発行 食べログ出版社
これらの口コミは、Delicious Soldierさんの主観的なご意見・ご感想です。あくまでも一つの参考としてご活用ください。
また、おすすめメニューとその金額はDelicious Soldierさんが任意で登録したものです。お出かけ前は、必ず電話等でご確認ください。詳しくはこちら»
19票 [大きな写真]
20票 [大きな写真]
20票 [大きな写真]
20票 [大きな写真]
20票 [大きな写真]
21票 [大きな写真]
20票 [大きな写真]
23票 [大きな写真]
19票 [大きな写真]
27票 [大きな写真]
27票 [大きな写真]
27票 [大きな写真]
29票 [大きな写真]
27票 [大きな写真]
28票 [大きな写真]
20票 [大きな写真]
25票 [大きな写真]
25票 [大きな写真]
21票 [大きな写真]
24票 [大きな写真]
22票 [大きな写真]
23票 [大きな写真]
21票 [大きな写真]
23票 [大きな写真]
22票 [大きな写真]
25票 [大きな写真]
23票 [大きな写真]
22票 [大きな写真]
19票 [大きな写真]
20票 [大きな写真]
22票 [大きな写真]
23票 [大きな写真]
22票 [大きな写真]
22票 [大きな写真]
21票 [大きな写真]
22票 [大きな写真]
イトヨリ鯛のソテー ピーナツと白胡麻のグリエ 、 フォルムダンペール 洋梨のキャラメリゼ 、 スズキのクリスティアン コキヤージュのペルシェ
| 店名 | キュイジーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ (Cuisine[s] Michel TRIISGROS) [HP] |
|---|---|
| 最寄駅 | 都庁前 |
| ジャンル | フレンチ |
| 住所 | 東京都新宿区西新宿2-7-2 ハイアットリージェンシー東京 1F (地図を見る) |
| TEL | 03-3348-1234 |
| 営業時間 | 11:30~14:00 17:30~21:30 |
2007年9月
トロワグロ本人が来日しての開業1周年記念ディナーコースを頂きに訪問。
料理は全体的に軽い仕上がり。魚料理への火入れは見事でどの料理もジューシィーな状態に仕上げてくる。マグロのたたきにパプリカのソースをかけて食べる料理や、野ウサギのラヴィオリが出てくる等ランチコースも面白くて美味い料理が多い。
ミッシェル・トロワグロのスペシャルコースをオーダー。コースの内容は以下の通り。
○ズワイ蟹とライムのパンナコッタ 他
ズワイ蟹とライムのパンナコッタ、トウモロコシの料理、ポテトを揚げた物の3品。パンナコッタはツルンとした喉越しで少量だがちゃんと蟹の旨味が味わえる。残り2品は正反対の食感。トウモロコシは中身がしっかりと詰まっており、揚げたポテトは中が空洞になっている。
○完熟トマトとアカシア蜂蜜のゼリー
トロワグロの十八番料理の一つ。トマト風味の蜂蜜ゼリーはほんのりと甘くサッパリとした味。完熟のミニトマトはトマトの美味さがぎゅっと詰まっている。
○マスカルポーネと黒トリュフのラヴィオリ ビーツのスープ
最初にラヴィオリが入った皿がサーヴされ、目の前で熱々のビーツのスープを注いでいく。ラヴィオリは暖められておらずスープと合わさった時の温度も楽しんで下さいとのこと。ラヴィオリを食べるとマスカルポーネチーズが口の中にとろけてくる。ビーツのスープは、そのまま飲むと一風変わった味だが、ラヴィオリと一緒に食べるとチーズの味を引き立てていた。
○帆立貝のシャルロット クリームの軽い燻製 オシェトラキャヴィア添え。
ハンペンの様な食感のホタテのすり身の中に枝豆が入っている。外側からは枝豆はまったく見えないため、スプーンをいれるとちょっとした驚きがある。ソースは濃度30%のミルクを七部溶きにした物。このソースがかなり美味かった。
○マトウ鯛のミキュイ 地中海風のコンディメント
マトウ鯛はジューシィーな焼き加減。ソースはケッパーとオリーブのソース。付け合わせはウニ、ドライトマト、アーティチョーク、オリーブ、ケッパー、甘い味付けのレモン。マトウ鯛は淡泊な味でソースも薄味。様々な付け合わせを一緒に食べて、味の変化を楽しむ料理。
○ブルターニュ産オマール海老のグリエ カンカレーズバター
料理の仕上げに目の前で、コニャックを振りかけフランベする演出付き。アルコールが燃えて炎が立ち上る様とコニャックの甘い香りが楽しめる。海老の頭の部分に海老味噌を調理したものが添えられているが、これが抜群に美味い。ソースはカンカレーズバター。たっぷりとつけて頂く。バターとオマール海老の相性もバッチリだ。
○仔鳩 フォアグラ 松茸のキエフ風
メインは仔鳩料理が2種類。股肉をアプリコットと一緒に揚げた物と、ミディアムな胸肉をフォワグラと松茸と一緒にホウレン草で包んで揚げた物。仔鳩の出汁を使ったソースをたっぷりとかけて頂く。股肉は、ほんのりとした甘さのアプリコットが仔鳩の美味さを引き立てている。胸肉はゴージャスな味わい。フォワグラと一緒に食べているにも関わらず、最後に松茸の風味が口の中に残るのが驚きだった。
○フロマージュ
ハードタイプのコンテ、白カビのチーズ、粗塩とつぶ胡椒で味付けしたヤギのチーズの3種類。チーズは比較的マイルドな味わいでかなり美味いが、個人的にはヤギのチーズは塩胡椒無しで純粋な味を楽しんでみたかった。
○ピスタチオのクリーム入りメレンゲ イチゴ添え
サクッとした甘さのメレンゲの容器の中にピスタチオのクリームとイチゴが入っている。添えられているイチゴにも少量のクリームで味付けされている。非常に味のバランスがとれたデザートであっさりと食べられる。
○ショコラの軽いミルフィーユ サフランのグラス
チョコレートクリームをチョコレートパイでサンドしたデザート。サクっとした食感のパイと濃厚なクリームは相性が良く、チョコレートの味が堪能できる。サフランのアイスがアクセントになっており、最後まで美味しく頂けた。
締めはカフェと小菓子が6種類。パンは、ベーコン、クルミ、バシルの3種類でなかなかの味。バターには少量の粒塩が振られている。
38年間三つ星を守り通しているのは伊達では無く、通常よりも更に1ランク美味いコースだった。本人とも会話させてもらったが料理に対する情熱が感じられた。実に美味い料理を堪能させてもらった。
2008年1月
ランチで再訪問。内装は白を基調とした現代的なスペースと、木の梁や柱を用いたシックなスペースの2カ所に大きく分かれている。派手さはないが落ち着いたいい雰囲気のレストランだ。
サービス陣はプロの仕事。料理の説明やサーヴ等もそつが無いが、何より客との距離や間の取り方が非常に上手い。普段は食事のじゃまにならない様な距離にいるが、各テーブルの様子はきちんと把握しており、必要な時のみ素早くやってくる。言葉使いや態度も丁寧で客に嫌みな感じを与えない。料理の写真を撮ることにも快く応じてくれる。このサービス陣のおかげで非常にくつろぎ易いレストランになっている。
料理はキュイジーヌで全体的に軽めの仕上がり。ロアンヌの本店にもあるメニューが提供されるため、日本人の好みに合わせたフレンチとは一線を画しているが、柚や昆布出汁等、日本の食材や技法を取り入れているため料理の中に和の息吹を感じる事が出来る。
料理、サービス共に一流のレストランだが、☆☆獲得後も依然と変わらず割とすんなり予約を取る事ができ、穴場的な存在となっている模様だ。
8,663円(以下税、サービス料10%込み)のランチコースをオーダー。アラカルトで2,772円のチーズを一皿追加した。コースの内容は以下の通り。
○フィンガーフード
粉末状にしたトウモロコシを揚げた物、トロワグロの十八番の一つトマトとアカシア蜂蜜のゼリーを一口大にした物、ゼップ茸のカプチーノ仕立ての3種類。3種それぞれに美味いが、中でも十八番のトマトと蜂蜜ゼリーはミニ料理にしてもトマトや蜂蜜の風味を楽しむことが出来た。
○マグロのスナッケ
外側を焼いたマグロのスナッケに西洋山葵のソース。ゆでたキュウリが添えられており、海苔もちらされている。全部を一緒に食べるとフレンチ版マグロのたたきの様な味わいになる。
○バースニップのウルーデ、洋梨とマロングリエ添え
メニューを見た時はなんの料理だ?と思ったが正体は白人参のポージュ。上に薄切りの洋梨と栗のチップがちらされている。ポタージュは人参の上品な甘さが引き出されており、薄切りの洋梨の甘酸っぱさと栗チップの香ばしさが単調になりがちな味わいのアクセントになっている。
○イトヨリ鯛のソテー ピーナッツと白胡麻のグリエ
ピーナッツと白胡麻が散らされたイトヨリ鯛のソテーと酸味を利かせたエシャロットのソース。付け合わせはアンディーブと甘く煮た金柑。いつもながら魚料理は火入れが抜群でジューシィーな焼き加減。ピーナッツの風味と歯ごたえ、白胡麻の香ばしさ、ジューシィーなイトヨリ鯛、酸味の利いたソースの取り合わせは絶品で、今回の魚料理は特に美味かった。
○仔羊の鞍下肉の真空調理 茄子のマリネ添え
赤ピーマンと豚の網脂で包んだ仔羊のロースト。ソースは赤パフリカと仔羊の出汁を使った物。付け合わせはズッキーニと茄子のマリネ。仔羊の鞍下肉は脂身や癖が無く柔らかい。ソースも仔羊の出汁は利いているがあっさりとした味わい。甘酸っぱい茄子のマリネやズッキーニと一緒に食べると口の中でいろいろな味が合わさって美味い。
○フォルムダンペール 洋梨のキャラメリゼ
アラカルトで頼んだフロマージュ。ロアンヌ本店のスペシャリテの1つでブルーチーズと洋梨のキャラメリゼ。伊達にスペシャリテは名乗っておらず、ブルチーズ自体も相当美味いが、洋梨のキャラメリゼとの取り合わせは相性抜群で味のバランスが非常に良い。個人的には今まで食べたフロマージュの中で1番美味かった。2名で1皿オーダーしたが、二皿に分けてサーヴしてくれた。こういった心配りは好印象だ。
○栗のシェーク
細かく刻んだ洋梨とグレープフルーツの入った暖かい栗のシェーク。ほんのりと栗の風味が利いており、あっさりとした甘さですっと飲めてしまう。
○林檎と生姜のパルフェ セロリのフラッペ
生姜の風味が利いた林檎のパルフェと林檎とセロリのシャーベット。ソースはキャラメルソース。やや強めに生姜の風味が利いたパルフェは、最初は林檎の味がするが最後に生姜の風味が残り不思議と美味い。キャラメルソースをつけると生姜の風味が包みこまれ柔らかな味わいになる。シャーベットの方は青リンゴのシャーベットをまろやかにした様な味わいでサッパリと頂ける。メニューを見た時は正直イマイチそうなデザートだと思っていたが、所詮は素人の戯言、計算された見事な味のデザートだった。
今回は魚料理、フロマージュ、デザートと印象に残る皿が多かった。一皿毎にはさほどボリュームを感じないが、コースを食べ終わるとかなり満腹になる。ランチは面白い料理が多くコストパフォーマンスも中々でお薦めだ。
「春の野菜の庭」、文字通り陽春の庭をミニチュアにしたような幻想的なイメージに惹かれます。
食べずにしばらく眺めていたくなりますねえ・・・。
プチフールも これまた可愛い。他のお皿も うっとりするほど綺麗です。
気軽に利用できる値段ではありませんが、それだけの価値を感じさせる見事な料理ですね。
cha-kun 様
盛りつけ、味共にシェフの独自の世界観を感じることができる料理です。
おいそれと利用できる値段ではありませんが、
満足度の高い料理とサービスがが提供されるレストランです。
『レストラン名』のように、『』で囲むと、レストラン検索のリンクをはることができます。
「http://」で始まるURLは自動的にリンク表示されます。
フレンチの根本の1つに、料理の旨さ=バター・油の旨さと言うのがあると思う。現代フレンチは、バターや油を控え目にして軽目に味わいに仕上げられているが、それでもバターや油の旨みが感じられる料理が多い。対してトロワグロの世界はバターや油の味で勝負していない。旨みの元がカツオや昆布出汁であったりと和の息吹が感じられる。しかしながらフランスの本店と同じメニューも提供されており、日本人向けにアレンジされたフレンチとは一線を画している。イメージ的にはフレンチの素材と技法を用いて作られた会席料理といった感じだ。
店内は落ち着いた内装と、客との距離のとり方が絶妙なサービス陣によりくつろぎ易い空間となっている。料理・サービスともに一流のレストランだが、休日に訪問すると席の埋まり具合は8割程度で、☆☆獲得も割りとすんなり予約が取れるのも嬉しい所だ。
ランチコースは3種類。アミューズ、前菜、魚又は肉、プレデザート、デザート、カフェと小菓子のコースが5,300円(以下税込み、サービス料理10%別)、同じ料理内容でメインが魚と肉両方の場合は7,900円、皿数は同じながら料理がまったく違うコースが10,500円。他にア・ラ・カルトもある。
奮発して10,500円のランチコースをオーダー。コースの内容は以下の通り。
まずはアミューズ3種類。粉末上のトウモロコシを揚げた物、スペシャリテの1つトマトとアカシア蜂蜜のゼリーを一口大にした物等、お馴染みのラインナップ。少しづつバージョンが変わっている事もあり飽きの来ない味わい。
○鰆のタタキと鰹のジュレ
メニューには乗っていないが、コースには毎回登場するアミューズの2品目。サワラのタタキと酸味の利いた鰹出汁のジュレ、上には山葵の葉が飾られている。和の素材が使われているが、盛りつけはフレンチ、味は和洋折衷と言った感じ。万能調味料醤油を用いずに、上手く鰆のタタキを食べさせる料理。
○春の野菜の庭
盛りつけも美しい春野菜を使ったサラダ。火を通した根野菜と生の野菜が半々程度の割合で、甘いルバーブのジュレが散らされている。お好みで酸味の利いた柑橘系のドレッシングをかけて頂く。トロワグロの十八番と言った感じの酸味と甘みが適度に利いた味付けが、それぞれの野菜の個性を見事に引き立てていた。
○鱸のクリスティアンとコキヤージュのペルシエ アンディーブ添え
身の部分がジューシィな魚へ火入れは、相変わらず見事な出来映え。ソースは液体上では無く、羽根付き餃子の様にパリパリに焼かれており、鱸との相性抜群な味付けもさることながら食感が面白い。付け合わせのミル貝他3種の貝も、貝の旨味が上手に引き出されており歯ごたえも丁度良かった。
○オックステールのラヴィオリ マンゴー レモングラス風味のブイヨン
サーヴされた後に、目の前でブイヨンスープが皿に注がれていく。しっかりと煮込まれてたオックステール(牛の尻尾)はすっかり脂が抜けておりホロッとした食感。この料理の一番の楽しみは、サッパリとしながらよく出汁の利いたスープだろう。上品なコンソメスープの様な味わいで、すっと胃の中に収まって行く。散らされたマンゴーの自然の甘みが良いアクセントになっていた。
○苺のジュレとローズマリーのアイスクリーム
写真を取り忘れてしまったため、文章のみでの紹介。苺のゼリーの上にローズマリーのアイスが乗ってたデザート。生姜やローズマリー等単品ではデザートに適さない味を、他のデザートと混ぜて合わせて食べさせる事により、口の中で味の多重奏を完成させるトロワグロ十八番の技法の一つ。計算どおりに見事な味わいになるのは大した物だ。
○キャレ・バナーヌ・キャラメル スパイスミルクのアイスクリーム
パイ生地の上に乗ったキャラメルでコーティングされたバナナとスパイスを利かせたアイスクリーム。キャラメルの苦みにより甘さの際だったバナナと、スパイシーながらも冷たく甘いアイスの組合せは相性抜群。プチデザートとは正反対に単純な味の組合せを楽しむデザート。
料理は酸味の使い方が上手く驚く程軽目の仕上がりとなっているため、フレンチを食べたぞ~と言うガツン感を味わう事は出来ない。しかしながら皿の上にこれだけ見事に独自の世界感を描けるシェフをそうはいないだろう。今回のランチコースは特にそれが顕著だった。一度体験すると、また味わいたくなる世界観だ。
文字数の関係で前回訪問時のレビューはコメント欄に記載。