これらの口コミは、なぢらねさんの主観的なご意見・ご感想です。あくまでも一つの参考としてご活用ください。
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5年くらい前、近所を歩いていた時に見かけ、「あっこれが鶴八さんかぁ…」と、フラリとのれんを潜って以来、なんとなく店内の「たたずまい」と、あれこれの「リズム」が合い、通っている。
ま、イナカ暮らしの当方であるから、「通う」といってもせいぜい月に一回。それもこの頃は「予約」が立てこんでいることが多く、「訪問直前の電話」では、入店可能打率? 3割程度。
意に反して「縁遠く」なっているが、これは別に、嫌いになったからじゃぁない。あくまで「めぐり合わせ」という奴だ。
わたくし、実はけっこう「かん症もち」な傾向があるため、いわゆる「お上手」がうまかったり、「気さくに話しかけられたり」といった接客が苦手。
特にカウンタ主体の、酒が中心ではない飲食店では尚更で、注文を取ってもらったり、お料理の内容について伺うとき以外は、あまり話しかけられず、適度に放っておいてもらうようなのが有難い、と感じるほう。
その点、こちらの「そっけなさ」は、わたくしにとって大いに「お値打ち」。
席に着き、酒を頼み、これを啜りながら寿司だねをツマミに一つ二つ。夏なら「しおむし」、それ以外のときは「たこ」かなにかを、ブツブツっと切っただけのものをもらう。
その後、お寿司をひとつ(一貫)づつ。
飯が固めで、青い背中のおさかなが好きなわたくしにとり、当店の「握りずし」の設えは、まこと具合がよろしい。
時期により品札に載っている「ひかりもの」は様々だが、かならず一通りいただく…と、適切に処理された「おさかな」と「めし」の調和かげんにウットリ! とさせられる。
その他「いか」「こばしら」「えび」「白身のおさかな」などを腹具合と季節に合わせて適当に。特に珍味だとも思っていないから、「まぐろ」は滅多に頼まない。
最後に「おぼろ」の海苔巻きを、お茶と一緒にもらってオシマイ…というのが、ここ数年変わらぬ「わたくしの作法」
この間店主、わたくしとも、特にお愛想を交わすわけではない。
が、お料理が出てくるタイミングと、わたくしの食べるスピードは、緩急がちょうど良くからむので、手持ち無沙汰を感じたり、よその「馴染み客」との会話が気に障ることもない。
適当なところで切り上げ勘定は? というと、シッカリ呑んで(といっても、せいぜい二合)、腹がくちくなるまで喰って一万三千円内外。つまみを取らず、初手からお寿司を取って酒を呑むぶんには一万円でおつり。
「オレの予算」にちょうどよい。
わたくしの当店での過ごし方、モノの喰い方が、果たして「正しい」のか「正しくない」のか知らない。
が、わたくし自身にとって当店が、居心地の良い場所である事間違いない。上記のような呑み喰いをするのが嫌いじゃないヒトにはオススメ。