べることもできる。これにもできれば予約が必要。そして、忍耐力も。でも、焼きたての餃子はほんとうにおいしい。至福。
ただし、店に餃子以外のメニューはない。ごはんはおむすびにして持ち込むこと。また、上記のような状況なので、お店の雰囲気とか愛想とかは期待しないこと。