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おすすめ!!
帆立貝のムース フローレンス風 、 コンソメポアブラード 、 山うずらのロースト
| 店名 | ル・マンジュ・トゥー (Le Mange-Tout) (HP) |
|---|---|
| 最寄駅 | 牛込神楽坂 |
| ジャンル | フレンチ |
| 住所 | 新宿区納戸町22 (地図を見る) |
| TEL | 03-3268-5911 |
| 営業時間 | 18:30~21:00(L.O) |
'08/01/27 ('08/01訪問)
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- :料理・味、
- :サービス、
- :雰囲気、
- :使った金額(夜)/1人
- :使った金額(昼)/1人
- :おすすめシチュエーション










ベテランシェフの腕が冴え渡るミシュラン☆☆獲得のレストラン。ディナーで初訪問。
1階が調理場、2階がダイニングとなっており、14人で満席になってしまう小さな店。店内は派手さは無いものの、ライトな感じの現代風な内装。店内の雰囲気と良く合った音楽も流れている。
サービス陣はカジュアルな服装だが、客への応対はしっかりとしている。訪問時は満席であったが、料理のサーヴも滞りが無く、各テーブルの様子をしっかりと把握していた。14人という席数はシェフ、サービス陣共に、無理をせずに自分達の納得がいく物を提供できる数なのだろう。こうした店のスタイルには好感が持てた。
料理はお任せコースのみで12,600円(税込み、サービス料10%別)。前菜5皿(魚料理も含む)、メイン1皿、デザート2皿の構成。メニュー表はないが、予め頼んでおけば食後に手書きのメニューが貰える。予約は訪問日の丁度1ヶ月前から受け付けており、1月まではジビエコースのため、予約時に問題がないかを確認された。料理に選択肢は無いため、予約する前に現在のコースの内容を確認することをお薦めする。
今回頂いたコースの内容は以下の通り。
○帆立貝のムース フローレンス風
見た目は帆立貝のローストの様だが、中身は柔らかなムースでスプーンで崩せてしまう。ムースは帆立の風味がしっかりと生きている。ソースはホウレン草のクリームソース。帆立とソースの相性も良く、全体的に優しい味わいで、一皿目にピッタリの料理。
○生ウニのピューレ
ピューレは冷たいウニのポタージュの様なイメージ。具に生ウニとシャキシャキとした食感のクワイが添えられている。食べると豊かなウニの風味が口の中に広がって行く。同じウニでも生ウニとピューレの味の違いも面白い。一歩間違えると磯臭くなりそうな料理だが、ギリギリのラインでのバランス感覚が素晴らしい。
○コンソメポアブラード
スペシャリテの1つジビエのコンソメ。野鹿、イノシシ、野ウサザからとった出汁と赤ワインを煮詰めているそうだ。今までにお目に掛かったことが無い濃厚な味わいで、力強いジビエの土台に赤ワインの酸味が程良く利いている。鹿の生ハムも添えられており、そのまま食べるのとスープに付けて暖めて食べるのとで2種類の味わいが楽しめる。しつこくなってしまう手前のギリギリの濃厚さでかなり美味い。
○野ウサギのビトックの煮込み エヴェスタイル
野ウサギの挽肉とフォグラで作ったハンバーグの様な料理。ソースはウサギの血と赤ワインで作ったソース。チーズを混ぜたジャガイモのピュレが添えられている。フランス産よりクセの少ない日本産の野ウサギを使っているとの事。わりと食べやすい素直な味わいで、濃厚なソースやチーズ風味のピュレとの相性も良かった。
○スズキのポワレ ペルーノソース
程良い火入れのスズキのポワレ。ソースはやや酸味の利いた香草のリュキールを使ったソース。オーブンでパリパリに焼いた大きなチリメンキャベツが添えられている。白身魚のスズキを香草のリキュールのソースが、更にサッパリとさせている。料理が運ばれて来た時は、チリメンキャベツのでかさに意表をつかれたが、スズキとの相性はバッチリで逆にもう少しチリメンキャベツが欲しかった。
○山うずらのロースト
胸肉、ササミ、股肉、3種類の部位が楽しめるウズラのロースト。ジューシィーな状態の火入れで、程良く弾力のある食感と凝縮された鶏肉の旨味が味わえる。ソースは赤ワインソース。赤ワインの味付けの料理が続くが、それぞれが違う味わいで飽きのくることが無い。付け合わせはフランス産の茸のプルロット。かなり旨味に富んだ茸だが、ウズラと一緒に食べるとお互いの旨さを引き立てあって更に豊かな味わいとなる。
○林檎のシブスト
シブストは、パリッと焼かれたキャラメルソースの下に柔らかい林檎のコンポートとクリーム。程良い甘さで林檎の風味が生きている。ソースはキャラメルソース。付け合わせは強烈にアルコールの風味がするヴァニラアイス。林檎のシブストとアルコール風味のアイスのコンビは相性バッチリで美味い。冷たいアイスのおかげで最後までサッパリと頂ける。
○抹茶のフラン
締めはカフェとフレンチ版抹茶プリン。和風テイストな味わいで抹茶の風味が濃い。紅茶との相性も良かった。
パンは柔らかいライ麦パンとバケットの2種類。バターはサッパリ味だが旨味の濃い物。パン、バターともに中々の味わい。
長年の経験に裏付けされたシェフの凄みが感じられる料理で、ギリギリの所でバランスが取られておりかなり美味い。一皿毎の食べ応えはあるが、胃もたれする事の無い丁度良いボリュームで幸せな満腹感が得られた。次回の訪問が楽しみなレストランだ。